前回の朝ドラが中盤から後半にかけてあまりにも「・・・・」な絶句内容だっただけに(苦笑)次への不安も正直あったわけですが、10月から始まった新しい朝ドラ『まんぷく』は安心して楽しんで見れる内容なのでホッとしています。
っていうか、安心というよりも、面白いです、単純に!
だけど、『半分、青い』も実は最初の方はかなり好意的に見てたんですよw。それだけに、まだ2週目は油断ならないなと思うところもあって…勝手に緊張感も持ちつつな鑑賞になっているわけですが、前の時と決定的に違う点がありまして。
それが、”登場してくるキャラクター全員に感情移入しながら見れる”っていうこと。しかもかなり好意的な目線で見れる。これはかなり大きい。「半青」の時はかなり初期の段階から主人公二人に共感も感情移入もほとんどできなかったのでなおさら。
出てくるキャラクターにいい感じで感情移入できる朝ドラは『ちりとてちん』以来かもしれない。『花子とアン』も『あさが来た』も『マッサン』も好きではあったんだけど、猛烈に好きなキャラクターがいてこそっていうのがあったからww。花アンは町田啓太くん演じる郁弥、あさ来たはディーン・フジオカさん演じる五代様、マッサンは浅香航大くん演じる英一郎ってな具合。彼らがドラマから退場した後明らかにテンション落ちたんでね。
まぁ、ちりとても加藤虎ノ介くんの四草に相当惚れ込んで見ていたっていうのはありましたがww、それでも各キャラクターにかなり深い思い入れは抱いて見て楽しんでました。
『まんぷく』は今のところ特に激しい思い入れがあるキャラがいないんですが(後に出て来るかもだけどw)、だからこそ純粋に楽しんで見れているっていうのはあるかもしれない。
朝ドラとはおよそ縁遠いと思っていた安藤サクラさんがあんなにもチャーミングで好感度高い主人公を演じてくれるとは想定外だったこともあり、とても幸せな気持ちで毎朝癒されております。
本当は第2週が終わった後に感想とか書こうかなみたいに思っていたんですが、予想した以上に面白いと感じてしまったので第7回からちょっと振り返って感想書いてみようと思います。
なお、各回のサブタイトルは私の独断と偏見です(笑)。
『まんぷく』第7回 好きです!(2018.10.08放送)
この第7回は何といっても、長谷川博己さん演じる萬平さんの福子への告白シーンが全てでしたね!!私は基本的に男性のほうがドギマギするっていう展開が大好物だったりするんですけど(笑)、ハセヒロさんの芝居は私の萌のツボをものの見事に突きまくってくれました。
突然思い立ってホテルで働く福子のところへ「僕と付き合ってくださいっ!!」と告白する大胆さに見ているこちらもドキリとしたんですが、そのすぐ後に我に返って「忘れてください…!!」って後ずさりして、コケ芸まで披露しながら慌てて退散していく姿が可愛すぎっっ。
それだけでも十分に萌えて年甲斐もなくキュンキュンさせられたのに、さらに表に出てから
「どうしてあんなことを言ってしまったんだっっ!!!」
のシャウトが最高www!!超萌えた(笑)。いいぞハセヒロさん、もっとやれww。
悩める萬平にアドバイスを送ったのが、今のところ胡散臭さが際立ってる世良さん(笑)。
桐谷くんのなんとも言えない鬱陶しい芝居がめっちゃオモロイw。胡散臭いと言えば、愛之助さんの演じる加地谷も十分キナ臭い香りがしてるんですけどねwww。
世良から「押して、押して、押しまくれ!!」という強烈なアドバイスに影響されまくった萬平は、どうしたらいいのかますます迷宮入りしてしまって悶絶状態(笑)。もうその姿だけで何度もリピートしたいと思えるくらい萌えて仕方ないwww。
そしてついに、「結婚を前提に付き合ってください!!」と男らしく告白!偉いぞ、萬平!!
