【過去ドラマ振り返り】連続ドラマ『フードファイト』

田辺誠一さん出演の過去ドラマを勝手に振り返るシリーズの第6弾は、日本テレビ系列で放送された連続ドラマ『フードファイト』です。

これまでの田辺誠一さん出演作品感想レポ

田辺誠一さん出演作品感想一覧
田辺誠一さん出演作品感想一覧
田辺誠一さんが出演した作品の感想

『フードファイト』は視聴率も絶好調で終了後も2本のスペシャルドラマが放送されたほどでした。さらにSMAPが歌う主題歌『らいおんハート』は大ヒットを飛ばしたしで、ディスク化されてもおかしくないほどの人気作品だったんですよね。
ところが、いくつかののっぴきならない事情が重なったことでソフト化は愚か、再放送すら許されない状況となってしまったという…残念無念なことになってしまいました。

私は基本的にJアイドルが出演している作品が苦手で今でも積極的には見ない傾向にあるのですが(汗)、第5話から田辺さんが出演するというニュースが入ったことから見始めることに。が、蓋を開けてみれば…これがめちゃめちゃ面白くて!ストーリーのテンポも良かったし、毎回登場するゲストとのやりとりも楽しかった。

野島伸司さんの企画作品にしては珍しくコメディ色が強めでしたが、スパイスも効いてたし人間ドラマもしっかりした良作だったと思います。

それゆえ、あんな事件がなければなぁと思わずにはいられない。けっこうシビアな事件が2件絡んでしまったので正直感想書くのもどうしたものかと迷いはしたのですが…、田辺さん演じるプリンスメロンくん…もとい、加賀見俊介があまりにも面白いキャラで強烈な印象を残したのでww、そこだけを中心に少し振り返ることにしました。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

連続ドラマ『フードファイト』

放送:2000年07月01日~09月16日(土)21:00~21:54 日本テレビ系列<全11回>

企画:野島伸司

主題歌:SMAP「らいおんハート」

田辺誠一さんの役:加賀見俊介(第5話~レギュラー出演)

主演:草彅剛

その他主な出演者:深田恭子、 宮沢りえ、筧利夫、梅津栄、八千草薫、佐野史郎、木村拓哉(声のみ)、ほか

あらすじ:

大食いを競う闇の賭博・フードファイトで賞金を稼ぎ、孤児院を守ろうとする男の戦いと愛を描く。麻奈美とともに孤児院を見守る満は、実は闇の賭博・フードファイトの王者。ある日、満は主催者から八百長を命じられる。市川染五郎、桜井幸子などゲスト出演の対決相手も見どころ。

ザ・テレビジョンHPより引用>

田辺さんが演じた加賀見俊介(通称・プリンスメロンくんww)は超が付くほど世間知らずのお坊ちゃま。梅津さん演じる爺やといつも一緒で甘えてばかりな3枚目キャラでした(笑)。深田恭子さん演じる麻奈美のことが大好きで、迷惑がられてもメゲずにアタックしまくる姿がウザイいながらもw健気で可愛いかった(笑)。

ちなみに、草彅くん演じる満(麻奈美には本当の正体を隠してました)のフードファイトの対戦相手ゲストで、途中参加ながらその後も最後まで出続けていたのは田辺さん演じるプリンスメロンくんだけだったと思います(筧さんと佐野さんは1話からのレギュラーなので)。
プリンスメロンくんの由来は「メロンのように甘い甘い愛を届ける王子様(自称)」ということらしいですwww。カッコつけるときは思い切り目をパチクリさせて、半分つぶってるんじゃないかくらいのオーバーリアクションだったのが面白かったwww。

まず第5話では登場するなり麻奈美に猛アタックしまくっててww、迷惑だと軽く手を捻られると「いたぁい!!!」とビックリするようなオーバーアクションで倒れこんでお姫様座りしちゃうという、めっちゃ強烈なシーンがありました(笑)。

さらに第5話ゲストでイルカの調教師役だった横山裕くん(現・関ジャニ∞)がプールに潜ったまま出てこないことを心配して、満とプールに落ちてしまう場面があるのですが・・・浅い所だったにもかかわらず「僕、泳げないんだった」と猛烈な勢いで溺れまくっててwww草彅君も思わず素で吹き出しそうになる場面も(笑)。
これ、田辺ファン的に見ると・・・「SWIM」という言葉に拘るほど水泳得意を公言してた人があんなにすごい勢いで溺れちゃうなんてって視点でも見れて、当時この場面はめっちゃ笑いましたw。

プリンスメロンくんのもう一つ強烈なキャラエピソードとしては、言葉遊び(本人はいたって真面目w)が多かったことでしょうか。
拒絶の意味の「けっこうです」を「結婚」と頭の中で自動変換したりww、満が「フードファイトのチャンプ」だと聞いた時にはエビのような”ジャンプ”をしまくったりとww、もう見てるだけでハライテーな笑いが満載なキャラだった(笑)。

スポンサーリンク

そんな彼にも突然悲劇が舞い降りるのが第6話。箱入り息子として大切に育ててくれたお父さんが病気で亡くなってしまいます。

お父さんの傍らで号泣してるプリンスメロンくんがめっちゃ可哀そうだったわ~~。あんな号泣した芝居してるの見たの、これが初めてでもあったのでちょっと新鮮でもありましたが。

