『西郷どん』第29回感想 三度目の結婚

長州征伐を戦わずして勝利に導いた吉之助の功績は薩摩にも広く知れ渡っているようで、今まで以上に「西郷吉之助」という名前が偉大化していましたww。

皆こぞって吉之助の前にひれ伏してヘコヘコしてるわけですが、その中にどこかで見た顔が…と思ったら、かつて吉之助の上司で民をないがしろにしてきた郡方役人の井之上じゃなかですかww。

あの時とはコロっと180度態度を変えて媚びへつらう姿がなんとも…ねぇ(苦笑)。人間の浅ましさを感じたよ。まだ元上官の迫田さんの態度の方がまともだった気がする😅。

そんな周囲の変わりようにこそばゆさみたいなものを感じている吉之助。たぶん自分が名前を上げているということの自覚がないんだろうね。人が変わってヘコヘコしてくる井之上にさえ目線を同じくして低姿勢で接しています。
まぁ、こういうところが西郷の魅力でもあるんだけどね。

ただ、一蔵としては、吉之助にはもっとカリスマ的な威厳を持ってほしいと願っている様子。どんな人にも対等に接しようとする吉之助の態度はもどかしいみたいですね😅。

 

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第29回 三度目の結婚

2018年8月05日放送 NHK総合

鈴木亮平・瑛太・黒木華・渡部豪太・桜庭みなみ・井戸田潤・青木崇高・石橋蓮司 ほか

 

あらすじ

禁門の変、長州征伐で名を挙げた吉之助(鈴木亮平)が1年ぶりに薩摩に帰る。すると周囲は薩摩を代表する男に早く嫁を!と騒ぎたて、花嫁候補が西郷家に押し寄せる。そんな中、一蔵(瑛太)の妻・満寿(美村里江)が糸(黒木華)を吉之助に引き合わせる。糸は一度結婚したものの離縁して実家に戻っていた。妹・琴(桜庭ななみ)も乗り気で再婚話を推し進めようとするが、糸は「自分は吉之助にふさわしくない」と固辞する。

公式HPより引用

 

薩摩藩主の島津茂久は京での吉之助の働きを大いに評価。でもその横で父の久光はめっちゃ苦い顔してますww。わっかりやすいなぁ~~、まったく(笑)。
そんな父に向かって「西郷にお褒めの言葉を」と促す息子ww。こういうところで小さな反撃に出てるのかな😁。久光としては吉之助の活躍は嬉しいどころか「なんでお前が活躍してんだよ」的な苦々しいものでしかないわけで、本来であれば労いの言葉なんかかけたくないw。
だけど、藩主様の言うことには逆らえないわけで・・・

「大儀であった」

とようやく言葉を絞り出してました(笑)。目は合わせてなかったけどねww、いや、きばったよ、国父様😂。

 

対面後、吉之助は一蔵を河原に呼び出し、「幕府はもう当てにならない、慶喜の考えにはもうついていけない」と語り出す。

「あんな幕府は潰さなければならない」

という吉之助の衝撃発言を耳にした一蔵は「殿は幕府の政に薩摩が加わることを願っているんだぞ」と反論。吉之助がいうことは藩に逆らうことと同じになってしまう。
それでも、実際に幕府のダメっぷりを身を持って知った吉之助は引こうとしない。一蔵だけにはなんとか自分の意見を理解してほしいとさらに迫りますが、そんなこと急に言われても同意しかねるっていう一蔵の気持ちもよくわかるよなぁ…。

理解してもらえないと悟った吉之助は「一人でもやる」と言い張り、子供たちとウナギ獲りに繰り出してしまう。

 

その夜、西郷家では吉之助期間の祝いの席がささやかに行われていました。

吉二郎には新しい奥さんができていました。

演じているのは鹿児島県出身のAKB48柏木由紀さん(ゆきりん)ですね。可愛らしい奥方をもらえてよかったねぇ、吉二郎。しかも、お腹には新しい命が宿っているようでもう臨月とのこと。めでたい!

