NHK大河ドラマ『青天を衝け』第7回感想 青天の栄一

第7回目にして早々とタイトルとサブタイトルが被りメインテーマが語られる時が来ました。若い頃の渋沢栄一の志が見える印象的な回となりました。

江戸へ旅立つ長七郎のために送別会が開かれている尾高家。そこへ兄の惇忠が弟への餞別の漢詩を送りたいとやって来る。栄一たちは「兄ぃの詩だ!!」と色めき立つ。淳忠兄ぃは本当にみんなから慕われておるのぅ~。

と、今回はこのタイミングで徳川家康さんが登場しましたw。

まさか、ドラマの映像を見ながら「いいですねぇ~~」と羨ましそうに登場するとは予想外(笑)。毎回家康さんがどのタイミングで出てくるかも楽しみな今回の大河ドラマです。
今回は”漢詩”についてのレクチャーでした。あの時代、身分を問わず色々な人の間でかなり流行していたらしい。今の時代の人には漢詩の意味は難しかろうということで、あらかじめシーンが始まる前に「今回は特別に今の言葉に訳した形で披露します」と前置きをしに来てくださった家康さん。ご親切な解説、痛み入ります。

ということで、かなり分かりやすい言葉で惇忠は自らの書いた餞の漢詩を読み上げました。

「弟よ、旅に出よ。家は、俺が守る」

そう告げた後、惇忠は長七郎に向き合い「名を高め世に知られる偉大な仕事をするのはお前の役目だ」と語るように読み上げる。家のことは全て引き受けたから、心置きなく江戸で大きな仕事をやり遂げてこいという熱い兄の言葉を長七郎は噛みしめるように聴き入っていました。家のことは全て引き受けたから心置きなく旅に出てこいと送り出してくれるなんて、なんと心の広いお兄様!!

しかしその夜、栄一は一人眠りにつかず机の上でじっと”竹中直人さんのコスプ…”じゃなかったww、水戸斉昭を描いた絵を見つめていた惇忠の姿を見てふと「本当は、兄ぃが行きてぇんじゃねぇか?」と尋ねる。栄一は惇忠の漢詩を聞いている時もちょっと複雑な表情を見せていたよね。あの時から兄ぃの気持ちを慮っていたんだろうな。

栄一の問いに対して惇忠は素直に「そりゃ、行きてぇに」と答えますが、家を守り村の役目を果たすのは自分しかいないと語る惇忠。「これでいいんだ」と栄一に答えましたが、あの言葉は惇忠が自分自身に言い含めていたようにも聞こえてちょっと切なくなりました…。本当は自分が江戸へ出たい気持ちを抑え、あえて裏方に回る決断をしたわけですから心中としては複雑だったと思います。それでも家族の幸せを第一に考えてる惇忠兄ぃは立派な人だよ…!!

そんな兄の本心を長七郎は寝たふりをしながら聞いていました…。この時改めて、兄の為にも江戸で多くを吸収してこなければという気持ちを新たにしただろうね。淳忠の想いの分まで頑張れ、長七郎!

長七郎が旅立ったあと、惇忠は「聞いたぞ!長七郎に勝負を挑んだようだなぁ」と意味ありげにニマニマしながら喜作の肩を叩く(笑)。千代を賭けて勝負するっていう話を長七郎から聞いたんだなw。しかし千代がいる目の前でその件について語ることができない喜作は大慌てww。でも、喜作と千代の縁談の件に関しては惇忠兄ぃはけっこう前向きに考えてるっぽかったですねぇ。
それをものすごーーーく複雑な心境で見送る栄一。千代はいったい何のことだか分かっていない。はてさて、栄一、どうするよ(笑)。

以下、さらに第7回を見て気になったシーンもろもろネタバレあり

これまでの『青天を衝け』感想レポ

青天を衝け
青天を衝け
2021年度NHK大河ドラマ『青天を衝け』の感想レビュー
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『青天を衝け』第7回 青天の栄一

