【過去ドラマ振り返り】連続ドラマ『2001年のおとこ運』

田辺誠一さん出演の過去ドラマを勝手に振り返るシリーズの第7弾は、フジテレビ系列で放送された連続ドラマ『2001年のおとこ運』です。田辺さん、けっこうフジ系ドラマ多かったなぁと改めてw。

これまでの田辺誠一さん出演作品感想レポ

田辺誠一さん出演作品感想一覧
田辺誠一さん出演作品感想一覧
田辺誠一さんが出演した作品の感想

当時としては視聴率があまりよくなかったからか、ソフト化まではいかなかったようです。さらには出演者の一人がのっぴきならない問題を起こしてしまったことも災いし(汗)再放送することすら難しい状況になってしまいました。

でも私はこの作品が大好きで毎週欠かさずビデオ録画wしてました。
特に田辺さんが演じた天羽良之のキャラがホントに魅力的。脚本担当が『ガラスの仮面』の殆どを手掛けていた野依美幸さんだったのですが、このドラマでもとても素敵キャラに描いてくださってました。野依さんが田辺さんに大きな信頼を置いていたことも伺い知れるような作品だったと思います。

それだけにあの問題が起こる前にディスク化してほしかったのですが…うーん、惜しかった。

以下、『2001年~』の中の、特に天羽さんについてピンポイントで少し振り返ってみたいと思います。

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連続ドラマ『2001年のおとこ運』

概要

放送:2001年01月09日~03月20日(火)22:00~22:54 フジテレビ系列<全11回>

脚本:野依美幸

主題歌:JUDY AND MARY「ラッキープール」

田辺誠一さんの役:天羽良之(レギュラー出演)

主演:菅野美穂

その他主な出演者:押尾学、 片瀬那奈、有坂来瞳、海東健、泉谷しげる、山本未来、森口瑤子、吹越満、ほか

あらすじ:

なんでおとこ運のイイ人とワルイ人がいるんだろう?来年こそ絶対に幸せになってやる!!

恋や未来に、ほんの小さな夢を抱いている普通の23才の主人公が漠然と結婚を意識していた彼氏に逃げられた!しかも、クリスマスに・・・。“ごく普通”を望んでいただけなのに・・・。来年こそ幸せになってやると思っていたのに・・・。
私だけが不幸だ、なんで私が?といつもくじけ、運がないとか、だれのせいだとか。
前を向いて歩いていきたいのに、壁にたくさんぶつかっている主人公、柚木あたる(菅野美穂)。幼なじみのカヲル(押尾学)や天敵の妹、さくら(片瀬那奈)が順調そうに見えて羨ましかったり、嫉ましかったり。その上、突然出会った、天羽(田辺誠一)には、恋人に逃げられたことをからかわれたり…。しかし、彼らもまた、主人公のあたると同じようにあがいたりもがいたりしているのです。あたるも、そして彼女を取り巻く全ての人も、幸せ探しをしているのは同じ。そんな彼女たちの幸せになるための悩みを毎回テーマに入れ、主人公・あたるの成長を描いていきます。

フジテレビHPより引用>

このドラマの最大の魅力は、女性から見ても可愛くて仕方なかった菅野美穂さん演じる柚木あたると、当時の田辺誠一さんの良いところが全て詰まっていたともいえる天羽良之の二人の会話劇と心の距離が縮まっていくまでのストーリーだと思います。

どちらかというとそれまで「普通」からはちょっと遠いキャラを演じることが多かった田辺さんでしたが、天羽は飄々と生きているように見えながらも実は心に葛藤を抱える青年役で、こういう人っているよねって思えるような人物でした。
田辺さんは実に軽やかに、時に切なく、時に可愛く、時にコミカルに、本当に様々な表情を絶妙な匙加減で演じてくれました。いい意味で楽に役を生きていたのもすごく良かったなぁ。大好きでした。あれは惚れるw。この作品で田辺ファンになった人が増えたのも頷けます。

各話振り返り感想

第1話

主人公の菅野美穂さん演じる柚木あたるは、2000年のクリスマスイブに恋人の「ケンちゃん」に逃げられてしまった。その失恋の傷がいえないままの大晦日、海沿いの通りで偶然彼とカウントダウンをしながら飛ばすはずだったクジラの風船が漂っているのを見つけます。その傍にいたのが、”言葉を売る詩人”と称する田辺誠一さん演じる天羽良之でした。

