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【過去ドラマ振り返り】連続ドラマ『2001年のおとこ運』

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第10話

ふいにあたるを抱きしめた天羽は、あたるに「今度クジラの風船を一緒に飛ばそう」と提案。

彼から言ってきてくれたことが嬉しかったあたるは「やろうやろう!」とさらにぎゅっと彼に抱きつきます。ところがそのあと雪崩れ込むようにソファに倒れこんだため、あたるは戸惑いながらも受け入れ態勢を整えるのですが・・・天羽はすっかり熟睡してしまっていたのでしたww。

ムッとしたあたるは、かつて自分がされたことと同じように天羽の隣で毛布にくるまって寝るといういたずらを試みる。その企みは見事に成功して、起きた瞬間にビビッて自分の着衣を確認してしまう天羽くんがめっちゃ可愛かった(笑)。動揺しまくる天羽を面白がるあたるもめちゃめちゃ可愛らしくて萌えますw。
でも結局は天羽くんに仕返しされちゃうんですけどねw。それでも自分に気持ちを向けてくれてることがあたるは嬉しいのです。

ところが、二人がイチャイチャwwじゃれ合っているタイミングで一人の女性が店にやって来る。やたら天羽について詳しく世話までしてしまう彼女にあたるは気持ちがざわついてしまいます。彼女の名前は津田遙、リサイクルショップのオーナーの娘だという。もともとは遥がこの店を任されていたようでしたが、今は父親の体調が悪いため本店のほうにいるという。天羽は遥の代わりの臨時として今のショップを任されていたのです。
あたるは、やたら親しげな様子の天羽と遥を目の当たりにして戸惑いを隠せない。

次の日もショップに来ていた遥。彼女には優しくて自分にはスパルタで接してくる天羽に複雑な心境のあたる。天羽と遥は大学の親友同士でかつては付き合っていたこともあったらしい。
天羽の元カノが遥だと知ったあたるは気持ちが凹んでしまい仕事にも身が入らない。ついには違うバイト先の面接にまで行こうとしてしまう。

さらにその次の日も天羽の元にやって来ている遥。肩を揉んでもらったりとやけに親密な二人を目の当たりにしたあたるはますます気持ちに余裕がなくなっていってしまう。居たたまれず店を出てしまったあたるを遥は気にしますが、天羽は「あいつなら大丈夫だよ」と軽く受け流してしまう。

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あたるは他のバイトを探すのに躍起になりますが、その日の夜、突然天羽が差し入れを持ってあたるのアパートまでやって来る。急いでバイト情報誌を片付けようとしましたが、そのうちの一冊が見つかってしまい、あたるが遥を気にして違う仕事を探していることを勘づかれてしまう。なんだかんだで天羽くんも彼女のことが気になってるんだよね。
天羽は遥とは「あたるとカヲル」と同じ親友関係だと説明しますが、あたるは「別に二人の子とは何とも思ってない」と強がりを言ってしまう。天羽はそんなあたるの言葉に軽く傷ついてしまいますが、彼女は自分のことで精いっぱいなのでそのことに気が付かない。

あたるの部屋を出たところでカヲルとすれ違った天羽は「俺にはアイツ分からないわ、君に任せるよ」と言って帰ってしまった。彼もまた、未だにあたるとカヲルの関係を気にしてしまっているわけです。どっちもどっちな状況(苦笑)。

店に戻った天羽くんでしたが、かかってきた電話の内容がかなり深刻そうで…悩んだ末にあたると一緒にと約束をしていたクジラの風船を持ちだして一人で勝手に飛ばしてしまいます。もう一度天羽と向き合う気になり彼の元へ向かう途中だったあたるはそれを目撃し「なんで一人で飛ばしちゃうの!?」と抗議しますが、天羽は振り返ろうとはしませんでした。

それでもあきらめられないあたるは、ショップまで行き遥との仲がとても気になっていると正直な気持ちを打ち明ける。健に振られたトラウマからなかなか新しい恋に踏み出すことできなかった。それでも・・・

「心にブレーキを掛けようとすればするほど辛くなって、バイト辞めれば忘れられるかなって…。でもダメだった。自分の気持ち止められなくて、あなたを好きなこと止められなくて…」

泣きながら天羽への想いを告白するあたるに、天羽も彼女への愛しさが募っていく。

「もういいよ…。もういいから…」

そう言いながらあたるの頬に優しく手を添えてじっと見つめる天羽くん。
ほんと、田辺さんの頬に手を添える芝居って泣けるんだよねぇ…!!最高に優しいんだよ、ほんと。これは惚れちゃうって!ファン増えるって(笑)。ガラかめの速水さん意識した演出だろう!って思うよねw。

そして、二人は優しいキスを交わします。

素敵シーンすぎて、めっちゃ泣けますね、第10話の二人のキスシーンは!田辺さんの切なくも優しさあふれるキスと、それをそっと受け止める菅野美穂さんの表情・・・最高of最高!!!

