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【ドラマ】ドリームチーム 庄野社長役についての考察

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第7回

この回は出番が一番多かった。正味だいたい13分くらい。

次に香菜たちが取り組むことになったのはアプリ開発。キッチンカーからえらく飛躍したな、オイww。とりあえず悠一がSEやってるってことで助けてもらうことになったようでしたが(早送りしてるのでほとんど事情把握せずwww)それにも限界があったらしく、プロを頼ることに。茜が見せたスマホサイトを見てようやく面接に訪れた会社だと気づいた香菜、遅すぎww。と、いうことで、庄野の会社にすがることになると。

香菜に会うと「やっと思い出してくれましたかぁ」と言いながら会社を回想したことを語りだす庄野。なんか、仕草や行動やセリフ回しの癖が強すぎww。腰に手を当てる仕草って村上さんよくやるけど、あれ、癖なんかな。

アプリ開発を思いついたのは「普通の主婦だったから」と答える香菜を見る目が据わりすぎててコワイんですけど(汗)。なんか裏で違うこと考えてそうな君の悪さを感じたぞw。さらに、有無を言わさず香菜を外に連れ出してしまう。いやいやいや、もう、普通にヤバい!!

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なにかと思ったら、香菜がやろうとしているマッチングアプリの開発チームの仲間と屋外でオリエンテーションみたいなことをやるためだったらしい。みんな、微妙にソーシャルディスタンスな立ち位置になってますね。今の時代ならではな光景。
中心になって仕切っていたのはちょっとツンケンした態度の武藤さん。釈由美子さんはこういった知的な役が似合います。しかしながら、出てくる単語がビジネス英語交じりだらけで正直難の会話か全く理解不能ww。仲間たちもドヤ顔人が多すぎて…みーーんな「意識高い系」な住人ばかり。私だったらこの人らと一緒にやるのは無理(苦笑)。

案の定、香菜も全く話の流れが理解できていない様子。突然この中に放り込まれた香菜が何を行っているのか聞いてみると…

「ブレスト。ブレーンストーミング。互いにアイディアを出し合って、それをヒントに枠に収まらない”スカイハイ”な発想をみんなで生み出すんだ」

ここぞとばかりに超ドヤ顔で香菜に説明する庄野に嫌らしさも感じたわけですが、ここで一番「!??」となったのはそこじゃない。

「スカイハイな発想」

なんでこのセリフを書いたんだwwww。しかも、直後に微妙な表情する釈由美子さんを映すって・・・どういう趣旨よwwww。

『スカイハイ』、このドラマで私も当時よく見てた。不慮の事故や殺人などで死んでしまった人が訪れる”恨みの門”の番人イズコを演じていたのが、今回武藤を演じている釈由美子さんでした。キメ台詞は「おいきなさい」。死を受け入れるか、受け入れないか、相手を呪い殺して地獄へ行くかの3択を迫り、だいたいが「地獄」選択するパターンだったのを思い出す。

※DVDになってるので興味があれば↓

なので、「スカイハイな発想」と聞くと破滅的な会社なんかなって思っちゃうwww。っていうか、全く意味がよく分からない(笑)。心なしかあの言葉を聞いた釈さん演じる武藤の表情が「地獄へおいきなさい的な」みたいに見えたww。

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さて、発言を求められた香菜ですが、「残り物をどう調理すればいいかAIに考えてもらう」というなかなか画期的な意見を出してきました。主婦ならではの目線だと思いがけず周りからも大好評でつい舞い上がってしまう。

チームはさらによく分からない方向へ香菜を導いていく。7人乗り自転車に乗って「ブレイクスルー!!」って皆で叫んでペダルを漕ぐとか、苦笑いしかないww。ただの意識高い系たちによる自己満足にしか私は見えなかった。っていうか、庄野社長の叫びが一番必死コキすぎだろww。村上さんは大声出したり感情が上に行くとなーんか不自然に見えちゃうんだよなぁ(汗)。

そして極めつけは、チーム全員で瞑想タイム

スティーブ・ジョブズが実践していたからってことでやってるらしいんだけど…、ここまでの流れを見てるともう、洗脳目的の「怪しい集団」にしか見えなくなってしまった(笑)。妙な新興宗教的な雰囲気がプンプンするんですがw。でも、香菜みたいな人はこれに流されてしまいがちかもなぁ。