天羽はあたるに心当たりがあったようで、ちゃっかり1000円を受け取り「何か好きなこと話して」と促します。失恋のショックから立ち直れないあたるは海を見つめながら「ケンちゃん」への想いを涙ぐみながら語っていく。「同棲記念日に出ていくことないじゃんか…」と泣きながら未練を語った時、その姿を天羽がハンディカメラで撮影したことに気づいて驚くあたる。

天羽の行動に憤りを隠せないあたるでしたが、彼は全く悪気がなくてw。

それどころか突然彼女を抱きしめ「言葉よりもこっちのほうが欲しそうだったからさ」と笑う天羽君w。これ、普通に考えたらぶっ飛ばされてもおかしくない状況なんですが(笑)そういう重いテイストじゃなくて、あくまでもライトで明るい雰囲気で描いているのがこのドラマの面白い所かなと思います。

とりあえず、こんなことがあったので・・・あたるの天羽の第一印象は「最悪」でしかありませんでした。

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第2話

大晦日、あたるは幼馴染で元恋人のカヲルと一緒にカウントダウンでクジラの風船を飛ばしますが、年が明けたばかりの夜に部屋の電化製品を売り払われてしまった。この時あたるの家電を強引に引き取っていったのが「ケンちゃん」から依頼されたという天羽クンだったのです。実は彼はリサイクルショップの店員でもありました。あたるは大好きなコタツまで持って行かれたことで、さらに天羽への印象を悪くしてしまいます。
天羽くんも全くそのことに関して悪気がなくて、サラ~っと「じゃあな」とあっけらかんとしながら帰ってくんですよねw。

その後怒りが収まらないあたるが、神社で引いた「凶」みくじをガムにひっつけて天羽のリサイクルショップにバシっと怒り任せに貼り付けて「おぼえとけっ!!」と走り去っていくシーンがめっちゃ可愛かったですw。しかもその現場を、買い物から帰ってきた天羽くんが一部始終見ちゃってる(笑)。この時点では「なんだ、あの変な小動物は?」みたいにしかあたるのこと思ってないw。

その後もう一度リサイクルショップを訪れたあたるは、自分のこたつに「凶みくじ」が貼りつけられてるのを見て気まずくなるw。こういうシャレが効いてるところも天羽くんの魅力だったりします。そして改めて『6000円』の値札を貼り付けちゃう(笑)。

売値よりも倍の値段をつけた天羽に不快感をあらわにするあたるでしたが、それよりも気になっていた「ケンちゃん」の行方について尋ねてみると…「いまさら自分を捨てて逃げた男の居場所知ってどうすんの?」と返されてしまう(居場所は知らないと付け加えることも忘れてないw)。
その後、あたるの妹さくらの不倫相手で吹越満さん演じる伊倉が訪れたことで、あたるは「こたつ売らないでよ!」と叫んで店から飛び出していってしまいました。

その後会社をクビになってしまったあたるが再びリサイクルショップを訪ねると、こたつの値札が『9000円』にアップしていたw。気分で変えちゃったと全く悪気がない天羽くんに絶句するあたるw。
ムカムカしていると、天羽はあたるが初めて会った日に「ケンちゃん」への想いを涙ながらに語っていたのを録画したビデオを見始める。天羽くんはあたるをからかうことに快感を覚え始めているわけですw。

さらに腹立たしくなったあたるはビデオのスイッチを強引に切って立ち去ろうとする。そんな彼女に天羽はこたつの裏側に書かれてあった「正」の字の意味を尋ねます。答えようとしないあたるに「男にしろ、こたつにしろ、執着すればするほど求めるものは逃げていく。そう思わないか?」と率直な意見を言ってしまう。それに対して何も言い返せず涙目になりながら去っていくあたるが可哀そうだったなぁ…。彼女にとっては図星だったんだよね。
今回ばかりは天羽くんもちょっと罪悪感を感じたようでした。

しばらくして再び戻ってきたあたるは、店に掲げてあったコタツを天羽の前に置き、「正」の字の意味について彼に想いを激白します。コタツを買ったのはあたるで、どんな辛いことがあってもこのコタツと共に乗り越えてきた。「正」の文字はあたるが東京に出てきてから乗り越えてきた辛かった出来事の回数だったのです。

