NHK朝ドラ『なつぞら』第61回感想(2019.06.10放送)二人の兄

漫画映画『白蛇姫』の制作もいよいよ大詰め。どうやら作画の作業が予定よりも大幅に遅れたようで、仕上課にそのしわ寄せが行っている模様。
現場を仕切っている富子さんもかなりピリピリしていてなつに対しても容赦ない。「あなたの場合は仕事が遅いからあくびが出るんじゃないの!?」っていう指摘はよかったなぁ(笑)。彩色の仕事に集中してない時期が多かったから他の人より遅れてるんじゃないの?もっとバリバリ注意してほしいよ。

で、いつの間にかモモッチに対して敬語が無くなっていたなつ。まぁ、年代も同じだしキャリアもあまり変わらないということもあったから自然と仲良くなったんだろうけど…モモッチが変な影響受けなければいいけど…。
と思ってたら、すでに服装にその片鱗がww。そこは真似しなくてもいいだろう。

しばらくすると、作画課のメンバーも仕上の仕事を手伝うためにやってくる。ところが、手伝いに来たというのは表向きで、実のところは彼女探しという下心があるらしい。え!?いいの、そんなんで!?彼らが来るなり仕上課の女子たちのテンションは妙な方向へ行っており、手伝うというよりかは「邪魔しに来た」という意味合いが大きくなってるように見えちゃったよ(苦笑)。

時間内ギリギリのときなんでしょ!??あんな雰囲気になっていいわけ!??まぁ、仲さんの場合はそういう下心はないらしいけど、人気者だから女子たちが群がってあまり仕事になってなかったような(苦笑)。鈍感そうだしねぇ、仲さんw。下山氏は完全に浮かれてたな、あれは(苦笑)。堀内君は鼻の下伸びてたし。
状況分かってるんだったら浮かれる女子に喝入れるくらいしなきゃダメっしょ!!とツッコミたくなった。

と、まぁ・・・なんとも言えない職場の雰囲気になってましたが、どうにかこうにか緊張感ある現場に戻って。富子さんの檄でも飛んだかな。
そしてついに、仕上のトレースと彩色も全て終わるときが来ました。全部で65,298枚。1本の漫画映画を完成させるのにはこのように膨大な量のセル画が必要なんですね。これは相当根気のいる仕事だと思います。


そのあとは、背景と組み合わせて撮影し、編集・録音を経てようやく作品として完成。

今のアニメの現場はどういうシステムになっているのかは分かりませんが、昭和30年代頃は1本創り上げるまでに相当な労力と苦労があったかと思います。あんなチャラチャラした雰囲気ではやっていけないのでは…とも思った。
それにしてもなんでだろう。ようやくひと段落してみんな大喜びしてたのに・・・私個人としては何の感動もなく「ふーーん」で終わってしまったよ(苦笑)。なつの仕事っぷりが中途半端に描かれてたからっていうのもあるかもしれないな(汗)。

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そして今回の個人的メインディッシュのお時間がやってきました(笑)。前回に引き続き、照男兄ちゃんが登場してくれましたよ!約10分間の出番…ってここまでの『なつぞら』の中で最長クラスじゃなかろうかw。今後しばらくまた見られなくなるだろうから目に焼き付けとけということか(←そういう趣旨ではないと思うが 笑)

仕上の作業が完成した日の夜、なつが急いで風車に帰ってくると、照男と砂良の新婚夫婦が先に座って待っていました。二人とも、よく無事に風車までたどり着いたなw。亜矢美さんと連絡とって迎えに来てもらったりしたんだろうか。


何はともあれ、二人とも幸せそうでよかったよ!!照男くん、頑張ってスーツ買ったのかしらw。夕見子の合格記念の撮影のときにはジャケットしか持ってなかったからね。

でも、二人とも…なつの服装を見ててっきり驚いてツッコミ入れるかと予想してたんだけど…まったくスルーだったな(笑)。

なつは二人にお祝いをした後「こんな照男兄ちゃんと結婚してくれてありがとう!」とイジワルな反応をして見せる。一時はこの二人の関係がどうなるかハラハラさせられたけど、時間が経ってもこんな風に接することができるようになってよかった。まぁ、ちょっと照兄を下げすぎだべ!とツッコミは入れたくなったけどww。
結婚式は畑仕事が忙しくなる前に早めに挙げたため、仕事で忙しかったなつは参列できなかったらしい。次の冬まで待てなかった理由はたぶん「逃げられるって思っただけっしょ?」っていうなつの指摘も当たらずとも遠からずだったのかも(笑)。

