前回はもうあまりの展開に腹が立ってモヤモヤが収まらなくなるほどでしたが(苦笑)、なんとか今回は原作寄りのテイストに路線が戻ってきたようでちょっと安堵しました。
けどなぁ~~・・・やっぱり前回の晴がめぐみを受け入れる展開がなかったらもっとよかったのに!!とそこの部分だけは違和感残ります。一度受け入れちゃってるが故にどうしても原作の持つ良さというものが薄まってしまった感は否めないのが残念…。
でも、新聞評を読んでみるとけっこう好意的に書かれてるのはちょっと嬉しいですね。フレッシュなキャストたちがすごく頑張ってるし魅力的なので😊。
あ、そういえば中川くんが二十歳になったそうで!!おめでとうございます🎂🎂!!
二十歳に見えないくらい大人っぽいよ~!これからの活躍も期待してます😊。
以下、原作のネタバレも含めた感想レビューになります。あしからず。
『花のち晴れ~花男 Next Season~』第9回
📕 サブタイトル:運命の恋と奇跡の恋、本当に好きな人は⁉︎
TBS系列(視聴区域はRSK)6月12日(火)22:00~
原作:神尾葉子(ジャンプコミックスPLUS)
今回のストーリーに絡んだ原作部分は、主に第5巻~7巻(ほぼ6巻)
襲撃
切羽詰った表情で音を抱きしめた天馬でしたが、音を失いたくない気持ちから彼女の行動を咎めるようなことができませんでした。「物わかりがよすぎるのは分かってるけど、一つ一つ壁を乗り越えてく」と自分に言い聞かせているのがなんとも痛々しい。ドラマ版天馬くんってホント不憫だよなぁって思っちゃいますよ😅。
晴はめぐみと正式に付き合うことを決めたようで、彼女に対する態度も以前より恋人モードに転換。その現場を目撃してしまった愛莉は非常に複雑な心境になってましたが・・・見ているこちらも全く同じ心境でしたわ😅。なんでめぐりんになびいたんだ、ハルトよーーーー!!!っていうか、二人のラブラブ場面はなんだか見ていて違和感しかない(苦笑)。
なんだかんだで、いろんなことが丸く収まってるように思えたある日・・・音が夜道で不審者にスプレーをかけられる事件が発生。やっとこの展開が来たか!!これまだ5巻なんですがねw。
ドラマでは二人組の男でしたが(しかも一人は桜田通くんが演じてるという贅沢さ!)マンガでは三人組のいかにも不良少年ちっくな奴らw。
さらに音はただ下校途中にやられたのではなく、愛莉とカフェに行く約束をしててそこに向かう途中にやられちゃうんですよね。ちなみに音が「さん」付せずに愛莉の名前を呼ぶようになったのがちょうどこのあたりの時期です。なのでドラマではかなり早い段階で打ち解けたなぁと思いました。
スプレーをかけられ必死に助けを呼んだ音に気が付いたのが桃乃園の生徒。そのなかには近衛の姿も…。
とりあえず急いで病院へ行って事なきを得たわけですが、慌てて駆け付けた天馬は動揺を隠せない。犯人に心当たりはないものの、音はスプレーをかけられたときに「英徳に未来はない」と捨て台詞を吐かれたことが気にかかる(原作では言われてません)。それを聞いた近衛は
「音さんをそんな物騒な英徳にこのまま通わせるより桃乃園に早く転入させた方がいい」
と主張。でもそれに対して「音の気持ちを尊重したい」とあくまでも音目線で考えてくれる天馬くんは優しい…っていうか、人が良すぎる!!