「傍から見たらおかしいかもしれないけど、私にとってコタツが唯一安心できる場所なの。居場所なの!!これでも精いっぱい生きてるのよ!!私なりに精一杯生きてるの!!」

心にため込んでいた想いを一気に吐き出したあたる。そんな彼女に吸い込まれるように、天羽は突然予想外の行動に出ます。

抱きしめたときは「からかう」気持ちしかなかったけど、あたるの激白を聞いたこの時の”キス”は突然彼の中に眠っていた気持ちの何かが動いたって印象が強かったです。現場を目撃して怒ったカヲルに問い詰められたときには「ボランティア」といって笑って誤魔化そうとしちゃいましたが、まだ彼もその気持ちが何か分からなかったんだろうなと。あたるはただただ狼狽するしかないんだけどw。

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第3話

その後いろいろスッタモンダはありましたが、あたるは結局カヲルから9000円を借りてコタツを買い取ることにします。背中に背負ってヨタヨタしながら必死に道を歩いていると、後ろから車で来た天羽が「乗せてやってもいいよ」とニヤニヤしているw。でもあたるはその言葉に素直に答えることができず、結局一人で抱えて持ち帰ることに(笑)。ここで呆気なく「あっそ、じゃぁね」と言いながら去ってしまう天羽くんの面白いところでもある。あたるとこういったやり取りすることに、彼自身すごく楽しんでしまってるんですよねw。

でも、あたるがアパートに到着すると天羽くんが待ち構えてて、強引にコタツを取り上げたかと思うとちゃんと部屋まで運び入れてくれる。あたるは意外な天羽の優しさにちょっとこれまでと違った感情が芽生えるのでした。
そんな彼女に「うちの店でバイトしないか?」と誘いをかける天羽。その言葉を素直に受け入れられず「何を企んでるのよ!?」と問い詰めると「お前に惚れたから」と突然告白めいたことを言われドキリとするあたるw。そんな彼女の様子を面白そうに見て笑いをこらえながら

「その腕っぷしにな」

と付け加えるところが天羽くんのニクいところです(笑)。そんな態度に腹を立て、あたるはバイトの話も断ってしまいましたw。その後就職活動にいそしみますが、なかなか採用される気配がない。店の前を通りがかるあたるを見つけると、ついつい彼女をからかってしまう天羽くんw。

しかしどんなに奮闘しても結局就職先は見つからず、幼馴染のカヲルも妹のさくらも、それぞれのパートナーと二人だけの時間を過ごしているなか誰も一緒に過ごす人が見つからず孤独を感じてしまうあたる。そんな彼女が向かった先は、天羽の店でした。
顔を合わせるとついついじゃれ合うように言い合ってしまう二人ですがww、なんだかんだでめちゃめちゃ楽しそうなわけです(笑)。

あたるはついつい天羽の前で一人になったことを愚痴ってしまうと、ふいに「寂しいときは寂しいって言えばいいじゃん、泣きたいときは泣いていいんだよ」と声をかけられる。このセリフ、『ガラス~』で速水さんがマヤにも言ってたよなww。野依さん、狙ったな(笑)。
ところが、速水さんと違うところは、天羽くんがこのセリフを言った直後に「そう言うこと言われたいんだろうな~!お前みたいなタイプw」ってからかうように笑っちゃうところなんですよねw。そして「店番頼むな!バイト料払うから」と言ってどこかへ颯爽とバイクで出かけていってしまう。

あたるは寂しさからか、ショップに置いてあったお酒を飲みまくり酔いつぶれて眠ってしまいました。戻ってきた天羽はそんな彼女に呆れてしまうのですが、ちょうどそのタイミングであたるを捨てた男「ケンちゃん」からの電話が鳴り響く。

ここで勝手にその電話に出てしまうのが天羽くんのすごいところww。しかし、出たとたんに電話を切られてしまいます。この時彼の心がちょっとざわつくんですよね…。さらに酔いつぶれたあたるを簡易ベッドに運んで行こうとした時彼女に抱きつかれてちょっとドキっともしてしまう。

翌朝、下着姿で天羽の横に眠っていたことに気が付いたあたるはビビッて動揺してしまうのでしたw。

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第4話

狼狽えるあたるを楽しそうにからかう天羽くん。結局二人の間には何もなかったということであたるは安心するのですが、「ケンちゃん」からの電話に天羽が出たのを知ると憤りを隠せず呆然。そんな彼女を尻目に知らんぷりする天羽くんw。

店番した分のバイト代を彼女に支払うと、強引に仕事を増やす天羽。言われるがまま一緒に家具を運ぶあたるでしたが、はずみで10万円の花瓶を割ってしまう。その瞬間に「バイト決定!」って強引に決めちゃうときの田辺@天羽くんがめっちゃカッコよかったw。
そんなわけで、あたるは不本意ながら天羽のリサイクルショップで働くことが決められてしまいました。