と思ってましたが、そこに口を挟んできたのが琴さん。

妹たちがみんな嫁に行ってしまったことから、西郷家はけっこう厳しい環境となってしまった様子。うん・・・この家を見ればなんとなくわかる(汗)。琴さんも結婚して市来家に嫁に行ってるはずなのですが、西郷家を守るためにチョイチョイ帰省してるっぽいですよね。吉二郎の奥さんは臨月でなかなか思うように働けないようだし・・・。

ということで、「兄さぁも、嫁を取ってくいやんせ!」と。たぶん、みんなが一番言いづらかったであろうことをあえて言った琴さん、あっぱれや。

この言葉をきっかけに、「吉之助に嫁を!!」と周囲のテンションが一気にアップww。天下の西郷吉之助に妻がいないのは世間体にもよくない!っていうのは格之助や武次といった男たちの意見。昔はそういうの特に重視してただろうからね。
しかし、吉之助としては奄美に愛加那という愛する妻と子供がいるわけで…一向にその気になりません。

 

ところが、家族は吉之助が城に上がっている隙に勝手に「嫁候補オーディション」を開催www。今や名前が薩摩に広く知れ渡った西郷吉之助に嫁ぎたいといううら若きお嬢さんたちは多いようで、西郷家の前は大賑わいに😁。
しかし、実際に面接してみると・・・「貧乏暮らしはちょっと…」と二の足を踏む人が続出している模様ww。いくら西郷の嫁になれるとはいえ、極貧暮らしともなると話は別ってことだろうね😅。まぁ、そのあたり正直に打ち明けてるところが良心的だと思ったけど。

そんなことになっているとは露知らぬ吉之助は帰宅してみてビックリ仰天w。そりゃ、自分の家の前に嫁入り前のお嬢さんたちがワンサカいたらビビるだろwww。
しかし、さらにビビる出来事が!!何か不気味な声で「私を選んでたもんせ」とせまってくる不審人物がいると思ったら…

沖永良部で苦楽を共にした川口雪篷さんじゃないですかwww!!よく西郷家が分かったな😅。

どうやら、吉之助が雪篷を薩摩に戻してほしいと上を説得したようですね。無事に帰還できてよかったです。

とはいうものの、西郷家の面々や集まったお嬢さんたちからすれば・・・「この汚いおっさん誰やねん!!」ってツッコミ入れたくなりますわなwww。

「いっそ、儂を嫁にしてぇぇ~~~」

とすがりつく雪篷さんに「どうぞ好きなだけこの家にいてくいやい」とあっさり同居を了承してしまう吉之助www。この時の熊吉の「えぇぇ😱😱😱」っていう顔が笑えたwww。
っていうか、家族にしてみたら「なんで嫁じゃなくてこんな汚いおっさんを同居させなきゃならないんだよ!」って感じですよねぇ😅。吉之助…恐ろしい子w。

まぁ、吉之助が島で世話になっていた川口雪篷だと知ったら・・・だったら客人として丁重にお迎えしないとねって空気になってましたけどね。
とはいうものの、遠慮というものがない雪篷さんは自分の家のようにズンズン西郷家に入っていっちゃいました(笑)。とんでもない大物だわw。

ところが、同居人が増えてしまったことがさらに「なおさら嫁を取ってほしい!」という流れに。これは吉之助にとってはちょっと計算外だったかもね😅。
それでも、愛加那のことを考えるとやはり新しく嫁を取る気持ちにならない。ここは頑固に譲れないところなんでしょう。が、家族としたら「一日も早く西郷家の長男として跡取りを!」という想いが強い。これを言われてしまうと吉之助も弱いよねぇ。しかも、これまでずっと家を守ってきた吉二郎が言う言葉だからさらに重みがある。

とりあえず、この日は回答が出ないまま終わった様子。

 

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翌日、城に呼び出された吉之助はさっそく久光の逆鱗に触れることに😅。