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北海道の家族も砂良を温かく迎え入れたようです。


それにしても、頑張って作ったねぇ!!超豪華料理!!で、一番目を惹いたのがお祝いの赤飯。私が知っている赤飯とはずいぶん違う色だし豆も大きくてビックリした。北海道の赤飯は赤い色で甘納豆が入っているのがスタンダードなようですね。一度食べてみたい。

それにしても…気になったのは、この席に弥市郎さんがいなかったことです。ふつう、最初に挨拶に来る時には親も一緒に…って思うんだけど、何で来なかったんだろう。大切な一人娘をお嫁に出すんだから、ここは砂良さんと一緒にいてほしかった気がする。まぁ、演じる中原さんのスケジュールの都合がつかなかったっていう大人の事情がありそうだけどねw。
あと、夕見子にも一時帰宅してほしかったな~。大学が忙しいのかしら。その代り、ちゃっかり戸村親子が同じ席についていたのが微笑ましくてよかった(笑)。

「私も見たかったな~、ラブレター熊!」と興味津々な明美ちゃんw。最初にこれ言い出したの彼女だもんね。それに対して「シー」と思わず制する照男が可愛い。この年の差兄妹、いつも癒されるよ。っていうか、照男の人差し指がめちゃめちゃ綺麗だったわww。
で、明美の「ラブレター熊」に反応したのが菊介さん。

「よし、菊介さんが今度明美ちゃんの熊になってやるべ!」

と立候補ww。え!??それって、明美ちゃんにプロポーズするって意味か!??「菊介さんのサケはいらん」ってすげなく断られてガックリ来てたけど…まさか、ねぇ(笑)。そこはちょっと思い留まってほしい気がするぞww。ま、その心配はなさそう…とは思うけど。

すると剛男はふと、弥市郎は本当に照男との結婚に賛成しているのかと砂良に問いかける。今回の祝いの席にも来てないしねぇ(苦笑)。しかも、これまでずっと砂良と二人で山奥の小屋に住んでたし、彫刻も手伝ってもらってたわけだから…そんな大事な娘を簡単に手放すことができるのか不安に思う気持ちはよく分かる。私もそこの部分は気になってました。
それに対して砂良は、彫刻は自分が勝手に手伝っていただけだからと答える。かねがね娘には好きなように生きてほしいと話していたようです。いいお父さんだね…。でも、やっぱり父を一人残してしまうのは心配なようで、時々彫刻を手伝いに行ってもいいかと尋ねる砂良。それに対して

「うちに来たって、好きに生きてくれるのが一番だ。照男を選んでくれたことが何よりうれしいんだから」

と快くOKする剛男さんの優しい言葉がとても良いなと思いました。富士子もそこは全く気にしていない様子。砂良さんは柴田家で幸せにやっていけるなと確信できる良いシーンでした。

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その後、泰樹はバターチャーンを回しながら「なつに会ったら、このバターは砂良さんと3人で作ったもんだと言って渡してやってくれるかい?」と語りかける。どうやらこの時点で、二人が新婚旅行で東京のなつに会いに行くという話になっているのを知っていたようです。時系列的には、挨拶をしてから少し経ったあたり?
砂良はまだ嫁に来たばかりでバター作りには参加していなかったようで「3人で」という言葉に違和感を持ったようでしたが、