ちなみに、原作では音はこの事件で初めて近衛に接触します。ドラマはだいぶ早い段階から近衛が出てきたのでビックリしましたww。
あと、「音を桃乃園に転入させたほうがいい」と天馬が初めて言及したのもこの時が初めてです。ドラマではだいぶ早い段階で天馬くんがそれを提案してきたので、今回はそのことに関しては一歩引いた視点で意見してましたね。近衛が天馬のために音を猛烈に桃乃園へ引きこもうとするのは原作の方が濃く描かれています。
可愛いケンカ
音がそんな目に遭っているとは露知らぬ晴はメグリンを部屋に招いてボルダリング中w。一応これデートってことなんだろうけど、なんでそんな時も壁昇ってんのww。
と、メグリンが「幸運の金のブタ」を見つけて彼女記念に欲しいとねだってくる。晴は慌てて「それだけはダメだ」と拒絶。よかったよーーー、ここで晴が「いいよ」って言ってしまったら本当に幻滅するところだったからさ~~~😅。それを手放せないってことは、晴のなかでまだ音が生きてるってことだからね。しっかし、こういう時のメグリンはなんかちょっとムカっとくるんだよなぁw。
で、代わりにと彼女が提案してきたのがデートで思い出を作りたいということ。しかし、女の子とがっつりデートしたことのない晴は「お任せ」と言われて猛烈に悩んでしまう。でも、悩んでる時のハルトくん…なんか、あまり楽しそうじゃないよね。だから「彼女昇格」なんて言わなきゃよかったんだよ~~😣。最高の思い出に「キスすれば」って一茶に言われてすごい動揺していたことも然り。そういうのを想定できない時点で、晴はメグリンに本気になるモードに入ってないんだよねぇ。
それにしても、杉丸くんの今回の格言は「そだねーー」ってww。海斗からもツッコミ入れられまくってたけど、ネタ切れか😅!?
デート場所に悩んでついには世界地図にダーツを投げ込んで決めようとしてる晴ww。しかも何度やっても大西洋って…君、それ、わざと狙ってるだろう😅。
そこへやって来た音は「メグリンはそういうの望んでないと思うけど」とツッコミ。うん、たしかにねw。いったい何をしていいか分からない晴に「最高の思い出がいいんじゃない」と一茶と同じようなアドバイスをした音。最高の思い出=キスだと思い込んだ晴は動揺のあまり音に「馳とキ・・キ・・・キスしたことがあるのか?」と聞くと・・・音も動揺して「あんたには関係ない」と答えちゃう。
このやり取りの後の二人の気まずそうな動揺したような目線がなんとももどかしかったーーー!
天馬と音がキスしたことがあるのを察した晴はイライラしてしまい、ますますデートプランに身が入らない。そんな晴に「メグリンのためにいっぱい考えることが大事」とアドバイスしますが、音からアドバイスをもらうことに素直になれない晴は反論w。気兼ねなく二人で言い合える関係、こういうのがいいんだよねぇ…。
その様子をこっそり見ていたメグリンは、自分が入れる隙がないと思ったのか何も言わずに去ってしまう。あの空気は行けないよね。
でも音は、メグリンと晴のデート計画の邪魔をしたくない想いから襲われたことは告げないようにしようと心に決めてしまいます。
原作では晴は決してメグリンになびかなかったので、当然デートプラン云々に関わる展開は出てこないです。音がスプレーをかけられた事件はドラマでは「黙っていよう」ってことで後半まで晴に知られませんでしたが、実は原作では愛莉から音が襲われたらしいと聞いた晴がコンビニまで様子を見に来る展開があります。音の顔を見てすぐに「スプレー誰にやられたんだ!?」と気づくんですよね…。このあたりをドラマで見たかったよ…。
親の存在
ドラマオリジナルといえば、晴の父と天馬の継母が前面に出てくるって点です。原作ではほとんど登場していないので、その分ドラマでかなり目立った行動に出てるなぁとw。
天馬の継母の利恵はわざわざ音の自宅まで訪れてきてて…なんかもうそれだけで恐怖😅。食事会でのことを責めるのかと思いきや、「私が悪かったの」と自分の非を認めて音たちの前で晴と会ってたところを隠し撮りした写真を燃やします。
燃やしはしたんだけど…なんか、空気感が恐すぎwww!!またいつネチっこい攻撃始めるやらといった危険性をはらみまくり😅。
晴は父の巌に「正式にめぐみと付き合うことにした」と宣言。なんで父ちゃんにそれを言っちゃうかなーーーハルトーーーー!!と思ったけど、晴は父に認められたい欲求がめちゃめちゃ強い子だったね😓。どんなに貶されても、晴のなかでは父の存在は絶対で尊敬の対象なのかな。
それにしても、あの暗い部屋で妙なライト演出しながら語る巌さん…シュール過ぎたww。晴の名前の由来はなかなか良い話だと思ったんだけど、わざわざ暗い部屋の中で晴のところだけライト照らす演出しなくてもいいんじゃないのか(笑)。
衝撃の真実
後日、晴はめぐみのモデルの仕事場を訪れる。そこにはいつもとは違った仕事モードの顔でポーズを決めまくるめぐみの姿が…。演じてる飯豊まりえさんもたしかモデルさんでしたよね。いつもみんなあんな感じで雑誌の写真撮られてるのか~~とマジマジ見てしまった(笑)。
ちなみに、この時カメラマンを演じてたのが…ゴールデンボンバーの喜屋武豊さん。
放送前からけっこう話題になってましたが、実際のカメラマンもあんな感じなんだろうなぁと。実際にその現場見たことないけど、やけにリアルに思えました。あれだけの役っていうのが勿体ない!
