大河ドラマ『麒麟がくる』最終回感想 本能寺の変

様々な苦境に襲われた2020年度大河ドラマ『麒麟がくる』でしたが、約2か月遅れで無事に最終回を迎えることとなりました。色々と感無量です…!今回も4K・BS・地上波と3回分がっつり堪能させていただきました。

天正10年の安土饗応事件、光秀が信長のあまりのパワハラに耐えかねて錯乱状態のうちに敵意を剥き出しにしてしまいましたが…、あれからいったいどう収拾をつけたのかずっと気になっておりました(汗)。信長も「十兵衛、おまえ、なんちゅう顔で睨みつけるんだ!」みたいな表情してましたから。

ところが、蓋を開けてみれば「饗応役を解く!下がれ!!」の一言で一気に収束した模様w。さすが信長さんの鶴の一声!とは思いましたが・・・果たしてあの後みんなどんな顔して食事してたのかが気になってしまう。
特に、信長に恐怖心を抱いてた家康さんなんかは一番生きた心地してなかったかもねw。饗応の主役だったはずなのに食事の味も分からなかったんじゃないかと思うとかなり気の毒なことでした(苦笑)。

饗応役を解かれた光秀は別室に下がらされていて、必死に湧き上がってくる激情を押さえようとしていました。このあたりの「耐える」芝居がハセヒロさん、絶品です!!見てるこちらも思わず「十兵衛、今は耐えろ、頑張れっ!!」って心の中で応援したくなってしまいましたからね。
で、宴を終えたらしき信長が光秀の元にやって来たわけですが…、意外にもかなりの上機嫌!?え!信長、もう怒ってないのか!?と思っているとめちゃめちゃ意外な言葉が告げられました。

「あれこれ言うたが気にするな!家康があの場でどう出るか、様子を見ておきたかったのじゃ(ニッコリ)」

えーーーー!!!!そういうカラクリだったんかーーー(笑)!!

信長さん曰く、「招かれた側が十兵衛を饗応役に指名するなんて無礼千万!あいつにそれを思い知らせてやったんだ」とのこと…。彼は家康が光秀と仲睦まじく会話していた現場を見てしまってましたからね~。「わしの十兵衛に手を出すな」的な感情が抑えられなかった模様ですww。いやいやいや、これ、鬱病発祥レベルだった光秀にとってはかなーり迷惑なお話ですぞ!?「気にするな」で一笑されて収まるような話じゃないんだってばっ!!でもそれが信長には全く分からないというのが何とも…ねぇ(汗)。

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光秀の心がグワングワン不安定になっているとは露知らぬ信長は、素知らぬ顔で「秀吉が援軍よこせってうるさいから助けに行ってほしい」と頼んでくる。どうやら、四国の長宗我部元親が秀吉の邪魔をしてるらしくそこで手こずっているらしい。ここで四国の地図が出てきたのですが…

讃岐の大きさが土佐と同じくらいデカくてビックリww。昔の勢力図だとこういう配置になるのか~。ちなみに現在では讃岐(香川県)は四国で…というより日本で一番小さな県となっております。

信長は秀吉の邪魔となっている長曾我部元親を光秀に叩いてほしいようですが、光秀としては長曾我部と身内同然の付き合いをしている関係もあってそれに賛同することはできない立場にありました。ここで思わず「それは秀吉の言いがかりだ」って言葉が突いて出ちゃうのが光秀らしいなぁと(汗)。
ところが信長は「もう決めたことだ」と全く聞く耳を持とうとしない。しかもすでに三男を讃岐に向かわせる決定をしてしまったらしく、何の前触れもなくその話を聞かされた光秀は「そんな大事な話をなぜ自分に言ってくれなかったのですか!!」と激しく責めるのですが、それに対して信長は…

「そなたは丹波にいたから、言うのが遅れた」

と、シレっと言い放ってしまう(汗)。いやいやいや、そこ、重要なとこでしょ、信長さん!!って思うよなぁ、光秀としては。しかもこの後、ただでさえ心臓持たないような状況にさせられているのにさらに信長からとんでもない命令が下ってしまいます。

