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NHK朝ドラ『なつぞら』第29回感想(2019.05.03放送)妹

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ついに咲太郎の居場所を突き止めたなつたち。前回のウッチャンお父さんのナレーションが”なつよ、覚悟はいいか。いよいよ・・・”っていう言葉だったので、てっきり「お兄ちゃんが現れるぞ!」って意味かと思っていたのですが・・・どうやらそっちじゃなかった模様w。

”いよいよ”っていうのは、ダンサーさんたちの”本領発揮”の瞬間のことを指していたことが判明ww。やっぱり六区館はストリップ小屋だったのね。それを目撃した時の富士子母さんのビビりっぷりが笑えた。いやまぁ、北海道から出てきた彼女たちからすれば、あれは衝撃の光景だわな。

なつは驚きすぎて固まっちゃってw富士子さんは咄嗟にその目を隠してたのが可愛かった。でももっと萌えたのは、信哉くん。


めっちゃ気まずそうww。どうしたらいいか分からなくなって俯いてる信哉くん…気の毒だけどなんか可愛いw。

こうして踊り子さんたちのショーが大盛況のうちに終了。そのつなぎとして急遽咲太郎が舞台に上がることになりました。舞台に出る前に踊り子のローズマリーから「今夜も待ってる」と意味深な言葉を投げかけられた咲太郎はため息をつきながら「無事に生きてたらね…」と呟く。
このセリフの言い方が…昭和元禄~の時の八雲師匠っぽかったよ、岡田くん!!めっちゃ色っぽかったわ~~。

いよいよ咲太郎のショーが始まりますが、客のウケは今ひとつ…っていうかサッパリ。けっこう堂々とした舞台っぷりで歌まで歌ってたんだけどねぇ。っていうか、岡田くんの歌、初めて聴いたかも!なんか貴重。
始めはなつも信哉もそれが咲太郎だとは気が付いていない様子だったのですが、タップを踏むシーンになった時に思わず顔を見合わせます。戦後の混乱期に米兵の前でタップを踏んで生活費を稼いでくれていた少年だった頃の兄の姿が蘇る。

タップの音がその当時のものと重なった時、なつと信哉の中で、目の前にいるのが咲太郎だという確信に変わりました。
客席からブーイングが飛び交い、咲太郎はムキになって客にケンカを売る。「踊り子だって休憩が必要なんだ!」と反論するあたり、優しい奴だなっていうのが伝わりますね。そんな喧騒の中、なつは思わず立ち上がり「お兄ちゃん…!」と声をかける。

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最初は声をかけてきたのが誰だか分らなかった咲太郎。しかし、傍に駆け寄ってきたなつを見て徐々に記憶がよみがえってくる。やがてそれは、妹・なつであると確信に変わった時、咲太郎は我を忘れてステージになつを上げて抱きしめました。
この場面はすごいベタだなと思ったけど、なんだかなつが涙ぐんで咲太郎が「なつかよ…!!」って分かってくれたのを見た時、込み上げてくるものがあってウルっときてしまった。


客たちはこの光景が「ショー」だと思えたらしく珍しさから拍手喝采w。この時咲太郎は初めて我に返るわけですが、「ばかやろう!!この子は見世物じゃねぇ!!」と一喝してなつを客から見えないように庇いました。
うん、やっぱり、彼はなつの頼りにしていたお兄ちゃんで間違いないよ!なつはただただ涙しながら兄の胸にしがみついてて…それみたらまた泣けてきちゃった。咲太郎も嬉しさをかみしめていたし、本当に再会できてよかった。

このシーンの後、北海道の家族のそれぞれの表情が映し出されてたのが印象的でした。兄と再会できたとして、なつはその先どんな選択をするのか…きっとそこが一番気になってると思う。特に牧場を継いでずっと一緒に暮らしてほしいと思ってる泰樹さんは、心中穏やかじゃないだろうね。
それにしても泰樹おんじ、ハットかぶって畑仕事してる姿が…なんかウェスタンカウボーイみたいだったw。

