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土曜ナイトドラマ『モコミ』第9話感想

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佑矢の前で「モノ」たちと喋れない不安から泣き出してしまった萌子美。そんな彼女を心配して、再び佑矢は清水家を訪れます（伸寛と千華子は気が気じゃないですがｗ）。俊祐は自分のせいで萌子美の心が不安定になってしまったことに複雑な感情を抱いている様子…。

その頃萌子美はようやく気持ちの落ち着きを取り戻していました。佑矢にふと「どうしてお芝居やってみたいと思ったの？」と尋ねてみると…「自分じゃない誰かになるのが楽しいから」という答えが返ってくる。
なるほどねぇ。たしかに経験できない人生を体験できる仕事っていう意味ではとても魅力的に感じるかもしれない。ただ、その世界で成功するには並大抵の努力じゃ通用しないだろうから厳しいでしょうけど…。現に佑矢も未だに舞台には上がれず裏方の仕事を手伝う日々らしいし。

萌子美は「自分じゃない誰かになるのが楽しい」と語った佑矢に対して「私は自分じゃない誰かになろうとして苦しかった…」と答える。佑矢とは状況が違うとはいえ、萌子美にとっては自分でない誰かになることは不安でしかなかったからね。
それでも佑矢は「またいつでも連絡して」と萌子美に優しく語り掛ける。本当にデキた青年だよ、佑矢くんは。彼の存在のおかげで萌子美は精神的にも助けられてるとこ多いよね。

佑矢が帰った後、俊祐は萌子美に店を休んでもいいと提案してきた。それに対して「ありがとう、お兄ちゃん」と感謝されると…「俺が無理させてるって思われるのが嫌だから」と慌てて否定する俊祐、可愛いぞ（笑）。今は優しい言葉掛けられるとこそばゆい気持ちにさせられちゃうんだろうね。そんな気持ちを察して軽く小突いた伸寛父さんも優しいぞ（←田辺さんのアドリブだったりして　笑）。

元気なくソファに座り込んだ萌子美に、観はあることを尋ねてみる。

「もしまた花やモノと喋れるようになったら、萌子美その力を何に使いたい？」

今までそんなことを考えたこともなかった萌子美は、黙り込んでしまいました…。これはけっこう難しい質問だったね。

以下、第9話についての感想です。基本的にネタバレありですのでご注意を。

※第8話感想はこちら↓

土曜ナイトドラマ『モコミ』第8話感想
土曜ナイトドラマ『モコミ』第8回の視聴（主に田辺さんメイン）感想。田辺誠一さんは萌子美の父・清水伸寛役として出演。2021年3月20日（土）23時00分よりテレビ朝日系にて放送。主演は小芝風花。他に、富田靖子、工藤阿須加、加藤清史郎、橋爪功
cowrepo.com
2021.03.23

これまでの田辺誠一さん出演作品感想レポ

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土曜ナイトドラマ『モコミ～彼女ちょっとヘンだけど～』第9話

放送：2021年03月27日（土） 23:00～23:30　テレビ朝日系列

脚本：橋部敦子

主題歌：GENERATIONS from EXILE TRIBE『雨のち晴れ』

田辺誠一さんの役：清水伸寛

主演：小芝風花

その他主な出演者：富田靖子、工藤阿須加、加藤清史郎、水沢エレナ、内藤理沙、橋爪功

あらすじ：

モノと話せなくなった清水萌子美（小芝風花）は平気なふりをしつつ、内心では不安が大きくなるばかりだった。岸田佑矢（加藤清史郎）に支えられて何とか気持ちを落ち着かせるが、家族は自分にとって”普通のこと”が出来なくなった萌子美を心配する。兄・俊祐（工藤阿須加）は自分を責めながらも素直になれず、ぶっきらぼうに当分仕事を休むことを妹に提案。萌子美もそれを受け入れる。

＜公式HPより抜粋＞

第9話｜ストーリー｜土曜ナイトドラマ『モコミ～彼女ちょっとヘンだけど～』｜テレビ朝日
テレビ朝日 土曜ナイトドラマ『モコミ～彼女ちょっとヘンだけど～』番組サイト「ストーリー」ページ。2021年3月27日（土）よる11：00～放送【第9話】あらすじ。
www.tv-asahi.co.jp