その後、俊介は自分が持つ加賀見グループの全株を掛けて満の挑戦者としてフードファイトに出場することになります。フードファイト超初心者のプリンスメロンくんには到底勝ち目はないのですが、爺やには秘策があった。それは…「焼き鳥」で勝負をする条件を出すこと。
天涯孤独だった満は唯一の”友達”として九官鳥の九太郎を飼っていました。それゆえ彼はいっさい「鶏肉」が食べられなかった。焼き鳥もしかりです。

俊介は爺やの目論見をまったく知らされておらず、相変わらず麻奈美に猛アタックしまくりにいくのですが・・・「お金で何でも解決するような人は嫌い」と完全にシャットダウンされてしまい落ち込んでしまいます。でもそんな彼に孤児院でボランティア活動をしていた浅倉かすみちゃんが「私じゃダメですか?」と目をキラキラさせてやって来るw。彼女はまだ中学生でしたが、プリンスメロンくんに一目惚れしてしまったんですねぇ。
でも実は麻奈美は、今後加賀見グループを背負って立つ俊介のためにあえて厳しく接してほしいと爺やから頼まれて冷たい態度を取っていたんです。ま、彼女に恋愛感情は全くないんですけどww、罪悪感だけは感じていた様子。

そしていよいよフードファイトの勝負の日。俊介は「自分一人の力で勝ってみせる!」とやる気満々w。

後にも先にも、焼き鳥をナイフとフォークで食べる人を見たのはこれきりです(笑)。実に器用に食べてて驚きましたw。

満が1本も焼き鳥を食べられないまま時間だけがどんどん過ぎ、ナイフとフォークで丁寧に1個ずつ櫛から器用に抜いた焼き鳥を食べ続けて舌鼓を打つ俊介wwとどんどん差をつけられてしまいます。

俊介は満が「鶏肉」を食べられることを知らないので「君は本当にチャンプなのか?」とバカにしてニンマリ勝ち誇った顔をするw。
しかし、プリンスメロンくんは「株券」を賭けて戦っていることをこの時点では全然知らなくて、麻奈美を賭けて戦っているつもりでいるんですよねw。満にライバル心バチバチむき出しにしてましたので、「自分一人の力で勝つ」ことによって彼女を手に入れたいという気持ちが非常に強い。

スポンサーリンク

ところが、最後の休憩時間の時にフードファイト主催者の冴香から「勝つためには手段を選ばないんですね」と指摘されて驚いてしまう俊介。この時初めて自分が加賀見グループの持ち株全てを賭けて戦うことになっていたことを知らされます。

今まで全て敷かれてきた成功へのレールだけを進んできた俊介は、今回の勝負では麻奈美に良いところを見せたいために「自分の力で勝利する」ことに拘ってきた。それだけに「勝つこと前提」としたお膳立てがされていたことに大きなショックを受けてしまうのです。
そして最終ラウンド、爺やの必死の説得にもかかわらず俊介はいっさい焼き鳥に手を付けようとせず、満に「早く食べろ、君が僕と同じ量を食べるまで待っててあげるよ」と告げる。加賀見グループのためにも食べてほしいと訴える爺やにも「これは男と男の勝負なんだ!正々堂々と戦わないと意味がないんだ!」と聞く耳を貸さない俊介、これまでの軟弱さが嘘のようなカッコよさ!

俊介は超お坊ちゃまでわがまま放題でお金で全て解決、みたいな育ち方をしてきたキャラだけど、実は真っ直ぐで、とてもピュアな心を持つ青年なんですよね。なんかジーンときちゃったよ。

満はなんとか食べようとしますが、どうしても九太郎のことがチラついてしまい口に持っていくことができない。そしてついには負けを認めようとするのですが・・・そのタイミングで九太郎が飛んできて「弱虫、意気地なし、腹いっぱい食え!」と満を煽る。
すると彼の中でスイッチが入り「食べていいんだな」と言い1本口にしたとたん、そのおいしさに驚嘆(笑)。そこからエンジン全開になった満はあれよあれよという間に焼き鳥を片付けていく。

俊介はあまりにも気持ちのいい満の食べっぷりに、子供のように目を輝かせて見入ってしまってるww。満から「何やってんだよ、お前も早く食え!」と促されて慌ててナイフとフォークを手に食べ始めようとするのが可愛い(笑)。
でもそれじゃスピード的に勝ち目がないと思ったからか、ついに俊介は素手で焼き鳥を手にします。

めっちゃ頑張って焼き鳥食べまくりましたが、プロのフードファイターでもある満には大きなハンデがあってもやはりかないませんでした。1本差で、プリンスメロンくん、残念ながら敗北。でも俊介的には結果の分らない勝負に挑めたことだけで満足したようで、スッキリしているような表情をしていたのがとても印象的でした。

ちなみに、当時共演していた佐野史郎さんの撮影裏話を読んでみたら、「もうしばらくは焼き鳥食べたくない」って田辺さんボソッと呟いてたらしいですね(笑)。佐野さんは田辺さんのことをとても気にっていてくださったようで、「田辺君と一緒に仕事できるのが嬉しい」って書いてくれてたました。

その後俊介は手持ちの株を全てフードファイト主催者の宮園に取られてしまい無一文に。超お坊ちゃまなプリンスメロンくんが爺やとお家再建のために始めたのは、なんと、屋台のラーメン屋(笑)。

売れないとボヤいている時に満と麻奈美が来店w。今の自分の姿を見せたくなかった俊介たちはビビッて一目散に屋台を引いて逃げてしまうwww。このときのスタコラサッサ的なシーンがめっちゃ漫画チックで笑えましたw。

プリンスメロンくんがラーメン屋さんになった後も面白場面、見所満載でした。ということで次のページへ。