仕事を見に来てくれた晴が嬉しくて仕方ないメグリン。見ているこちらはもう、二人の仲が深まりそうになるのを見るたびにモヤモヤが止まらないんですがね(苦笑)。喜屋武カメラマンの提案でツーショットまで撮っちゃって…もぅ~~~!!って感じで見てましたwww😅。
その頃音は愛莉や紺野さんとのタコパ(たこ焼きパーティー)へ合流する前に、「音の野菜炒めが食べたい」と言う天馬のために弁当を作って差し入れへ向かっていました。
その途中、近衛が不審な男に絡まれている現場を目撃してしまう。気になって追いかけてみると…なんと、近衛がその不審な男たちに大金を手渡しているではないですか!!これ、カツアゲでもなんでもなくて、約束の金を渡してるって現場ですぜ😱。さらによくよく見てみると…渡した相手は音にスプレーをかけて逃げた男たちでした。
「またあの女襲えばいいのか」と言い放つ男にシレっと「ええ、今度はもっと江戸川音を痛めつけて構いません」と言い放つ近衛。成功報酬まで約束するというあざとさ…。
その一部始終を目撃した音は激しいショック受けて詰め寄ると、悪びれもせずに「今からでも遅くないから桃乃園へ転入を」とニヤリと笑みを浮かべる近衛。スプレー事件の後にタイミングよくあらわれたのもすべて計算通りってことだったわけです。
やっと本性現しましたよ、彼が!!登場してからここまで長かったな~ww。
近衛は英徳と桃乃園の争いには何ら興味はないらしく
「馳さんを支えるのが私の使命!!」
この一点のみで動いている。天馬のためと思うことはどんなに汚いことにも平気で手を染めるのが近衛です。死のうとした自分を救ってくれた天馬のことを崇拝している近衛にとって、晴とのことで天馬の気持ちを結果的に弄んでいる音のことが許せないんですよね。
「このこと、馳さんに話したければご自由に」
言うなよっていうんじゃなくて、告げ口は自由にどうぞと。それくらい馳が自分を信頼しているという強い自信をもってる近衛に音は衝撃を受ける。
天馬への愛情は音よりも近衛の方が格段上っていうのだけは同感なんだよねぇ。音の天馬に対する気持ちは中途半端なところがあるから。
原作にもこの展開があるのですが、音は天馬への弁当を持って行くのではなく…強引に届けられた桃乃園の制服を近衛に返しに行く途中で目撃してしまうんですよね。
亀裂
そのまま天馬の剣道練習場へ向かった音(原作では天馬の家に行ってます)。差し入れの弁当を嬉しそうに受け取って食べようとした天馬を見た音はためらいながらも真実を告げようとしますが…ちょうどそのタイミングで近衛が現れる。何事もなかったような顔でやって来た近衛を見た音は我慢ができずに「私を襲った犯人、英徳の事件もぜんぶこの人!!」と叫ぶ。
それでも全く怯まない近衛は「わたしが音さんの桃乃園転入を急かしたせいで、音さんが起こってこんな嘘を」と逆に被害者面。それに対して猛反論する音ですがシレっと嘘をつきまくる近衛の方が何枚も上手。
二人のただならぬ様子を見た天馬でしたが、「何かの見間違いじゃないのか?」と近衛の言い分を信じるような態度を取ってしまう。その現実に激しいショックを受ける音と、してやったり顔の近衛。
「ちゃんと見たの!!」と自分を信じてもらおうと必死に天馬に訴えようとした音ですが、それに対して近衛は「音さんが転入を延期した前日に神楽木さんと歩いているのを見てしまったんです」と告げ口。そういえば、あのシーンの後に不気味に現れてたな、君は😓。ここでそのネタを出してくるあたりがエグいww。
晴と音が一緒にいたっていう話を聞いて天馬が動揺しないわけがない。ただでさえ必死にそのこと忘れようとしてるのだからなおさらだよ。音も一緒にいたことは事実なのでその件について反論する事ができない。すると二人が動揺したところを見計らったように
「神楽木さんとのことが原因で転入を延期したのではないかと…つい、音さんを問い詰めてしまったんです。だから…」