全ての行事が終わった後、庄野はアプリ「スキマッチ」の資金提供はしないけど経営のノウハウは提供すると提案してきます。こういうところは頼りになる系なんですけど、いちいち仕草が悦に入ってる感じでちょいちょい腹立たしいww。しかも、武藤さんを呼び出すときのガラスの叩き方とかゾワっとするんですが(笑)。
香菜は「チームを信じて走りたい」という庄野の言葉にすっかり感化されてしまった様子。私にはもう胡散臭さが際立って見えちゃって若干引いて見たんですがww、彼女にとっては庄野は神様のように見えるらしい。人はこうして取り込まれていくのかと怖くもある。

「好きなんだ、面白いことが、仕事も…人も…」

このセリフ言ってる時の顔の圧がまたパネェっすwww。獲物に狙い定めた顔だよ、ありゃ。

えっと、庄野社長ってそういうキャラでしたっけ…!?と思っていると、香菜の世話を任された武藤さんがやってきて「いつものパターンだから」とあきれ顔。しかも「ずいぶん趣味が変わった」と捨て台詞的なことまでw。あ、やっぱり、庄野の本当の顔は肉食的な奴ってことなんか。
だとしたら村上さんは的確に演じてるってことなんだろうな。でも何だろう…最初に感じた好感触とは違う違和感が広がっていったわけで…(汗)。なんか、自然味が足りなさすぎるんだよなぁ。

夜はしっかり香菜を車で家まで送る庄野。お礼を言う彼女に「いいドライブになったから」というセリフがあったんですけど、単純に送るための道すがらがドライブってことなんだとは理解しても、雰囲気的に「隙あらば」みたいに映ってしまうのはなぜなのだろうか(汗)。香菜はすっかり感化されているから全く不審に思ってないみたいだし、非常に危なっかしくてイライラするw。

そもそも、帰り際送った後の「俺ってカッコイイだろ」的ポーズがもう、無理ww。

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庄野の会社で会議に参加する香菜と茜。説明を終えた武藤さんに「素晴らしい!」と称賛の拍手を送る庄野でしたが…顔がコワいっ!!あんな顔圧で言われたら私だったらビビッて引いちゃうよ(汗)。全然褒められてる気がしないww。
会議が終わった後、庄野は香菜に「今日出してもらったアイディアはすでに一度誰かが出したものだから」とツッコミ。そのあとの「武藤のようにブレイクスルーを目指してくれれば」っていうセリフがまた癪に障るのよねぇ(苦笑)。

さらに庄野の嫌味は香菜たちの環境にまで及び「高校時代の寮みたいな馴れ合いの自由環境が果たしていいチームと言えるのかな」とキツイ一言が(汗)。私はほとんどドラマの内容見てないので何とも言えないけど、確かにそういう空気はあるかもね。女同士が集まっての”馴れ合い”的なシーンは私も好きではない。茜は「感じ悪っ!」とめっちゃ嫌そうな顔してましたがw、そう言いたくなる気持ちは分かる。

と、そのタイミングで武藤に「子供が熱出した」という電話がかかってくる。今の夫が主夫やってるからと帰ろうとしない彼女でしたが、実はその子供って前のダンナである庄野の子供なんですよね。それなのに「リツくん熱出したんでしょ?」ってまるで他人事みたいな言い方…(汗)。これはかなり嫌な感じだったよ。
しかも、そんな武藤さんの姿にあきれ顔した後に去っていくとき、香菜に向かっての一言も胡散臭さ倍増ww。