これはこのまま二人良い雰囲気になるだろう!と誰もが予想したはず。私もしたよww。ところが、キスをした直後目を逸らした天羽は「だけど俺、お前の気持ち受け止められねぇわ…」とあたるを拒絶して店を出ていってしまう。これは残酷すぎるわーーー!!!あたるのみならず、誰もがこう言ったはず。

「なんで!!???」

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第11話(最終回)

あたるから事情を聞いてリサイクルショップを訪ねたカヲルは、天羽から意外な事実を打ち明けられる。

彼がひとりでクジラの風船を飛ばしてしまった日、何やら深刻そうな電話を受けていましたが…実はそれは遥の父親からだったという。そして告げられたのが…遥の一人息子が実は離婚したダンナとの子供ではなく天羽との子供の可能性があるということだった。この話に衝撃を受けた天羽は、あたるへの気持ちを封印しようと決意してしまったのです。
カヲルからその話を聞いたあたるは「あいつが、パパ!??」と衝撃を受けてしまう。

翌日、あたるはカヲルとさくらを伴ってショップを訪れ、改めて天羽から話を聞こうとする。
かつてバスケットボールで挫折したことがあるって語っていたけど、それは会社のバスケ部が廃部にされてしまい行き場を失ったことを指していたことが判明。遥が子供を身籠ったのはちょうどその頃で、会社を辞めてフラフラしていた自分には話す気が起こらなかったのだろうと思っているらしい。彼女と別れることになったのもそのタイミングとのこと。

飄々と遥との過去を語る天羽に「なんでまだそのことについて彼女と話さないの!?」と詰め寄ってしまうあたる。それに対してまたもやあいまいな態度で誤魔化し逃げるように隣の部屋へ行こうとしてしまう天羽。
さらに問い詰めようとしたその時、遥が息子の良介を連れてやって来てしまう。やけに天羽になついている良介を目の当たりにしたあたるは思わず動揺してしまいますが、遥ははっきり「前の夫との子供だ」と否定。遥の父が早トチリして天羽に電話をしてしまったのだという。

それでもあたると天羽は遥が嘘をついているのでは…という想いがぬぐい切れない。しかし、天羽は「遥がそう言ってるんだから」と彼女の意思を尊重しようと考えてしまう。あたるは曖昧なまま納得しようとしている天羽の態度に不快感を表す。

「本当のことを知るのが怖くて逃げてるだけでしょう!?」

さすがにこの言葉にはカチンと来てしまう天羽でしたが、それでもあたるは「本当の幸せを探そうとしてないでしょ!!」とさらに責め立ててしまう。
この時のやり取りが原因で、二人の関係はギクシャクしたものに…。ロクに会話もできなくなってしまった。

このままではいけないと考えた天羽は、その翌日自分の過去のことについてあたるに語り始める。

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かつて自分の父親が倒れた時に会社を継ぐように言われたものの、それを断り自分の夢であるバスケットボールを選んでしまった天羽。その後父親が亡くなり、会社が倒産、さらに所属していたバスケ部も廃部となり自分が何をやっているのかわからなくなってしまったという。父親だけではなく、遥のことも傷つけてしまったと自分を責め続けてきた天羽くん…。

その話を聞いたあたるは「それでずっと忘れたフリしてきたんだ」と指摘。忘れたフリをしても本当に忘れることはできないと詰め寄る。そして、良介のことから逃げずに真っ直ぐ向き合うべきだとあたるは強く説得する。

事実からなお逃げようとする彼に「良介はあなたの子だと思ってるんでしょ!?」と迫ると…苦しい表情で「思ってるよ…」とついに本音をこぼす天羽。それでも煮え切らない態度の彼に対し、あたるは「どうして自分から動かないの!?」と問い詰める。今まで自分を支えて助けてくれてたその優しさを、今度は遥親子にしてやるべきだと泣きながら訴えるあたる…。
すると、天羽はあたるへの愛しさが湧き上がり複雑な表情で彼女を強く抱きしめます。

