PR

土曜ナイトドラマ『モコミ』第3話感想

スポンサーリンク

母親の敷いたレールから降りて自らの力で一歩前に出る決意をしたモコミは、工場の仕事を辞めて兄・俊祐の花屋で働きたいと宣言します。母の千華子はモコミには人と接することの多い花屋の仕事はできるわけがないと大反対。

そんな母にモコミは初めて真っ向から自らの想いを激白しました。隠された存在の自分は生まれてきてはいけなかったのではないかとこれまでずっと苦しんできたのです。「誕生日が大嫌いだった」というセリフがとてもショッキングで胸が痛かった…。
兄の花屋はモコミが幼いころから大好きだった場所。自らの意思でそこで働きたいというモコミの想いを家族は受け止めました。

ということで、いよいよ花屋で働く日々が始まったのですが、千華子は納得していない様子だったし、俊祐の恋人・涼音もモコミのことを煙たがっている様子。前途多難な予感がします(苦笑)。

※第2話感想はこちら↓

以下、第3話についての感想です。基本的にネタバレありですのでご注意を。

これまでの田辺誠一さん出演作品感想レポ

田辺誠一さん出演作品感想一覧
田辺誠一さん出演作品感想一覧
田辺誠一さんが出演した作品の感想

土曜ナイトドラマ『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』第3話

放送:2021年02月06日(土) 23:00~23:30 テレビ朝日系列

脚本:橋部敦子

主題歌:GENERATIONS from EXILE TRIBE『雨のち晴れ』

田辺誠一さんの役:清水伸寛

主演:小芝風花

その他主な出演者:富田靖子、工藤阿須加、加藤清史郎、水沢エレナ、内藤理沙、橋爪功

あらすじ:

 清水萌子美(小芝風花)は念願が叶い、兄・俊祐(工藤阿須加)が経営する花屋で働き始める。しかし、なれない作業が多くて失敗ばかり。1人で店の留守番を頼まれた際も、イヤホンを拾った青年(加藤清史郎)を見かけてつい追いかけ、予約の花を受け取りに来た客の対応が出来ず、迷惑をかけてしまう。

<公式HPより抜粋>

第3話|ストーリー|土曜ナイトドラマ『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』|テレビ朝日
テレビ朝日 土曜ナイトドラマ『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』番組サイト「ストーリー」ページ。2021年2月6日(土)よる11:00~放送【第3話】あらすじ。

全体感想

兄の花屋で働き始めたモコミでしたが、初日から花の気持ちが気になりすぎて色々と失敗を重ねてしまいます。兄の俊祐はそんな彼女を必死にフォローしますが、その恋人の涼音には「なんであんなに過剰に妹を庇おうとするのか」理解ができない様子。たしかにちょっとドン臭いところはあるけどパッと見た感じでは「ごく普通の女の子」って見えちゃうよな。

一方の清水家では伸寛の引っ越し荷物が片付かず千華子さんのイライラが増していましたw。まぁ、彼女からしてみればあまりにも突然すぎる出来事だったので(っていうか、話聞こうとしなかったのが悪いんだけど)混乱するのは分かるけど、それに加えておじいちゃんの観が「お前はまた火に油を注ぐことを!」って被せてくるものだからなおさら不満が募ってしまうw。
でも、タクシー運転手の仕事をまだ続けていることに関してあれこれ口出ししてしまっていたのは、彼女なりに親を心配しての言葉なのかなとも思いました。

その頃店では涼音が萌子美に花のアレンジメントをやってみないかと声をかけていました。あれ、涼音さん、意外と良き先輩じゃないの。俊祐から萌子美に対する話をちょっと聞いたこともあってか気持ちに変化があったのかもね。

そしてさっそく嬉々としながらアレンジにチャレンジした萌子美でしたが、出来栄えがめちゃめちゃ奇麗!初めてチャレンジしたとは思えない出来に涼音も驚き褒めてくれましが、ある一輪の花の位置を「こっちに差したほうがバランスがいいから」と花屋のテクニックで変更してしまった。萌子美はその時点では何も言いませんでしたが、心には違和感が広がっていました…。

