NHK大河ドラマ『青天を衝け』第6回ネタバレ感想 栄一、胸騒ぎ

今回は久しぶりに徳川家康さんからスタート!色々と視聴に関する意見も出てたからもう冒頭での登場はないのかと思ってたので不意打ち食らいましたわ(笑)。でも最近は、欣也さんの家康が登場しないと落ち着かない大河になってきた気がするww。毎週の楽しみです。

今回の解説は「水戸」について。61歳の時にもうけた11男の頼房が7歳の時に水戸を与えちゃったというのがすごいです。年取ってからの息子なのでさぞかし可愛いと思ったことでしょう(欣也@家康の「やんちゃでねぇ」の言い方に愛情こもっててほっこりした)。その息子が、時代劇「水戸黄門」の主人公にもなった水戸光圀です。
水戸家は天皇を一番に敬うべしという教えが脈々と続いていたといいます。いわゆる「尊王思想」ってやつですね。そのことをさらに濃く説いて本にまとめたのが、安政の大地震で亡くなった学者であり斉昭の側近でもあった藤田東湖でした。

東湖が亡くなったというニュースは血洗島にも伝わり、惇忠と長七郎は激しいショックを隠し切れません。

長七郎がもらってきた瓦版、非常によくできてますねぇ。一時停止してよく見てみると、東湖が圧死してしまうまでの過程が詳しく書かれてありました。
地震が起こってすぐ東湖は一度は母と共に庭まで逃げ延びれたものの、母親が火の不始末が心配で戻ってしまったため助けに屋敷へ戻ったことで遭難してしまったらしい…。親を守るために身を挺して庇い、最後は落ちてきた鴨居の下敷きになってしまったとは…。さぞかしお母さんは自分の行動を悔やんだのではないかと想うと色々と本当に胸の痛む出来事です(涙)。

ショックで涙を隠し切れない弟の長七郎に対し、惇忠は気持ちを奮い立たせ

「起こってしまったことは仕方ない。我々一人一人が志を持ちこの世に立ち向かわねばならない!!」

と鼓舞します。東湖の存在を心の支えにしていたであろう惇忠は、自分たちこそがその想いを受け継いでいかなければならないのだとこの時さらに「尊王攘夷」思想を強めたようにも見えました。千代はそんな兄たちの姿を見て言いようのない不安を募らせてしまいます…。
田辺誠一さんテレ朝夜ドラマでは「ふわっ」とした雰囲気のお父さんを演じているのが信じられないくらいこの大河ではとても力強いお芝居で魅了されますね。作品ごとに役のイメージを的確にとらえたお芝居をしていて素晴らしいなぁと思います。

以下、さらに第6回を見て気になったシーンもろもろネタバレあり

これまでの『青天を衝け』感想レポ

青天を衝け
青天を衝け
2021年度NHK大河ドラマ『青天を衝け』の感想レビュー
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『青天を衝け』第6回 栄一、胸騒ぎ

2021年03月21日(日)放送 NHKBSプレミアム 18:00~18:45 ほか

出演:吉沢亮、高良健吾、橋本愛、満島真之介、田辺誠一、上白石萌音、川栄李奈、草彅剛、堤真一、大谷亮平、竹中直人、和久井映見、小林薫、ほか

あらすじ

長七郎(満島真之介)や喜作(高良健吾)と共に剣術の稽古に励む栄一(吉沢 亮)は「百姓にだって何かできるはずだ」と意気込む。そんなとき、千代(橋本 愛)から突然思いを告げられ、胸がぐるぐるしてしまう栄一。さらに、道場破りの真田範之助(板橋駿谷)が栄一らの道場に現れて……。一方、東湖(渡辺いっけい)を失った斉昭(竹中直人)はさらに過激な言動が増え、慶喜(草彅 剛)らに引退を勧められるが、「慶喜が将軍になるなら引退する」と突っぱねる。ほかにも慶喜は、正室に迎えた美賀君(川栄李奈)の気性に頭を悩ませていた。

<公式HPより引用>

原作本↓

一方の栄一と喜作はまだまだ政治的事情には疎い様子w。

「百姓の自分たちにも何か世の中の役に立てることがきっとあるはずだ!」と期待に胸膨らませていました。二人の熱い会話を後ろから必死に聞き耳を立ててる伝蔵くんが可愛かったな~。