「橋本さん、君、最高!スキマッチ、必ず成功させよう!」

あの言い方!!下心がスケスケに見えて仕方ないww。圧も暑苦しい。っていうか、そんなに香菜って面白いか??もうキャラ的にも色々と無理なんですが、このドラマ(汗)。

後日、銀行がスキマッチに話によっては融資をしてもいいと言ってきたことを香菜に伝える庄野。しかし、紹介制をやめて登録制にすることが条件だという。渋る香菜に対して「紹介制はユーザー目線とは思えない」と釘を刺します。その理屈はビジネス経営者としての意見としては尤もだなと思った。香菜はこの世界まだ素人同然だしね。
混乱する香菜に対し「判断は企画者の橋本さんに任せる」と丸投げしてくる庄野。え、まだ新参者の彼女に一任しちゃうって、そりゃあまりにも突き放しすぎじゃないの?あなたのビジネスにもかかわる話なんだから、もう少し話し合ったほうがいいと思うんですが。

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第8回(最終回)

いよいよ完成が近づいてきた「スキマッチ」アプリ。先方も早ければ年度内に話をまとめてくれるらしく、香菜が彼らにプレゼンすることが決まったと伝える庄野。ところが指定された日は香菜の娘・環のピアノの発表会当日。しかし、その事情はビジネスには関係ないとばかりに仕事を優先させるべきだと説得してしまう庄野。

「五年後、十年後のお嬢さんの未来のために」とは言ってますが、ここもなんか突き放した感じですよねぇ。っていうか、表情がすごくこわばっててセリフが入ってきづらい(苦笑)。村上さん、なんでこんなしかめっ面ばかりの表情しかせんのやろうかと思ってしまったw。表情のパターンはもっと磨いたほうがいいのでは。

結局香菜は仕事を優先させることを決め、そんな彼女と握手をする庄野。握った手がアップになったんですが、握り方が若干強くてそのまま襲われてもおかしくないのでは!?みたいな余計な心配が過ってしまったww(最近NHKドラマ攻めてるとこあるからww)。
しかし問題はこの後です。

「プライベートでもチームになりたいと、僕は思ってる。考えといて。僕なら君を幸せにできると思うよ」

は!???

いや、狙い定めてるだろうなっていう胡散臭さはあったけどさ、そもそも「プライベートでチームになりたい」と思えるような魅力を、彼女のどこに感じていたのか全く伝わってこなかったんだけど!?っていうか、セリフがクサすぎてありえないwww。
しかも「僕なら君を幸せにできる」っていう言い方がもう、無理(汗)。前回放送分から見ていても、庄野と香菜は相性が合うとは思えなかったんで。っていうか、結婚したら前のダンナみたいに支配する男だろうなと思った。

この後のシーンもちょこっと見たけど、香菜さん、全く庄野氏のプロポーズを気に留めてない雰囲気だったよなw。彼女にとってはそういう対象になる以前ってことなんだろうなと。

そもそもこのドラマ、色々と古臭い香りが随所に(殆ど村上さんとこしか見てないけど)散りばめられすぎてて胸やけ起こしまくり(苦笑)。さらにそこに庄野の胡散臭い浮いた感じが加わるからなおさらまともに見てられない(汗)。

そして相変わらず車で家まで送ってくれてる庄野ですが…、暗い車内で彼女を見つめる顔がいつ襲ってもいい体制みたいに見えてコワイ(汗)。香菜、無防備すぎてイライラするわーー!!!

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そしていよいよお偉いさんとのプレゼンの日がやって来る。なんか相手を下に見たような態度の人たちでちょっと嫌な感じ(苦笑)。そんな人たちを前にしてちゃんと香菜はプレゼンできるのかと思ってたのですが…、予想外のことを言われると言葉に詰まって次が出てこなくなってしまう。つまり、自分の理想としている形とは違うことばかりを提示されて動揺しちゃってるんだよね(汗)。そこで納得させるような説得をできる人ならいいんだけど、香菜はそういうキャラじゃない。

そんなしどろもどろになる香菜を見つめる庄野の目線が怖すぎ!!!いくら仕事中とはいえ、プロポーズした相手を見る顔じゃないだろ、それはww。

とりあえず堪り兼ねてフォローはしてやりますが、その内容は相手に合わせるためのものであって香菜が納得するようなものではない。ついにストレスが限界に達した香菜は「だいじょばないです(大丈夫ではない)」と言い出して頭を下げてしまう。
皆がそんな彼女に「はぁ!???」ってなってるところへさらに茜が飛び込んできて超険悪ムードに。そもそも、部外者を簡単に会議室まで通してしまうこの会社のセキュリティ対策ってどうなってんのよw。