咲太郎は馴染の料理屋になつたちを連れて行き、別れた後の近況を聞きます。
なつから「私はこの上ないほど幸せだった」という話を聞いて安堵した様子の咲太郎は、富士子に改めて頭を下げて感謝しました。えっと、このシーンなんですが…


富士子さん、ちぃと、口紅が赤すぎやしませんかね(苦笑)。けっこう頑張って化粧しました的な風貌だったからちょっとビビったぞw。

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富士子から「なつは一日たりとも兄や妹のことを忘れたことはなかった、あんたもなつを新宿に呼ぼうとしてたんでしょ?」と切り出しますが、それに対する咲太郎の反応は「え!?」と動揺した感じのもので…どうやらそうではない様子なのが気になります。
さらに、なつたちが新宿の川村屋で世話になっていると聞くとさらに大きく動揺。マダムが自分のことについてよからぬことを話してはいないか気になって仕方がなさそうだったな(苦笑)。マダムもなつたちのことは「人質」って言ってたし・・・咲太郎、君はいったい何をやらかしたんだ!?

あまりにも兄の様子が不自然に動揺していたので、なつはその理由を斬り込もうとしますが、上手くはぐらかされてる間に天丼が運ばれてきてウヤムヤに。咲太郎よ、助かったと思ったのではないかw?

天丼はかつてなつたちの父親が得意料理としていたらしい。「いつかその天丼を腹いっぱい食べたい」とそればかり思っていたと語る咲太郎がちょっと切ない…。戦争さえなければ、今頃もしかしたら咲太郎は父の跡を継いで料理人になってたかもしれないよね…。

天丼を食べ始めた時、富士子は咲太郎がこれからどうしたいのかと尋ねる。しかし彼はそれに応える前に「なつはどうしたいんだ?」と妹に答えを求めてしまう。きっと今の咲太郎の中に「なつと一緒に暮らす」という選択肢は持てないんだろうね…。いったいどんな過去を背負ってるのか気がかりです。

なつは兄に何をしたいか聞かれて「千遥に会いたい」と答える。生き別れになっている妹の千遥は、確か親戚の家に預けられたはずでしたね。どんな生活をしているのか気がかりですが、咲太郎は「幸せに暮らしているはずだ」と語る。
一度手紙を出したことがあったそうですが、里心がつくといけないからという理由でもう関わらないでほしいと言われてしまったらしい。本当にそこで幸せにしてればいいけど…。なんかBSではおしんが奉公先で酷い目に遭ってるエピソードが多くやってることもあって、その延長で何か心配になってしまう(苦笑)。

「千遥は今頃、俺たちのことをすっかり忘れているかもしれないな」

と呟く咲太郎。それはそれでなんだか悲しいよ…。でも、なつはたとえ忘れられていたとしても大切な家族だったことは変わりないからやはり会いたい気持ちが強い。その想いを確認した咲太郎は、自分が何とかすると約束します。でもなんか危なっかしいんだよなぁ(苦笑)。
とりあえずは、川村屋にもちゃんと顔を出すってなつにも約束したことでその場は収まりましたが…川村屋とはのっぴきならない事情がありそうなので現れる保証はない感じ

安心して天丼を食べ始めるなつたちでしたが、咲太郎はなんだか無理をして笑っている様子でした。天国のお父さんはそのことにちゃんと気づいてたみたいだね…。天丼は美味しそうだったけど!


”本当は、もっと心の底から笑いたかったのになぁ……咲太郎…!”

この咲太郎を思いやるウッチャンお父さんのナレーションがちょっと泣けました。

川村屋に戻ったなつは咲太郎に会えた喜びもありましたが、どうも様子がおかしかったことが引っ掛かり”嫌な予感”が過っていました。うん、私も嫌な予感しかしないわ(苦笑)…と思ってたら、被せるようにウッチャン父さんが”私もです”と同調してたので思わず吹いたwww。今回のナレーションはなかなかにユーモラスで面白い。ウッチャンを起用したのは正解かもしれませんね。

 

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