とさらに天馬の不安を煽ることを並べ立ててくる近衛、おそるべしっっ!!計算高い男だわ~~。近衛の言動にキレた音は思わず近衛に「嘘つき!!」と掴みかかってしまいますが、天馬は慌ててそれを止める。立ち上がった拍子に音が作ってきた弁当は床に散乱…まるで二人の今後を暗示しているようだった😢。
「天馬くんは信じてくれないんだね…」
天馬に信じてもらえないと悟った音はショックでその場を後にする。追いかけようとする天馬を近衛は「音さんは馳さんに甘えてるんですよ!!」と一喝してそれを食い止める。
でもねぇ、近衛の「音が天馬に甘えてる」っていうのは本当だと思うんだよね。そんなつもりなくても、音は天馬のきもちを弄んでしまうような行動をこれまでもたくさん取ってきてしまったから…。それでも天馬は音を繋ぎとめたくてそれらを許してきて…そういうのが今回のことに繋がったんじゃないかなと思いました。
原作にもほぼ同じような場面があるのですが、音は苛立ちのあまり近衛の頬を思い切り叩いて「天馬くんは曲がったことがないから歪んだ人の気持ちが分からないんだよ!!!」と叫んで走り去っています。怒りのパワーは原作の方が上だったかな。
晴の優しさ
一方の晴はめぐみの仕事の後にカフェでデート中。なんかちょっと良い雰囲気になってるのがもどかしいww。
と、そこへ思い詰めた表情の音が通りかかり思わず声をかける晴。何かあったのか尋ねても「なんでもない」と言う音でしたが、明らかに様子がおかしい。音が去った後も気になって気もそぞろになった晴を見ためぐみは堪らず「行ってあげて」と促して行かせてしまう。ここは素直に、めぐりん、グッジョブ👍!
公園で落ち込んで泣いている音を見た晴はなんとか元気づけようと一生懸命にw。いつものように憎まれ口を叩いてみるとそのたびに音が泣いてしまって・・・慌てて「嘘嘘!!今のは無し!!」と動揺しまくりな晴が可愛くて仕方ないww。萌えるわ~~~、ヘタレな平野くんのハルト😂。
天馬が近衛のほうを信じた…つまりは、音の存在が天馬にとって近衛に負けたというその事実がただ悔しく悲しい音。でもそのことを晴には言えない。それに対して
「おまえが馳のためにボロボロになって泣いているのがなんかムカつくんだよ!」
と苛立ちを見せる晴。そう言うってことは、やっぱり音のこと諦めきれてない証拠じゃないかw。「馳を殴りに行くか?それとも不幸の手紙でも贈るか?」と嬉々として尋ねるハルトくん、お子様かっwwww!!何もさせてくれないならせめて家まで送らせろというところで落ち着きましたが、もういちいち言動が可愛すぎる(笑)
ところが、この一連の二人の出来事をあの不審な男2人が写真に収めてさっそく近衛に報告…。
これ、一人は桜田通くんが演じてるってことは・・・原作よりも恋役割あるってことなんですかね!?気になります。
ちなみに原作でも落ち込んだ音を晴が慰めるシーンはあるし、だいたいやりとりは同じ。やっと原作に添った内容になってきたよ…。
ただ、音を家まで送るまでの出来事ですが…原作では音がストレス性胃炎にかかって倒れてしまい晴に病院まで連れて行ってもらう場面があるんですよね。ここはドラマでもみたかったシーンの一つだったんですが…でも、あの、横断歩道で小学生の旗振りながら渡ってる平野@ハルトが可愛すぎたのでwwwまぁいっかと思ってしまった😂。
一方、デートの途中で晴を手放してしまったメグリンは紺野宅へ。その事情を打ち明けると、メグリンに否定的だった愛莉も「晴にそんな女心が分かるわけないでしょ!ちゃんと捕まえときなよ!」となぜか少し同情気味に。メグリンが愛莉のことを「アイリーン」って呼ぶのはちょっと好きw。
一択
音の様子がどうにも気にかかる天馬。それに対し近衛は「音に不快な思いをさせたことを謝りたい」と告げ、天馬もそれに同行することになりました。夜、車で音の家に向かう二人ですが、スマホを見た近衛は「手土産を買いたいので寄り道をしたい」と言い出す。これは何か企んでるな!!