「そなたの軍は備後の鞆へ向かえ。鞆にいる、足利義昭を殺せ!」

悪魔のようなニヤリ顔で光秀に迫る信長…!!!こわっっっ!!!!っていうか、光秀にとって一番承服しかねる命令なんですよね、これって…。武士のトップである将軍を討つことは彼にはどうしてもできないのです。その顔は衝撃で凍り付いてしまった…。というところでオープニング。

以下、さらに最終回を見て気になったシーンもろもろネタバレあり

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『麒麟がくる』最終回 本能寺の変

2020年02月07日(日)放送 NHKBSプレミアム 18:00~18:45 ほか

長谷川博己、染谷将太、門脇麦、間宮祥太朗、眞島秀和、佐々木蔵之介、堺正章、ほか

あらすじ

宿敵・武田家を打ち滅ぼした戦勝祝いの席で、光秀(長谷川博己)は信長(染谷将太)から理不尽な叱責を受け、饗応役(きょうおうやく)の任を解かれる。追い打ちをかけるように信長は、光秀と縁深い四国の長宗我部征伐に相談もなしに乗り出すと告げる。「殿は戦の度に変わってしまった」と、その行き過ぎた態度をいさめる光秀に、「己を変えたのは戦ではなく光秀自身だ」と信長は冷たく言い放つ。そしてついに、ある究極の命令を光秀に突き付けたのだった──。

<公式HPより引用>

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信長の言い分としては、秀吉を手こずらせている毛利が勢いづいているのは「足利将軍がいるから」だと。たしかに義昭は最初の頃は諸国に「信長包囲網を!」みたいな文をバンバン送りまくってましたが、今ではかなり沈静化してる印象だったんだよなぁ。でもまぁ、”将軍職”には未だに固執しているようだったので、「将軍を消してしまえば毛利も簡単に片付く」っていう信長の考えは間違っていないのかもしれません。

たしか前回、義昭さんは光秀と仲良く釣りをしながら…

「ここで鯛を釣っていれば、殺されることはないからな(テヘペロ)」

なんておっしゃっていましたが、「あーた!!!その考え甘かったみたいよ!??信長は十兵衛を暗殺者として送り込む計画立ててるんだぞ!?」と教えてやりたい(笑)。テヘペロしてる場合じゃないってばwww。

堅い表情で京の館へ戻った光秀は、密かに左馬助を呼び出し安土城での一件について口を開く。左馬助は光秀が「将軍を討て」との命を下されたことを聞いても狼狽えることなく真っ直ぐその話を聞いていました。それどころか、細川藤孝に相談したいという光秀の要望にもチャッチャと対応。めちゃめちゃ優秀じゃないか!!間宮君のキリっとした芝居がすごく生きてました。

その藤孝はというと、朝廷に赴き蹴鞠を蹴っていらっしゃいましたw。「アイヤー」って掛け声がなんだか可愛く聞こえたのは私だけでしょうか(笑)。そこへ近衛前久が現れて「信長と明智の関係に亀裂が入っているらしい」と耳打ちする。もしも信長が明智打倒に立ちあがったらどちらに付くか問われた藤孝は「そうならないことを祈るしかない」としか言えませんでした…。
これは彼にとっては実に由々しき問題ですよねぇ。これまでずっと懇意にしていた光秀との関係も大事にしたいけど、信長に逆らってもし敗れた時には細川の家が途絶えてしまう危険もある。非常に悩ましいところだったと思います。

一方の前久は伊呂波太夫に「明智がいつ信長に背いてもおかしくないのではないかとのうわさがある」と語っている。すると太夫は「背けばいい」とキッパリ!光秀に5萬貫すべてを賭けてもいいとまで豪語するほど、彼女にとって信長の治世は相当生きづらいものだったのかもしれません。

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その頃光秀は一人地図を眺めながら信長とのやり取りについて回想し頭を悩ませていた…。

