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NHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』第86回感想 文ちゃん

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これまでの『カムカムエヴリバディ』感想レポ

カムカムエヴリバディ
カムカムエヴリバディ
2021年度後期NHK朝の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の感想レビュー

前回ラストの萌えキュン展開から今回は一気に関係が前に進んでいてちょっとビックリw。あの夜の直後からのひなたと文四郎の関係も見てみたかったなぁ~、なんて。

第86回の冒頭は1985年の夏からスタート。あのオーディションからあっという間に1年が経過していました。それを表現したのが錠一郎と桃太郎がテレビにかじりついて見ていた夏の高校野球の中継

前年は決勝戦で敗退し準優勝だった大阪のPL学園が、翌年にサヨナラ勝ちして優勝。清原選手も大活躍で桃太郎もテンションMAX状態でしたねw。この当時私は小学校高学年だったなぁと懐かしく思い出しましたw。

その頃ひなたはというと…、文四郎と一緒に黍之丞シリーズ「妖術七変化」を見るため映画館に来ていました。彼がオーディションを経て初めて名前付きの役をもらえた作品がついに封切されたのです。試写でも見たかとは思うのですが、やっぱり実際に映画館で見て感動を味わいたいという想いが大きかったんじゃないかな。

この時二人の仲はかなりイイ感じになっていて、ひなたは文四郎のことを親しみを込めて「文ちゃん」と呼んでて彼も自然にそれを受け止めている。さらに、初めて二人で映画館へ行った時にはひなたにポップコーンを買ってあげていた文四郎でしたが今では二人でそれを食べる関係にまで発展。
あの「寂しいだろ、ばか…」のデレから文四郎はどんな感じに軟化していったのかめっちゃ気になるわ~~(笑)。でもまぁ、二人が幸せそうなので結果オーライというところでしょうか。

ちなみにこのリバイバルされた「妖術七変化」で文四郎の恋人っぽい役「おふね」を演じていたのはミス条映に選ばれた”9番”高山理恵さん。まだお芝居は初々しさ満載でしたがw、彼女がどう育っていくかは今後次第でしょう。
もしもあの時ひなたがミス条映に選ばれていたらこの映画に出演することになっていたのか~。そうなっていたら文四郎とは今のような関係に発展しなかったかもしれないよね。

そして文四郎が演じた「伊織」。おふねを仮面の男から守ろうとした時にあっさりバッサリ斬り倒されてしまうという…時間的にはごくわずかな出番でした。でも、虚無蔵と特訓した甲斐もあって見事な斬られっぷりを披露。たとえ出番は少なくても、ひなたは文四郎が画面の中で演じている姿を見れただけで嬉しかったのだと思います。そして文四郎もまた、想いを寄せるひなたと一緒に自分が出演したシーンを見れたことに特別な感情がこみ上げていたんじゃないかな。

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「妖術七変化」ではもう一つ気になってたことがありました。それは、二代目モモケンが見つけたという”私の左近”がどんな役者だったのかということ。文四郎が仏頂面しながら「自分と変わらない無名の新人」と話していたのを聞いた時には、彼と同じ年齢くらいの若い俳優さんなのかなと想像していました。

ところが…文四郎が演じた伊織を斬った男として登場したその人は、やけに毛量の多いイカツい人物でビックリwww。しかも、仮面はつけていてもはみ出すパーツからして”どこかで見たことあるような…”というデジャヴ感がすごかった(笑)。
セリフ回しはまだ粗削りな感じだったけどww、殺陣の迫力がハンパなく、大柄な体から繰り出す剣術はまさに黍之丞にとっての脅威そのもの。虚無さんに負けずとも劣らぬ迫力です。

で、ついに黍之丞によって仮面を割られる瞬間が!!その時現れたのは…

草々兄さん・・・もとい・・・、ムネくんこと青木崇高くんではないですかっ!!!!

