NHK朝ドラ『なつぞら』第64回感想(2019.06.13放送)山ちゃん

長編アニメーション映画の『白蛇姫』もアフレコ作業(声入れ)を残すのみとなったことで、制作現場はずいぶん落ち着いた雰囲気になったようです。なつもトレースの練習に励んでいる様子。作画課もかなり平和な雰囲気になりました。井戸原さんはお出かけかな?

そんな時、仲が大量の用紙を包んだ風呂敷を麻子のところに持ってきてチェックしてほしいと依頼。何かと思ったら、なつが練習のために書き溜めていた動画だという。なんかもう、なつと仲さん…ベッタリな仲すぎないか!?(←あ、字が被ったw)

麻子は最初になつのアニメーターとしての素質を見抜いたことにもなっているので、仲はそんな彼女になつの素質を見極めてほしかったようです。
麻子は決してなつに心を許したわけじゃないけど、才能の部分では認めてる感じだしね。動画の仕事にはたしかに向いてるのかもしれないけど、問題は線を奇麗に描けるかってことだよなぁ。

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なつが昼休みに中庭でパンを加えながらスケッチをしていると、女性ファンに囲まれた仲さんがやってくる(笑)。相変わらずモテモテだねww。ま、そりゃあ、演じてるのが井浦新さんだからそこのところは説得力あるんだけど。
で、普通ならその光景を見たらとりあえずスルーするって流れになると思うのですが…なつは違った(苦笑)。今は話しかけるタイミングじゃないって…そういう意識ゼロだなw。お構いなしに仲さんを呼び止めてしまったものだから、女性ファンの反応が非常に微妙なものになってたよ。

いや、もっと文句言ってやってもいいんじゃないか!?www

で、仲さんも親衛隊wwの会話を打ち切って嬉しそうに「なっちゃん!」って普通に反応してしまって(苦笑)。これ、後々になって悪い方向に響かなきゃいいけどね。二人とも天然からなのか、空気読めないところがあるからホントにハラハラするよ。
っていうか、仲さんはなつに構いすぎるっっ!!!これ、すごい違和感あるのよ。大好きな新さんが演じてるのにーーー(涙)。

で、なつが仲を呼び止めたのは…原稿を見ての感想を聞きたかったらしい。でも、それに対しては「違う人に見てもらってるよ」とアッケラアカンと答える仲さん。それが誰かも言わないところがちょっとミステリアスでいいねww。
それよりも、仲はなつに頼みたいことがあったようです。

漫画映画はまず最初に役者が声を充てて、それに合わせて原画を描いていくというのがスタンダードだったようです。これは意外。最初に絵があってから声を入れるんじゃなかったんですね。一時期、絵が間に合わなくて声だけ先に入れなきゃいけないから大変…みたいなことを聞いたことがあったんだけど、アニメ草創期は声が先というのが普通だったのか。

ところが、変更が多くなってもう一度声を入れ直さなければならない事態になってしまったと。そこで、同じ役者にオファーをかけてみたらしいのですが…「声だけはもう嫌だ」と断られてしまったそうな。けっこうなスター役者だったようですが、演出の露木さんとの折り合いもよくなかったらしく(苦笑)辞める決意が固かったようです。

今は「声優になりたい」という人が増えて人気の職業となりましたが、アニメが始まったばかりの頃は役者は顔が出てナンボみたいな考えの人が多かったかと思います。声だけで演じる声優がいかに凄い仕事なのかというのは今なら理解できるけど、当時は顔の出る役者に比べると相当低く見られていたようですね。
スター役者が「声だけなんて嫌」といって降りてしまったというのは、そういった声優不遇の時代があったというエピソードが元になっているのかもしれません。

ということで、急きょ代役を探さなければいけなくなったらしく…一人は劇団赤い星座の亀山蘭子に決まったそうな。なつの兄の咲太郎がここの劇団に関わってるってことで知らせたかったらしい。
でも待てよ…最初になつが落とされた理由って、咲太郎が関わる赤い星座が政治的な側面のある危険な劇団だからってことでしたよね!??それなのに、いとも簡単に劇団員の蘭子さんに頼んじゃってよかったの!??背に腹は代えられないってことか?これ、社長…知らないのかしら(汗)。そんなはずないよなぁ。んんん・・・なぞw。

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いよいよ録音の日がやってくる。蘭子は声優初挑戦なのでかなり緊張していたようですが、露木はそんな彼女に「顔は出ませんから。声が美人ならもうそれでいいんです」とかなーり失礼なことを言ってくる(笑)。
あぁ、やっぱり、ほうかさんが演じてるだけあって、そういう無神経なことを言っちゃうキャラっていう設定はあるのねww。さぞかし前に声を充ててたスター役者とも折り合い会が悪かっただろうなと察しがつきましたわ(笑)。

今回の録音も二人で何役もこなすということになり、蘭子も複数声を充てることになりました。

で、遅れてやってきたもう一人というのが…豊富遊声先生です。


おおおーーーー!!ついに、本職のレジェンド声優・山ちゃんこと、山寺宏一さんの登場じゃないですかっ!!これはテンション上がるわw!!