2021年03月28日(日)放送 NHKBSプレミアム 18:00~18:45 ほか

出演:吉沢亮、高良健吾、橋本愛、満島真之介、田辺誠一、上白石萌音、川栄李奈、草彅剛、堤真一、竹中直人、和久井映見、小林薫、ほか

あらすじ

老中・阿部(大谷亮平)が亡くなり、幕府は大混乱。そんな中、慶喜(草彅 剛)を次期将軍に推す声が日ごとに高まり……。一方、血洗島では、長七郎(満島真之介)が真田(板橋駿谷)に勧められ、武者修行のため江戸へ行くことに。栄一(吉沢 亮)は、依然、千代(橋本 愛)とぎくしゃくした関係のままであったが、喜作(高良健吾)が千代を嫁にもらいたいと言い出し動揺する。惇忠(田辺誠一)と藍売りに出かけた栄一は、漢詩を詠みながら山道を歩く中で自分の真の思いに気づき、そびえたつ山頂で……青天を衝く!

<公式HPより引用>

喜作は惇忠に実は縁談の話が来ていることを打ち明ける。なんでも、揉め事を仲裁した際に見初められて婚姻を申し出られたらしい。そんな話が来ていたとは知らなかったぞ、喜作w。ところが当人は全くその縁談を受けるつもりはないらしく、話が決まってしまう前に自分の想い人である千代と一緒になりたいと思っていると。意にそぐわない相手と結婚させられる前に既成事実を早く作りたいわけか。そりゃ、急ぐのも無理はないか。
惇忠はそんな喜作の事情を把握したうえで母親に言伝をしてもいいと提案しようとしましたが、それと同時に栄一が「いや!」と口を挟んでくる。このままどんどん話進んだら栄一の入るスキなくなりそうだったからねw、切り込むなら今しかなかんべ(笑)。

最初は喜作のことを「お前は良い男だ」とヨイショしまくる栄一。喜作もその言葉を聞いて自分の恋を応援してくれているのだと思い込み照れまくり(笑)。ところが、突然「しかし、夫となるとどうなんべな」と方向転換してくるw。そこから次々と出てくる喜作の「ダメなところ」オンパレードが始まっちゃう。栄一よ、上げて上げて、そこから突然落とす戦法はけっこう喜作には酷だぞ(汗)。

「お前と一緒になったらきっと苦労する!」

disりまくられた挙句に「お前と千代は釣り合わない」みたいなことを言われたら、そりゃ喜作の我慢も限界になるよなw。堪忍袋の緒が切れた喜作は栄一に掴みかかり、二人は取っ組み合いの大げんかに発展。淳忠兄ぃの「おいおい、やめねぇか~」という言葉も全く耳に入りません…っていうか、惇忠さん、本気で止めに入ってないようにお見受けしたんですが(笑)。

栄一の口はさらにエスカレートしていき「喜作にははねっ返りの女子のほうが合ってる」なんてことを口走ったものだから、喜作も負けじと「俺はお前の姉さまのような女子ではねぇ、お千代が欲しい!!」と絶叫ww。栄一もすかさず「お千代はダメだにぃ!!」と必死の抵抗。全く、こりゃ子供の喧嘩だよw…っていうか、喜作、ひどすぎねぇか!?
と、思っていたら…、その現場を栄一の姉さま・なかがバッチリ目撃しておりました。こんなこと言われたら、そりゃ姉さま的には黙って見過ごせないよねぇ。耳掴んで部屋から放り出されても同情はできんなw。私はなかさん、しっかり者で素敵な女性だと思うよ。

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その頃江戸では、円四郎のもとに川路が訪ねてきて老中の阿部が急死してしまったことを告げる。あまりにも多くの難しい出来事を阿部様に背負わせすぎてしまったのではないだろうか…。川路は「これから天下は大いに荒れるぞ」と危機感を露にします。その予言はこの先バシバシ的中していくことに(汗)。

そして慶喜の元にも阿部の訃報を知らせる文が届いていました。「一度一緒に仕事をしたかった」と語っていた阿部の言葉が今更ながらに慶喜の心に響いてくる…。遠い目をして「伊勢守殿…」と呟く慶喜の姿が哀しかった。