仕事中の天羽くんはけっこうなスパルタで、重い荷物で唸っている彼女に対し「次あれな」と指示を出すだけで手伝ってくれませんw。ブーブー文句言いながらも必死にタンスを荷台に積んでいた時、道の向こう側に「ケンちゃん」が歩いているのを見かけたあたるは急いで彼の後を追いかける。しかし姿を見失い結局会えないまま戻ることに…。
そんな彼女に天羽は「いまさら追いかけてどうするんだよ?」と問い詰める。そんな彼に「逃げた理由が知りたいだけだよ」と憮然としながら答えるあたる。

ある日の夜、あたるはなんとか自分の中から「ケンちゃん」を忘れようとして天羽に「抱きしめてほしい」と頼み込みます。この時彼女には「LOVE」の気持ちは全くなくて単に天羽を働くパートナーとして好きになれたらという意味で申し出てる。その言葉を聞いた天羽が「俺そんなに嫌われてるの?」とちょっと凹んじゃうシーンが可愛かったw。
そんな彼女の申し出を天羽は断固断ろうとしていたのですが、「あー、逃げてる!」と挑発されて渋々OKすることに。

いざ抱きしめるとなった時にあたるから「気持ちが籠っていない」と指摘されて苦笑い。その瞬間、彼女は自ら天羽にギュっと抱きつくのです。

突然あたるに抱きつかれた天羽は思わず動揺し、いつの間にか彼女のことをギュっと抱きしめてしまう。ところが、あたるは全く彼の行為にトキメキを感じることができませんでした(汗)。そんな彼女に苦笑いするしかない天羽くんがちょっと気の毒なシーンでした。

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その後、あたるが店を離れたときに再び「ケンちゃん」から電話が入ります。そしてまたもやその電話を取ってしまう天羽。そして彼女へのそれまでとは違う気持ちが芽生え始めていた彼は思わず「いまさら何の用だ?お前が捨てて逃げたのにいまさら話すことないだろう」と吐き捨ててしまう。
そこへ戻ってきたあたるは勝手に対応した天羽に激怒。そんな彼女に「話してどうすんだよ!?お互い傷つけあって終わり、疲れるだけだ」と言い返す。ところがあたるは「それだっていいじゃない!」と反論。

「あなたは相手と向き合ったことないの!?分からないままズルズル引きずって生きていくことなんて私にはできない」

そう言いながらぼろぼろ涙を流すあたるを見て、天羽の気持ちのなかに苛立ちに似た気持ちが湧きあがってしまいます。「ケンちゃんのことが忘れられない、こんな気持ちあなたには分からないわ!」と泣きながら訴えるあたるを目の当たりにし、心のざわつきを抑えられなくなった天羽は強引に彼女を押し倒そうとしてしまいました…。
あたるは「バカにしないで!」と泣き叫んで店を飛び出していってしまう。

その現場を目撃してしまったカヲルの想い人の洋子は「あなたはいつも人との間に距離をとろうとしている」と天羽に指摘します。

「本当に愛してしまうのが怖くて心を隠してしまう、裏切られるのが怖くて隠してる。傷つけたり傷つけられたり、そんなのにはもう疲れてて…。だから、本音で向かってくるあたるさんが痛い」

洋子の鋭い指摘に天羽は反論することができませんでした…。あたるの存在は天羽にとって思った以上に大きくなっていたのです。

その後訳あって銭湯へ行くことになったあたるたち。そこでそれぞれのパートナーと鉢合わせしてしまいます。あたるは気まずくなるのですが、天羽はそんな彼女をからかったりしててw自然と前と同じような雰囲気に軌道修正してしまいます。

「あしたバイト来るんだろ?」といたずらっぽく聞く天羽に、あたるは渋々OK出すしかないw。その時、偶然銭湯へ来ていた「ケンちゃん」こと砂山健が新しい彼女と一緒に現れた。健を殴るカヲルと、呆然とそれを見つめるあたる…。

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第5話

カヲルに殴られた健を見て呆然としていたあたるを見た天羽は「いくぞ、あたる」と言って彼氏の真似事をする。元恋人の前でどう振舞っていいか分からないあたるを助けたこの時の天羽くんはめっちゃカッコよかった!

