えーー…前回見た時に、思い切り咲太郎に「勘違い」情報が吹き込まれていたので波乱にはなるなと思ってはいたんですけど…
誰もまともに軌道修正しようとせんのはなぜだーーーー!!!
これまでの「なつぞら」のなかでMAXイライラが募った回でしたよ(汗)。とりあえず、日課に近くなってきたので感想は書いてみますがw、私個人の中では”見なかったことにしたい”ランキング暫定1位(笑)。
こんな混沌とした展開続けちゃうと、視聴者が離れるぞーーーと言いたい。現にSNSの評判は良くない傾向が大きいしね(苦笑)。
雪次郎くんはかなり修行に苦戦しているようです。杉本さんから「教えを乞うんじゃなくて見て覚えろ!」と厳しい指導が飛び必死について行こうとするわけですが…返事だけはいいんだけど、お坊ちゃん感が出てしまっててやっていけるのか心配になる(汗)。
一方の風車では、亜矢美が雪之助から聞いた話にさらに肉付けして「悲劇の北海道物語」に仕立て上げてしまっていた。雪之助の泥酔話からそこまで膨らませたんか、あーた(苦笑)。さらになつが川村屋で皿洗いすることになったのは咲太郎の借金返済のためらしいということまで言ってしまったものだから、単純な彼の中では「北海道憎し!川村屋許すまじ!」って方向にいってしまう。
それにしても、岡田くん、おでんのじゃがいも丸かじりしてたけど・・・熱くなかったんだろうかw。
もう、オープニングの時点で嫌な予感しかしなかったんだけどね(苦笑)。このあとはその予想の上をいく展開になっちゃったよ。
さっそくその日の閉店後の片づけをしてる時間帯になつを取り戻すべく川村屋に乱入していく咲太郎。
でも頭に血が上ってる割りには佐知子がニコニコ近づくと「元気だったか?」と屈託ない笑顔を向けちゃうわけで…、美形男子でもあるしありゃ~勘違いされても仕方ないわ(苦笑)。それを無自覚でやってるっぽいからさらにタチが悪い。女性は咲太郎のそういう無自覚タラシなところにグラっときちゃうわけね(苦笑)。
佐知子は「なっちゃんのことは自分の妹のように思って大事にするから」みたいに猛アピールしてたけど、やっぱりそういう下心があったねw。たぶん咲太郎というフィルターがなければ態度が違ってたんじゃないかと思うよ(苦笑)。
なつが混乱してるとマダムと野上が騒ぎを聞きつけてやってくる。マダムの姿を見るなり「俺の借金と妹とはなんの関係ないだろう!」と怒鳴ってしまう咲太郎。挙句に「川村屋のマダムもアコギな真似をするものですね!」とまぁ~~~ひっどい言いぐさ(汗)。キミ、マダムにはすごい恩があるんだったよね!?いくら頭に血が上ってるからって、事情も聴かずに一度は親身になって助けてくれた人にあんな物言いはないんじゃないかい!?
しかも、久し振りに来た割りには返済金1万円しか返せないくせに…よくあんな大きな態度取れるな~~。
そんな感じでなつを強引に連れて行こうとするものだから、当然マダムとしても「どうぞご勝手に」って気持ちになるよねぇ。この兄妹に関わるとロクなことにならないって危機意識が発動したのでは(苦笑)。
そんなタイミングで現れちゃうのが雪次郎くん。あーーー、今は顔出しちゃいけない時だよ~~・・・って思ってても時すでに遅し(笑)。
「北海道の友達」ってなつが紹介したのが火に油を注ぐことになり、「なんでなつを追っかけてきたんだ!!」と逆上して掴みかかる咲太郎。雪次郎くん…とんだトバッチリだったね(汗)。
「何を勘違いしているの!?」と必死に兄を止めるなつでしたが、そんな生易しい止め方じゃダメっしょ!!兄が勘違いしてるっていうのが分かってるんだったら、いったん落ち着かせて東京に来ることになった経緯をちゃんと話さないと…。
そして強引になつを連れ去ろうとする咲太郎でしたが(野上さんの「むしろ保護してるだけ」って言い分はその通り!ってなったww)、マダムは「今度はあなたが妹さんを不幸にするの?」と冷たく言い放つ。
「今の状況でなつを幸せに出来るのか!?」と詰め寄るマダムにまともに答えを出せない咲太郎でしたが、兄を責めるマダムの言葉になつは思わず「マダムは兄の何を知ってるんですか!?」と言い返してしまった…。
おい、なつよ・・・、なぜ、マダムに噛みつくような真似をした・・・。
あんなに優しく大らかな気持ちで受け入れてくれた人だぞ!?いくら兄が責められてる空気に耐えられなかったからって、あの言い草はないわ。この状況、どう見ても咲太郎の方に非があるだろうが。
すぐに謝ったものの後の祭り。「少しだけ兄と話をさせてください」と頭を下げたものの、
マダムは「お好きにどうぞ」と突き放す。野上さんに至っては「戻ってこなくていいですよ」な反応ww。この二人に大いに同意。受けた恩に対して泥を塗ったような形だったからね。マダムたちも簡単になつを許さないでほしいよ、全く!
