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土曜ナイトドラマ『モコミ』第8話感想

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募り募った鬱憤が爆発して家出してしまった俊祐でしたが、何とか無事に戻ってきて清水家にも平穏が訪れそうだなと安堵した矢先に萌子美が「物の声」を聞くことができなくなってしまいました。きっかけはたぶんあの、俊祐のハサミを握った時だと思うんだけど…この時点では混乱するばかりで気づいていない様子。

いつも話しかけていた花たちの声も聞こえなくなってしまい不安でいっぱいの萌子美の元へ、ちょうどいいタイミングで佑矢がやって来る。彼はどうやってモコミ信号受け取ってるんだろうと思っちゃうよw。

萌子美は今の不安でたまらない気持ちをそのまま佑矢に打ち明けます。そんな彼女に「僕といっぱい話そう」と笑顔で提案してくれる佑矢くん、出木杉君かw!!!完璧な返しじゃないですか。まさに萌子美にとっての白馬の王子的存在。とても年下男子とは思えないわ。萌子美、本当に素敵な子と巡り会えてよかったよねぇ。佑矢のおかげで萌子美にもようやく笑顔が戻ってきました。

以下、第8話についての感想です。基本的にネタバレありですのでご注意を。

※第7話感想はこちら↓

これまでの田辺誠一さん出演作品感想レポ

田辺誠一さん出演作品感想一覧
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田辺誠一さんが出演した作品の感想

土曜ナイトドラマ『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』第8話

放送:2021年03月20日(土) 23:00~23:30 テレビ朝日系列

脚本:橋部敦子

主題歌:GENERATIONS from EXILE TRIBE『雨のち晴れ』

田辺誠一さんの役:清水伸寛

主演:小芝風花

その他主な出演者:富田靖子、工藤阿須加、加藤清史郎、水沢エレナ、内藤理沙、橋爪功

あらすじ:

 清水萌子美(小芝風花)は兄・俊祐(工藤阿須加)のハサミで、兄のようなフラワーアレンジメントを作って以来、花やモノたち、さらにぬいぐるみのトミーとも話せなくなってしまう。たまらず岸田佑矢(加藤清史郎)に相談すると、萌子美の苦しい心情を理解し、モノと話せない分、自分といっぱい話そうと励ましてくれる。

<公式HPより抜粋>

第8話|ストーリー|土曜ナイトドラマ『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』|テレビ朝日
テレビ朝日 土曜ナイトドラマ『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』番組サイト「ストーリー」ページ。2021年3月20日(土)よる11:40~放送【第8話】あらすじ。
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全体感想

花屋で仕事中、涼音から萌子美が俊祐のハサミを握ったことで彼が作るようなアレンジメントをバリバリ作っていった経緯を聞いた俊祐は複雑な表情を浮かべてしまう。少し気持ちが落ち着いて家に戻ってきたとはいえ、萌子美に対する感情はまだ一筋縄ではいかないか。

そんななか、最近ようやく夫婦らしさを取り戻した千華子と伸寛にもちょっとした事件が起こっていました。これについては後述しますが・・・、伸寛さん、話が飛躍しててビックリだったよ(笑)。面白かったのはおじいちゃんのツッコミw。相変わらず斜め上からの視点が最高w。

その日の夜、萌子美は佑矢を清水家に再び招待します。俊祐はそれが面白くなくて舌打ちww。ホントに嫌いなタイプなんだねww。
今回は皆と一緒の食事ではなくて、萌子美と佑矢は萌子美の部屋で別個に食べることに。千華子と伸寛はそんな二人が気になって仕方がないw。まぁ、たしかに若い男女が二人きりで部屋で食事するわけですから…下に家族がいるとしても親としては不安はぬぐえないよな(汗)。特に男親はこういうことに敏感ですw。

すると俊祐が「萌子美、調子こいてんな!」ときつーーいツッコミww。けだるい感じで妹のことを苦々しい言葉で語りまくる俊祐に千華子も伸寛も若干ぽかーーん状態(笑)。ついこの前までは柔らかい優しいお兄ちゃんって雰囲気だったからねぇ。突然「本当の自分」ってものを出してきた俊祐に戸惑いを感じてしまうのも無理はない。見てる私ですら「え、えーーと、俊祐くん???ww」ってなっちゃいますし(笑)。