将軍を殺せと命じた信長は、この時光秀がそれを断ることを全く想定していない様子で思い出話を語りだしていました。二人の理想を実現するためにずっと戦をしてきたけれど、「将軍を討てばそれが終わる」と確信している信長。そして最後の一押しとばかりに光秀を熱く口説きにかかるw。

「ふたりで、茶でも飲んで暮らさないか?夜もゆっくり眠りたい。明日の戦も考えず、子供のように長く眠ってみたい。長く…」

え・・・・、信長さん、それってまるで、十兵衛への”愛の告白”じゃないですかwww!!!「二人で茶を飲んで一緒に暮らそう」発言が飛び出した時はビックリしたよーー(笑)。ひたすら自分の「十兵衛大好き!」って気持ちをぶつけてくる染谷@信長、歪んでるんだけどそこの部分はすごくピュアだなぁって思えてしまってついつい感情移入してしまいます。十兵衛、信長の願叶えてやろうよ、とすら思えてしまう自分がいたくらい(笑)。

ところが今の光秀にとっては信長の「大好き」な気持ちは全く響いてきている様子がない。そして、「わたくしには、将軍は討てません」とキッパリと申し出を否定する。彼の中でそれだけはどうしても曲げられないのです。
ところが、その返事を聞いた瞬間の信長はまさに甘美な雰囲気から一気に現実世界へ叩き落されたかのような心境だったでしょう(汗)。光秀を睨みつける目の恐ろしさこの上なし!!そのあと信長はどのような反応を示したのかはもう少し後で登場することに。今回はこういった光秀の回想シーンを巧く話に盛り込んでいたと思います。

藤孝は息子の忠興と嫁で光秀の娘のたまと3人で光秀の元を訪れました。忠興はたまにゾッコン状態のようで「葛籠に入れて持って歩きたい」とまで言われているらしい(笑)。聡明で美しいたまのことを細川家はたいそう大事にしてくれているようで良かったです。光秀も藤孝も、穏やかな笑顔で若い夫婦を見守っていて、この時だけはとっても雰囲気が良かった…この時までは…。

二人を別室に下がらせた後、藤孝は「鞆の将軍一味を一掃する下知は上様からくだりましたか?」と本題を切りこんでくる。もうその噂が彼の耳に入っていたのか…。それに対して率直に「お下知はあったが、私はお断り申した」と告げる正直者の光秀。
光秀としては先に毛利を叩いた後で義昭たちのことは考えればいいと思っているようですが、藤孝としてはそれで信長が納得するとは思えない様子。しかしそれに対して「説得して納得してもらう」と頑なに意見を曲げようとしない光秀…。藤孝としてはそれが巧くいくとも思えないため不安を隠せません。そんな彼に光秀は探るように尋ねてみる…。

「以前藤孝殿は、上様の行き過ぎをお止めする場合は私も一緒に声をそろえて申し上げる覚悟と言われた。今でもそのお覚悟はおありか?」

やっぱりあの時の藤孝の「口約束」の一件が出てきましたな。東宮を説得しに行った折に「やっぱりこんなの間違ってる」と引き返そうとした光秀を、藤孝が「いざとなったら自分も一緒に上様に意見するから今は我慢してほしい」と必死に押しとどめたことがありました。この時の言葉を光秀はしっかりと覚えていたわけです。
つまり、今がその「いざ」という時なのだと。しかし藤孝は…「覚悟とは、どれほどの覚悟でございましょう?」と相当慎重な態度。やっぱりねぇ…、そう返してくるような気はしてた。あの時はただただ光秀をなだめることで必死になってただけだったから、そもそも大きな覚悟は彼にはなかったんだと思います。そんな藤孝の言葉を推しはかるように光秀は