大谷さんが演じた阿部様、本当に素敵でした。退場してしまうのが惜しい!お疲れ様でした。

阿部の代わりに老中首座に就いたのは開国派の堀田正睦でした。堀田は川路にハルリス(ハリス)と通商の話を進めるよう申し伝える。
慶喜はこの現状を聞き父の斉昭がまた暴走してしまうのではないかと危惧していました。斉昭は開国絶対反対ですから、おそらく黙っていられないでしょうなぁ(汗)。しかし円四郎はそれよりも次の将軍に慶喜がつくことこそが最大の解決策だと思っているらしい。でも当の慶喜はそれに応えようとはしません。そういえば「西郷どん」の”ひぃ様“も頑なだったよなぁと思いだすw。

で、結局慶喜が危惧していた通り斉昭はまたもや朝廷に幕府を非難する文を勝手に送り付けてしまった。しかも今回は前回以上に怨念がこめられてたよー(汗)。受け取る側も何か感じたんじゃないか!?
そのことを察知した幕府はさっそく斉昭のもとに川路を派遣。しかし斉昭は「意見してくれというから言ってやってるのにスルーするとは不埒千万!!」と幕府に対する怒りが収まらない様子。どうやら自分をメリケン(米国)に派遣しろとも迫っていたらしく、開国に動いている幕府にとっては厄介な申し出だったに違いない(苦笑)。斉昭は「堀田は腹を斬り、ハリスは首を撥ねよ」というあまりにも過激な要求をしてくるものだから、困り果てた川路たちは現水戸家当主である慶篤に助けを求める。ところが、慶篤さんはというと…

「あ・・・いや・・・わたくしは・・・・」

と、全くの弱腰で何の助けにはなりませんw。本当にあの父親の息子かw!?

慶篤は全く頼みにできないと悟った川路は腹を決めて「今後は斉昭さんは意見しないということで」と強引に話を丸めてしまう。まぁ、あの場はそう言って切り抜けるしかないよな。斉昭さんは「知るか!!!」と烈火のごとく怒りまくってその場を立ち去ってしまう。
しかしながら「もう私の役目が終わったということくらい分かっておるのだ」と東湖の代わりに側近についた耕雲斎にだけは本心を打ち明けます。どんなに怒り狂って反論してもどうにもならない世の中に変わってしまったことを斉昭は悟ってしまっていた。分かっていてもどうしても「攘夷」の気持ちが高ぶって止められなくなってしまう斉昭がなんだかとても切なかった…。国を愛し守り抜きたいという想いは誰よりも強いけれど、その思想があまりにも過激すぎるんだよなぁ…。

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そんなある日、水戸屋敷に慶喜が訪ねてくる。斉昭は一番頼みに想っている息子の訪問を歓迎しますが、それよりも前に慶喜から朝廷に勝手に幕府の不平不満を綴った文を送りつけたことを指摘されて言葉を失ってしまう。斉昭が送ったあの文が京の町に悪影響を及ぼしているらしく、「攘夷」を叫んで過激な行動をしまくる輩が増えて治安が悪化しているとのこと。斉昭の怨念、おそるべし!そのことについて慶喜は厳しく非難します。

「もしそれで天子様の心を惑わせていたとしたら、父上のなされることは本当に忠義に叶っておられるのでしょうか!?」

一番頼みにしている息子から「天子様の心を惑わせる行為ではないのか」と指摘されてしまった斉昭は言葉を失い、「分った」と納得するしかありませんでした。そんな父にさらに追い打ちをかけるように「今後は京への文を一切書かないという文を備中守(堀田)に向けてしたためてほしい」と要求する慶喜。彼としては父の今後の為を想っての言葉だったわけですが、斉昭にとっては屈辱でもあるわけで…愛する息子から要求されてしまったことはさらに大きなショックだったのではないかなと胸が苦しくなりました。
本当はもっと打ち解けた会話をしたかったであろう斉昭の気持ちを、慶喜は気づくことができなかった。父と息子の気持ちのすれ違いが切なかったなぁ…。