学生時代にアニメどっぷりだった私は、当時まだ20代だった山ちゃんの声に惚れてファンになりました。堀内賢雄さんとコンビ組んでた「ホッちゃん、ヤマちゃん」の頃からファンです(これ、知ってる人どのくらいいるんだろうかw)。歌も上手いからバナナフリッターズ(山ちゃん・関さん・日高さん)とかソロとかのCDも買ったしwww。
この当時から本当に凄い才能ある人だったので、声優界でレジェンド的存在と呼ばれるようになったことを知った時にはやっと時代が追いついたんだなと思ったほどでした。

ちなみに、山ちゃんの役名から想像するに…活動弁士をやってるということもあるので、モデルになってるのは元祖・マルチタレントと呼ばれた徳川夢声かなと思います。

そしていよいよ声入れとなるのですが、蘭子さんが小清の声を吹き込み始めるとさっそく露木から「そんなやり手ババアみたいな声じゃないんですよ!」という手厳しすぎるダメ出しが入りましたwww。やり手ババァって(笑)。
でも露木さん、最初は「適当に声を変えて頂いて」なんて軽く言ってたじゃないのw。そんな軽い仕事じゃないでしょ、これはw。

しかし、蘭子さん、頑張りますっ!!っていうか…予想以上に上手い!!!演じてる鈴木杏樹さん、声優さんにも向いているんじゃないでしょうか。

収録は中盤に入り、蘭子はメインの白蛇姫、遊声は相手役となる許仙の声入れを順調に行っていきます。いやぁ~~、それにしても、山ちゃんのイケメン声は本当にカッコいいよねぇ。惚れ惚れする。

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休憩時間になった時、仲がなつを連れてアフレコ現場にやってくる。

ちょっとーーー!!特別待遇が過ぎるんじゃないの!??こんないとも簡単にペーペーの新人を大事な声の現場に連れてきちゃうなんて。仲さん、過保護だよーーー。

ただね、物語の主人公はあくまでも、なつ、なので・・・こうやって目撃させるために連れてこなきゃいけない展開になっちゃうんだよねぇ(苦笑)。そういうのをこのところアニメ関係は全部仲さんが面倒見ちゃってるから違和感なんだけどさ。麻子がもう少し関わってくれたら少しは違ってくるのかなぁ。あまりすぐには和解してほしくないけどw。

その麻子は仕上課の富子を訪れてなつの仕事の様子について訪ねていました。富子さんの見立てだと、彩色の仕事に関しては「丁寧だけど遅い」という評価。それを聞いた麻子は「動画はとにかく早いって聞いてるんだけど…」と困惑してしまう。
「ただの素人なのか、天才なのか…」って迷宮入りしてたけど、天才っていうのは言い過ぎじゃね!?と思ったのはここだけの話(笑)。

一方、スタジオでは蘭子が遊声の声の芝居に圧倒されていました。そりゃそうでしょ、演じてるの本職の…しかもレジェンドと呼ばれる声優さんだしw。


そんな蘭子の気持ちを和らげようと、付き人の咲太郎は「森重久彌ならもっと巧い気がします」と囁いて励ます。

おおおっと、ここで森重さんのお名前を出してくるとは!今回ドラマでは『白蛇姫』というタイトルになってますが、これは実際に東映がこの当時制作した『白蛇伝』の映像をそのまま使っています。で、この作品の中で声を充てていたのが・・・森重久彌さんだったのです。この名前を出されれば二の句も告げられませんが(汗)、山ちゃんも十分負けてないと思うんですよねぇ。
ちなみに、姫などの声を充てられていたのは宮城まり子さんです。

咲太郎は蘭子になつが東洋動画で働いていることを知らせます。「あなたが描いてる絵ってこれだったの」と言葉をかけられたなつは、「色塗ってるだけですけど…」と苦笑い。
ヲイイイイ!!!「色塗ってるだけ」とはちょっとひどい言い草じゃないですか!?彩色だってアニメ映画にとってすごく重要で誇れるべき仕事でしょうが。こんな軽い言い方しないでほしかったよーー。富子さんが聞いたらどう思うか…。こういうところが、嫌なんだよなぁ…なつ。

何はともあれ、再び収録再開。

今度は遊声先生、2つのキャラクターを同時に演じ分けるという神業を披露!!ここは本当に、さすがは山寺宏一!!と拍手を送りたい気持ちでした。同じ画面に違うキャラクターが映っていて、同時に声を演じ分けなければいけないのですが…山ちゃんはそれを完璧にやりこなしていました。
七色の声を持つ男と言われて久しい山寺さんですが、実際にそのアフレコの様子を映像で見て…圧倒されるものがありましたね。瞬時に二つのキャラを演じ分けられるあの技術…ホントに凄い。学生時代は落研だったそうなのでその経験も生きてるとは思いますが、それでも、なかなかあんな完璧にはできないと思いますよ。

朝から非常に貴重な映像を見させていただきました。山寺宏一さすが!!の一言です。ありがとうございましたっ!!

もう、アフレコシーンはこれだけです(笑)。なつが自分の描いた動画が採用されたのを見て胸熱くしてるシーンもあったけど、特に何も感じなかったww。

終わったあと、仲は次回作が決まったことをなつに告げる。それに合わせてもう一度動画の採用試験が行われるとのことで…「もう一度受けてみないか?」と誘います。結局、独学のまま受けるのね。まだトレースも始めたばかりなのにねぇ(苦笑)。

明日のあさイチは、そんな仲さんを演じる井浦新さんがゲスト。仲についてどんなことを語るのか興味があります。華大さんもちょっと特別待遇に関しては思うところありそうだしww。

 

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