全体感想

萌子美が部屋へ帰った後、清水家のリビングではある事件が…（汗）。

夕食後に観が「ちょっと部屋に荷物取りに行ってくる」と口を滑らせてしまったｗ。そもそも観さんが清水家に転がり込んできたのは、火事で住んでいた部屋が焼けちゃったからという理由でしたよね？ということで、千華子は即座に追及に走るｗ！！観さん、いまさらトボけてももう後の祭りでっせ（笑）。

もう追求から逃げられないと観念した観はあっさりと「ボヤを起こすほど耄碌してません！」と開き直ってしまう。これには千華子のみならず伸寛も俊祐もビックリ仰天ｗｗ。誰も観の行動を疑ってなかったということか。私はなんとなーーく「おじいちゃんは嘘ついてるんじゃね？」って予感あったけどねｗ。
逃げるように飛び出していってしまった観さん。千華子は「住む部屋あるのになんでここにいるの！？」と怒りが沸き起こっていたようでしたが、伸寛は「お父さんいてくれてよかったこともあったから」とけっこう楽観的に捉えていました。俊祐は、父と母の意見の間で板挟みみたいになってたなｗｗ。またストレス溜め込まなきゃいいけど。

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翌日戻ってきた観は伸寛に移住の話はどうなったかと尋ねますが、萌子美が落ち着くまでは先送りにすると聞いて「本当の自分になりたいんじゃなかったのか？」と移住話を進めるように強く促しました。これに関しては萌子美も賛成してくれてますが、千華子さんが猛反対しているので伸寛さんとしては頭が痛いところ。

そんな伸寛に観は亡くなった妻と本当は移住計画を進めるつもりでいたことを告白します。もっと早く動いていれば亡くなる前に移住できたのにと悔やんでいるらしい。それゆえ、伸寛には思い立ったら吉日で早く動いてほしいと思ってるわけですね。
そこへ帰ってきた千華子ですが、観が亡き妻と移住計画を進めていた話を聞くと「この人不倫したんだから嘘に決まっている」とイラつきながら決めつけてしまう。人の話をよく聞かない悪い癖がここでまた顔を出してしまっていましたが…、まぁ、たしかに、父の不倫騒動で迷惑被った過去がある彼女の気持ちを考えると、父の言葉を信じたくないというのは分かるかも。

「住むとこあるなら早く出て行って！今日は何も作らないから」と一方的に家事放棄宣言をして立ち去ってしまう千華子。またしても清水家に暗雲が立ち込めてしまうとは（苦笑）…と思っていましたが、観さんだけはマイペースで「俺たちが住もうとしてた場所、お勧めだよ～」と再び伸寛の移住計画の後押しを始めてしまう（笑）。でもまぁ、こういう時に観さんのようなアッケラカーンとした人がいると助かるかもねｗ。

その頃俊祐は店の片づけをしている時に涼音から「一緒に暮らしたい」と提案されていました。しかしすぐに答えることができない俊祐…。ヤサグレてるときには涼音さんの悪口もSNSにぶちまけてた過去がありますしねぇ（汗）。実際のところ彼女のことをどう考えているのかちょっと分からないところはあるかも。それに、俊祐自身納まるところに納まる生活ということにまだ戸惑いがあるみたいだし…。

そしてその夜、千華子が完全に料理を放棄して2階に籠ってしまったため観と萌子美で夕食の準備をすることに。けっこう美味しそうな餃子が出来上がってました。
その席で俊祐は「おじいちゃんは本当に元教え子と不倫したの！？」とストレートに質問（笑）。それに対して観も悪びれることなく「しました」とあっさり白状ｗｗｗ。この潔さが観さんの魅力でもあるけど、何か事情があって云々とかじゃなくて、ほんとに奥さん裏切ったことやってしまっていたのかとちょっと驚いた。その後教師をクビになったらしいけど、全く後悔はしていないという観の言葉にみんなびっくりｗｗ。

「反省しようにも、こればっかりは仕方がない。好きになっちゃったものはしょうがない」

と全く悪びれることなく言い切るところがすごいわｗｗ。なんとも人間臭いおじいちゃんだねぇ。
しかし「本気だった」と聞いた萌子美は「おじいちゃん、おばあちゃんのこと好きだった？不倫の人とどっちが好きだった？」と不安そうに尋ねる。これにはさすがの観さんもちょっとたじろいでいましたが・・・