「なつの夢を、砂良さんが受け継いでくれたら何よりあいつがホッとするべ」

という泰樹の言葉に納得する。じいちゃんはどこまでもなつ贔屓なんだねぇ(笑)。

で、さっそくそのバターをなつに渡す二人。懐かしい香りに顔がほころぶなつ。

さらに照男は「天陽からだ」と言いながらじゃがいもを見せます。自分のところで採れたやつを託したんだね。「お兄さんにも食べてほしいから」って渡したようだけど、本音はなつに食べてほしいって気持ちの方が強かったんじゃないかな。
すると、「天陽」という名前に亜矢美が鋭く反応。そうか、咲太郎も知らないだろうから聞いてないか。グイグイと亜矢美が誰か聞き出そうとしたとき、砂良がニンマリしながら「なっちゃんの、恋人です!」と答えるもんだからなつは大いに慌ててしまいシドロモドロに。

「そんなんじゃないですってば!」

あぁ・・・そうか。なつよ、それが答えなのか…。

やっぱり送別会の時の「好きだ」の言葉の真意を、なつは分かっていなかったようだね。天陽くんの完全なる片想いか…。あの涙見た後だから、なんだか気の毒で仕方なくなってしまったよ。なつにとっての天陽は「目標とする人」という存在。それ以上の感情には全く気付いていない…というか、到達してなさそうだ。
天陽くん、やっぱり、ご両親の言うとおり諦めて次に進んだ方がいいと思うわ…。

で、弥市郎さんからのお土産はやっぱり…”ラブレター熊”(笑)。たぶんこの熊はそののち風車の店のどこかに飾られるものと思われるww。

そうこうするうちに、なつの本当の兄の咲太郎が帰ってくる。ついに、北海道の兄・照男と対面です。


初対面の”二人の兄”はやっぱり最初はなんだかぎこちない。特に照男兄ちゃんがめちゃめちゃ緊張してたな(笑)。咲太郎は見た目もけっこう破天荒だから純朴な照男には刺激が強いかもしれん。

そんな緊張を和らげたのはやっぱり亜矢美さん。「早くおでん食べましょうよ~」という言葉で一気に場の空気がほぐれましたね。こういう時救いになるわ~~。
でも、咲太郎の北海道への誤解が解けた後でよかったよ。あの時対面してたら一触即発になりかねなかったからな(汗)。まぁ、雪次郎くんには気の毒なことだったけど。

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まずはおでんの前に天陽くんがくれたジャガイモと泰樹さんのバターでじゃがバターから。やっぱりめちゃめちゃ美味しそう!あれ見ると、今晩の夕食の献立にじゃがバターを足したくなる(笑)。
おかずはおでんってことで。おでんとじゃがバターの組合せっていうのも案外悪くないかもしれない。砂良さんにも好評です。

食事も進み打ち解けムードになって来たところで「さあさあお兄さん、飲んで飲んで!」と咲太郎が酌にやってくる。こういうところはさすが、抜け目ないねぇw。照男も咲太郎に注ごうとしますが、まずは咲太郎からってことで話がついてホンワカ(笑)。


二人ともすごい「イイ男」なのに、並んでるとタイプが違うように見えるから不思議。でもなんか、この二人がお酌し合ってる姿が見れて良かった。久しぶりに癒されるよ。

食が進んだとき、砂良は店に貼ってある「人形の家」のポスターが気になり咲太郎に演劇をやっているのかと尋ねてみる。それに対して絶賛稽古中だと答え、照男に向かって「見に来る?結婚の話だよ」と誘いをかける。
でも、のほほんと「すぐ帰っちゃうんで」とやんわりお断り入れてくる照男(笑)。見に行きたいけど物理的に無理っていう正直な意味だからね、これw。それに合わせて「牛の家にか?」とツッコミ入れる咲太郎、ちょっとセンスがイマイチ(笑)。

でも待てよ…『人形の家』ってたしかに結婚の話だけど…これってたしか最終的には奥さんが全てを捨てて家を飛び出すっていう展開だったような気が…(汗)。
咲太郎よ、新婚ホヤホヤ幸せいっぱいの二人に、この演目を勧めるのはいかんと思うぞwww。照男と砂良はずっと幸せ夫婦でいてほしいからね。これ見なくて正解だわ。