どうにもうまく父と想いが通い合わないことを悩んでいた慶喜のもとに美賀がやってきた。前回は大暴れしていましたが、どうやら落ち着きを取り戻したようですな。しかしあんだけ気を失うまで興奮してたのに、いったいどうやって立ち直れたのだろうか(汗)。

美賀は慶喜に「いずれ将軍になるおつもりか?」と尋ねます。それに対し慶喜は「私の器量では一橋家だけでも荷が重い」として欲がないことを告げる。しかし美賀はその言葉を「建前」だと受け取ったらしく「わらわもそのように覚悟いたします」と満足そうに去っていった。
慶喜さん的には「本当に将軍なんかやりたくないんだけどなぁ」といった感じでしたがw、美賀はさらにその奥の深層心理に何か感じることがあったのかも?まぁでも、これをきっかけに夫婦仲が安定してくれればいいんだけどねw。

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一方の血洗島では、なかの縁談がまとまったらしく嫁ぐことがついに決定した模様。憑き物騒動で深く心を傷つけられた過去があるなかさんなので心配しましたが、今回は良い人と巡り会えて無事に嫁ぐことが決まって本当に良かったよ!姉さまには幸せになってほしいです。

で、このシーンから栄一の一番末の妹・てい藤野涼子さんにスイッチしました。

 しっかり者の妹って感じで今後の活躍が楽しみです。栄一にも憎まれ口叩いたりして、性格はけっこう勝気と見たぞw。

ところがこの席で栄一は喜作と千代の縁談の話がどんどん先に進んでいることを知って動揺してしまう。栄一、なにかアクションを起こさないと手遅れになるぞ!
その頃千代は一人神社で何か願い事をしていました。しかしその表情はどこか暗い。やはり喜作との縁談が勧められてしまっていることを気に病んでしまっているのではないだろうか。幼いころから千代の心の中にいるのは栄一だけですからね…。気の毒だけど、そこに喜作の居場所はないのだよ…。

同じころ、栄一は尾高家の前を通りがかり思わず外から千代の姿を探してしまう。どうにも尾高家の前でウジウジしてしまう情けない栄一ww。すると、そんな姿を目撃したある人物が声をかけてきた。

尾高家の一番末の弟・平九郎岡田健史くんにチェンジ!あの小さかった平九郎が、こんなにも逞しく凛々しい青年に成長するとは! 栄一も「おめぇ、また背が伸びたな」とちょっと嫉妬してしまうほどイイ男(笑)。

平九郎は千代を見つけるとすかさず「栄一さん、来てるで!」と無邪気に呼び止めます。体は大きくなったけど、精神的にはまだまだ子供だなって感じで可愛い平九郎君w。栄一がどんな想いで尾高家をウロウロしていたのかまでは気づいていないようです(笑)。最初は千代に会わずに帰ろううとしていただけに、いざ面と向かうとどう接すべきかちょっと躊躇ってしまう栄一も可愛いw。

栄一が千代に「喜作と一緒になるのか?」と尋ねると、千代は躊躇いがちに微笑みながら「ありがたいお話です…」と答える。本当はもっと遠くのほうへ嫁入りするのではと思っていたので、近所で気心の知れた喜作にもらってもらえることは彼女にとって決して悪い話ではありませんでした。千代は栄一とは結ばれないながらも「近くにいられるなら」ということで縁談を受けようと思い至っていた様子…。
ここで栄一が勇気を出して気持ちを告白すれば事態が変わったかもしれないのですが、彼の口から出た言葉は「そうだいな…、よかった…」という千代の言葉を肯定するものでした(汗)。なぜそこで引いてしまうんだ、栄一ぃぃ!!千代ちゃんが欲しいのはそんな言葉じゃなかったはずなのにぃ~!女心が分かってないなぁ。