藤本有紀さん原作の朝ドラ『ちりとてちん』で主人公・喜代美の相手役・草々を演じたムネくんが、まさかこんな形で再び藤本作品に戻ってくるとは思わなかったのでビックリしました。どうりで既視感があると思たはずだよ~~ww。
虚無さんを演じてたのが「ちりとて~」で草々の義理の父だった松重豊さんというのも感慨深い。この繋がりがなんだかファンとしては胸アツでしたね。

モモケンが「私の左近」と彼を選出したというのも大いに納得しましたw。これはかなりの大型新人な予感がプンプンしますな。”武藤蘭丸”という立派な名前でピンでクレジットされてたし、今後も登場してくるんじゃないかと思わず期待してしまう。

ムネくんも今回の出演、とても嬉しかったようですね。こうなったら、他の4人の徒然亭メンバー(小草々を入れると5人か)も出しちゃいましょうやw。虎ちゃん(加藤虎ノ介くん)は「出る予定まったくない」なんて言ってたけど(笑)まさかのサプライズがあるかも!?

エンドクレジットにはしっかり文四郎の名前が登場。二人クレジットということは…出番は少なかったけど立ち位置的にはけっこう良かったんじゃない!?ひなたと一緒に嬉しそうに自分の名前を見つめてる文ちゃんが可愛くて仕方なかったぞ。好きな子と一緒にこれを見れるなんて感無量な心境だっただろうな~。
っていうか、私はその隣の「八兵衛」役も気になりましたww。水戸黄門でおなじみのうっかり”八兵衛”がつい浮かんじゃったんだけど(笑)、この映画ではどんなキャラだったんだろう??

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映画を見終わったその日、文四郎はひなたに誘われ大月家で一緒に夕食をとることになりました。

映画について興奮気味に家族に報告するひなた。「黍之丞より伊織の方がもっとカッコよかった」と彼女にベタ惚れされて照れまくりながらも嬉しさを隠し切れない文四郎w。素直で微笑ましいわ~~。

桃太郎は小夜子と一緒に見に行きたいからと文四郎に映画の招待券をおねだり。どうやら桃ちゃん自ら誘ったところOKをもらえたらしい。でもそれは、保護者的についていってあげる…みたいなニュアンスだったような気がしてならない。桃太郎の初恋は今後どう展開していくのでしょうか。

何はともあれ、文四郎はすっかり大月家に馴染んで温かく迎え入れられてて良かったなぁと思います。想いを寄せる人の家族に受け入れられるって大切なことだしね。錠一郎も全く問題なく接しているし今のところは心配しなくて良さそう(うちの娘を~~みたいな展開ありがちなのでw)。

数日後、ひなたの住む商店街で夏祭りが開かれることに。『カムカム~』では夏祭りはけっこう重要なシーンに繋がること多いですよね。安子も、るいも、夏祭りをきっかけに運命が動いていった節が大きい。そして今回のひなたにも、大きな出来事が待っていました。

店先に並んでいた一つの風鈴に興味を示したひなたに気が付いた文四郎。即座にそれを買い求め、ひなたにプレゼントしました。

恥ずかしさからか渡すときの態度がめっちゃぶっきら棒になっちゃう文四郎ww。だけど、今のひなたはそこに彼の優しさがたくさん詰まっていたことを知っている。 本当にとても良い関係だなぁと思わずほっこりしてしまった。

”風鈴”といえば、ひなたの母のるいが父の錠一郎から初めてプレゼントされたシーンありましたよねぇ。ちゃんと歴史がさりげなく繋がってる。

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ひなたに風鈴をプレゼントした後、なぜか少し緊張気味に後ろを向いたままの文四郎。そして、意を決したように”ある台詞”を彼女に語り始めました。

「拙者、家禄も僅か。主君の覚えもめでたからず。されど…、そなたを幸せにしたい。着いてきてくれるか?」

それは、条映のミスコン演技審査の時に文四郎演じる侍が相手役に愛を伝えるシーンで語られたセリフでした。あの場面を最初に見た時、いつか違う場面で同じセリフを語る日が来るのかもしれないと予感してたけど、ここで来ましたか!!!めちゃめちゃ胸アツ(涙)!!!

文四郎、よく言った!!!