その気合のまま惇忠の道場で剣の腕を磨くべく稽古に励む栄一たちでしたが…、その腕はまだまだ未熟なようで惇忠から厳しいダメ出しが飛びまくってました。

「栄一!!それでは百姓握りだ!!桑や鋤じゃねぇんだぞ!!」

惇忠兄ぃ、よく見ていらっしゃるw。たしかによく見ると栄一の殺陣は桑を振り上げて下ろしてる型にそっくりです(笑)。でもそれをあえて演じるっていうのも難しいと思う。吉沢亮くんはそれを見事に体現していてすごいなぁと思いました。
でも「まぁ百姓には違いねぇからなぁ」って惇忠の横で目を細めてる宗助伯父さんの余計なツッコミには笑いましたww。それを言ったら元も子もないって(笑)。つまり宗助伯父さんにはあまり世の中に対する危機感みたいなものは関心がないんだろうね。

あっけなく長七郎にやり込められた栄一に「刀は柔らかく持ち斬る瞬間に握りこめ!」という的確なアドバイスを指摘する惇忠兄ぃ。緊迫感があってカッコイイ。そもそもこの時点では栄一と長七郎や惇忠とは心構えからして差があるからねぇ(汗)。

喜作には「二の足がついていってねぇぞ!!」という厳しい檄が飛ぶ。栄一よりも喜作のほうが剣に対しての気合が乗ってる印象がありますね。長七郎から竹刀で頭を打たれてもめげずに立ち向かっていくし、目のギラつき具合がハンパない!!高良君の目力がすごく魅力的です。喜作は親戚筋の中では家の格が低いことにコンプレックスみたいなのがあると思うので、なおさら「武士」への憧れが強いのかもしれません。

圧倒的な剣の腕を見せていた長七郎は覚えたての技を披露しようと剣の構えを変えてみる。しかし、そんな彼にも惇忠の「その技はまだ早ぇ!!」という容赦ないツッコミが入りますw。それを聞いて素直に基本の型に立ち返る長七郎の素直さがなんかちょっとかわいかった(笑)。

稽古終わりの栄一の体はどこもかしこも痣だらけ。長七郎、容赦ないねぇ。でも昔の男子はあれくらいへっちゃらだったみたいだから、ほんとすごいなぁと思う。そりゃ精神的にも強くなるはずだよ。
栄一は惇忠から「道場の稽古と真の戦は違う」と指摘されたことに興奮していて気持ちを昂らせていましたが、千代は兄たちの緊迫した様子を間近で見ているがゆえに栄一がそれに巻き込まれていくことを心のどこかで畏れているようにも見える。「長七郎の剣は気迫が違う。自分の剣はどうしても土掘ってる気合みたいになっちまうんだよなぁ」と悩みが尽きない栄一を見た千代は…

「私はそんな栄一さんをお慕い申しておるんだに!!」

と思わず本音を口にしてしまった!千代ちゃん、このタイミングで告白みたいなこと言っちゃうとは(笑)。

あまりの恥ずかしさに逃げるように外へ飛び出して顔を覆ってしまう千代ちゃん、可愛すぎだろう!!!橋本愛さんのこんなメンコイお芝居、初めて見たよーー。恋だね、恋!!見てるこちらも思わず顔が緩んじまった(笑)。

一方の栄一は千代の「お慕い申しておるんだに」という一言がズキューーーンと胸を貫いたようで呆然自失状態(笑)。「なんだか胸がグルグルする…!!」と訳の分からない気持ちを持て余すように家族の前から逃げるように走り去ってしまった。すると外にいた姉ちゃんとバチっと目線が合って「ん!?」となったところでまた反転してグルグルする栄一www。ここの一連の動きは本当に可愛らしくてホッコリしまくりだったわーー(笑)。

栄一よ、それが、初恋というものだぞ(笑)!

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同じころ、水戸藩邸では東湖を失ったショックから未だに立ち直れない様子の斉昭が軒先でぼんやりしていました…。あの激しい感情の斉昭をここまで沈ませてしまう存在だった藤田東湖、本当にすごい人だったんだなと改めて思う。
そんな夫に妻の吉子は、地震で足止めされていた美賀君が江戸に到着するようだと優しく語り掛ける。美賀とは慶喜の正室となる公家出身の姫君のこと。お輿入れがこの頃だったんですね。その話を聞いた斉昭は「わしもぼうっとはしていられんな」と気を持ち直した様子。落ち込んでいる主人を立ち直らせようと明るく優しく励ます奥さんの吉子さんが本当に素敵です。斉昭には出来すぎた良妻だと思いますよ。