俊祐としては、萌子美が不思議な力を発揮して自分の作るようなアレンジメントを仕上げてしまったことに対しての嫉妬心が拭いきれないんだよねぇ。その気持ちはなんだかよく分かる…。自分の居場所を萌子美に浸食されてしまうという危機感みたいなものはどうしたって生まれてしまうと思うから。それゆえ、今回萌子美が佑矢を部屋に上げていることも「調子に乗って男連れ込んだ」という思考になってしまう。俊祐の気持ちのねじ曲がりようはけっこうリアルに描かれてるなぁと思います。

と、両親の不安が一気に高まったところで二人が下りてきて一安心w。佑矢はそのまま帰宅するという。そんな彼に対する俊祐の投げやりな態度がちょっと笑えましたww。ホント、嫌いなんだろうなっていうのがヒシヒシと(笑)。
帰り際に「萌子美ちゃん」「佑矢くん」と呼び合うだけで自然に笑みがこぼれるくらい、二人の仲はとてもピュアで微笑ましい。佑矢くんは今どきの若者とは思えないほどしっかりしてるし色々わきまえた青年だよなぁ。

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佑矢を送った後家に入ってきた萌子美を俊祐はトゲのある言い方で呼び寄せます。

俊祐は「俺が言うのもなんだけどさ」とあえて前置きしたうえで、花屋の仕事を早退した後に佑矢を家に招き入れたことを厳しい口調で責める。あの前置きをしたってことは、自分が言えた義理じゃないけどっていうのは自覚あるんだよね。そんなところがなんだかちょっとかわいい俊祐。
さらに翌朝の仕入れには行くのかと問い詰めた俊祐に対し、萌子美は少しためらいながらも「行かない」と答えてしまう。その言葉を聞いて思わず「花屋なめてんの!?」と強い口調で妹を責めてしまった…。彼の目には萌子美の今の人生がとても好調に見えてどんどん自分が惨めに思えてしまうんだろうね。

それに対して萌子美は家族の前で「花と喋れなくなった」と告白します。花だけではなくぬいぐるみのトミーとも話せなくなったと告げると、千華子はすかさず「普通になったって言うこと?」と期待感を持って聞き返す。しかしそんな彼女に観は「普通ってなんだよ!?」とツッコミを入れてくる。この「普通とは」というのはこのドラマの大きなテーマになっているような気がするんだよな。だから、観の千華子に対する「普通って何だ」というツッコミはとても印象的だった。

今回萌子美が佑矢を招いたのは、「物たち」の声が聞こえなくなって部屋中がシンとしていることに不安でいっぱいだったので話し相手になるために来てもらったという事情がありました。きっと佑矢くんがそう提案してくれたんだと思う。
「物」と話せなくなったことをどう思うのかと観に問われた萌子美は、戸惑った気持ちもあったけれども今はもう大丈夫だと気丈に答えます。でも、その表情は「大丈夫」って言ってないよ…。千華子的には「娘が普通に戻った」という安堵感のほうが大きそうなんだけど、親としてのその気持ちも分からなくはないけど…、萌子美にとってはそんな簡単な言葉では括れない出来事なんだよね。

そのうえであえて「店は続けたい」という萌子美に対し、俊祐は戸惑いながらもそれを了承します。萌子美の告白を聞いて彼の気持ちにも変化があった模様…。黙って部屋に戻る萌子美に家族は何も語りかけることができませんでした。
夜寝る前、部屋中の物たちの声が聞こえなくてもいつものように「おやすみ」と声をかけてみる萌子美。しかし、今までのように彼らは返事をしてくれない。賑やかだった部屋が突然静寂に包まれるって…どんなにか不安だろうね(涙)。

トミーも寂しがってるよーーー(泣)。

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観は俊祐に電気を消しておいてくれと頼んで床に就くのですが・・・、未だにおじいちゃん、ソファでしか眠らせてもらえてないの!?老人にあのソファはけっこうキツイと思うんだけど(汗)。千華子さん、そろそろちゃんとした部屋と布団用意してあげなよーー。