「おまえは、いいのかよ・・・!?」

その言葉を聞いた時、あたるは初めて天羽が自分の気持ちを思いやってくれていたことを知るのです。「私のこと考えてくれてたの!?だから行けなかったんだ…」と泣くあたる。ますます天羽への気持ちが高まり「ずっと傍にいてほしいよ、私の傍にいてほしいよ!!」と告白。そんな彼女がいじらしく、天羽はますます強く抱きしめる。

お互いにこんなに強く惹かれ合っているのに…、それでもあたるは天羽に遥親子と向き合うべきだと告げる。そんな彼女の真っ直ぐすぎる不器用さ、そして、誰よりもあたるを大切に想っているが故に過去と向き合うことを躊躇う天羽くん・・・二人の気持ちが切なすぎて本当に泣ける名シーンでした(涙)。

そこへ息子を迎えに来た遥がやって来る。いまだに子供の件で誤解していると主張する彼女に対し、あたるはハッキリと二人でしっかり話し合うべきだと告げるのでした。そしてついに天羽は遥に時間をちゃんと作ってじっくり話し合おうと切り出すのでした。あたるの言葉で、一歩前に進む勇気が持てたんですよね。切ないけど…。

帰るときは明るい笑顔を無理やり作っていたあたるでしたが、辛いことを乗り越えた数をコタツの裏に書き込むことは今回はできませんでした…。

それからしばらくして、天羽は遥に籍を入れたほうがいいのではないかと提案しますが、それに対して彼女はキッパリと「天羽くんは私にとってもう過去のことなの」と告げます。それでも良介の為にも家族になり責任を果たしたいと主張する天羽。そんな彼に、遥は意外なことを告げるのでした。

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遥との話し合いを済ませた天羽は突然あたるの部屋を訪れ「デートしよう」と誘い出す。ちゃんと話し合いをしていないのかと疑いをかけるあたるでしたが、あれよあれよという間に外へ連れ出されてしまう。
彼が誘った場所は、初めてあたると出会った海沿いの通りでした。そこで天羽は遥が違う相手と再婚することが決まっていることを告げます。「だから俺はいらないんだってさ」と笑う天羽を見て、あたるはホッとして思わず笑顔になってしまう。

「俺もこれからの生き方、ちゃんと考えるな」

前向きになった天羽の隣を歩くことが嬉しいあたる。

お互いに「出会えて本当によかった」と告白し合う二人。その表情はとても爽やかで晴れやかでした。これでますます良い関係になれるね!と見ているこちらもハッピーな気持ちになったのですが、次のシーンでは天羽がまたどこかへ消えてしまったという展開にww。あたるも絶句するしかない(笑)。そう簡単にはいかない二人なのかねぇ。

ところが、実は天羽は就職活動をしていたことが判明w。前の会社に頭を下げてもう一度雇ってもらえることになったらしい。リサイクルショップを訪れたさくらと伊倉に「これで俺もサラリーマン」とドヤ顔してるのがめっちゃ可愛かったw。
しかし、臨時店長を任せたはずのあたるの姿が見当たらない。「どこ行ったんだアイツ!?」と戸惑う天羽。さっそく携帯で連絡を取ってみると、あたるはなぜか超ご機嫌です。

今どこにいるか尋ねてもよく分からないことしか言ってこないあたる。当の彼女はウキウキ気分でなぜか異様にテンションが高い。実はあたるは、デートをしたときに天羽が「小笠原諸島に行ってのんびりクジラを見に行くかな」って言っていた言葉を鵜呑みにして”追いかけて”行こうと船に乗っていたのです(笑)。
呆れた天羽は「俺、就職決まったから。今、リサイクルショップ!」と告げて笑いながら電話を切りました。あたるは自分が犯してしまったミスに初めて気が付いたものの後の祭りw。でもこんな展開もらしくていい。

あたるちゃん、天羽くん、二人の関係に幸あれ!そう思える素敵な可愛いラストシーンでした。

いや~、久しぶりに見たけど、やっぱり最高のドラマだったなぁと改めて。ちなみに今回はあたると天羽の二人のみに焦点絞って書いたのですが、カヲルやさくらにもそれぞれちゃんとドラマがありました。でも田辺ファン的にはやっぱりあたる×天羽のやり取りが一番だったなとw。

結局全話分書いてしまいましたw。長くなり、すみません。

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