NHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』第91回感想 鍛錬

これまでの『カムカムエヴリバディ』感想レポ

カムカムエヴリバディ
カムカムエヴリバディ
2021年度後期NHK朝の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の感想レビュー

ひなたと文四郎が別れを告げてしばらくした1992年10月5日、新しい朝ドラ「ひらり」が始まりました(桃太郎曰く、この日は「ちゃんこ記念日」とのことw)。以前もちょこっと触れましたが、この作品からOP音楽に歌詞付きの歌が流れるようになったんですよね。その記念すべき最初の曲に選ばれたのが、ドリームズカムトゥルーの『晴れたらいいね』でした。
当時はまだそれに慣れない人も多くて「歌詞がハッキリ聞き取れない」とかいろんなクレームが聞こえてきたっけ(苦笑)。でも結局大ヒットして今でも歌い継がれる名曲になってます。

好きだったなぁ『ひらり』。相撲部屋のシーンとか面白いのたくさんあったし、ひらりが姉と渡辺いっけいさん演じる竜太先生を巡ってバチバチになってたのも思い出深い。当時のインタビューでいっけいさんが「僕がこんなモテ役になるなんてたぶん今後二度とないかも」なんてコメントしてたのを今でもよく覚えていますw。だけどこの朝ドラの後、いっけいさんをテレビで見ない日はないかもってほどめっちゃ活躍されて今に至るわけで、改めて良い役者さんだなぁと思います。

で、ついに大月家のテレビも限界に(笑)。

のほほ~~んと朝食のパンにかじりつきながら砂嵐になるテレビを見てめちゃめちゃ残念そうな表情になってた錠一郎に萌えたw。オダジョー、可愛すぎかっ!!

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季節はクリスマス間近。ラジオから流れていたのは、山下達郎さんの「クリスマス・イブ」です。今もクリスマスの定番として流れる名曲中の名曲ですよね。92年当時はJR東海のCMソングとして使われていたなぁ、と懐かしく思い出してしまう。

すると、赤いマフラーを巻いたるいが「あかにし」に売られているテレビに目を付けて店の中へ。

 そういえばあの時CMに出演してた女優さんって、まだ10代だった深津絵里さんだったっけ!!これはカムカムのスタッフさん、狙った演出だったんじゃないでしょうか(笑)。

売られていたテレビの金額は55000円。大月家の財政としてはギリギリ買えない値段ではなかったようですが、るいは店番をしていた吉之丞くんに5000円の値切り交渉を迫っていました(笑)。すっかり関西のおばちゃん的な逞しさを身に付けましたねww。
桃太郎くんのナレーションによれば、この日は12月20日「テレビ記念日」だそうです。ということは、朝ドラから2か月間あの砂嵐が出るような状態で耐えていたということか(笑)。

そして開けて1993年1月3日。吉之丞が大月家に新しいテレビを納入しにやって来ました。あのタイプのテレビだったら今も使ってるところまだありますよね。
するとそこへお正月の挨拶をしに小夜子がやってくる。ちょうど自主練に行こうとしていた桃太郎に「今年こそレギュラー取ってね」と優しく微笑むものだから、「決意記念日」としてますます頑張るテンションに火が付いた模様。こういう片想い期間が一番幸せなのかもしれないねぇ。でも、吉之丞が来てる時に小夜子が居合わせるパターンがまた出てきたところに桃太郎の悲劇を予感してしまうのは私だけでしょうかw。

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お正月休みが終わりひなたは映画村に出勤。休憩室で流れていたのはZARDの『負けないで』でした。この歌も今でも歌い継がれている大名曲のひとつ。90年代はJ-POPがとても充実していたんだなぁと改めて思います。