「覚悟には、果てはありませぬ」

とプレッシャーをかける。それは、信長を討つ覚悟というものも含まれていたと思う…。それに対する藤孝の回答は謎ですが、きっと「持ち帰って検討する」くらいの軽い返事で済ませたのではないかと。そしてこの時光秀は、藤孝が自分と心中する覚悟を持っていないということも悟ったと思います…。それがとても切ない(涙)。あんなに信頼し合ってた仲だったのにね…。藤孝は「細川家」を守るために光秀を斬り捨てざるを得なかったのかもしれないけど…辛いシーンでもありました。
しかも藤孝は、秀吉に「十兵衛が信長を裏切るつもりらしいぞ」的な知らせを送ろうとしてましたからね(汗)。いつの間に二人はそんなに懇意になってたのか!家を守るためなら嫌いな相手とも手を結ぶ柔軟性が彼にはあったということか。

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藤孝が帰った後、光秀は地図を前に一人苦悩し続けていた。帝からの「信長が道を誤らないようにしかと見届けよ」との言葉が呪いのように彼を苦しめる。今の信長は、すべてが自分本位で完全に道を踏み外している状態。それもこれも「十兵衛と二人でゆっくり仲良く過ごしたい」的なピュアな想いも少なからず影響してるんですが、光秀はその気持ちを理解することができない…。
「将軍を討て」というあの命が、おそらく一番彼を謀反の道へと後押ししたのではないかと思えてなりません。

それにしても…、震える手で顔を覆い葛藤するハセヒロ光秀のなんと儚く美しいことよ!!!あの光秀見てたら、思わず抱きしめてあげたくなってしまう衝動に駆られそうになったw。いやぁ、もうほんと、すべての所作が最高すぎますね、長谷川博己さん。

少し落ち着いた光秀は薬の調合をしていたたまの元へ。改めて娘が忠興から大切にされていることを知ると「忠興殿が戦に行かないで済むような世の中にしなければな」と少し寂しそうに笑う光秀…。そんな父に娘は「父上と忠興様と二人分を想う命があればよかったのに」と語る。しっかりした良い娘ではないか…。
しかし、光秀はたまに「そなたは忠興殿と長く生きよ、そのためにわしは戦ってみせる」と静かに諭す。もう彼の心は決まっているようで…その言葉はまるで遺言のようにも聞こえてきて切なかった(涙)。

後日、前久は帝に「織田と明智が戦になりそうだ」と告げ、双方が力を貸してほしいと頼んできたときにはどちらに味方をするつもりかを尋ねる。それに対する帝の答えは…

「ただただ、見守るだけぞ…。見守るだけぞ…!」

ああああ…帝ぉぉ…、十兵衛に「信長が道を踏み外さないようしっかり見届けよ」と告げておきながら、いざとなったら「見てるだけ」とはご無体な~~~(汗)。あの言葉がどれほど光秀に影響を及ぼしたことか、帝は分かってなかったのかもしれないなぁ。

天正10年5月、丹波に入った光秀は愛宕山で一人瞑想にふける…。

「将軍を討て」と命じられたあの日、光秀は信長に決死の想いで「殿は多くの間違いを犯している」と諫める。そんな彼を「なぜそんなことを言うんだ…」と言いたげに揺らいだ思いで見つめていた信長が切ない…。

しかし、「かつては心優しきお方だったのに」という光秀の見立てはちょっと間違っているような気がしてならなかった(汗)。親の愛情に恵まれなかったことも影響していた信長は、光秀と出逢ったあの頃からすでにかなり歪んだ感情を抱く危険人物でもあったからなぁ。でも、光秀はあの頃まだそんな彼の本性までは見抜くことができなかったのでしょう。そして今では「十兵衛オンリー」な信長の気持ちも気づいてない(苦笑)。何たる一方通行…。

それでも、「戦の度に殿は変わってしまわれた!」という光秀の言葉も切なかった(涙)。光秀は違うベクトルでありながらも、たしかに信長に心惹かれていましたからね。この人となら道三の言っていた「大きな国」を一緒に作っていけるという確信があった。彼もまた、信長のことが大好きだった・・・ゆえにこれだけ苦しんでいるのです。