原因は、3年前に幕府と交渉して参勤交代をやめようということにしたはずなのに、急にまた再開というお達しが届いたことでした。
幕府と自分が交渉して勝ち取った出来事で久光も鼻が高かっただろうから、それを覆されたってことはめちゃめちゃ腹立たしい事だっただろうね。

で、幕府が思い上がるに至った元凶が吉之助だと、こういう流れですw。

 

「お前のせいじゃ!!!」(強調したいのでリフレイン3回www)

 

完全に言いがかりなわけで、以前の吉之助だったら久光を咎めてもおかしくない。かなり緊迫した空気に、その場にいた一蔵や久武(お久しぶりの登場!)も硬直してしまっています。

が、吉之助の反応は意外なものでした。

「申し訳ございません!!!全て私のせいです。お許しください!!」

ひたすら自分が悪いと頭を下げた上に、なんと涙まで流しているじゃないですか…!!以前の吉之助だったらあり得ないような反応です。

で、おそらく視聴者以上にビビったのが久光国父様(笑)。

 

「おまえ・・・泣いちょっとか・・・!???」

 

このシーン、国父様には申し訳ないけど・・・思わず吹き出しちゃったよwww😂😂。

あまりにも予想と違う反応が返ってきたもんだから、どう対応していいか逆に困っちゃってww。久光坊ちゃん、やっぱり国父様になってもこういうところ憎めないキャラだわ(笑)。ムネくんのコロコロ変わる表情の芝居が面白いね😆。

すっかり吉之助の涙の謝罪に動揺してしまった久光は、助けを求めるかのように一蔵を呼び、京へ行って吉之助の後始末をしてやれと言い渡す。困った時の一蔵ってことでねww。

 

しかし、一蔵だけは分かっていました。あの吉之助の涙の謝罪が久光に媚を売るための渾身の芝居だったことをw。ここは長年の付き合いだからこその察しだろうね、あの吉之助がそう簡単に久光に心許すはずがないと😅。
吉之助が一番苦手とする”媚びへつらい”をやったことに不快感をあらわにする一蔵。しかし、吉之助は全く怯まない。おそらく第二次長州征伐が行われると読んでいるようで、その時にするべき行動のためには、たとえ久光に媚びへつらってでも懐に入る必要があると熱弁。その考えとは・・・

「薩摩は長州の味方に付く」

という衝撃的なものでした。この時期から吉之助はぼんやりと「薩長同盟」のプランが浮かんでいたようですね。
しかし、一蔵はあまりにも突拍子もない吉之助の提案になかなか首を縦に振ることはできない。そりゃそうだろう!吉之助の提案は危険すぎますからね…。でも、以前に比べたらちょっと気持ちは動いている様子だったかも。

 

と、そのタイミングでやって来たのが桂久武。

人気のない場所で二人きりで親密な雰囲気を出していましたから・・・「もしかして、そういう関係だったのか!?」と勘違いしてしまうのも無理はない話か(笑)😅。この時代、衆道は珍しい出来事でもなかったでしょうしね。

吉之助は全力で否定してたけど、一蔵は黙ってたな…ww。もしかしてちょっとはそういう気持ちが!?まぁ、こういう時に口を開くキャラじゃないけどね。

で、久武が来たのは・・・「殿が早く嫁を取れと急かしている」という言伝を伝えるためでした。えぇ~~~、久武さんの出番、それだけなの!??もっと吉之助と親密な良い関係だったって歴史番組でよく言われてたのに~~。
まぁ、今回のドラマでは吉之助と一蔵の関係が肝に描かれてるから仕方ないけどね😅。

ということで、ついに吉之助の嫁取り問題は「君命」にまで発展してしまいました😅。

大久保家には琴が訪れて「誰か兄さぁに良い人見つけてくれませんか」と満寿さんに相談していました。そこへ居合わせた一蔵ではありましたが、この話題にはあまり乗り気ではない様子。
かと思ったら、琴が帰った後に「ある女子を調べてほしい」と一言。この発言に敏感になっていた満寿さん・・・これはもしや、一蔵の京での女関係を知っているな!?