榊原と今後の映画村の運営について話し合うひなた。お化け屋敷はお客さんにも好評で今後も続けてほしいとのことでしたが、それでも来客数は未だ下降線をたどる一方らしい。

時代劇シリーズも1本終焉を迎えることになる事態に…。いよいよ時代劇冬の時代が本格的に迫って来たか…。残っているのは『破天荒将軍』と『黍之丞シリーズ』とあと数本くらいとのことでしたが、その中に『金太郎侍』や『江戸を蹴る』は生き残っているのかが気になります(汗)。特に『金太郎侍』は、ポスターに写ってたのが堤真一さんっぽかったのでその真相も知りたかったんだけどなぁw。

榊原は時代劇が存続していけるかどうかに危機感を抱いていて、何か妙案はないかと持ち掛けてきた。それに対して外国人向けのツアーはどうかと提案したひなたでしたが、どれだけ呼べるか不透明だし英語のガイドをつけるのも難しいということでこの時点では「時期尚早」と採用されませんでした。榊原君もたまには自分でアイディアだそうよ…って思っちゃう(苦笑)。

するとそこに虚無蔵が通りかかる。ひなたは思わず彼のもとに駆け寄り「時代劇を救ってほしいのだ」と告げられたことの意味を問いただす。あの時は”時代劇が滅びる”という言葉に全く実感が湧かなかったものの、今まさにそれが現実味を帯びてきたことで「なぜ自分に時代劇を託そうとしたのか」という不安に襲われていたようです。

「時代劇を救うってどういうことですか?」と問い詰められた虚無蔵は、「黙って鍛錬せよ。日々鍛錬し、いつ来るとも分からぬ機会に備えよ」とだけ言い残して去っていきました。これって、文四郎にもかけていた言葉ですよね。虚無さん自身もまた、常に”鍛錬すること”を心に刻んで歩んできたのではないでしょうか。 40年以上も大部屋で地道に努力してきた彼だからこそ響いてくる重みを感じました。

まぁ、ひなたは「謎に謎を重ねられても…」とますます混乱してしまったようでしたけどねw。

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その日家に帰ると、るいが回転焼きに興味を持った外国人のバックパッカーさんに英語で対応していました。初めて母がスムーズな英語を語っているのを見たひなたは驚きを隠せない。

ちなみにこのバックパッカー役を演じていたのは、カムカムで英語指導を担当されているネイサン・ベリーさんです。こうしてドラマに携わっているスタッフさんが登場するのも嬉しいですね。

るいは回転焼きのことを英語で「Traditional Japanese sweets. A sweet paste made from red beans. 」と説明していました。これって、社務所で安子がロバートから”おはぎ”の英語訳について聞いていた言葉と被りますよね。あの時少女だったるいも傍にいましたから、その記憶が頭の中に沁み込んでいたのかもしれない。

「お母ちゃん、英語ペラペラやん!」とビビりまくるひなたに「日常会話程度やったら」と恥ずかしそうに謙遜するるい。それでもひなたは、母がサニーサイドを歌ってくれた日の衝撃も相まって「もはやアメリカ人やん!」と興奮気味に絶賛(笑)。それはちょっと大げさかとww。
母ならば映画村で外国人のガイドができるに違いないと確信したひなたは必死に頼み込もうとしますが、お店があるからとすげなく断られてしまう。そりゃそうだなw。

断られてガックリきたひなたでしたが、なぜるいが英語をスムーズに喋れるのか不思議で仕方がない。その理由を聞いてみると…「毎朝ラジオの”英語会話”聴いてるからやろか…」という答えが返ってきた。なんと、ひなたが子供の頃に商店街のくじ引きで当てた古いラジオの時代から毎朝欠かさず17年間聴き続けていたらしい!!しかも声に出しながら。ひなたは1週間で挫折したけど(錠一郎がせっかく個性的なカード作ってくれてたのにww)るいは今もずっと聴き続けていたわけです。
るい、本当に真面目でしっかり者ですよね。まさに継続は力なりですよ。「声に出す」っていうのは英会話を覚えるうえでとても大事とされていますが、それをずっと続けてたのも素晴らしいです。こういう風に習慣化させるのが一番効果的なのかもしれん。