その頃音は晴と一緒にいて沈んだ気持ちも明るくなっていました。あんな横断歩道でのお子様行動みたら落ち込んだ気持ちも飛んじゃうよねww。
と、ちょうどそんなタイミングで天馬と近衛に鉢合わせ😱😱!!これ、近衛が仕組んだな!!たぶんあの二人組に跡をつけさせておいて、その場所に偶然を装って現れるという算段に違いない。徹底してるぜ近衛w。さっそく「また密会ですか」と嫌味たっぷりに近づいてるところがもう、してやったりすぎてかえって笑える😅。
音に嫌味を言いまくる近衛の様子に晴は違和感を抱く。しかし天馬はあくまでも近衛を庇い「犯人だと誤解させたことを近衛は謝りに来たんだ」と音に説明。その微妙な空気に違和感ありまくりの晴は、この時初めて音が襲われたことを知ります。「すぐに話せなくてごめん」と謝る音に対し、晴は「そんなことはどうでもいい!」と憤りを隠せない。
晴はこの短いやり取りの中で、音が襲われた犯人が近衛だと言っても天馬が信じてくれなかったことを理解したらしい。え!!晴、そんなに勘のいい子だったっけ!??と、そのあたりは「ん!??」って思ったんですけど、その直後の、たくましい平野ハルトで「まいっか」とwww。なんか今回そういうの多いなw。
「二人から話を聞いて状況を整理して…」と言いかけた天馬に「バカかテメェは!!!」と激しい怒りをぶつける晴。
「なんで信じねぇんだよ!!!そんなの・・・一択だろう!!!好きな女の言うこと信じないでどうすんだよっっ!!!こいつの気持ち考えればわかるだろう!!」
原作でギュッとなったシーンが、キターーーーー😂😂😂!!!できれば、メグリンとの一件が原作通りの展開になった後にこの場面来てほしかったけど・・・でもまぁ、「友達」以上の感情が捨てきれない晴って意味でもイケるかなとも思えたからよかった。
音のことだけを想って、目に涙をためながらも必死に天馬に訴える晴・・・気持ちが痛いほど伝わってきたよ・・・!!やっぱり晴のなかでは音は特別以上の存在なんだって実感できた。真っ直ぐに熱く気持ちをぶつける平野くんのハルトはただただピュアでカッコいい。
晴に激しく責められた天馬は「一択だろう」と言われたことが衝撃的過ぎて固まってしまう。あの動揺した目の開きっぷりが…中川くん、すごいよかった!!あれだけで天馬の動揺が手に取るようにわかる。
やっとのことで「音を信じないわけじゃないけど、近衛が嘘をついていると思わなければいけなくなる」と言葉を発した天馬を晴はさらに厳しく責めたてようとしますが、居たたまれなくなった音はそれを制して「一人になりたい」と告げます。
ちなみに原作では天馬は晴にかなり挑発的で動揺はしたものの「仲間を侮辱するのか!?」と近衛を庇って反撃に出てるので、ドラマ版の天馬くんのほうが相当ダメージ大きかったなと思いました。
音としては、自分を真っ直ぐに何の疑いもなく信じてくれた晴のことが頭から離れない。一番してほしかったことを、天馬ではなくて晴がしてくれた。このことが彼女の気持ちを大きく動かすことになります。
ハグ
一人で泣いていた音のところに晴は戻ってきてハンカチを差し出します(原作では晴は帰るそぶりも見せず残ってましたがw)。「泣いてる女を一人にできるかよ」っていうところがまた自然でジェントルマンなんだよねぇ。計算してない行動っていうのがまたキュっとくるよ😊。