諦めたように帰って行く栄一を、平九郎が少し複雑な表情で見送っていました。平九郎は二人の微妙な関係に気づいていたかもしれないなぁ。「なんでそこで帰っちゃうんだろう」的なこと思ってたんじゃなかろうか。平九郎のほうがよほどそっちの方面では大人だよw。

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栄一と千代が微妙な関係になっている頃、江戸ではそれどころではありませんでした。慶永は左内を呼び出して「ハルリスなんかよりも一橋様じゃ!!」と慶喜を将軍に擁立することに躍起になっていますw。慶永の役に立ちたいであろう左内は慶喜の側近となった円四郎のもとを訪れ慶喜推薦のための文章を依頼していたらしい。

その完成したものが「橋公行脚状記略」。このくだり、3年前の大河ドラマ『西郷どん』にも出てきましたね。橋本左内と意気投合した西郷吉之助がこれを何冊もコピーして配り歩こうとしてたっけww。

ちなみにこのとき松平春嶽(慶永)を演じていたのは、今回の大河で武田耕雲斎を演じている津田寛治さんでした。

さっそく慶永は堀田に慶喜を将軍に推すよう建白書を提出。それを受けた堀田は「上様には私から取り計らいましょう」とう約束してくれますが…、その話を聞いた家定は「まだ若い自分がいるのになぜもう世継ぎを決めなければいけないのだ」と極めて不機嫌になってしまう。今回の家定さん、ノラリクラリしているようでけっこう攻めの姿勢が強そうですね。
嫁いできたばかりの篤姫との仲はかなり良好なようで、二人で家定の作ったお菓子を楽しんでいました。ニコニコと大らかな篤姫のことを家定はかなり気に入ったようですね。

それにしても、萌音ちゃんの演じる篤姫はめちゃめちゃ可愛いな!!家定さんが気に入ってしまうのも納得だわ。

「慶喜みたいな年寄り息子はいらぬわ」とそれはそれは酷い言いようの家定さんww。よほど慶喜のことが気に食わないのね。すると後ろから乳母の歌橋が「慶永はハルリスとの対面を上様ではなく慶喜にさせようとしているらしい」とさらに煽るようなことを言ってくる。家定の慶喜嫌いはこの歌橋さんの影響もかなり大きいと見た(笑)。
するとここですかさず篤姫が「慶喜が上様の代わりに夷人に会ってくれるなんてラッキーじゃないですか!」と割り込んでくるw。篤姫は薩摩から「家定を慶喜推しにさせるように」との密命を受けてますからね。ここはやんわりと慶喜をハルリスに会わせるよう話をうまく持って行く篤姫はさすがです。

ところが、せっかく家定が「それもそうだな」と納得しかかったところで歌橋が「一橋様なら日本代表として夷人に会うのに恥ずかしくない方だという話も…」と発言してしまい事態は篤姫の思惑と違う方向へw。こんなこと聞いたら家定だって「自分よりも慶喜のほうが恥ずかしくないとは何事!?」と機嫌を損ねてしまうに決まってる。

せっかく慶喜を前面に出そうとしていた計画が水の泡になってしまった篤姫、思わず「あいちゃぁ~~」と薩摩弁で無念の表情w。これ、萌音ちゃんが放送前に「よく使っていた薩摩弁をドラマで使うとは思わなかった」って笑ってたシーンですね!?さすがネイティブ、すごい自然に聞こえましたよ。っていうか、ただただ可愛かったww。

結局、歌橋さんの横やりが入ってしまい結局家定は「ハルリスにはわしが会うっ!」と宣言。慶喜ヨイショ作戦は失敗に終わる。それどころか、ますます家定の慶喜嫌いが加速してしまった模様(ついでに慶永嫌いもw)。ここの壁を突き崩すのは相当難儀だと思われます。頑張れ、篤姫!