「どっちも、好きだったね」

と元も子もない発言をしてくるｗ。ここまで真っ正直だとかえって潔いと思ってしまいますが、家族としてはそれに振り回されることになるわけで…、こりゃ、千華子さんの気持ちが不安定になるのも無理ないなと（汗）。特に母親を裏切った父親ということになりますから、そこの部分でもどうしても許せないと頑なになってしまうのも分かるよ。
結局、元教え子さんとの関係は何らかの理由で「終わり」が訪れて別れたらしい。けっこう生々しい真実だったんだな（苦笑）。しかし、観のなかでは自分の奥さんとの関係は死んでしまった今も終わっていないと思っているという。うーーーん、これは、身内としては「何言ってんの！？」ってなるのも無理ないかもなぁ…、と思っているとタイミング悪く千華子さんがその場にいてこの話を聞いてしまった（汗）。

「ふざけるな！！！出てけ！！！この人早く追い出して！！！」

と、今までのなかで最上級の激しい怒りの感情をぶつけ取り乱しまくる千華子。そんな彼女を止めようとする伸寛でしたが、「私が悪いっていうの！？」となおさら千華子の心が乱れてしまう。うーん、この場合は…千華子さんのほうにちょっと感情移入かなぁ。
この修羅場の最中、伸寛は移住計画を進める決意をする。下見に出掛けると言い出した伸寛にみんな「一緒に行きたい」と申し出るわけで…、ここは千華子さんも折れるしかない状況にｗ。いや、でも、あの状況でよく折れられたなと感心したよｗ。

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そしていよいよ下見の日。甲府のほうまで足を延ばした清水家はさっそく候補の物件へ。萌子美は会話ができなくなったトミーを一緒に連れて行きました。到着した時の皆さんの反応は…、ワクワクしていたのが伸寛、観、萌子美で、「なんでこんな田舎、だるっ」と思っていたのが千華子と俊祐という構図になってました（笑）。

めちゃめちゃテンション上がって「ここに決めちゃおうかなぁ」とニマニマが止まらない伸寛ｗｗ。そんな夫にあくまでも移住を認めると言いたくない千華子でしたが、案内してくれた不動産屋さんが「須田さん（観さん）が奥さんと見に来た家も空いてますよ」と言ってくると驚いた様子で「母はここに住むことを楽しみにしていたんですか？」と尋ねる。
二人で料理できるキッチンがいいとまで言っていたと知ると、みんな一斉に言葉を失ってしまう。観さんの奥さんは、最後の最後までちゃんと夫を愛していたのです…。裏切られたにもかかわらずそんな夫を大きな心で受け止めていたなんて、とても度量の大きい人だったのかも。千華子は知らなかった母の一面を垣間見た気がしてその場に立ち尽くしてしまいました。夫婦というのは当人にしか分からない感情というものがあるってことだろうね。

千華子は少し移住に前向きになったようで伸寛と違う物件探しに出掛けました。それを待つ間、萌子美は観と川辺に訪れる。その時に、ちょっと気になったのが荷物。

トミーさんが置き去りになってまっせ！！！なんかイヤ～～な予感するんですがｗ。

観は亡くなった妻の写真を眺めながら「ここに住むこと叶わなかったな」と残念そうに語りかける。そして「後悔している」とも…。ほんと、元教え子とのアレさえなければ…もしかしたらもっと早く動けていたかもしれないよなぁ。そこの部分はあの観さんでも悔やんでいる部分なのかもしれない。

そんな祖父に萌子美は「力の使い道」について自分の考えを語ります。

「自分が楽しいって思えて、誰かの為になることがいいな」

萌子美が自分で考えた出した答え。その成長が嬉しく思ったからか、観は優しく彼女の頭を撫でてやりました。「えへへ」と照れ笑いする萌子美ちゃんが可愛いぞ！

ところが、そろそろ帰るということになって荷物のほうに戻ってみると・・・外に出して置いておいたトミーの姿がない！！ほら～～、やっぱり！心配した通りだよ～～（苦笑）。大事な荷物は常に自分の手元に持っていなきゃ。トミーが無くなってしまったことで萌子美は大パニックに陥り取り乱してしまう。