そこへ俊祐がやってきて戸惑い気味に「俺のせいかな…」と話しかけてくる。萌子美が「物」と喋れなくなったのは自分の責任なのではないかと内心ショックを受けていた様子。萌子美への嫉妬心からかなりキツく当たって傷つけてしまいましたからねぇ。
しかしそんな俊祐に観は「まぁ、放っておけ」としか答えませんでした。ここはあえてアドバイスをせず自分で解決させようっていう考えなのかな。ま、ただ眠くなっちゃったからっていうのもあると思うけど(笑)。

翌朝、花屋になんと、「モコミ」の主題歌を歌っているGENERATIONS from EXILE TRIBEの白濱亜嵐くんがやって来た!!

涼音たちは「ほ・・・本物!!??」と大興奮www。予約していた花を取りに来たらしいんだけど、真由さん、注文受けたときはまさか亜嵐くんだとは思いもよらなかったよねww。折よく店の中にはGENERATIONSが歌う主題歌「雨のち晴れ」が流れてるっていう(笑)。
去り際、亜嵐君はどこか意味ありげに「雨のち晴れですよ」と一言。これって、主題歌の宣伝!?ともとれますがww、ドラマの展開的にもそんな感じになりそうな予感が!?っていうか、興奮しすぎて真由さんたち代金受け取るのすっかり忘れちゃってたの笑ったww。

萌子美はいつも通り花屋の仕事をこなしていましたが、俊祐はそんな妹の様子にどこか不安を抱いていた。無理しているように見えるんだろうなぁ…。実際、店から離れて人混みに紛れた萌子美はとても不安そうな顔をしてたし。「物」ではなく「人」の声しか聞こえないことがどんなに彼女を不安にさせているか…。

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その日の夕食は、千華子さんの初めてシリーズ。どうやらネットで検索して出てきたレシピをいろいろと試したらしい。彼女なりに萌子美を元気づけようとしての行動だったようで、以前に比べるとかなり穏やかなお母さんになりましたよねぇ。そんな母の気持ちを察した萌子美は「これが普通なんだよ」と安心させるようなことを言う。しかしそれに対して観はすかさず「普通ってなんだ?」とツッコミを入れてきた。萌子美には物わかりの言い発言は確かに似合わない気がする。
でも、トミーのことを「いい年してぬいぐるみと一緒に寝るのもおかしいし」って言っちゃうのはなんだかちょっと心が痛かったよ…。ホントはそんなこと微塵も思ってないのにね。

するとこのタイミングで観が伸寛に対して「田舎への移住の話はどうした?」と蒸し返してくるww。千華子さんは大反対だったのでこの話を家族の前でしてほしくなかったみたいだけど、初めて聞かされた萌子美と俊祐はビックリ仰天。
しかし、伸寛の移住計画の裏にはある事情があったわけで…。これについてはこの後ちょっと突っ込んで書きます。伸寛の決意を聞いた萌子美たちはそれを自分に置き換えて考えだした様子。このまま移住の流れになっていくのだろうか?

次の日、萌子美は佑矢を呼び出し「自分がどこにいるのか分からなくなっちゃった」と正直な気持ちを打ち明ける。

「佑矢くん、怖い…。今の私は私じゃない…」

少し震えながら怯えている萌子美を見た佑矢は、そっと彼女の手を握りながら「本当に怖いね…」と涙を浮かべる。自分の気持ちに寄り添ってくれる佑矢を目の当たりにした萌子美は気持ちの糸が切れたようにボロボロと涙をこぼす…。家族に心配かけまいとあえて「普通」を装ってみたけど、その心はすでに限界を迎えてたんだよね。そんな彼女に佑矢くんという頼もしい男の子がついていてくれて本当に良かった。彼は果たして萌子美の心をどう救っていくのでしょうか。

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今週の伸寛さん

ある日の午後、ついに千華子さんが「伸寛さん用」のお弁当を作ってくれる奇跡が訪れます!!突然の出来事に信じられないといった面持ちで台所まで駆け込んできて弁当箱の中身を確認する伸寛さんが面白い(笑)。まぁ、だーいぶお昼ご飯については高き壁がありましたからねぇ。ついにそれが解放されたわけですから、あの時の気持ちはすごくよく分かるw。
それにしても、実に美味しそうにご飯ほうばってたなぁ~~(笑)。この日の昼食の味は格別だったでしょう。でも、千華子さん的にはまだ在宅ワークへの理解を完全にしているわけではないので「どうしてお弁当なの?」という伸寛さんの素朴な質問にも答えてはくれませんでした。大喜びするにはまだもう少し時間が必要かなぁ(汗)。