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一方、江戸に到着して真田範之助と合流していた長七郎は町中を練り歩く大名行列に遭遇していました。いったいどこのお殿様かと思ったら…、よく見ると先頭のほうには星条旗を持った人が歩いているではないですか。籠の中にいたのは大名ではなく、ハルリス(ハリス)さんだったのです。
外国人であれに乗るって…けっこう窮屈したんじゃないかねぇ。しかも体大きいし「降りて歩きたい」って思ったんじゃなかろうかと余計な心配をしてしまうw。

ハルリスはこれから江戸の将軍・家定に謁見しに行くのだと聞かされた長七郎は激高して斬りつけに走ろうとしましたが、範之助が必死にそれを食い止まらせました。しかし、惇忠の想いも一緒に背負って江戸へやって来た長七郎としては、いともやすやすと夷人が将軍に謁見できてしまう現状を黙って見過ごすことができない。「兄ぃが聞いたらどれほど嘆くことか!」というセリフはグッと来たなぁ。
しかし、ここで騒ぎを起こしても何の解決にもならないことを範之助は知っていました。その代わり、長七郎の気持ちを汲んだうえである場所へ連れて行くことに。

範之助が長七郎を案内した場所は「思誠塾」。多くの若者の前で熱烈な「尊王攘夷論」を唱えていたのは大橋訥庵という人物でした。

おおっ!!山崎銀之丞さんではないですかっ!ギラギラした感じがいかにも「尊王攘夷論者」といった感じで迫力ありますねぇ~。

「夷狄を払う」という言葉を聞いた長七郎は刺激を大いに受けたようで「もっと話を聞きてぇ!」とずいずいと分け入って前に出て行ってしまう。しかし、新参者ゆえに周囲の若者たちから冷たい眼差しを向けられ、最も血の気の多そうな若者に刃を向けられてしまった(汗)。
彼らは長七郎が「百姓」であることを見抜きバカにしたように「お前のような者が出入りする場所じゃねぇ」と追い払おうとする。しかし剣の腕は血洗島で一番といっても過言ではない長七郎は彼らの挑発を受けて立とうとします。故郷で背中を押してくれた家族や仲間たちの為にも、長七郎はここで引き下がってはいられないのです。

そんな血気盛んな長七郎に、静観していた訥庵が言葉をかけてきました。「この者、実に良い目をしておる」と興味を抱いてくれた模様。いやいや、訥庵先生の目も只者じゃなかったですぜ!!

数日後、長七郎から文が届いたと惇忠が嬉しそうに道場に駆け込んできました。

それによると、長七郎は範之助と共に千葉道場で武芸に励んでいるらしい。さらには江戸に尊王攘夷の志士たちが集まっているとも書かれてあったらしく、栄一たちは思わず歓声を上げていました。ということは、あのあと長七郎は訥庵に認められて教えを乞うことができたってことかな。

長七郎は惇忠宛てとは別に、栄一と喜作にもそれぞれ文を書いていました。

家に戻った栄一は「江戸で会う人物はとても気持ちのいい奴ばかりで皆志を持っている」という文面を読み複雑な表情を浮かべていました。栄一にはまだ長七郎の言う「志」というものが何か見えていないところがありそうですからね。
それからもう一つ目についたのが…「俺はお千代と一緒になるのはお前かと思ってたぞ」という一文。長七郎は何度か栄一と千代が惹かれ合ってるような様子を目撃してましたからね。長七郎の鋭い指摘に動揺を隠せない栄一。

そして、手紙の最後はこんな文章で締めくくられていました。

「なぁ、栄一、お前の欲しいものはなんだ?お前の志はなんだ?お前は本当にこのままでいいのか?今一度その胸によぉーっく聞いてみろ」

本当は千代を欲しているのにその気持ちから逃げてしまっていた栄一の胸に、長七郎からの熱い問いかけが沁みわたります。そんな気持ちのまま、栄一は藍の買い付けに出掛ける。今回のお供は惇忠兄ぃ!市郎右衛門さんとしては、惇忠と一緒ということで栄一が商売よりも本読みなどに夢中になってしまうのではないかと心配な様子でしたがw、迎えに来ていた惇忠はそんな心配をされてるとは思っていない様子だったな(ちょこっと会釈する兄ぃが可愛かった 笑)。

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栄一は惇忠と共に信州目指して険しい山道を進んでいきます。