強引に連れ出されたなつは咲太郎に「マダムにあんなこと言って!」と兄を責めますが、見ているこちらからすればなつに全く同じその言葉を返してやりたい気分だったわ。
さらに「北海道の苦労が顔に滲み出ている」と言われて「場合によっては失礼だから!」と責めるなつに頭を下げる咲太郎でしたが・・・「お兄ちゃんが謝る必要ないから」って。え?そこは謝ってもらうとこじゃないわけ!??なつよ、私はあなたが分からない。
「お前に皿洗いなんかさせることになってすまない」と頭を下げる咲太郎。ようやく落ち着いてきたのか!?今が誤解を解く絶好のチャンスじゃね!??って思ったんですが・・・咲太郎に言われるまま後をついていくだけのなつ。
をおおおおい・・・!!!なんでそこで誤解を解こうって気持ちにならないんだよぉおぉぉ!!どんどん言いづらくなるぞ、このままだと。
で、連れて行かれた先が前日訪れていた亜矢美の店おでん居酒屋の「風車」。
すると、今度はなつのほうが「ある勘違い」をした模様。あ~~、なるほどね。昨日から咲太郎が女性陣を翻弄しているらしいことばかり知らしめられてきたから、亜矢美もそのうちの一人だと思ったわけか。散々若い女の子をもてあそんでおいて、本命は年上の亜矢美なのかとw。
いや、いまは、そんな余計なところに頭巡らせてる場合じゃないと思うんだけどね(苦笑)。
とりあえずは、亜矢美と咲太郎は男女の仲ではないという誤解だけは解けた。孤児院を出て彷徨っている咲太郎を救ったのがムーランルージュの踊り子だった亜矢美さんだったんですよね。それ以来「母」として慕ってると。
ただ、なつ的には煙カスミが以前来たときにも今回も亜矢美の存在を隠していたことは少し気になりますな、確かに。カスミと亜矢美の間柄も謎めいてるし、きっと何かがあるんでしょう。
それよりも、暢気におでん御馳走になろうとしてないで、なつも自分に関する誤解も早く説いてよーーーー。北海道の家族が泣くぞ!?
そしてついに咲太郎が「ここで一緒に暮らそう」と言い出す。亜矢美もそれには賛成しているようで…なつが本当のことを話さないからどんどん話があらぬ方向へ行ってしまってるじゃないのーーーー!!咲太郎もテンション上がって「俺に任せろ!!」とか言っちゃって・・・君の「任せろ」は今のところ世界一当てにならん気がしてならんw。
ところが、咲太郎と亜矢美の親密っぷりを目の当たりにしたなつは「私を馬鹿にしないでください!私はもう一人で生きられます」と言い放って飛び出してしまう。”不幸な妹・なつ”の物語を信じ込んで良かれと思って迎え入れようとしていた亜矢美と咲太郎は混乱。
慌てて追いかけてきた咲太郎に対し、なつは
「お兄ちゃんは私と千遥を捨てたんでしょ?それで楽しかったんでしょ?私と千遥のことはとっくに忘れてもう関係なかったんでしょ?」
と言い放ってしまった。
ちょっと、その言い草はまたまたおかしすぎやしませんか!??なつだって北海道で幸せに充実した日々を送ってたじゃないの!!あの幸せな日々の中で咲太郎たちのことが抜けることだってあったように見えたよ!?咲太郎は東京で幸せになってちゃいけないの!??いくらちょっと嫉妬心が芽生えたからって、言っていいことと悪いことがあるよ。
っていうか、早く本当のこと言わないからこんな事態になっちゃったんじゃないのーーーー!!!
マダムも、野上さんも、雪次郎くんも、そしてある意味、亜矢美さんも、咲太郎も、本当のことをなつが言わなかったことが招いた被害者だよ!?
もう、今回の展開はめっちゃモヤモヤが募ったので「なかったこと」にしたい(苦笑)。
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