家に帰ってきた萌子美は初めての出来事ばかりでグッタリ。夕食の時間にも降りてこないほどで、家族は先に食事を始めるのですが…、この時も千華子と観の険悪な状態が続いていて伸寛も俊祐も非常に居心地が悪そうですw。なんとかその場を収めようと食事を「美味しい!」って言いながら食べ始める父と息子ですが、正直味を感じるような雰囲気じゃなかったよなww。

スポンサーリンク

翌朝、持って帰ってきた練習用のアレンジメントの花を見つめながら、涼音が直した一輪を元の場所に戻す萌子美…。彼女は花の気持ちが手に取るように分かってしまうがゆえに、移動させられた花が”本当に居たい場所”を察知してしまうんですよね。でも、そんな事情は誰にも言えないわけで…辛いところではあるよなぁ。

この日の花屋は人手が足りずてんてこ舞い状態。俊祐は配達へ行ってしまい、涼音は買い出しのために外出…で、萌子美は店番を任されてしまう。涼音は萌子美にもわかりやすいようにメモを残したりやるべきことの伝達もしてくれていましたが、なんか悪い予感しかしない(苦笑)。
と思っていたら、外の掃除をしている時に偶然近くの店からデリバリーの青年が忙しそうに出てくる姿を目撃してしまった。萌子美は前回、彼が落としたイヤホンを拾っていましたが未だに手渡せていません。で、思わず彼に向かって駆け出してしまった。店開けっ放しで行っちゃダメだろーーー!!と思わず心の中でシャウトした私www。

加藤清史郎くん、ほんと大きくなったねぇ…。しみじみしちゃうわw。なんて呑気なこと言ってる場合じゃないww。

萌子美は勇気を出して青年の傍へ行き拾ったイヤホンを手渡そうとしますが、いざ彼を目の前にするとテンパりすぎて渡すものが見つからない(汗)。あーー、あるある、そういうこと。っていうか、この時初めてドラマで清史郎くんのセリフが聞けたわ(笑)。
結局萌子美がモタモタしているうちに青年は忙しそうに去っていってしまった。デリバリーは時間がシビアだろうから仕方ないよね。で、いなくなった後に探し物が見つかるという。これもあるあるだなーと思いながら見てしまった(←え、私だけかもw?)。

店に戻ってみると、涼音からアレンジメントを渡すように頼まれていた客からの「誰も店内にいなかったので」というメモが貼られていました。あーー、やっぱり心配的中だわ(汗)。店を空っぽにしたまま、しかも鍵もかけずに飛び出しちゃダメだよねぇ。慌ててお客さんを追おうとしてももう姿もなく後の祭り状態。
その時涼音が帰ってきて萌子美から事情を聞こうとしましたが、動揺してしまったせいか自分のミスを説明することができない。結局は俊祐が慌てて届けに行ってくれて事なきを得たようですが、萌子美はちゃんと自分の失敗を説明することも、お客さんに誤りに行くこともできずに悶々としてしまう。

ちゃんと話をできるのは、蛇のぬいぐるみのトミーにだけなんだよねぇ…。新しい社会は萌子美が思っていた以上にシビアで厳しい。

スポンサーリンク

翌日の花屋はさらに多忙を極め、配達が多いことから早めに店じまいをすることに。涼音と俊祐が配達に出掛けたあと、店の片づけを任された萌子美は「クローズ」の看板を出して扉の鍵をしようとしましたが、ちょうどその時に急いでいる様子の客が飛び込んできた!こういう状況の時に限って、お客さん来ちゃうもんだよねぇ(ドラマあるあるww)。
何とか断ろうとするものの、オープンする店の入り口にどうしても花のアレンジを置きたいとなかなか引き下がろうとしないお客さん。いや、そういうの最初からちゃんと計画しておこうよって思っちゃうww。