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萌子美が血眼になりながらトミーを探している頃、トミーさんはどうなっていたかというと…

どこぞのワンコさんに誘拐されておりましたｗｗ。っていうか、このワンちゃんも飼い主さんから逃げ出しちゃったクチですかね（汗）。彼にとってトミーは格好のおもちゃでしょうから、このまま放っておくと…、トミーさんの内臓とかけっこうヤバイことになりそうな気がｗｗ。

パニック状態になった娘を心配してか、伸寛や千華子も捜索活動に協力。俊祐や観も必死に探しますがなかなかトミーの居場所が掴めません。「もう探す場所がないのでは」と諦めモードの千華子や伸寛したが、意外にもここで俊祐が「諦めるの！？」と食って掛かる。やっぱりなんだかんだ言っても、彼のなかで萌子美は大切な妹で特別な存在なんだよね。なんか、嬉しかったよ。

萌子美にとって「トミー」はいつも自分の傍にいてくれた大切な親友なのです。佑矢が現れる前までずっと彼女に寄り添い話を聞いてくれていたのもトミーだったよね。だから、いくら声が聞こえなくなったからといっても、萌子美にとってトミーは誰よりも特別な存在なのでした。
泣きながらトミーへの想いを吐露する萌子美に、俊祐は優しく「できるよ。萌子美は、萌子美だから」と語り掛けます。もう一度「モノ」と話をすることができるよ、そしてまたトミーと再会することができるよ、そう言いたかったんだよね。ここでようやく”優しいお兄ちゃん”な一面が戻ってきてよかったよ～～！それもまた、俊祐の真実の姿だと思うから。

兄の言葉に勇気をもらった萌子美は、意を決して目を付けた樹に手を触れゆっくりと目を閉じ語り掛けてみる。

「おねがい・・・教えて」

暫くすると、萌子美の体にたしかに伝わる感情がほとばしる。手に触れた樹だけでなく、林の中の草木までもが一斉に萌子美にその意思を伝えてきた。ついに彼女に”力”が戻ったのです。この瞬間はちょっと感動してウルっときちゃった。

とりあえずトミーさん無事っぽいのでｗ、早く見つけてあげてーー！

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今週の伸寛さん

佑矢がやってきてまたもや萌子美と二人きりになったことで、やっぱり父親として気持ち的には落ち着かない伸寛さん（笑）。まぁ、無理もないでしょう。で、二人が下りてくるのを待っている間に「モノと突然喋れなくなるってどんな感じなんだろう」というトークになりまして。

「自転車に乗れてたのに、急に乗れなくなる」

うーーーん、この例えはいまいち（苦笑）。

「謎の病気が流行って突然みんなと会えなくなる、とか」

えーーと、それは、まんま現実世界における令和2年から現在に至るまでの状況であります（しかも継続中  苦笑）。ドラマのなかでは新型コロナ流行ってないようで羨ましいわ～～。

結局ピンとくるような答えを導き出すことができずｗｗ、娘を気遣いながらいそいそとお夕食の準備を手伝う伸寛さんなのでした（笑）。家事をすすんで手伝ってくれる旦那さんっていいよねぇ。

その夕食後、観が住んでいた部屋は実は無事だったことが判明してビックリ仰天ｗ。千華子は嘘をつかれていたことに憤りを感じていましたが、伸寛はというと…「まぁ…結果、お義父さんいてくれて色々よかったんじゃない…」とけっこう楽観的（でも千華子に睨まれるとその先に詰まってましたがｗｗ）。父と母の意見に挟まれた俊祐も大変だわｗ。

翌日、清水家に戻ってきた観から「移住計画を進めていないのか」と問われると、「萌子美のことが落ち着いてからにしようかと」と先延ばしにする考えを伝える伸寛。しかし、観が自分の妻との移住先を見つけようと動いていたという話を聞くとその考えが揺らいでしまった様子。「もう少し早く動くべきだったと思ってる」という観の言葉はけっこう引き金になってたよね。それに、萌子美も賛成してくれているようだし。
しかし、一番反対している千華子は観のことで神経が毛羽立ちまくっている状況。とても相談できるような雰囲気ではありませんでした。それどころか家事放棄までされちゃったしね（苦笑）。