それでもやっぱり、伸寛さんにとってとても気持ちのいい昼のひと時で会ったことには変わりがない様子。お弁当も作ってくれるまでになってくれたことで千華子さんの気持ちもだいぶ和らいだのではないか…と思ったらしく、意を決して彼女にこれまで言えなかった計画を話す決意をする。

「田舎で暮らせないかなって思って」

おおーーっと、そうきましたかww。場所も軽井沢とか八ヶ岳方面とけっこう具体的構想がある様子。仕事量も減らしてゆったりやっていきたい…と嬉々として話を進めるわけですが、千華子さん的にはあまりにも突然の提案すぎて全くついていけない様子(笑)。そりゃそうだわ!!
まぁ、これまで伸寛の話を聞こうとせずに遮りまくってた千華子さんも悪かったけどね。まさか田舎暮らしを計画してたとは私も思わなかったよ~。今の生活に慣れちゃってる時にこれ言われたら、そりゃ、反対したくなる気持ちもよく分かる。

「お弁当作ったくらいで調子に乗らないでくれる?」と冷たく言い放った千華子が立ち去った後、その話を立ち聞きしていた観がやってきて「ホントなの?」とニヤニヤww。しかも田舎暮らしのことじゃなくて「お弁当作ってもらって調子に乗ったこと」を指摘しててww伸寛さんも「あ、そっち…」と苦笑い。観さんの指摘はいつもどの方角から来るか分からない緊張感あるよな(笑)。
撃沈してガックリする彼に観は「千華子と結婚して伸寛君つまらなくちゃったね」とさらに鋭い指摘をしてくる。それを聞いてムっとした伸寛は

「男は結婚すれば誰だって変わるんじゃ…(お義父さんは除く)ですけど」

と嫌味の仕返しを(笑)。観さんも彼なりに色々抱えて良そうな予感はするんですけどねぇ。

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その日の夜、萌子美が招待して佑矢が夕食を食べに清水家を訪れます。てっきり前回みたいに家族みんなで食卓を囲むと思っていたら、まさかの二人きりで萌子美の部屋に籠るという事態になってしまい伸寛さん、動揺しまくり(笑)。男親だからなおさら若い娘が男と二人きりという状況に気が気じゃなかった様子。
「やっぱり上を見に行ってきたほうがいいんじゃないの?」とオロオロしながら千華子に不安を口にしまくる伸寛さん。しかし母親はこういう時はけっこう冷静なんだよねぇ(笑)。そんな千華子に業を煮やした伸寛は意味ありげに突然台所の電気を少しずつ暗くしていく。すると観が「あの時か!!」と鋭く察知(笑)。

「伸寛くん家来た時、千華子の部屋でイチャついてただろう?」

伸寛青年、やるねぇ(笑)。

っていうか、それを聞いた時の千華子さんも「ちょっとチューしただけじゃない!」って具体的なことを(笑)。なんだかんだでノロけるんだよね、この夫婦www。
するとこのタイミングで俊祐が「調子こいてんなぁ!」とツッコミを入れてくるw。誰もがこの夫妻のことを指していると思ったわけで、伸寛も「え!??」って動揺しまくりww。でも、俊祐はそっちのことよりも萌子美のことで頭がいっぱいだったというオチ(笑)。

俊祐の指摘でいよいよ心配もピークに達したところでようやく萌子美が佑矢と降りてくる。食事が美味しかったと笑顔を向けた佑矢にすかさず「帰るの!?」と帰宅を暗に促した伸寛さんが笑えたww。以前はあんなに彼のことを歓迎してたけど、さすがに今回の出来事でその考えも変わっちゃったみたいですな。まぁ、仕方ないけど。帰ると知った時は「あ、そう!じゃあまた!」って明らかにあれホッとしてたしね(笑)。分かりやすすぎるよ、伸寛さんの父心ww。