若い栄一はかなり元気があるようでしたが、10歳年上の惇忠兄ぃはちょっとお疲れ気味w!?しかもどんどん山道はハードな展開となっていき…あれを命綱無しで渡った昔の人はすごいと思ってしまった(汗)。

この旅のなかで、栄一はその時の気持ちを詩にしたためていました。淳忠と共に詩を書いている栄一はとても生き生きしていて楽しそうです(のちに「巡信紀詩」と呼ばれる漢詩)。とっさまと一緒の時には出来ないことだったでしょうからなおさらテンション上がってたんじゃないかなw。

最初は惇忠に手を貸しながら山道を登っていく栄一でしたが、次第に自分のペースでどんどん進んでいったようで気づけば二人の間の距離はだいぶ開いておりましたww。兄ぃ、ちゃんとついていけるのか心配になっちゃったよ(笑)。
それにしても、これほんとにすごい山道で撮影したんですね!ロケ地は谷川岳とのこと。実際に役の扮装して登ってる吉沢くんや田辺さんもすごいけど、撮影機材を持ちながら登ってるスタッフさんたちはもっとキツかったと思いますよ(一歩間違えれば滑落の危険ありましたよね 汗)。よほどの達人でなければ無理でしょう!まさにプロの仕事だと思った。

栄一の足はさらに加速する。あのゴツゴツした岩山をグングンよじ登っていく姿は実に逞しい。

「私は、”青天を衝く勢い”で白雲を突き抜ける勢いで進む!」

今回の大河ドラマのタイトルは、漢詩「内山峡」のこの部分が元になっています。今後の彼の人生を象徴するような詩となるとは、おそらくこの時点では想像もしていなかったのではないでしょうか。

岩の頂点に達し周囲の山々を眺めた後、頭上に輝く太陽に手を翳してみる栄一。ようやく追いついた惇忠はそんな彼の後ろ姿を見て優しく微笑むのでした。兄ぃの親のように見守る温かい表情がとても素敵で感動的だった!やっぱり田辺さんはとても良い表情をしますねぇ。

大河が始まる前の予告で何度も見たシーンですが、実際ドラマのなかで見ると本当に神々しくてこみ上げてくるものを感じました。雄大な自然の中に佇み陽の光を掴み取ろうとした栄一の姿に、これから起こるであろう様々なドラマを見た気がしてとても感動的だった。

それにしても…登りも大変そうだったけど、下りはもっとハードそう(汗)。皆さん怪我無くロケ達成できて本当に良かった。

今週発売のステラで田辺さんも触れていましたが、このシーンを撮影するために登った谷川岳ロケは相当ハードだったようですね。田辺さんは学生時代はボート部でかなり鍛えられたと以前語っていましたから体力はあると思うのですが、年齢重ねてあの山を扮装姿で登るのはかなり難儀だったと思います(4日後の筋肉痛もキツそう 汗)。

一方の吉沢くんはまだ20代ということもあってかかなり元気そうでしたねぇ!ヒョイヒョイと険しい岩山を掴んでガンガン上っていく姿にも驚かされましたが、下にいた惇忠を引き上げるときの余裕の表情にもビックリでした。「過酷ロケだった」と語っていますが、相当体力付けて余裕に見えるよう頑張ったんだと思います。岩山制覇した時のメイキングでの達成感溢れる笑顔が実に爽やか!

ロケ隊の皆様、本当にお疲れ様でした!