コンテストの時、ひなたは文四郎に対して不信感しか抱いていなかったので咄嗟に彼の脇差を抜いて斬り捨てるリアクションをしてしまいました。が、ここであの時と同じセリフで”告白”を受けたときはそれとは全く違う感情が体中を駆け巡ったはずです。あの日と同じ”セリフ”だったからこそ、今の彼女の中に文四郎への想いが深く沁みわたっていったんじゃないかな。

嬉しさのあまり思わずその胸に飛び込んでいこうとしたひなたを、文四郎は一瞬ちょっと躊躇いがちに止めて「今度は斬るなよ」と念を押しました。あのミスコンの日の出会いがあったからこそ、彼のこのセリフがチャーミングに聞こえて年甲斐もなくキュンキュンしてしまった(笑)。
そんな彼にさらに愛しさを感じたひなたは「文ちゃ~~ん」と少し笑いながら幸せそうに身を預けていきました。はぁ~~~、最高の展開!!!ここは何度もリピしたいわwww。

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OPが明けると、ひなたと文四郎の甘々すぎる結婚生活シーンが登場(笑)。しかし、窓の外は何やら取ってつけたかのような不自然な絶景が広がっているしw、ひなたのヒラヒラな衣装もどこかチンプンカンプンww。だいたいこういう胸やけ起こしそうな少女漫画な世界観たっぷりなラブラブ場面は夢オチなパターンが多いよな…と思ってたら、本当にひなたの夢でしたww。たぶん、理想の姿を思い描きながら眠りについたからでしょう。

現実のひなたはというと、未だに実家にいて母のるいに起こされる生活を送っていた。時代はOP前から一気に7年進み1992年。元号では「平成」に突入しました。はやっ!!!

SNSでも大きな話題になってたけど、ひなたの前髪のカーラーが時代を象徴してますよね。私も一時期こんな感じでカーラーを巻いたことあったなと思い出したww。

この日は高校に入学する桃太郎を記念して家族写真を撮影することになっていました。ひなたがシャッターを切っていると、酒屋(キレのいい店w)のおっちゃんが気を利かせてひなたも入れた家族写真を撮影してくれます。
この流れ、桃太郎が小学生の時にもありましたよね。たぶん中学校に入学する日も同じように写真撮影してたのかもしれません。それにしても、7年経ってもみんな若々しい。酒屋を演じてるおいでやす小田さんによれば、この時点であのおっちゃんは60前後の年齢なのだとかw。でも年はとっても声の張りは変わってなかったですね(笑)。

桃太郎は野球で有名な高校に入れることになったようです。”野球”と聞くとやっぱり勇のことが過ります。もしかしたら今後、桃太郎と勇の関係筋の人物が何かしらの接点を持つ日が来るかもしれない。

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ひなたは相変わらず映画村の業務部で勤務していました。もうけっこう中堅どころになってる頃ですよね。で、このシーンで一番興味を惹いたのがラジオから流れてくる音楽。このドラマではラジオから流れる音楽で時代を感じさせる場面が多いのですが・・・今回はついに米米CLUBの「君がいるだけで」が流れることに!!

「カムカムエヴリバディ」の音楽を担当しているのが元米米CLUBのフラッシュ金子さんこと金子隆博さんなので、いつかは登場するだろうなと思っていました。これはけっこう絶妙なタイミングで出ましたね~。

ちなみに「君がいるだけで」はフジテレビ系トレンディドラマの『素顔のままで』の主題歌として大ヒットしました。安田成美さんと中森明菜さんが共演したことでも大きな話題を呼びましたね(色んな噂も出てましたが 汗)。私も当時このドラマ欠かさず見ていたのでw、「君が~」は本当によく耳にしていました。懐かしいなぁ。時代はまさにバブルで世の中が浮かれてたっけ。

それにしても、ひなたが貼り出していた注意書きを読んでみたら「備品のお茶っぱを持ち帰らないで」とありましたわww。映画村の中の秩序も少しずつ緩んでいる頃だったのかもね(苦笑)。