慶喜は髪結いが上手くなった円四郎に「だいぶ上手くなったな」と嬉しそう。この二人を見ているとなんだかホッコリしますなぁ。しかし、円四郎から「あなた様が次の公方様になっちまえばいいのです」みたいなことを言われると表情が曇ってしまう。あくまでも自分は将軍にはなりたくないと思ってるからねぇ、慶喜は。

そして数日後、慶喜の正室となる美賀が江戸屋敷に本格的に入ることとなりました。川栄李奈さんの可愛らしい顔立ちが美賀の幼さみたいな部分を浮き彫りにしているようで印象的だった。ちなみに98年の大河ドラマで美賀を演じたのは石田ひかりさんでした。系統としては同じような感じかな…と、この時までは思ってましたw。
慶喜の母替わりでもある徳信院は気を利かせて二人きりにさせようとしますが、慶喜は美賀には全く興味を示さず「勤めがあるのでこれで」とシレっと言い放ったかと思うとさっさと部屋から立ち去ってしまう(汗)。彼にとって嫁はただの飾り物としか思ってない節があったからなぁ(苦笑)。美賀さんの新婚生活は前途多難だと誰もが思っただろうよw。

そしてもう一人のお嫁さんも薩摩から江戸に入ってきました。

ここ最近ドラマに引っ張りだこの上白石萌音さん演じる篤姫、初登場ーー!!

薩摩藩邸に訪れていたうどん県副知事…じゃなかったw、松平慶永は、篤姫に嫁ぐ相手の家定についてのあまりよくない情報を吹き込みまくり(笑)。あれはもはや愚痴ですなww。しかし、篤姫はさして気にしている様子もなく「嫁ぐのが楽しみ」と笑顔さえ浮かべている。肝が据わった女子ですなぁーー!!

で、次のシーンで島津斉彬が映るのですが…それを演じていたのはなんと、

新納慎也くんですよ!!「西郷どん」では渡辺謙さんが熱演していたあの斉彬!!新納くん、すごーーい!!かつてご先祖様が斉彬に仕えていたという歴史があるとのことで、今回の出演をとても喜んでましたよね。今までとは違って知的で落ち着いた雰囲気の新しい斉彬像だったと思います。

「立派な世継ぎを産んでみせる」と気合の入る篤姫でしたが、慶永はそんな彼女に「それよりも一橋様を次の将軍に立てることのほうが大事」と言われてさすがに驚いた様子。しかし、斉彬から「我ら薩摩が一橋様の政を支えるのだ」と伝えられると気持ちを切り替える。つまり、彼女の嫁入りの真の目的は世継ぎを設けることではなく、「次の将軍に一橋慶喜を擁立させるよう動くこと」だったのです。

「あらぁ~~、左様でございもすか。承知いたしました」

とニッコリ頷く篤姫、肝が据わりすぎだろーーー(笑)!!歴代の大河の篤姫さんたちは皆けっこう動揺してたと思うんですが、今回のはめちゃめちゃアッサリその役割を受け入れててビックリですww。こりゃ、頼もしい篤姫さんが今後見られそうで楽しみ!!
っていうか、鹿児島出身の萌音ちゃんのネイティブな方言が実に聞き心地よくて見応えあり!出番たくさんあるといいなぁ。

このやり取りを後ろに控えていた橋本左内は円四郎と会うと逐一その様子を報告。そのなかで

「慶永は元来美しいものを好むゆえに今の将軍・家定のことを芋公方だの下の下だのとdisりまくりだ」

と告げ口(笑)。慶永よ、そんな個人的趣向で家定のことを低評価しまくっていたのかwww。でもまぁ、今の国難にはあの公方様は不向きだっていうのだけは分かりますね。家定が実は頭の悪いフリをしていたって描いたのは大河ドラマ『篤姫』だけだったような気がする(堺雅人さんが魅力的に演じてくれてたので見応えありましたが)。
左内から慶永が老中の阿部に「次の将軍は絶対に一橋公だ」と猛プッシュしまくっているという内情を聞かされた円四郎はちょっと引き気味だったような(笑)。そんな円四郎に左内は「一橋の人となりを逐一報告してほしい」と願い出る。円四郎は「おかしれぇことになってきた」とこの任務を楽しんでいたようですけど、そう簡単にいけばいいけどねぇw。

