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土曜ナイトドラマ『モコミ』第1話感想

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2021年1月ももうすぐ終わるという時にこちらのブログ新年初投稿(汗)。また今年もマイペースにチマチマ記事を書いていこうと思います。よろしければお付き合いくださいませ。

さて、2021年はさっそく田辺誠一さん出演作品のドラマが登場しています。民放とNHK大河ドラマ(大河は2月14日より)。かなり嬉しいので、久しぶりに感想など書いていこうかなと。
ちなみに、ドラマ全体感想にも少し触れますが…基本的には田辺ファン目線になってしまうと思いますのであしからず(笑)。

ということで、2021年1月からスタートしたテレ朝系のドラマ『モコミ』についてちょいちょい触れていきます。

基本的にネタバレありですのでご注意を。

これまでの田辺誠一さん出演作品感想レポ

田辺誠一さん出演作品感想一覧
田辺誠一さん出演作品感想一覧
田辺誠一さんが出演した作品の感想

土曜ナイトドラマ『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』第1話

放送:2021年01月23日(土) 23:00~23:30 テレビ朝日系列

脚本:橋部敦子

主題歌:GENERATIONS from EXILE TRIBE『雨のち晴れ』

田辺誠一さんの役:清水伸寛

主演:小芝風花

その他主な出演者:富田靖子、工藤阿須加、加藤清史郎、水沢エレナ、内藤理沙、橋爪功

あらすじ:

 小さな工場で不良品のチェックをしている清水萌子美(小芝風花)。仕分ける速度が他の従業員に比べて速く、黙々と仕事をしていた。
ある日のこと。萌子美は他の従業員が仕分け終わった部品に不良品があるのを見つけ、思わず「その子、ケガ――」と言いかけてしまう。実は萌子美には、感情を持たないとされているモノの気持ちがわかってしまうという繊細な“感覚”があったのだ。幼い頃はこの感覚を隠すことが出来ず、モノの気持ちを“代弁”することで、周囲との間に波風を立てることも少なくなかった。

<公式HPより抜粋>

幼いころからほかの子供とちょっと違う感性を持っているせいで小さなトラブルを起こしてきた萌子美(モコミ)。そのたびに誤って体裁を整え続けてきた母・千華子は神経が休まらない日々を送っていました。それゆえ、萌子美が大人になっても何かと敏感に彼女の言動や行動に反応してしまい上手くコミュニケーションをとることができません。

萌子美のようにちょっと特殊な感性(モノの気持ちが分かってしまう能力あり)のある人は現実社会にはそうそういないと思いますが、他と違う感性を持っている子供さんを持つ親御さんは少なからず千華子の心の焦りのような部分が分かるのかもしれないなと思いながら見ていました。
ドラマを見ていると、なんでお母さんもっと萌子美とじっくり向き合おうとしてくれないの?って感じてしまうんですけど(苦笑)、あのように神経質になってしまう気持ちも理解できないわけではないのでそのあたり複雑なところではあります。

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それにしても、萌子美役の小芝風花さん、めちゃめちゃ良いですね!NHKの朝ドラの時にはあまりパっとしない感じだったけど(ごめんね)「トクサツガガガ」あたりから素晴らしいコメディエンヌっぷりを発揮してグングン実力を伸ばしてきたように思います。
昨年の「妖怪シェアハウス」ではテンション高いながらも繊細な表情が生きていて楽しませてもらいましたが、今回は一転して内気な女の子役を好演しています。「工場の窓ガラスが泣いていたから」と訴えるシーンはグッとくるものがありました。

抱えてる蛇のぬいぐるみがめっちゃ可愛い!萌子美が抱いてるとさらに可愛さ倍増で癒されます。

癒されるといえば、萌子美の家族も大きな存在。お母さんはちょっと神経質だけど、優しそうなお父さんとお兄さん、そしてちょっとトラブルメーカーな予感はするものの温かさを感じるおじいちゃん。皆、彼女にとっては欠かせない家族ばかりです。
特に、工藤くん演じる兄の俊祐がめちゃめちゃ癒し系!!萌子美に対する温かい眼差しにほっこりします。お花屋さん勤務っていうのがまたいいよねぇ~。

そしてさらに気になるのは1話では自転車で駆け抜けるだけだった加藤清史郎くん演じる岸田佑矢

大河ドラマ『麒麟がくる』での青年っぷりにも驚かされましたが(こども店長の印象が強いので)、今回は萌子美と何やらいい関係になっていきそうな予感の役らしい!?もうそんな年齢になったんだ~!!今後どうかかわっていくのか期待したいと思います。