佑矢が帰った後、萌子美から「花や物の声が聞こえなくなった」という告白を聞いて言葉を失ってしまう伸寛。父親としては娘が不安そうな顔をしているのを目の当たりにして動揺を隠せない様子。佑矢を呼んだ事情も彼女から聞いて、あらぬ疑いをかけたことをちょっと反省していたようにも見えたかな。

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次の日の夕飯は千華子が萌子美を元気づけるためにネットで調べたレシピで作りまくった料理が並んでいました。「どれも美味そう~~」と伸寛さんもニッコニコですww。伸寛さんは千華子さんの料理が大好きだよねぇ。いつも美味しいって言ってくれる良い旦那さんだよ。家はほとんど感想言ってくれないからなぁ(完食してくれるので文句はないのかなと思ってるけどww)。
萌子美は家族に心配かけまいとあえて「普通」を装う発言をする。そんな娘に「萌子美が元気ならそれでいいから」と言葉をかける伸寛。でも、彼女が今欲しているのはそういう言葉じゃないような気がするんだよなぁ…。

すると、観が「田舎へ移住する話はどうしたんだ?」と突然伸寛に尋ねてくるw。おじいちゃんの指摘はいつもすごいタイミングで来るから油断できない(笑)。しかし、伸寛に言葉を挟ませないと千華子は「とっくに済んだ話だから」と先手を打ってきたw。伸寛としてはそんな彼女の反応に「え…!」と絶句するしかない。
しかし、話を聞いてびっくりする子供たちに改めて田舎への移住を考えていることを宣言してみる。俊祐は全くその話について行けないようで動揺しまくり。萌子美も言葉が出ない。さらに千華子は田舎暮らしのデメリットをドヤ顔で語り始めるww。でも、この時の千華子さんの指摘はかなり的を得てるなぁと思いました。憧れだけで田舎暮らしを決めるととんでもない火傷を負う可能性は高いと思う。特に都会の生活に慣れた人はね…。さらに千華子さん免許持ってないらしいのでなおさらストレスたまりそう(汗)。

萌子美に「どうして急に田舎へ行きたくなったの?」と聞かれた伸寛は「急じゃないんだよ」と事情を説明しようとしますが、またしても千華子さんの自分語りに遮られてしまう。しかし「本当はお客さんが減ってるとか」と指摘されると何も言えなくなってしまう。
伸寛が在宅ワークに切り替えたのは、実は、税理士事務所の部下が独立するときに自分のお客さんを「持って行かせた」という背景があったらしい。何とお人好しな!!

しかし、可愛がっていた部下に独立することを相談されなかったことにショックを受けた伸寛は「彼を自分の近くに置きたかったことが原因だったのではないか」と思い至ったのだという。
それをきっかけに自分自身を見直した時、「田舎で税理士やりながら自分で野菜を作る生活をしたい」と頭に浮かんだのだと。俊祐はそんな父に「調子こいてんな!」とツッコみますがw、観は「意外と簡単なんじゃないのか?」と背中を押すようなことを言う。それを追い風に「そうなんですよ!」とさらに田舎暮らしへの想いに拍車がかかる伸寛さん(笑)。家も簡単に手放せると聞いて千華子は絶句してしまう。

そもそもの伸寛は若い頃は誰にも何も言わないまま旅に出てしまうような「ふわふわした人間」だったらしい。千華子さんはそれに振り回されてたらしいんだけど、よくそんな伸寛さんと結婚しようと決断で来たなと逆に不思議に思っちゃったよ(笑)。税理士みたいな地に足ついた職業をしているほうが仮の姿ってことなのか。それを聞いた子供たちは「そうなの!?」とビックリw。

「元々の自分に戻りたかった。今でも、戻りたいと思ってる…!」

その決意を聞いた観は「戻れ戻れ!!」と大応援。他の家族にも「本当の自分を思い出せ!」とハッパをかける。伸寛さん、もっと楽に生きたいってずっと思ってたんだろうね。でもその道は思いのほかすんなりとはいかないような気もします…。叶えてあげたいけど…、ただ、私個人としては千華子さんの言い分もすごく分かるので手放しでは田舎暮らしを応援できないかなぁ。

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