その帰りにラーメンの屋台に立ち寄った二人でしたが、あたるは恋人のふりをした天羽を責めてしまう。それに対して「あのままじゃお互いしんどいだけだろう」と切り返す天羽。さらに付き合う宣言した時にあたるが否定しなかったのは「傷つくことを避けてたからだよ」と指摘する。

ほぼ図星を突かれて涙目になっていくあたるを見た天羽は、彼女の頬を優しく包んで「強がったって仕方ないだろ」と元気づけようとします。こういう仕草するときの田辺さん、ほんと魅力的なんだよなぁ。『ガラス~』の時もそうだったけど、手の添え方がとにかく優しくて温かいのです。

翌日、リサイクルショップでいつものように憎まれ口をたたき合ってじゃれ合う二人。あたるをからかってる時の天羽くんはホントに楽しそうですw。あたる的には「むかつく~」って感じですがねw。
しばらくして、あたるは仮病を使ってリサイクルショップを早引けしました。彼女の目的は、健を銭湯の前で待ち伏せすること。ところが、いつになっても健は現れず・・・その代わりに銭湯に来ていた天羽に見つかってしまうw。思わず逃げてしまったあたるを天羽は楽しそうに見つめるのでした。

そしてようやく健と彼女が現れる。あたるは健と二人きりになり、恐る恐る以前なぜ電話してきたのかを尋ねる。すると「お金が欲しかったから」という冷たい回答が返ってきた。激しいショックを受けたあたるは一人になって「ひどいよ…」と涙を流す。
そんな彼女の様子をこっそり見ていた天羽は、あたるに缶コーヒーを渡して深くは聞かずに帰っていきました。彼なりの思いやりでした…。

その夜、天羽が一人で店で飲んでいるとカヲルが突然訪ねてきて「あたるとは本気なのか」と問い詰める。そんな彼に「こたつ虫(あたる)のおとこ運の悪さは君が原因だな」と皮肉を言う天羽。どこか図星を突かれた気持ちにさせられたカヲルは不機嫌そうに帰ってしまう。

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翌日の夜、未だに健のことを吹っ切れず悶々としながら仕事をしていたあたるを見た天羽は、彼女を強引に早退させる。雪道をしょんぼり帰っていくしかなかったあたるでしたが、家に帰ってしばらくすると天羽が電気ストーブを持って現れました。健が売り払ったストーブを「これ値段下げても売れないから」ってからかうんだけど、実際のところは売れないように目立たないとこに置いていたような気がします。

それと同時に健の新しい恋人・典子が訪ねてくる。一人で話を聞くのが不安だったあたるは、強引に天羽を引き留め一緒に聞いてほしいと頼み込むのでした。仮にも典子の前で「恋人だ」と振舞ってしまった手前天羽も断ることができませんでしたww。
すると典子は健があたるからもらったお金を返し、健と付き合い始めたいきさつを語りだす。あたると彼が出会う前に付き合ったことがあったと告げ、どうしても諦められなくて元鞘に戻ったと言い放つ典子。そして「私、健ちゃんの子を妊娠してるの」と衝撃告白する。

さすがのあたるも「これ以上もうどうにもできない」と諦めモードになりますが、そんな彼女に天羽は「忘れたふりして生きて行けないんじゃなかったっけなぁ~」とふっかけて帰ってしまう。いつの間にか天羽くんは「逃げない」生き方をするあたるのことを受け入れてやってたんですよね。
天羽はアパートを飛び出し健の元へ向かおうとしたあたるを自分のバイクに乗せて健の元へ連れていってやります。こういうさりげない優しさもホント好きだなぁ~~。惚れるよね、これは。

健と典子の前で天羽とは付き合っていないと告白するあたる。「嘘ついたまま忘れたふりも傷ついてない振りもできない」と語り、涙をこらえて別れを告げた彼女を天羽は優しく見守っていました。
リサイクルショップに戻ったあたるは健との思い出の写真を焼く。うつむいたまま顔を上げられない彼女を見た天羽は「こういう時こそ、”抱きしめてくれる?”って言うんじゃないのか?ほらっ」と告げて自分の胸を差し出します。

天羽の胸に飛び込んだあたるは彼の温かさに触れ号泣。そんな彼女を愛しそうに抱きしめる天羽くんの優しさに思わず見ているこちらも泣けてきてしまう、素敵な良いシーンでした。彼の中で確実にあたるへの想いが動いてるんだなとも受け取れる名シーンだったと思います。

ところがその直後、あたるの体に異変が…(汗)。まさか妊娠してる!?

第6話からの続きは次のページにて。