そんな会話を楽しむ咲太郎と照男を見ながら亜矢美さんが一言。


「座高が、同じようだねぇ」

座高どころか身長も同じくらいだったよ(笑)。しかも二人ともスラっとしたモデル体型でカッコいいときてるww。このセリフ、山口智子さんのアドリブから思わず飛び出したんじゃなかろうかw。
でも、岡田くんと清原くん、いつかがっつりお芝居で絡むシーンがあるといいなぁ。朝ドラじゃなくてもね。この二人が共演してる作品見てみたい。

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食事を終えたなつは照男と砂良を自分の部屋に案内する。
まず砂良の目に飛び込んできたのがド派手な亜矢美コレクションの洋服の数々。あれは驚くよなぁ~~!っていうか、なつの服装にも驚いて良いと思うよ、砂良ちゃん(笑)。照男は洋服よりもなつが練習していたイラストの方に目が行ったようです。


なつの絵を見ながら「頑張ってるなぁ」と目を細める照男兄ちゃんが可愛すぎ!!

なつは砂良に「好きな仕事頑張って、必ず夢を叶えてみせるって伝えて」と母への伝言を託す。なんかこの時、なつのなかで一瞬、富士子のことが浮かばなかったようにも見えた…。もしかしたら東京にいる間に北海道の家族への想いが薄れてきてしまっているのだろうか…とちょっと気になってしまった。

今のなつが気になっているのは、未だに行方が分からない妹の千遥のこと。預け先だった親戚は引っ越して今は行方不明らしい。咲太郎は「幸せに暮らしてるから探さなくていい」と言っていますが、なつはやはりそれでも探したい気持ちが強い。
その話を聞いて少ししんみりしてしまう照男と砂良。妹想いで優しいね。

その日のうちに、照男と砂良は帰宅の途に就くことになりました。帰り際、亜矢美や咲太郎になつのことを頼むと丁寧にあいさつする照男。控えめながらも”妹”を想う気持ちが伝わります。
さらに、「ぜひ北海道にも来てください」と咲太郎に告げる照男。社交辞令とかじゃなくてホントに来てほしいって気持ちが滲み出てるところがいいよねぇ。だけど、咲太郎はちょっと浮かない顔で「ありがとう…幸せにな」と答える。やっぱりなつのもう一つの家族…もう一人の兄に会ったことで少しナーバスになったのかもしれない。それに、今の咲太郎の経済状態だと北海道にはとてもじゃないけど行かれないだろうしね(汗)。


何はともあれ、照男のこの笑顔…ホントに幸せそうだよ!!よかったーーー。

風車を後にした二人を途中まで見送るなつ。その時に新宿で購入したという手袋のお土産を手渡します。袋にはなつが描いたそれぞれの家族のイラストが添えられていました。あのイラストはすごく可愛い!これは良いお土産になるね。照男と砂良の似顔絵も見たかったぞ!

なつは砂良に「絶対幸せになってね!」とエールを送りますが、それを横で聞いていた照男が「心配すんな!俺がいるんだから~」とちょっとむくれちゃうのがまた可愛い(笑)。そんな兄に「頼むぞ、照男兄ちゃん!」と小突くなつ、「任せとけって!」と胸を張る照男。微笑ましい兄と妹。
だけど、なつ、照男兄ちゃんにも優しいエールの言葉をかけてやってほしい気がするぞ。結婚話が出た時になつのことですごい苦しんでたこともあったからね…。

別れ際、砂良は夜空の綺麗な月を見つけて立ち止まる。なつは兄夫婦とその月を眺めながら、北海道の家族へと想いを馳せているようでした。同じころ、泰樹も同じ月を見ていたからね。距離は遠くてもこうして繋がってる。

久しぶりに北海道の風を感じたなつは、その夜もまたアニメーターの勉強をするため机に向かいます。が・・・未だに独学なのだろうか!?仕上の仕事もひと段落したようだから、そろそろ専門的な人に習った方がいいような気がするんだけど…。あ、でも、金銭的な問題とかあるのかな。
まさか独学で作画課に入れちゃう…なんて展開には…ならないよな!???(ありえそうだけど 苦笑)

とにかく今回は、照男兄ちゃんの癒し系な笑顔がたくさん見れて、私はそれだけで満足(笑)。できれば週に1回くらいのペースで登場してほしいけどねぇ。

 

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