そんな晴にそれまでのいきさつを話す音。すべては近衛の仕業だと知った晴ですが
「馳のためになることならどんな間違えたことでもやってしまうんだろうな。その気持ちだけは分からなくはねぇ、俺もこじらせてるから」
と一定の理解を示す。大人じゃないか、晴!!っていうか、近衛と対面したことほとんどないのによく話聞いただけでそこまで理解できたなw!!あ、それはツッコミ入れない方がいいのか😅。
「なんでこうなっちゃうかなぁ」と落ち込む音の肩をおもわず抱きそうになるものの、寸でのところで引込めちゃって挙句に腕をぶつけちゃう晴ww。肝心なところでいつものヘタレ発動なのがまた可愛くて萌えるんだよww😁。
そのあと、音に再び金のブタを渡す晴。やっぱり彼にとってあのブタさんは音の存在に重ねてたんだよね。「ワシン・トン(豚)」って強調して言ってるのがまた可愛いんだけどさww。メグリンじゃなくて音の手に渡ってホントよかったよ。
一方、帰りの車の中で天馬は「音の気持ちがなんでもわかるのはどうしてあいつなんだろう」と苦悩。隣で近衛が何やら慰めの言葉を言っていたようですが、それも天馬の耳には入らない。
ふと車の中から見たトルコキキョウを見た時、母親の葬儀の時に「いつも天馬くんの味方だから」とずっと一緒にいてくれた音の顔が目に浮かぶ。辛い時に常に一緒にいてくれた音の存在をいまさらながらに思い出した天馬は「僕はあの場を離れるべきじゃなかった…!」と車を降りて音の家に向かって走る。
ちなみに原作では車の中で天馬がものすごい怖い顔をして「本当に何もしてないんだな?」と近衛を問い詰める場面があったんですよね。さすがの近衛もそれに怯んじゃって…。ドラマの天馬くんは本当に優しすぎる。
途中まで送ってくれた晴に「もうここでいい」と途中で一人で帰ろうとする音。別れ際に
「信じてくれてありがとう、嬉しかった!さっき神楽木がいてくれてよかった」
と笑顔を見せる音。その顔を目の当たりにした晴の心の中に押し込めていたはずの音への想いが沸々と蘇ってきて抑えきれなくなる。
「江戸川・・・!!!」
後ろを向いて歩きだした音の背中から思わず抱きしめてしまう晴。
原作でもキュッッとした、バックハグの名シーンが・・・キターーーーー😂😂😂!!!ホントは音一択状態のままの晴でこの場面が見たかったんだけど・・・でも、実写で見てもかなーりキュっとくるシーンになってたから、まぁいいやww。
もうほんとに居たたまれなくなって抱きしめちゃった感が出てて・・・平野ハルト、めっちゃよかったよーーー!!
ビックリして振りほどこうとする音に「一分だけ」と告げるところも原作通りでよかった。
だけど、原作だと、音が桃乃園に行かないって分かったのが嬉しすぎてバックハグしちゃうんだよね。さらに「一分だけ」のあと「お前を好きなこと止められないから」っていうセリフもあったはずなんですよ。これはドラマだとメグリンと付き合う設定になってしまったので言えない。ここだけがほんと無念・・・!!!音に直接この場面で言うとこ見たかった…!!