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円四郎としては慶喜が次の将軍になれば自分の役割も重要になって来るとばかりにテンションがかなり上がっている様子。しかし、妻のやすにはそんな政治的な話よりも美賀君に対するゴシップネタのほうが興味津々らしい(笑)。ま、そうだろうねww。

円四郎によると、美賀君は慶喜に構ってもらえないストレスが爆発してかなり大変な騒ぎを起こしていたらしい。美賀さんは徳信院と慶喜が密かにデキてるって思いこんでた節があるんですよね。この二人の関係をけっこうネットリと描いていたのが98年放送の大河ドラマ『徳川慶喜』ですw。今回は二人で舞の稽古をしている様子しか登場してませんでしたが、あの大河ではそれ以外にも美賀が疑念を抱くような雰囲気のシーンがけっこう出てきた記憶が(笑)。

※U-NEXTからNHKオンデマンドで見ることができます↓


二人の現場に「また二人きりでお戯れか!!」と殴り込みかけるの勢いで飛び込んできた美賀にみんなびっくり仰天(笑)。公家のお姫様出身と言えども嫉妬に捉われてしまったらもうどうにも感情を抑えることができなかったんだろうなぁ。体当たりで夫に掴みかかろうとするほど激しい気性を見せたのはビックリですがww、でもまぁ、慶喜、美賀、徳信院は年齢的にも同世代に近いものがあったので修羅場になってしまうのも仕方なかったのかも。
しかし、そんな女心などまるで無頓着だった慶喜としては「こわっっ…!!」って感じでただ狼狽えるのみ(笑)。

慶喜さんの顔に”女難の相”が浮かんでるようにも見えてしまった(笑)。これでますます慶喜の気持ちが美賀さんから離れて大変なことにならなきゃいいけど…と余計な心配をしたくなるシーンでもあったなw。

その同じころ、メリケンからの第二の刺客ともいえるハリスが下田に上陸。到着するなりすぐに「ミルクくれ」と要求してたのは面白かったw。
日本初の米国総領事となったハリスは牛乳が大好物だったそうで、ドラマでは「ミルクは子牛にやるもので人が飲むものじゃない」と断られていましたが、その後体調を崩した折に調達してもらったらしく”日本で初めて牛乳を飲んだ人”とされているのだそうです。

ハリスが拠点にしていたとされる下田の玉泉寺には「牛乳の碑」が建っているとのこと。一度見に行ってみたい。

ハリスが上陸した一件でまたしても阿部に難題が降りかかってしまう。そんな阿部さんの体調面でも不安が募ってきたわけですが、このシーンでハリスのことを報告している川路の横にいた人物に注目!!

外国奉行・岩瀬忠震(いわせただなり)さんです。演じているのは、朝ドラ『エール』のハーモニカ部会長が魅力的だった川口覚さんですよ!!この回で出演されるというので密かに楽しみにしておりましたっ!!遠くからの映像でしかお目にかかれなかったのが残念でしたが、セリフには知的な岩瀬の雰囲気が滲み出る聡明な印象でカッコよかった。

岩瀬は開国には積極的だったそうで、この時も阿部に「もはや開国するときが訪れたのではないか」と説得していましたね。ハリスとの交渉で日米修好通商条約に調印したのもこの人だったとのことで、幕府的にはかなりの重要人物だったのではないでしょうか。安政の大獄に巻き込まれ非業の死を遂げたそうなのですが、あともう1回くらい出番があるといいなぁ(今度は大写しで)。

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川路や岩瀬から開国するべきだと説得された阿部は斉昭のもとを訪れてその旨を報告するのですが、この話を聞いた斉昭は血管が切れちゃうんじゃないかと心配するほど烈火の勢いで激怒してしまう(汗)。「夷人どもを将軍に謁見させるなどもってのほかじゃ!!!」と猛反発。阿部が口を挟む余地を与えないほどの怒りっぷりは以前にもましてパワーアップしているようにも見える(汗)。
どうしても許せない斉昭は勝手に「異国が開国を求めている」と朝廷に報告してしまう。「天子様のお力で日本を一つにまとめていただくのだ」という強烈な尊王攘夷思想を高めていくわけですが…、行動が暴走していて危なっかしくて見ていられない。こんな時、諫めてくれる東湖の存在があれば…。

さらに感情が留まるところを知らない斉昭はその激しい胸の内を書にぶつける。まさに、気迫の「尊攘」の文字!!