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それでも伸寛は再び移住計画に乗り気となったようで、さっそくネットで候補地を検索ｗ。住所を見てみると…甲府とありますねぇ。関東からは近いということで良いんじゃないでしょうか。

ところが、夕食後に降りてきた千華子に観の不倫話を聞かれてしまい一気に緊迫した雰囲気に包まれてしまう。千華子さんの観さんにたいする激高はハンパなかったのですが、それを見た伸寛は「いい加減にしろって！」と今までにはない頼もしさでそれを諫めていました。おおっと、伸寛さん、ちゃんと不安定な千華子さんに立ち向かえるようになってるではないですか。これはいい傾向です。

 「俺もやりたいようにやる！住むところの下見行ってくる！一人でも行く！！とにかく俺は、田舎で暮らすから」

伸寛は千華子の反対の声も押し切って自らの想いを吐露します。その決意は今までになく強固なものでした。いつになく意見を曲げない夫の姿に、さすがの千華子さんもちょっと怯んじゃったみたいですね。このくらいハッキリと言いたいことは言ったほうがよかったんだよ。結果的に、千華子も一緒に移住先の下見について行くことになったしね。

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甲府の候補地に到着するなりめちゃめちゃテンションあげあげな伸寛さんｗｗ。

 「ここで家庭菜園できるぞ～！」

もう夢が膨らみまくっちゃって菜園予定の場所にジャンプして飛び降りちゃうくらい（笑）。よっぽど田舎暮らしにあこがれてたんだねぇ。でも実際は、思ってるような良いことばかりじゃないと思うんだけどさぁ（汗）。

さらに案内されて家の中に入るとますますテンションが上がってくる伸寛さんｗｗ。もう引っ越し決定を前提として家具の置き場所なんかをバリバリ決めて行っちゃうのが笑えるｗｗ。目をキラキラ輝かせて部屋の一つ一つを見て回る姿がなんだか少年のようです。
そういえば田辺さん、昨年「美の巨人たち」という番組で変わった家を探索してたことがあったなぁと思い出してしまったｗｗ。

もうほぼ伸寛さんの中では案内された空き家物件に決定！って感じだったのですが（笑）、不動産屋さんから「須田さん（観さん）が奥さんと見に来ていた部屋も空いてますよ」と言われると「え？」と驚いてしまう。観さんと亡くなった奥さんの仲については、例の不倫話を聞いた後だっただけに微妙な空気だったのではないかと思う節があったでしょうからね。実はお互いに想い合っていたらしいと知った時には意外に思ったんじゃないかな。

それ以来千華子さんの気持ちにも変化が訪れたようで、伸寛と一緒に観が済むはずだった物件を探しに出かけていました。「お母さんにも騙された気分」と相変わらず苛立ちはあったようですがｗ、今までとはちょっと違う雰囲気になってきました。
そんな千華子に伸寛は「なんだかんだ言って、お義母さんお義父さんのこと好きだったんじゃない？お義父さん、憎めないとこあるから～」とやんわり語り掛けてみるｗ。しかしながらまだ完全には観さんのこと許せない様子の千華子さん。まぁ、振り回されてきたことは事実ですから、そう簡単には許す気になれないかもね。

でも、なんだかんだ言って二人の関係は良い方向に動いてるみたいだから良かったよ。やっぱり、伸寛が言いたいことをハッキリ言えるようになったのが大きいかもしれません。

しかし一難去ってまた一難。萌子美が大切にしてきた”トミー”が行方不明となり情緒不安定になってしまう。必死に捜索するもなかなか見つからず「もうあきらめるしか…」と弱気な発言をしてしまった伸寛さん。この時点では、萌子美にとってのトミーの存在ということをあまり分かっていなかったのかもしれないよなぁ…。
でも、泣きながらトミーとの絆のことを語る娘の姿を見て、初めて今まで見えなかった彼女の姿が見えたのではないだろうか。樹に触れて会話を試みる萌子美を祈る気持ちで見つめる伸寛と家族たち。

そしていよいよ次週最終回。それぞれの旅立ちということになりそうな予感！？撮影はみんな無事にクランクアップしたそうですね。お疲れ様でした！

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