「この人、今日はお母さんの日だから会議延期させてほしい」と土下座した茜に不審な表情を浮かべまくりの庄野社長ww。まぁ、そういう顔にもなるわな。っていうか、そういう顔ばっかしてる気がするんだけど(苦笑)。
娘のピアノの発表会のことが気になっていた香菜は、恐る恐る庄野の顔を見てみると…

案の定、超しかめっ面www。なんか、絵にかいたような「渋い顔」って感じだったな(笑)。しかし、その直後に飛び出していった香菜に対して叫んだセリフがなんともまぁ…ww。

「ちょっ・・・まってぇ!!!」

えーーとさ、なんか、蘇ってきたヨ、あの相棒での問題シーンがwwww

あんときは「ちょっ、まてーよ」だったけど、それに匹敵する不自然さ(笑)。なんでもっと自然に聞こえるような叫び方できないんだろう(苦笑)。なんか、色々とガチガチなんだよねぇ。だからどうしても浮いて見えちゃう。

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結局、会議は茜の土下座空しく「ブレイク」してご破算にww。そりゃそうでしょ。責任者が突然「大丈夫じゃない」って言った後に途中ですっぽかして部屋飛び出して帰ってこなくなるわ、部外者が土下座して自分にやらせてくれといってくるわ、そんな人たちが関わってるアプリに出資しようなんてふつうは思わないっしょ!

で、庄野さんはというと・・・

「あんな馬鹿だったとはなぁ…、彼女」と呆然自失状態(笑)。村上さん、背が大きいからダイノジ状態で寝そべるソファもそれなりに大きくないとねww。
それにしても、彼女のどこをそんなに買っていたんですかねぇ、庄野社長。彼が買いかぶるような、パートナーにしたいと思うような片鱗、香菜には私は感じませんでしたけど。武藤さんが「ターゲットにする女のタイプが変わった」って以前言ってた通り、その目が曇ったということか。

っていうか、すごい力の入った圧ありありの表情で彼女を見ることは多くても「プライベートでチームになりたい」と思える節のある表情って庄野社長からは一度も見たことなかったんですが。セリフも陳腐で胸やけ起こしそうなものだったけど、少しも説得力を感じさせられなかったのもダメだった気がする(ファンではあるけど、違和感についての毒は言わずにはいられないものでスミマセン)。

結局スキマッチは武藤さんが担当することになるわけですが、それを提案された直後の庄野さんの表情が…

最高級に目が据わりすぎて怖いんですけどっっ!!!!

なんでそんな顔で武藤さんを見たのか分からない(汗)。あれ、犯罪者役の時の顔に近かったんですがwww。最後の最後、武藤さんの本心を聞いた時には緩い表情になりましたが、なんか色々と分からない人物だったよ。

ちなみに、最終回の個人的ヒットは…

心を入れ替えホワイト男性になった圭吾が娘の発表会で突然歌い出したシーンですね。ピアノの発表会で突然予定にない曲を弾き出した上に関係者たちがそれに合わせて歌い出すという超カオスな場面でしたが(笑)、圭吾を演じる前川さんのなかなかの美声に「おおっ」となりましたww。

正直、ドラマはかいつまんだ部分しか見ていませんでしたが…それだけでも、やたら古臭い設定やシーン、セリフの連続で胸やけ起こすレベルの作品だったなという印象しかないです。そもそも最初に心折れましたので、そんな人の感想だということはご了承ください。

村上さんは出番的には多い方でしたが、最初こそ「いいかも」と思わせてくれたものの最後のほうは微妙に感じることのほうが多くて(苦笑)。ネットのドラマに関する発言もちょこちょこ見たんですが、『真田丸』の頃からのファンの方以外は「イケボ社長」って声ばかりで芝居についてはほぼ皆無だった印象が強い。
低音の美声はいいんだけど、そこの域から出たお芝居をしないといつまでたっても「イケボの人」としか見てもらえないような気がする。村上さんには役者としてもっと冒険してほしいし、もっと違うバリエーションのお芝居を見せてほしいです。

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