ただ、晴のバックハグを音が受け入れる描写があったのはよかった。原作にはその素振りがなかったのでね。
天馬の嫉妬
晴が音を後ろから抱きしめている最中、天馬が血相を変えて走ってやってくる。二人のただならぬ現場を目の当たりにしてしまう天馬…。
動揺した音は慌てて「これは神楽木がふざけてて…離して!」ともがくのですが、晴はそんな彼女を抱きしめ続けたまま天馬を睨みつけます。
「取られるぞ…!!お前がちゃんと江戸川を捕まえとかないと誰かに取られるぞ!!余裕こいて透かしてないで、こいつを一番に考えろよ!!」
天馬に言いたいことを告げた後、そっと音を離す晴。そのあとも天馬を睨みつけてたのですが…その視線が完全に「男」だった。完全に天馬をライバルとして見てたね。
原作ではどうだったかと言いますと・・・、バックハグを見られた瞬間に晴は潔くすぐに音を離します。しかもそのあと「俺が先走った」と天馬に謝るんですよね。それに対して天馬が「お前最低だな、音の気持ちは無視か」みたいに挑発してきて一触即発。
それを聞いた晴が「諦めようとしたけどダメだった」と音を好きだ発言するわけです。これねーーー、晴がメグリンになびかないから言えるセリフなんだよねぇ…。だからドラマではこの場面ではなかったわけで。
ただ、音を抱きしめたまま「誰かに取られるぞ」と挑発したのはドラマがよかったです。友達ではもういられないっていう晴の気持ちが盛り上がる感じで。やっと本気になったなと。
晴が去った後、気を取り直した天馬は「音を襲った犯人は僕が必ず見つけ出す」と宣言して何事もなかったかのように音の手を取る。必死に動揺を隠そうとしているのが痛々しい。ドラマの天馬くんは優しすぎるんだよ…。
家に戻った晴は音を抱きしめたことで彼女への気持ちを問い直している様子。原作だと「やっちまった・・・」とヘタレてしまうんですがww、ドラマではヘタレてる場合じゃなさそうだったのが意外。でもまぁ、原作ではありえなかったメグリンと交際宣言しちゃってる手前、ここは真剣に考えてもらった方がいいかな(苦笑)。軌道修正していただかないと。
そこへ天馬がやって来て「もう音に近づくな!」と宣戦布告。ついになりふり構わぬ天馬になったか!それに対して「俺は俺のしたことに対して責任を持つ」と告げる。それはつまり、めぐみとの関係を清算するってことだな!?こういうことになるんだったら、本当に付き合う宣言してほしくなかったわーーー😣😣。
「俺は江戸川を諦めない。俺が諦めるという時まで周りが何と言おうと諦めない」
ついに音を諦めない宣言をしてしまう晴。「自分の気持ち次第で音の気持ちを弄ぶな」と挑発する天馬に「それはお前だろう!」と思わず掴みかかりに行く晴でしたが、ことごとく天馬に軽くあしらわれてしまう。
武道の達人・天馬にいくら挑みかかっても子供のようにねじ伏せられちゃう晴。なんか見ていて気の毒になるくらいだったけど・・・その現場をあの父ちゃんに見られてしまうのがもう…痛すぎ😵😵。全く天馬に歯が立たない息子を見て絶望している様子の父…。
晴の父に気付いた天馬は帰ろうとしますが、引き留められた上に晴と武道で勝負をしてみないかと持ちかけられる。え!!父ちゃんがそのきっかけを与えるんだww。なんか唐突感あるんだけど…一応はその流れに乗せるってことか。
息子には全く勝ち目がないと踏んでるようで、勝負に負けた晴を意のままに操ろうという魂胆の様子。「10点満点でいえば2点」と今までよりも3点下げた評価を下すとか…もう、親としてあり得ない(苦笑)。滝藤さん、酷すぎやしませんか(←褒めてますw)。
えーー、ちなみに、原作でも二人は武道大会で対決するという流れにはなるのですが…それを最初に持ちかけるのは天馬のほうでした。京都の武闘大会で勝負しようって言い出すわけですが…ドラマでは京都じゃなさそうだよね😅。
「お前が望むものはすべて奪ってやる」
と宣言する天馬にゾクっとさせられたのですが、ドラマではそこまでの気迫はぶつけてなかったな。やっぱりドラマの天馬くんは優しいというか、甘い。
その頃音は自分の中で晴の存在が大きくなっていたことに戸惑い紺野さんの元へ。
次回は対決シーンで盛り上がりそう。原作通りF4の西門が登場するらしいのでそこも期待です。今度こそ原作通りに…!!
でも、今回だいぶ戻ったのでちょっと安心した。そういう意味では、近衛、グッジョブ👍👍👍!!!と言いたい(笑)。
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