すると、どうしようか迷っていた萌子美の目に元気のない鉢植えの花が何かを訴えている様子が映ってしまった…。これは…やっちゃうね、彼女は

その日の夜、店に戻ってきた俊祐と涼音は萌子美が店に残り物の花で作ったアレンジメントをお客さんに手渡したことを聞かされて驚きを隠せない。
お金をもらっていないことにホッとしたものの、そのことに関して何か言いたそうな萌子美の態度に、涼音は思わず「何でもいいから作ればいいってものじゃない」とキツイ一言を言ってしまう。でもその気持ちはよく分かるよ。いくら客に頼まれたからって見習いが勝手に作って渡したことすらよく思わなかっただろうしね。俊祐も「店の信用にかかわるから」と釘を刺す。

その日の夜、萌子美は祖父の観に涼音から「思ってることがあるなら本当のことを言ってほしい」と訴えられたことについて相談する。

萌子美はあの瞬間、涼音に本当のことを言ったら気分を害するだろうということを察知して何も言わなかったんだね。そういうところはちゃんとわきまえてて少しホッとした。

観に、自分流のアレンジメントのほうが花が喜んでいることや、お客さんが望んでいる花が自分にはわかるし、あの時残っていた花は「捨てて良い残り物」なんかじゃないことも素直に語る萌子美。彼女の独特の感性は素敵なことだとは思うけど、やっぱりそれはすべてに理解されるものではないし確実に傷つく人も出てしまいますからねぇ…。場の空気も悪くなるだろうし…。
観が「何でも言ってみたら」なんてアドバイスしちゃったらどうしようとハラハラしたんだけどw、この時は「 それはどうかなぁ…」と引いた意見をした様子。ちょっと安心したよ(汗)。こういう的確な助言ができる人が傍にいるっていいよね。

スポンサーリンク

翌朝、前日に飛び込んできたお客さんがお代を払いに店を訪れますが、俊祐がやんわりと「まだ見習いなのでお代は受け取れない」と断りを入れる。すると、せめて自分の店のドーナッツだけでもとそれを手渡しました。「お花のおかげで気持ちよくオープンすることができた」というお客さんの言葉はなんだか嬉しいよね。涼音も「結果オーライだね」と好意的です。

しかし、そのオープンしたドーナッツ屋はどうやら「しょっちゅう店が入れ替わる縁起の悪い場所」にあるらしい。なんと不吉な(汗)。これって、けっこう今後の重要なパワーワードなのでは…!?

その時、萌子美は俊祐たちの前で勇気を出して「本当に思っていることを言ってもいいですか」と切り出してみる。

「本当のことは言えないです。本音を言うっていうのが私の本音です。本音を話そうとすると言えないというのが本音です。本音を隠したくないけど今は言えないというのが本音です。でも涼音さんや真由さんとお客さんの喜んでくれる花を作りたいというのが私の本音です…」

観からの助言で萌子美が懸命に考えた言葉だよね。よくここまで言えたと思う。不器用だけど、皆と一緒にお花を作っていきたいという気持ちは伝わったよ。ちゃんと涼音さんも真由さんも分かってくれたみたいだし良かった!いいお店だね。でもまだここで安心はできないけど(汗)。

その日の午後、俊祐はたまたま配達先の近くにあったドーナッツ店を覗きに行ってみる。オープンしたばかりだからか今のところは客足も順調なようです。そしてふと店の入り口に目を向けると…

萌子美がアレンジした見事な花が飾られてあった。お客さんの評判も上々の様子。あれはとても初心者が作ったとは思えないアレンジだったよなぁ…。でも俊祐はそれを目撃してしばらくその場から動けなくなっていました。どうやら萌子美の才能をただ喜んでいるだけではなさそうな気がして…、今後の彼の心境の変化が少し気がかりです。

ちなみに、爽やかなドーナッツ屋店主を演じていたのは庄野崎謙さんです。

来週も登場するみたいなので期待!

そして萌子美はデリバリーの青年と再び遭遇。今度はちゃんと話をすることができるのか!?