ただ、るいの場合は自意識が芽生える頃から安子と一緒にカムカム英語の放送を聞いていた過去もあるからな。17年間ラジオを聴き続けたことにプラスして、消してしまおうとした母との幸せな時間に覚えた英語も自然と刷り込まれているような気はします。

驚愕するひなたにるいは「ひなたも一緒に聴いてガイドすればいいじゃない!」と提案しますが、「私は英語には挫折したんや、子供の頃」とスネられてしまう。こういうところは変わってないなぁと思うけど、私も人のこと言えないからな(苦笑)。興味が湧かないと長く続けるのはなかなか難しいよね。

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英語は挫折した・・・と一度は諦めたかのように見えたひなたでしたが、文四郎との新婚生活のために貯めていた預金を見つめながら思い直すことにした模様。以前なら諦めてそこで終わりって感じだったけど、そこから前に進もうって気持ちに持って行けるようになったのは大きな成長だと思います。

さっそく英会話教室を訪ねるひなた。

「駅前留学」ってやつですかねw。それにしても学校の名前が「EoS」っていうのが気になる(笑)。これって元ネタは「AEON」か「ECC」かはたまた「ジオス」ってところでしょうか??「NOVA」っぽい雰囲気もあるかも??

ひなたは受付で英会話教室についての説明を聞いていましたが、ここで熱弁を振るっていたお姉さんは…なるみさんではないですか(笑)。あの当時、誘い文句をまくし立てて入会してもらおうとするタイプの方、たしかにいましたからねぇ(←私も一度某英会話教室に入ってしまったことがあるのでw)。やけにリアルだなと思っちゃいましたww。

で、お姉さんがお勧めしてきたのが…3か月コース

「たくさん聞いてたくさん話すことが英会話の上達には肝要なんですよ」と畳みかけられw、素直なひなたは、虚無蔵から告げられた「鍛錬」という言葉が過ったこともあり3か月マンツーマンコースに入ることを決断。結婚資金で貯めていたお金を「EoS」英会話教室に使うことにしたわけです。
でも、冷静にこの資料みると…かなーーり高額だよな(汗)。お姉さんの誘い方もな~んか胡散臭さがあったし(笑)本当にこの英会話教室で大丈夫!?と心配になってしまった。

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そしていよいよレッスンスタート。外国人の綺麗なお姉さん先生とマンツーマンで基礎的な会話を学んでいくひなた。4月は挨拶「Nice to meet you」について、5月は手紙を書くの意味の「I write a letter」の発音の仕方について(ちょっと安子と稔のことを思い出した)、最後の6月は「want」「expect」の使い分けなどについて。どの授業も熱心に学び先生にも「great job!」と褒められていました。最後に「また私の教室に来てくれると嬉しいわ」なんて言ってたのはしたたかだなと思ったけどww。
ただ、ひなた的にはまだ不完全燃焼っぽかったし…発音も「サンキュー」といった感じで外国人に通じるレベルには達していないw。まぁ、3ヶ月では身になることを学ぶのは厳しかったかもしれない。

英会話教室が終わって数日後、映画村のお化け屋敷に外国人カップルがやって来ました。さっそく英語を試せるチャンス到来!ではありましたが、尋ねられたことは理解できてもそれを英語で説明することはできなかった模様。だけど、以前のひなただったらあの時のカップルの質問の意味も理解できなかったと思うから、やっぱり多少なりとも英語の力は身についたように感じました。

でも、「How much?」と尋ねられて「はっぴゃく」(800)と素直に日本語で返してしまうあたりはまだまだだなと(笑)。予告で見た時これは何を意味しているのかと思ったけど、こういうことだったかと納得ww。
外国人カップルは中に入れば侍や忍者に会えるんだとワクワクしながら入っていきましたが、出会えたのは「化け物」になった姿ばかり(笑)。これに対して彼らはどう感じてしまったのかは気がかりですけどねw。

虚無蔵さんが本当に扮装なしのそのままの姿でも十分恐ろしかったことが理解できたラストは笑いましたwww。

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