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ここからは、田辺誠一さん演じる萌子美のお父さん・清水伸寛について振り返ってみたいと思います。

伸寛さんは穏やかそうなお父さんですが、千華子さんには終始押されっぱなしで自分の言いたいことも上手く切り出せないような気弱な人物です。職業は税理士さん。ホワっとした雰囲気は田辺さんの素の部分も垣間見えてなんだか見ていて癒されます。
何度も千華子さんに「あのさぁ…」と言いかけているのですが、千華子さんがまくし立てるように自分のペースで喋っちゃうものだから全く口を挟める余地なし。っていうか、あれはけっこう難易度高いと思った(笑)。いったい、伸寛さんは何を切り出そうとしてるんでしょうか…。あまり良いことではないというのは予想つきますけどねw。

千華子は夜になって伸寛が帰ってきても自分のペースでの会話をマシンガン調に繰り広げているのでww、全く口を挟むところを見出すことができません。あのお母さんの独りよがり的なトークはかなり難関だよな(苦笑)。でも、そこを強く抉じ開けようとしないのも伸寛の弱いところだとは思いますが。
萌子美の誕生日のケーキを頼まれたときも言われるがまま従うしかない伸寛。渡された引換券を早くしまうようにとまで指示されちゃうのはちょっと辛いね(汗)。まぁ、タジタジになってる田辺さんの芝居は可愛くて癒されるんだけどww。

萌子美の誕生日の朝も千華子はセカセカして全く伸寛のことを気に留めてない様子。彼女としては萌子美が引きこもりにならないかそれだけが気がかりで神経質になっています。萌子美は工場の窓を拭こうとして脚立から落ちてしまったことを母から「迷惑かけるようなことはしないで」と言われてしまったことで気鬱になってしまっていたのですが…、自分の気持ちをうまく打ち明けられないので千華子は娘が何を考えているのかわからず戸惑うしかない。
それゆえ、伸寛は千華子からの萌子美に対する愚痴を延々と聞かされる羽目に(苦笑)。

それでもご飯を楽しむ余裕はあるみたいで、匂いを確かめながら食べてたシーンがとても印象的でしたw。

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出勤前に息子の俊祐の花屋に立ち寄る伸寛。萌子美の誕生日会ではバイトを休んだことには絶対触れないようにという千華子からの伝言を伝えます。

それにしてもなんかこの二人、めちゃめちゃ雰囲気似ててまさに親子って感じなのがいいよなぁ。癒し系の父と息子って感じ。

その夜、なんとか部屋から引きこもっていた萌子美を誕生日会の席に呼び出した家族は記念撮影をしようと張り切っていました。セッティングは伸寛さんのお仕事っていうのがなんかウケるww。ところが、まさにセルフタイマーのシャッターが切られる瞬間っていうときになって来訪者が。こういうパターン、ドラマでありがちだよな(笑)。

やって来たのは千華子の父親で萌子美の祖父・須田観。千華子は「縁を切った人だから入れないで」と頑なになっていましたが、外に出た萌子美は祖父を中に入れてしまいます。顔を合わせた観から「ちょっと苦労が顔に出てる」と指摘された伸寛さんにちょっと笑ったww。お父さんも色々とありそうです。

千華子は萌子美に観がいかにダメな祖父なのかを懇々と語り追い出そうとしますが、萌子美はそれに納得することができない。幼い日、祖母の葬儀の時にそっと傍に寄り添ってくれたおじいちゃんのことを彼女はずっと慕っていたのです。この時萌子美は母親に対してついに自分の本当の気持ちを吐露します。自分が引きこもったのは「嘘をついていない」ことを分かってほしかったからだと。工場の窓が泣いていたのをたしかに見たのだと…。
涙ながらに自分の気持ちを一生懸命語る萌子美の姿をじっと見守る伸寛たちの姿がとても印象的でした。

最後は皆で仲良くおじいちゃんも一緒に記念撮影。

セルフタイマーのセットをするときに「ぴっ」と自分で言っちゃう伸寛父さんに萌えたww。あれ、田辺さんが思わず口に出ちゃったやつじゃないのかな。なんからしいな~とホッコリしましたw。

第1話、最終的には丸く収まったような形で終わりましたが、あのお母さんがいる限りまだまだ問題が起こりそうな予感がします。果たして伸寛さんは言いたいことを伝えることができる日が来るのでしょうかw。

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