「今の信長様を作ったそなたが始末をつけるほかあるまい」と指摘した帰蝶の言葉が光秀の脳裏を駆け巡る。あの時信長も「わしを変えたのは戦ではない、そなたがわしを変えたのじゃ!」と迫ってきた。たしかに一緒に大きな国を作ろうと信長をその気にさせたのは他ならぬ光秀ではあったけど、どんどん凶暴化していったのは彼の歪んだ性格によるところが大きいので(汗)、その責任をすべて押し付けるっていうのはないよなぁと思ってしまう。
そして信長は、光秀の心を決定づけるような言葉を投げつけてしまうのです…。

「そなたが将軍を討たぬというのなら、わしがやる!!わしが一人で大きな国を作り世を平らかにし、帝さえもひれ伏す盤上の主となる!!」

この言葉は光秀を「信長打倒」に向かわせるには十分すぎる威力を放っていたと思いますよ。あの瞬間に夢の中に出てきた月に伸びる大樹を伐る映像が彼の中にフラッシュバックしてましね。
でもそれは決して「信長憎し」といった感情ではなく、今彼を止めなければ麒麟がくるような平穏な世の中は永遠に訪れなくなるといった危機感だったように感じます。信長の暴走を止める役目を担うのは自分しかいないのだ、という壮絶な使命感を光秀は背負ってしまった…。真面目で実直な彼ならではの覚悟を感じたな…。

たしか通説では信長を討つにあたって何度もくじ引きを引いたというエピソードがあったはずですが、今回のドラマではそれを出さずに光秀が考えに考えて覚悟を決めたという表現で良かったと思います。積もり積もった複雑な感情が丁寧に描かれていたので、光秀の想いは十分に伝わりました。

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天正10年5月29日、小雨の降りしきるなか、信長はわずかな手勢を引き連れて運命の宿所、本能寺へ入ります。

この時彼はまだ、光秀が悲壮な覚悟を固めていたことを知りません…。きっと、すべてが終わったら十兵衛も分かってくれるといった楽観的な考えしかなかったんじゃないかな。

その頃光秀は、一番信頼している側近の左馬助、伝吾、利三を呼び寄せていました。この時点では伝吾も利三も毛利を討ちに行くとばかり思っていたようですが、おそらく左馬助だけは信長討伐の可能性が過っていたんじゃないかなと…。彼だけは直接光秀の胸の内を聞かされてましたからね。
そしてついに光秀は3人の前で「備中へは行かず京へ向かう」と宣言する。

「本能寺…。我が敵は、本能寺にある…!その名は、織田信長と申す」

いや~~、こんな静寂の中で告げる「敵は本能寺にあり」のシーンを見るドラマ、私は初めて観たので非常に新鮮でございました。画的には馬に乗って堂々と全軍に「敵は~」って告げるほうが迫力はありますが、今回の大河に限れば信頼する側近3人の前でだけ想いを告げるというシーンのほうが光秀の壮絶な覚悟が伝わってきて緊迫感が増していたと思います。

さらに緊迫感を増したのは、自らの覚悟の想いを語る場面。彼らの前で刀を引き抜き…

 「誰でも良い、わしが間違っていると思う者はこの太刀でわしの首を撥ねよ!今すぐ撥ねよ!!」

ハセヒロ光秀、カッコよすぎるだろーーーー!!!これは痺れましたっ!!!

あんなに真っ直ぐ壮絶な覚悟を語られたら、そりゃ、3人の気持ちも一斉に固まるでしょう!!まぁただ、あの中では一番新参者だった利三だけはちょっと怖気づいたのではないかと心配しましたがww、それでも光秀について行くという確固たる信念に嘘はなかったと信じたいです。
「同意でございますっ!!」と一斉に頭を下げる3人の側近がとても頼もしく見えました。特に若い間宮くんの重々しい覚悟を決めた表情はとても印象深かった。彼は本当に良い芝居をする。

これで光秀主従の心は一つに固まりました。すべては「世を平らかにするため」「麒麟がくる世を作るため」なのです。

続きの感想は次のページにて。