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信州から帰った栄一は真っ先に尾高家へ向かいますが、千代は神社へ行ったと知らされる。そのまますぐに神社へと突っ走っていく栄一を見送る平九郎の「今度こそ姉さまにちゃんと気持ち伝えてよ~」的な表情がとてもよかった!長七郎と同じく、平九郎も幼い時から二人のじれったさを目の当たりにしてきましたからね(笑)。

息を切らせて神社に辿り着くと、ちょうど千代が帰路に就こうとしていたところでした。大声で彼女の名を呼ぶ栄一。千代が振り返ったその時、これまで言えなかった気持ちをついに言葉に出します。

「お千代、俺は・・・俺は、お前が欲しい!」

千代ちゃん、やっと栄一のホントの気持ちを聞くことができて良かったー!もともと相思相愛みたいなものでしたからね。喜作には気の毒ですが、きっとわかってくれると思う…、たぶん。
と、ここで終了するのかと思いきや・・・最後の最後に次の大きな展開が待っていました。

江戸では、堀田さんが「老中首座は重荷過ぎてもうムリ!」ということで早々に辞退してしまったらしい(汗)。阿部さんはその重荷を背負いすぎて体壊して早く亡くなってしまいましたからねぇ…。将軍継承問題もあるし、異国の脅威にもさらされて情勢が非常に不安定という事情もあるしと難題続きの日本。この仕事を引き受けるにはもっと、鋼の精神力と体力がある人でないと無理ということかもしれません。

実際に堀田さんも開国に向けてかなり頑張って働いたようですが、ハリスとの交渉で日米修好通商条約を締結しようとした際に孝明天皇からの勅許を得ることができず頓挫してしまったそうな。孝明天皇はけっこうゴリゴリの攘夷論者でもありましたからねぇ(汗)。何も成果を得られずガックリして江戸に戻る途中、将軍継承問題の陰謀に巻き込まれ老中の座から降ろされたというのが通説のようです。自分のいない間に罷免されてしまったというのがなんともお気の毒…。
まぁでも、気持ち的には「もうムリ!」って言いたくなってたかもしれないですね(苦笑)。

で、そんな堀田さんが次の老中首座に推薦したのが越前の松平慶永でした。ところが、家定は以前からジトーーっと軽蔑の眼差しを送って自分を見下しまくっていた慶永が大嫌いww。歌橋も「あの人が大老になったら毎日”一橋”推し攻撃されまっせ」と家定の嫌悪感に拍車をかけるww。あぁ、それ、あるわ、たぶん、絶対(笑)。

「待ちきれんのぅ~!!」と老中首座の座が巡って来るのを今か今かと心待ちにしていらっしゃる慶永さん、まさか自分が将軍から超disられて候補から外されているとは夢にも思わず(笑)。

家定が他に誰か自分の支えになる重臣はいないのかとボヤいてお菓子を口にしたとき、タイミングよく現れたのが井伊直弼でした。でもこの時点では将軍のお茶会に招かれたことに感激してその礼を言いにやって来ただけ、みたいな感じだったのが意外。虎視眈々と狙ってたのかと思ってたよ。

井伊は目に入った家定作の珍しい茶菓子について興味を示します。それを見た家定はふとあることを思いつき、茶菓子を井伊の目の前に突き出してみる。しかし、差し出された手に置くことなくただ黙って井伊の目の前に突き出してさも「食ってみろ」と言わんばかりの家定。すると井伊は・・・

大きな口を開けて将軍の手にある茶菓子をパクリ!!!

いやぁ~~、勇気あるよね、井伊直弼さん!いくら目の前に突き出されたからって、将軍様の手にあるものをそのまま口で受け止めるなんて普通の人には出来ないことだったと思いますよ!?それを堂々とやってのけちゃうんだから、やはり彼は只者ではない。
ただ、口に入れた茶菓子はパサパサ感が強くてけっこう苦しそうにしてたぞ(「おいしゅうございます」の一言だけでも苦しそう 笑)。家定さん、すぐにお茶出してあげて~~ww。

家定はニヤリと笑い心を決めた様子。鋼の精神力の持ち主がここにいたねぇ!
しかし、井伊はいったい何のことだかさっぱり理解できずに「は?」とキョトン顔www。この時まさか自分に老中首座の座が巡ってこようとは予想してなかったということでしょう。してやったり、みたいな展開にならなかったのが意外性があって面白かったです。

ということで、次回からついに井伊直弼が本格的に動き出すことになりそうです。岸谷五朗さん、以前出た某大河では散々な目に遭っていましたので(苦笑)今回は大いに期待しております!

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