あれ・・・何気に普通の感想が長くなってきたな(笑)。

スポンサーリンク

今週の伸寛さん

大量に積まれた段ボールの整理を始めている伸寛さんでしたが、「何をどこに入れたのか分かんなくなっちゃって」と苦笑いww。引っ越しの鉄則として、段ボールにはちゃんと入れたものが分かるようにマジックで書いとかなきゃダメなんだよーー(我が家はすでに4回引っ越ししてるのでなおさらそう思っちゃうwww)

千華子さんは「事務所畳んで家で仕事するなんて聞いてない!」と不満たらたら。でも彼女は伸寛さんに言葉挟ませようとしてませんでしたからね(苦笑)。でもここで反論しても面倒くさいだけだと思っているからか、伸寛は「本当にごめん」と笑って謝るだけ。代わりに千華子に堂々と反論してくれるのが観。でも結局は二人の口喧嘩に発展してしまうんだけで収集付かなくなっちゃって「とにかく、俺が悪いから」って自分を悪者にして仲裁に入る。
このナァナァな事なかれ主義的態度が事態を悪化させてるような気がしてならん(苦笑)。

とりあえず税理士事務所の経営は悪化してなさそうで千華子もひと安心。

誰もいなくなったところでようやく張り詰めていた気持ちが緩み「はぁ・・・・」壮大なため息をつく伸寛さんがけっこうな萌えポイントでしたwww。でもこれ、どこかで改善させないと溜息どころじゃなくなっちゃうかもよ!?

スポンサーリンク

花屋の仕事初日、疲れて寝込んでしまい食事に降りてこれなくなった萌子美が千華子は心配でたまらない。彼女は内心今でも萌子美が工場の仕事に戻ると言い出すことを心待ちにしている様子w。

そんな彼女に伸寛は「せっかく萌子美が花屋をやりたいって言い出したんだし」とやんわり窘めますが、あまり賛同は得られなかった様子w。さらに、またもや観との言い争いが始まってしまい食卓は一気に微妙な空気に。こりゃ伸寛さんの中のストレスメーターがどんどん積もってるようで心配だわ~(汗)。チリも積もれば何とやら…になりかねん状況w。

スポンサーリンク

そんなある日の午後、千華子はいそいそと一人ランチに出掛けてしまう。どうやら在宅ワークを突然始めたことに関して彼女は未だに怒っているらしく、それ以来ぱったり昼食を作らなくなってしまったのだという。いや~~、それキツイっすねぇ。でもまぁ、ぬるい態度で言いたいことをハッキリ言えない伸寛さんにも問題アリだと思うんだけど(苦笑)。
結局、食事を作ってくれているのは観さん。伸寛さん、料理できないのか…、意外。こりゃますますストレスメーターが上がってそうだわww。

千華子がいないことをいいことに、ついつい観に愚痴る伸寛。するとふいに観が「何か言ってないことがあるんじゃないの?」と切り出してくる。思わず固まってしまったところを見ると…こりゃ何かありそうな予感がするぞ!?その動揺っぷりを見た観は「不倫とか?」と切り出すと…

「それはないです!」即座にきっぱり否定。いや~~、この回答までの時間、速かったねぇ(笑)。でもあの動揺っぷりはそっち方面に思われても仕方ない雰囲気ではあったぞww。

で、このあと観が「それは俺か!!」サラリと大問題発言をwww!!!そっちだったのかーーー!!!千華子との険悪な関係の原因はそこにあるのかもしれない。でもなんか事情もありそうだし…いろいろ気になる問題発言だった。
これを聞いた瞬間の伸寛さん、反応に困り苦笑いで誤魔化してて…それが第二の萌えポイントでした(笑)。いや、あんな発言目の当たりにしたら、そうするしかないじゃないのねぇw。

そしてついに次回、伸寛さんのストレスメーターが限界を迎える模様。溜まりに溜まってきた千華子への不満が爆発してたみたいだけど、もう少し小出しにそれができていればなぁとも思えてしまう。
そして、観と千華子の不仲の秘密も明らかになるとか。波乱含みなことが盛りだくさんの第4回、期待してますww。

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました