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『西郷どん』第23回感想 寺田屋騒動

久光が吉之助に「腹を斬らせよ!」と息巻いているのを目の当たりにした一蔵は、久光たちより一足先に京入りして吉之助の行方を血眼で探します。ホントに吉之助はほとほと一蔵に迷惑かけちゃってるよねぇ😅。

その頃当の本人はというと…寺田屋に過激思想の藩士たちを呼んで説得を試みようとしてました。が、そのやり方は独特で・・・「やるときは徹底的にやらないとダメだ!」と言いつつも、その直後に「まずは一献!!」と宴会モードに突入。「腹を割って話すための序章」作戦だったようですが、西郷の話を聞くために駆けつけた久坂たちはその状況にどう振舞っていいのか分からず混乱しまくり😅。
これ、下手したら吉之助斬り殺されてもおかしくない状況だったと思うんだよ(汗)。久坂さんたちはもう一刻も早く討幕に向けて動きたくてうずうずしてたからね。彼らが逆上しなかったのはむしろ奇跡だったような気がする😓。

 

そういえば、今回のOPテーマにも最後の留めキャストが出てきませんでしたな。ムネくんの久光でもいいような気がするんだけど…まだ大物待ちということでしょうか。

 

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第23回 寺田屋騒動

2018年6月17日放送 NHK総合

鈴木亮平・瑛太・北村有起哉・錦戸亮・増田修一朗・高橋光臣・内田有紀・青木崇高・ほか

 

あらすじ

吉之助(鈴木亮平)は、有馬新七(増田修一朗)たちを思いとどまらせようと力を尽くすが、下関を勝手に離れたことに激怒した島津久光(青木崇高)は、吉之助に切腹を命じる。兄に下された不条理な沙汰に戸惑う信吾(錦戸亮)は有馬らと合流。他藩の浪士たちと寺田屋に集結し、いよいよ事を起こそうとしていた。その動きを察知した久光は、大山(北村有起哉)を寺田屋に向かわせる。

公式HPより引用

 

腹を割って話すための作戦とはいえ、吉之助よ…盛り上がってるの君だけだったぞ状態😅。と、そこへタイミング悪く吉之助を血眼で探していた一蔵がやってくるw。あんな現場見ちゃったらそりゃ
「ないをやっととじゃ・・・」
と冷たい目線送りたくもなりますわな😅。

一蔵は吉之助に切腹の命が下されたことを告げます。余談ですが…


この時の一蔵どん、影の影響からか眉毛が西郷さん級にぶっとくなってるように見えてしまったのは私だけでしょうかwww。一瞬一蔵に西郷が宿ったんじゃないかと思ってしまった😅。

なぜ待っていなかったのかと責める一蔵に吉之助は謝るしかない。捕らわれる前に自分を捕まえに来たのかと尋ねられた一蔵は想い余って刀に手をかける。
この時、一蔵の手がガタガタ震えていたのが切なかった…。どんな想いで吉之助に刃を向けていたのかと思うとねぇ…。色々手回ししまくって仲間から嫌われながらも島から吉之助を呼び戻したくらい大事な存在ですから、彼の心中は相当苦しかったと思います。

吉之助が切腹になるのを見るくらいなら差し違えて死んだ方がマシだと涙を浮かべて訴える一蔵でしたが、それに対して「おいは死なん」と吉之助はキッパリ告げる。吉之助の方が気持ち的に余裕があったな…。どうしてもというなら刺せと言っていましたが、心のどこかで一蔵にはそれができないと分かっていたのではないだろうか。
そう考えると、断腸の想いで刀を吉之助に向けた一蔵が気の毒で仕方ない😣。結局一蔵は刺すことができず、吉之助は久光のもとへ一緒に行く覚悟を決める。

 

結局招いた人たちは帰ってしまって有馬と新八と信吾だけが残っている状況にw。まぁそりゃそうでしょ。吉之助に愛想尽かしたんじゃなかか!?

と、そこへ悲愴な顔をした海江田と深刻な顔した格之助がやってくる。話を聞いてみると、海江田は久光の前で日本中の勤王の藩士が吉之助に会いたいと押し寄せているらしいと告げたらしい(苦笑)。「そいは何かの間違いでは?」と口を挟んだ帯刀のフォローも虚しくw「私はもう鼻が高くて!」とダメ押しのドヤ顔😅😅。

こら、海江田!!久光が「他藩とつるんで過激な討幕活動をするの禁止!」って言ってたの知らなかったんかい💦!!

吉之助の評価を上げようとしたかった気持ちはわかるが、考えが及ばんやつだなぁ(苦笑)。ということで、海江田のダメ押しでさらに久光の「吉之助は切腹っ!」って意思が固まってしまいました😅。気付いたときには時すでに遅し。
光臣くんが「今後もやらかします」ってどこかで言ってたらしいけど、これかねww。格之助の「お前の迂闊は今に始まったことじゃないだろうが!」ってツッコミがちょっと笑えました😁。

海江田のせいで有馬の「久光はダメな国父」って想いもさらに深まってしまった様子。
と、そんな緊迫したときに新八くんの腹の虫が鳴きまくりww。海江田は「すまん~~~」と泣きまくりwww。なんかコントみたいな状況に😅😅。
そんなときに吉之助は「久しぶりにみんな揃ったから川に行ってウナギでも獲るか」と提案。ゴタゴタが起こった時にいつも納めてくれる吉之助はやはり頼もしか。まぁ、見方によっては吉之助を上げるための流れって見えなくもないけど、主役だからね、彼は。この大河は吉之助をヒーローとして描きたいという意図もあると思うんで。それはそうとして見ればいいんじゃないの、って私は思う。

かつて少年だった頃、郷中同士のケンカをウナギ獲りで決着つけたことがありました。あの時の光景が今再現されるとは…。吉之助がウナギ獲り始めたのは皆の結束をもう一度一つにするためっていうのと、兄との時間を過ごせなかったという弟の信吾のためっていうのもあったかもしれないね。
始めは戸惑っていた仲間たちですが、やがてみんな一斉に川へと繰り出していく。


童心に返ったように皆でウナギを獲り合うシーンが楽しそうであればあるほど、その先の悲劇が見え隠れしているようで…なんだかものすごく泣けました😢。一瞬でも、あの時の少年の時の気持ちが皆の中に蘇ってきて…よかった…。

獲ったウナギを皆で囲むシーンもこみ上げるものがあったなぁ…。特に一蔵が有馬に酒を注ぐシーンは思わず落涙😢。なんだかんだ二人の間に溝ができたようなこともあるけど、やっぱり大切な友達という存在であることは変わらないんだよね…。

 

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ウナギ獲りから戻ってくると、吉之助捕縛のための使者が待ち受けていた。楽しかった時間から一転、みんなの顔に悲壮感が漂う。
吉之助は酔い潰れてしまった信吾を仲間たちに託し、抵抗することなく縛につく。「今日は良か日じゃったのぅ」という笑顔の吉之助に対し、有馬は一言

「死ぬな…!」

と告げる。その顔を見て小さく頷いた吉之助。これが二人の今生の別れとなってしまうとは…😭。
そして吉之助と同伴した新八も同罪として捕らわれの身となってしまいました…。彼は巻き込まれたようなものだから本当に気の毒だよ…。

捕らわれの身となった吉之助は京に到着してやる気満々の久光の前に召しだされる。自分の命令に逆らった吉之助への恨みは深く、切腹の意思は意地でも変えようとしない久光。一蔵は何とか吉之助のフォローをしようとしますが、全く聞く耳を持ってもらえません。
さらに吉之助は「自分は悪いことしたとは思ってない」と開き直った発言をしてさらに久光のプライドを刺激😓。だけど

「斉彬はもういない!久光の目で情勢を見て自分なりの策を立ててほしい」

と訴える吉之助の言葉は決して久光を愚弄しているわけでもないんだよね。だけどその想いは残念ながら届かなくて、いよいよ吉之助の運命もここまでかと…。

こんな状態の久光の気持ちをどうやって変えることができたんだろうと、前回からそこにものすごく興味がありました。あれはちょっとやそっとじゃ考えを覆そうとしない構えだったからね😓。
それを変えたのは・・・なんと、小松帯刀さんだった!!!


やっと町田啓太くん演じる小松にまともなセリフが出てきたーー😆😆!!

 

「亡き殿はこう申されておりました!西郷は癖のある男で使いこなすのは難しい。主君の目の前に置かれた物差しだと。放っておけばただの棒切れだが、使い道を間違えなければこんなに役に立つ男はいない。この男を使いこなせるかどうかで、主君の器量が分かる、と」

 

興奮状態だった久光が帯刀の「亡き殿」という言葉に過剰反応したのにはちょっと笑ったw。単純だなぁ~w。
そして、斉彬が「西郷を使いこなせるかどうかで主君の器量が分かる」と言っていたという話に思わず自らを照らし合わせる。特に「主君の器量」っていうのが効いたと思われますw。この時久光は、「だったらこの西郷を利用して主君の器量上げてやろうじゃないか」と思っただろうね。

小松帯刀、グッジョブ👍👍👍👍!!!

ただ闇雲に説得しても久光には通用しないと見て、彼が尊敬している斉彬の言葉を引用して久光のプライドをいい方向に刺激するとは…こいつ、相当頭が切れますぜ!!町田くんの帯刀、超カッコいいわ😊。
なんか、『花子とアン』で吉之助を演じてる亮平くんの弟の郁弥の可愛さとは逆のキレ者って感じですごく新鮮。こういう形で亮平くんと共演してる町田くんを見れるのも嬉しい。

帯刀の言葉に乗って「国父様なら使いこなせます」と言う一蔵のダメ押しも功を奏し、吉之助は切腹を免れ島送りとなりました。新八も同じく命拾いをしたようで…二人とも、小松帯刀には感謝せんといかんよ!!

 

流される島が決まるまで薩摩に送られることになった吉之助と新八。「島から戻ってきたばかりなのにまた島送りになるなんて、笑うしかなか」という自虐を真に受けてホントに笑いだす海江田(苦笑)。こやつはホントになんというか…ww😅。君の責任ってのもあるんだからなw!
しかも今回の島送りは「罪人」としてなので生きて帰れるかはわからない。それを知って途端に不安が大きくなってしまう新八。私は君が一番心配だ😣。

「帰ってきたらまた皆でウナギを食べるか!」

そう仲間に笑顔を向けて吉之助は船に乗り込む。見送りのなかに有馬と信吾の姿はない…。

西郷たちを乗せた船が出た時、遠くから「西郷はーーーーん!!」と泣きながら駆けてくる鍵屋のお虎さん。その勢い凄まじく、男どもを突き飛ばして入っていけるギリギリのところまでたどり着くw。


「うちも一緒に連れていっておくれやす!!!」

そこまで吉之助のことが大好きだったのか、お虎さん!!演じてる春菜さんのパワーがすごくてちょっと笑っちゃったw。

そんな彼女に気付いた吉之助は


「お虎どん!!おおきになーー!!またなーー!!」

と笑顔で振り返ってくれていた。その屈託のない笑顔を見ながら、お虎も、そして一蔵たち仲間たちも吉之助と新八の無事を祈っていました…。

 

数日後、近衛邸に呼ばれた久光は「天子様が過激な不貞浪士を薩摩に鎮めてほしいと仰っている」と告げられる。つまりは、天皇自らが「詔」を出したということで…久光のテンションがダダ上がりww!!単純思考気味な久光からすれば、一気に自分の存在価値が上がったと思うよなぁ、これは。
ちなみに孝明天皇を演じてたのは中村児太郎くん!今回も孝明天皇役は歌舞伎界から選出されましたね。個人的には『八重の桜』の時の市川染五郎さん(現・幸四郎)がとても印象深い。

天皇からの詔を賜ったということで、久光は京の町への取り締まりを一層厳しくしていくことに。なんか、京に上った当初の目的が飛んでしまったようですね😅。
しかしその苛烈を極めた取り締まりは、討幕派の勤王志士たちをますます刺激していくことになっていってしまう。吉之助が精魂込めて説得した有馬たちもそれに含まれていました…。信吾はこのまま有馬たちと行動を共にしていいものか悩み始める。

 

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そして…文久2年(1862年)4月23日、遂にその時が来てしまう。

伏見の寺田屋に討幕実行のための浪士たちが続々と集結していることが久光の耳に入る。そのリーダー格にいるのは、有馬をはじめとする精忠組だと聞いた久光は「これを見逃したら天下の恥だ」として即刻打ち取るようにと沙汰を下そうとする。
寺田屋に有馬がいると知った一蔵は必死に考えを改めるよう進言。その後「まずは事を荒立てず説得を試みては」という帯刀の援護射撃もあり、ひとまずはそれに従うことに決めた久光。またまたグッジョブな働きをする帯刀さん😃。しかし、その遣いに一蔵は選ばれず、格之助たち剣の達人が選出されることに。つまり、説得に応じなければ斬り捨てろということです。

無力な自分を呪うように震える一蔵に「お前には儂の傍に居てもらわねばならぬ」と頬ペチしてくる久光。なんかこの仕草・・・斉彬も吉之助にしてたなぁと思ってしまった。性格は違えども、そういうところはやはり兄弟で似たところがあるのかも。
ムネくんもこの場面は謙さんの斉彬意識したのかも!?

説得に向かう格之助たち鎮撫使。やはり同志討ちだけはしたくない想いが強い。何とか説得を成功させたいと悲壮な覚悟を持って寺田屋に乗りこむ。
有馬と対峙した格之助は「今なら何とかなる」と必死に説得するも、「おいたちは天子様を奉りことを進める」と一歩も引く様子がない。「おいには、久光よりも宮様のお言葉の方が重か」と語る有馬の気持ちは揺らぎそうにありません。どっちも「天子様の詔」って思ってるところが…もう本当に…。

一触即発の緊迫感に包まれたとき、信吾が飛び込んでくる。あまり詳しいことは聴いていなかったようで混乱した様子ですが、「無駄な血は流してはいけない」という吉之助の言葉を思い出してほしいという想いは強い。そのためにも曲げて久光に従ってほしいと涙ながらに懇願する信吾に有馬の気持ちも少し揺らいだように見えましたが、仲間の一人は彼の弱気な態度に激高して斬りつけようとする。

その瞬間、鎮撫使の一人が刀を抜き信吾に迫った人物を斬り捨てる。倒れた仲間の血が信吾の顔に飛び散ってくる…。あまりの衝撃に信吾の記憶はそこから先のことがほとんどぼやけてしまう状態に。
仲間が斬り捨てられたのを目の当たりにした有馬たちはついに抜刀。格之助たちとの激しい斬り合いが始まってしまう。

史実によると、最初に抜刀したのが鎮撫使側の道島五郎兵衛、斬り捨てられたのは田中謙助とのことです。信吾はその場におらず2階にいたようで、未だドラマに登場してこない大山巌(このときは弥助)も一緒だったとか。大山巌はドラマに出てくるのだろうか??

激しい斬り合いが繰り広げられる中、格之助は信吾を安全な場所へと追いやる。それでも容赦なく刀が襲い掛かってくる。寸でのところで助けに入ったのは有馬でした。しかし、一瞬の隙を突かれて有馬は刀を折られてしまった…!
覚悟を決めた有馬は最初に抜刀した道島を羽交い絞めにし、仲間の橋口吉之丞に向かって叫ぶ。

 

「おいごと、突けーーー!!!おいごと、突け!!!!」

 

格之助が止めに入ろうとするも間に合わず、有馬は橋口の刀に貫かれてしまいました…。


慌てて駆け付けた格之助は刀を引き抜きますが、有馬はその腕の中で「吉之助、すまん…」と呟いた後命を落とす😭😭😭。有馬の中にも迷いはあったんだろうなって思ったら…あまりにも哀しくて泣けて仕方なかった…。

親友の死を目の当たりにした格之助は涙ながらに戦いの終結を告げる。

 

「なにゆえ、こんな無駄な血を流さねばならんのじゃ…!!」

 

事切れた有馬を抱きしめながら泣き叫ぶ格之助の姿に…見ているこちらも号泣😭😭😭。激しい悲しみとやるせなさが痛いほど伝わってきて…あの場面は涙なしには見られなかった…。

事が終わった後に駆けつけた一蔵は、有馬が命を落としたことを知る。呆然と立ち尽くす一蔵の懐に仲間の…友の血が染みついた自分の顔を拭いた紙を押し込む格之助…。それは、「お前もこの痛みを共有しなければいけないんだ」という無言の抗議にも見えて…非常に印象的なシーンでした。
これは格之助を演じた北村さんが現場で出したアイディアだったそうです。素晴らしい!

 

悲しい同士討ちとなった寺田屋騒動事件のことは捕らわれの身となっていた吉之助や新八の耳にもすぐに入ることに…。一蔵からの知らせの文を見た吉之助たちの目に飛び込んできたのは、

「有馬新七 闘死」

というあまりにも哀しすぎる文字でした…。子供の頃から切磋琢磨してきた大切な親友の死を知った吉之助と新八はただ慟哭するしかなかった…。改めて事件の悲しみが伝わってくるようで本当に切なかったです😭。

 

有馬さぁ!増田さん!お疲れ様でした!!クランクアップのシーンが楽しいシーンで良かった☺。

 

ちなみに、亮平くんが放送後に更新したブログに興味深いことが書かれてました。

鈴木亮平『追悼・有馬新七(西郷どんこぼれ話23)』
皆さん、覚えていますでしょうか。『西郷どん』第一話の最後。城山に佇む子供7名の、それぞれの将来の写真や明治政府での肩書が紹介されました。しかし、そのうち2名は&

これを読んだ後、第1回目の最後のシーンを見るとさらに泣けます😭😭😭。
私もあの時のシーンのことはずっと引っかかってたんですが、やはりそういう意味だったのですね…。もう一人は、夏頃に描かれるかもしれません。そのエピソードもきっと涙なしには見られない…。

 

次週、吉之助2度目の島流し。今度はもっと過酷な島暮らしになりそうです😵。

 

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