この撮影のために斉昭を演じている竹中直人さんは左利きを右利きに修正して自ら筆を執ったそうですね!!いや~~、さすがですっ!!その妥協のない役作り精神が素晴らしいっ!!竹中さんの想いと斉昭公の想いがリンクしたような気迫のこもったワンシーンになっていたと思います。

書きあがったところへ慶喜と兄の慶篤がやって来て、不安げな表情で幕府の一線から退いてほしいと頭を下げる。ここで慶篤役の中島歩くんが初登場ですね!

中島くんといえば、朝ドラ「花子とアン」であの吉田鋼太郎さんと仲間由紀恵さん演じる蓮子を巡って壮絶な恋のバトルを演じていたのが印象深い(笑)。あの頃は色々と演技について苦い意見も多かったですが、私は中島くん、好きだったんですよね。最近では映像でのお芝居も違和感なく見れるようになってきましたし、今回の慶篤もちょっと儚げな雰囲気が目を惹きます。
ちなみに、98年大河で慶篤を演じていたのは今や演技派俳優として確固たる地位を築いている内野聖陽さんでした。あの頃はまだ初々しさもあったっけなぁ。

息子たちの申し出に怒り心頭の斉昭は全く政治の一線から引く様子がない。それどころか”火に油”状態でますます意欲を強める結果になってしまったような気が(汗)。慶喜に対しては「お前が将軍になるというのなら私は喜んで一線を退く」とプレッシャーをかけてくる。もし仮に慶喜が頷いたとしても…斉昭さんは引っ込むつもりなかったんじゃないかなと思ったけどねw。

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その頃栄一はというと…村の力自慢大会で誰も持ち上げたことのない力石を持ちあげたと鼻高々に父親に自慢していました(笑)。このことは実際にあったとのことで、栄一が持ちあげたとされる力石が埼玉県の大河ドラマ資料館に展示してあるそうです。

重さが103キロだったと言いますから…相当な力持ちだったことが伺えますね。

ちょうどそこへ伝蔵が「道場破りがやってきた!!」と顔面蒼白で駆けてくる。「なにぃ!?」って顔しながら一緒に道場へ走っていく栄一がなんだか若々しくて可愛かったな。

その道場破りとは…真田範之助。演じているのは朝ドラ「なつぞら」での熱血高校制約が大きな話題を呼んだ板橋駿谷くんですっ!!待ってましたーー!!彼は朝ドラからのチャンスを見事に活かして活躍してますよね。ついに大河進出、嬉しいです!

「なつぞら」で共演した栄一役の吉沢亮くんとの素敵なツーショットも嬉しい!

惇忠は範之助を「北辰一刀流の剛の者」と評していて、その腕前が確かであることを見抜いていた様子。なにせ、叩きのめされて夜逃げした道場主もいたらしいというのだから…実力的にはかなりだったと思われます。そんな相手を目の前にしてもどっしり余裕の表情で構える惇忠兄ぃはカッコいい!

範之助は長七郎の噂を聞きつけて江戸に戻る前に勝負してみたいということで訪ねてきたらしい。
と、ちょうどそのタイミングで栄一が能天気に「田舎上がりの道場破りなどこの俺が片づけてやるぜぇ!」とやって来るわけですが(笑)その時点ですでに負けてる気がするぞww。でもその前に範之助に勝負を挑んだのは栄一よりもギラギラした気迫をみなぎらせていた喜作でした。栄一は先を越されたとかなり悔しそうな顔をしていましたが、まだ喜作のほうが範之助と勝負になりそうな予感がしましたねw。

しかし、範之助の電光石火の剣術により喜作はあっけなく敗北。しかもかなりの痛手を被った様子。惇忠は「他流試合は真剣勝負と同じ。勝つか負けるかのどっちかしかない」と厳しい表情を見せる。道場主としての貫禄がすごいっす!
その言葉を受けて栄一も果敢に範之助に勝負を挑んでいきますが、剣術の腕は全く足元にも及ばない。同じくすぐに倒されてしまうのですが、それでも諦めない栄一は今度は体当たりで勝負を挑んでいく。その心意気はあっぱれでしたが…、それでも範之助には全く歯が立たず簡単に腕を固められてしまいTHE END(汗)。やはり気合だけでは敵わない相手だったということだね。船上だったら命がいくつあっても足りないよ。

ということで、ついに真打の長七郎が登場です。「北武蔵の天狗とはお前のことか!」と範之助の心が踊っている。一番対戦したかった相手ですからね。でも、いくら長七郎でも今回ばかりは難しいんじゃないのか?という気持ちで勝負を見ていると…

なんと、勝っちゃいました!!!長七郎、最強っ!!!まさに息詰まる真剣勝負でした。長七郎役の満島くんも、範之助役の板橋くんも素晴らしい殺陣で感動したよーー!!