そんな彼のまっすぐさに好感を持った福子は照れながら「ハイ」と答えるんですけど、あの、なんとも言えないノホホンとした雰囲気を醸し出しながらの返事が掴みどころなくて逆に可愛い!!サクラさんの表現力、ほんとに凄いな!!と感動したワンシーンでもありました。
この回であと気になったことは、いつも気にかけていた福子に缶詰(通称・野呂缶というらしいww)を渡し続けていた野呂が最初の告白の現場を目撃してしまってショック受けてた場面かな(笑)。いるんだよねぇ、こういう展開になると報われないキャラっていうのがww。
だけど、野呂くんの健気な気持ちも応援したいから違う恋を頑張ってほしいぞ!と思った。
さらに恋愛だけでなく、姉の咲のかなり気になる病状が出てくるのもハラハラしました。こういった違う味のドラマの入れ方もなかなか上手いです、今回の朝ドラ。
『まんぷく』第8回 可愛い方です!(2018.10.09放送)
改めて福子に「結婚を前提として付き合ってください!」と勇気振り絞って告白した萬平。見事に受け入れてもらえて見ているこちらも思わずニヤリとしてしまったけどww、福子のテンションが萬平と同じくらいまで高まっているのかはちょっと不安になったシーンでもありました。
そしてついに初デート!!最初のうちは会話に困って近くに咲いてる花が綺麗ですね、くらいしか言い出せない初心な萬平に萌えwww。だけどちゃんと福子を気遣ってエスコートしているのが非常に好感持てます。
さらにナイス!!って思ったのが、福子が腰かける前にちゃんとハンカチを敷いてあげていたところ。めっちゃジェントルマンやん、萬平さん。あれは福ちゃんもトキメくだろう~~w。
福子は自分の家族のことを丁寧に萬平に説明します。ここはドラマ的に福子の家庭を紹介していくっていう意図が見え隠れしてたわけですが、全く退屈せずに彼女の話を聞いていられた。こういうところのセリフ回しというか、ドラマのシーンの作り方とか上手いなと思いました。
けっこうハードな家庭環境を話している福子に対して「大変だったでしょう」と気遣う萬平に、あっけらかんとした笑顔で「楽天家やから、わたし」ってニコニコ微笑む福ちゃん・・・好感度めっちゃ上がる!!そんな彼女を優しい視線で見守ってる萬平さんもジーンときたなぁ。
お返しに、萬平も自分の家族の話を始めるわけですが・・・その現場がラーメン屋さんっていうのがまた良いですね。このドラマは「即席ラーメン発明」という偉業に向かって進んでるんだっていう意思表示を感じる。
萬平の家族の話もなかなかにハードで、福子は思わずラーメンを食べようとする手を止めてしまうんですが、そんな彼女に「全然大変な話じゃないからラーメン食べて」って優しく勧める萬平がまためっちゃカッコいい!!しかも優しくてキュンとなっちゃたよ~~!
短い場面ではあったけど、萬平の人間性が十分に伝わってくるとても良いシーンだったと思います。
興味を持って話を聞いてくれた福子が嬉しくて、萬平は自分の職場を紹介するために会社に連れていきます。めっちゃ良い雰囲気の二人・・・ってところで、愛之助さんの加地谷がお邪魔虫として登場(笑)。
以前、萬平が連れてきた世良が胡散臭すぎて嫌悪感を持ったことがある加地谷は、福子のことも「外部の人間」という疑いの目線しか向けておらずかなり冷たい態度を取ってしまう。
萬平は加地谷に「お前にもそういう(好きになる)相手がいたんか」と聞かれた時、つい、「そういうんじゃないです」と咄嗟に答えてしまうんですよねぇ…。この時は、そりゃないぜ、萬平さんって思ったさ。
かな~~り気まずい雰囲気のなか、萬平は福子を家に送り届けたわけですが・・・ここはちゃんと弁明しないとという気持ちに駆られて「加地谷さんに言った言葉は嘘ですから!」と告げる。自分は本気だということを改めて熱意を持って伝えるところにまた好感度上がるわ~w。真面目で不器用だけど真っ直ぐなんだよね。ハセヒロさんの繊細な芝居がホント可愛くて素敵。
そんな萬平の言葉が今ひとつ信じられない福子は「私はベッピンさんでもないし、立花さんに気に入ってもらえるようなところは…」と謙遜してしまう。この時の俯き加減に前髪を弄る福ちゃんの仕草がなんかめっちゃ可愛いんですよねぇ。
そんな彼女の言葉を遮るように「そんなことはありませんっっ!!」ときっぱり告げる萬平。そして意を決したように・・・
「福子さんは・・・・・・・か・・・・可愛い方ですっっ!!!」
もうちょっと・・・!!!萬平さん渾身の告白が可愛すぎるっっ!!!特に、「可愛い方です」の前の緊張感あふれる”間”が最高だった!!!もう、めっちゃ萌えたわ~~~、ほんとwww。
さらにその後も福子の大好きな点を次々に告白していく萬平(笑)。羅列した後「また会ってください!!」と渾身のお願いww。いかに彼が福子を大好きかっていうのがヒシヒシと伝わってきて観てるこちらもニンマリしちゃうw。
福子からOKの返事をもらえた後の、満面の笑みがまた気持ちダダ漏れの萬平さんwww。好きだわ~~、あの分かりやすい感じが(笑)。しかもその夜は嬉しすぎて根菜機回しながらどこか痛めちゃったりしてwwどこまで可愛いんだよ、おい!!って感じww。
そしてもう一人、福子に密かな熱い思いを抱いていた野呂さん。その後の展開が気になりすぎてフロントの恵さんに根掘り葉掘り顛末を聴きまくりww。気が気ではない様子で缶詰すら今回出てこなかったよ。
で、福子は恋愛経験豊富そうな美人の恵に、萬平とのことを相談。ところが恵は実は…恋愛経験がなかったことが判明!こりゃビックリだww。逆に福子は恋愛の先輩になってしまったわけで、恵から恋愛するにはどうすればいいのか迫られる展開に(笑)。
こんな平和な展開が続いていた第8回ですが、着実に悲劇の足音は聞こえていて…。福子の姉の咲がついに咳が悪化して入院してしまったことが判明。
これを知らせたのが、なぜか、かつて咲に交際を申し込んでいた「牧、善之介」さん。浜野さんのあの独特の芝居がめっちゃツボww。今回はシリアスシーンでの登場になりましたが、なにげに恵に一目惚れしたような気配が・・・(笑)。
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