そんなある日、ひなたは榊原から映画村の客がかなり減っているという現実を聞かされることに。

 肌では感じていたものの、実際の数字で減少している統計をみせられるとショックが大きい。榊原はそんなひなたに「映画村」のそもそもの成り立ちから説明する。

そもそも最初はテレビの時代が始まって映画館の動員が減り出した頃、映画の製作費を捻出するためにと「映画村」が建てられたのだという。これまで多くの時代劇映画がその収益で作られてきたものの、昨今では時代劇人気に陰りが見え始めているとため息をつく榊原。
90年代は特にトレンディドラマ全盛期でしたから、時代劇を見なくなる世代も増え始めていた雰囲気は確かにありましたよね。でもこの頃はまだ持ちこたえてた方だったと思う。令和に入った現在はNHK以外で時代劇ほぼ見なくなりましたからね…。

榊原はひなたになんとか映画村の動員数を増やす案を考えてほしいと告げました。ひなたもそれに協力しようと気持ちを新たにしたようです。

それにしても、リバイバル映画「妖術七変化」の当時のポスター、インパクト凄かったんですね(笑)。黍之丞の凛とした美しさと野性味あふれた左近の対比が素晴らしい。でも、このあと左近を演じた蘭丸さんはどうなったのでしょうか?モモケンはどうしているのだろうか?気になることたくさんあるな。

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その後撮影現場を訪れたひなた。『破天荒将軍』はこの時代ではシリーズⅤまで進んでいたようです(すみれがゲスト出演した時はⅢだった)。元ネタの『暴れん坊将軍』もけっこうなシリーズ数放送されてましたからね。

しかし、扮装や美術にお金がかかってしまう時代劇はスポンサーからも敬遠されがちでかなり厳しい事態になっていた様子…。こうしてテレビ時代劇は徐々に数を減らしていきました(涙)。

ひなたが見学した時は、ちょうど破天荒将軍のクライマックスの立ち回りシーンが撮影されるところでした。監督の畑野さんが「雨でぬれるから、くれぐれもクシャミせんようにな」と大部屋さんたちに注意していたのがなかなか面白かったです。実際の時代劇撮影現場でもきっとこういう指示が飛ぶことけっこうあったのではないでしょうか。業界の人が見たらニヤリとするシーンかもw。

この撮影には文四郎も参加していました。が、彼は未だに大部屋のまま…。「妖術七変化」に出演した時以来、台詞も名前の付いた役ももらえたことはないという。主人公に花を持たせるように必死に斬られ役を演じる文四郎の姿がなんだかちょっと痛々しく見えてしまった。
でも、何年経っても彼と同じ立場から抜け出せない大部屋俳優さんも多いんだろうな…。むしろそこから抜け出せる人のほうがほんの一握りかそれ以下の特別な存在なのかもしれない。本当に厳しい世界です…。気持ちが折れてしまう人も多いのではないだろうか。

それでも文四郎は8年間必死に頑張ってるんだよね。ひなたもそんな彼の努力をずっと見てきた。ただ、ここ最近文四郎の気持ちにも今の状況に対する焦りが芽生えてきている様子。仕事終わりにひなたと二人になってもどこか居心地が悪そうな表情を浮かべていた文四郎。

そんな彼にひなたは「第2スタジオ行ってみたら?」と提案してみる。そこでは美咲すみれ主演のサスペンスドラマの撮影が行われていて、轟監督が役者を数人欲しがっているのだという。

すみれさん、映画村のショーに出演することに不満を抱きまくっていましたがw、それでもくらいついてやり遂げたことで運命が好転したようですね。しかも、茶道家役の主演(さらにシリーズ化してる)になってる!あの時投げ出さずにお茶のお稽古やったことが実を結んだのでしょう。

しかし文四郎は「時代劇以外には出演しないと決めている」と頑なな態度を取ってしまう。その拘りが逆に彼のことを追い詰めてしまっているのかもしれない…。すみれのように臨機応変に様々なジャンルに挑戦する気持ちがあれば、もしかしたら今はもう少し役者として満足の出来る結果が待っていたのかも…。

この時すでに文四郎は29歳。30を前にして役者の仕事で結果を出せないことに彼の中でいら立ちが募っていく。ひなたも27歳のお年頃。そろそろ文四郎との結婚ということも頭に浮かんでいるかもしれない。でも、とてもそんな雰囲気ではないし…この先ちょっと先行きが不安です。

前半はあんなに甘々な雰囲気だったのに、後半で真逆の展開に突き落とされるとは(汗)。人生そんなに上手くいかないよということか。

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