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その夜、尾高家ではささやかな「ようこそ範之助くん」といった感じの歓迎会が開かれていました。ついさっきまではギラギラと殺気をみなぎらせていた男たちとは思えないような打ち解けっぷりでちょっとビックリ(笑)。
実は範之助も多摩の百姓出身だったと聞き栄一は目を輝かせる。多摩の百姓というと…のちに新選組を結成する近藤勇や土方歳三たちを思い出します。今は剣術で食べているというから、彼らよりも一足早く武士の道を行った人物ってことかな。

ちなみに、範之助が師事した北辰一刀流の千葉周作は坂本龍馬の師匠だった千葉定吉のにあたります。龍馬と恋愛関係になったとされる定吉の娘・さな子は姪っ子に当たりますね。

範之助は幕府が異国に対して弱腰であることに忸怩たる想いを抱いていました。それを聞いた長七郎や喜作たちは目をランランと輝かせて「害(夷人)は討つべし!!」と気持ちを高めていく。この時初めて「尊王攘夷」という言葉を耳にした栄一や喜作は興味津々です。けっこう物々しい雰囲気になってきたぞ…と思ったところで、千代がお茶を運んでくる。
千代に熱い視線を送る栄一と喜作…でしたが、もう一人そこに範之助も加わることに(笑)

クールな剣豪だった範之助が千代に思わずドギマギしちゃうの、めっちゃ可愛かったんですけど(笑)。

それを察した喜作は「そんな目でお千代を見るなっ!」と先制攻撃を食らわしますが、範之助は「こんな田舎にあんな美女がおったとは…」と素直に心のときめきを告白しちゃってる(笑)。親族以外は皆千代に首ったけ状態だねww。すると惇忠兄ぃが

「お千代は俺ら尾高の大事な妹だ。長七郎に剣で勝った者にしかやれねぇなぁ」

とニンマリ釘をさす(笑)。やるな、兄ぃ!こう言っとけば栄一たちが今まで以上に死に物狂いで剣術に励んでくると読んでただろうww。特に栄一を奮起させるには十分すぎるほど効果あったと思うよ(笑)。

酒も進みさらに親睦を深めた男たちは大いに語り合って盛り上がっているなか、栄一はこっそり抜け出して2階の部屋から降りてくる。するとそこへグッドタイミングで千代がやって来るわけですが…、栄一は千代がいると予感して下りてきた節があるように見えたなぁ。つまりは抜け駆け(笑)。恋のさや当てに正攻法なしってことかw。

千代から「お慕いしている」と告げられて以来の二人きりの対面に始めはちょっとぎこちなさが残る栄一。そんな彼に「道場で何かいいことでもあった?」と尋ねる千代でしたが、範之助にコテンパンにされてしまった栄一としてはそれを彼女に告げることができません。男は女の前ではカッコよく見せたいものってよく聞きますしねw。
罰が悪そうな栄一でしたが、千代が追加の酒を2階に持って行こうとすると「あんな男くさいとこ千代はいかなくていい」と引き留める。表向きはそう言ってましたが、あれは確実に千代狙いの喜作や範之助に近づけたくないっていう男としての下心があったに違いない(笑)。

そして熱燗を自分が持って行くと強引に受け取ろうとした時、バランスが崩れて熱い酒が栄一の手にかかってしまう。千代はとっさに栄一の手を取り両手でそれを包み込む。あくまでも治療のつもりだったわけですが、栄一には治療以上の、言葉には言い表せないような感情がグルグルと駆け巡って激しく動揺、思わずその手を払い除け後ずさってしまった…。
そして訳の分からない気持ちに支配されてしまった栄一は堪らず尾高家を飛び出していってしまう。感情が昂ると、本当に走り出しちゃうパターン多い(笑)。

「なんだいな、この胸のグルグルはーーー!!!わかんねぇーーー!!!」

それを目の当たりにした伝蔵くん、「はぁ!??」としか言いようがないよね(笑)。吉沢亮くんのもどかしくて爆発しそう!!っていう気持ちが溢れる芝居が面白くもあり、可愛らしくもあり、思わずクスっとしてしまった。

栄一よ、それが、恋なんだってばっっwww!!!

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