で、調べてほしいと頼んだ対象者は・・・でした。
一蔵は、糸がなにやら様子がおかしいことをずっと気にしていたようです。この時もしかしたら糸の事情をなんとなく察していて吉之助の嫁に良いかも…って考えていたのかもね。

 

翌日、満寿に伴われて糸と父親が西郷家を訪ねてきました。表向きは「吉之助の昇進祝い」ということでしたが、満寿的にはそれ以上の魂胆がある様子。琴も”何かあるな”的な勘が働いていたようです。

喜んで糸親子を家に招いた吉之助。その席で、糸が嫁いでいた海老原家に離縁されてしまったことを知ります。吉之助が相撲大会で対決した相手の海老原さんは、なかなか好感のもてる青年だったけど・・・上手くいかなかったんだね。

この話を聞いた琴はようやく事情を飲み込んだのか、糸に吉之助の嫁になってもらえるように猛プッシュを開始ww。吉二郎や熊吉もノリノリになり、すっかり糸を嫁に迎える空気を作ってしまった😅。
これ、全く意中の人物じゃなかったらめっちゃ迷惑なパターンだよな(苦笑)。糸はかつて吉之助に恋していた時期があったからまだ許せるけど。

と、そんなタイミングで吉二郎の奥さんの園が産気づいてしまって大変なことに。
っていうか、ここは、コメディとして見た方が良かったんでしょうか😅。いや、ゆきりんのお芝居が…ね…(苦笑)。

糸が疾走して早くに産婆さんを呼んだおかげで無事に子供が生まれました。

生まれてきた命を目にした糸は、「私は西郷様の妻にはふさわしくない」と固辞します。そして離縁された理由を告白。

 

「わたしに、子ができんかったからです・・・」

 

あの時代、子供ができない妻は不要とみなされて家に戻されていたんでしたよね…。おそらく夫婦仲は悪くなかったんじゃないかと思うんですが(そうあってほしい)…子供のことで辛い想いをしてしまったんだね…。

その話を聞いた一同は言葉を失ってしまう。西郷家に跡取りを!という想いも強かったからかもしれないけど、糸の心中を想うとそれ以上は何も言えなくなったというのが本音じゃないかな。
糸はそのまま西郷家を後にしてしまいます。

実家に帰ったら帰ったで、鬼のような小姑がいて嫌味を聴かされる日々の糸…。不憫すぎる😣。っていうか、あの小姑はキツイよなぁ(汗)。コキ使ってたみたいだし。

 

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しかし翌日、糸の家に吉之助が訪れていました。

その席で、遂に吉之助は糸にプロポーズ。しかし糸は自分に子供ができないと思い込んでいるが故にそれを快諾する事ができない。それでも吉之助は「そんなことは天に任せればいい」と優しく言ってくれる。
妻の仕事は子供を産むこと…みたいな時代にそんな温かい言葉をかけてくれる男子なんてそうそういなかったんじゃないだろうか。

その言葉に心が揺らぐ糸でしたが、「私を憐れんで嫁にと思っているのでは?」とあくまでも後ろ向き。これに対する吉之助の答えが…正直すぎる😅😅。

 

「おいには、女子に惚れ込んじょる暇はなか。いつまで命が持つかもわからん」

 

プロポーズの相手に「女に惚れてる場合じゃない」なんて言っちゃだめだろう、吉之助よ😅😅。たぶん糸は、まだ吉之助に気持ちがあるはずなわけで…これ、けっこうショックだったと思うけどなぁ(苦笑)。まぁ、そんな空気を読めないのも吉之助なんだけどさ😅。

それでも吉之助は糸に民のための国を作りたいと熱い想いを伝える。自分はこれから国を大きく動かすような仕事をしようと思っていると。だから・・・

「糸どんなら、おいの志を分かってくれそうな気がして。一人でも分かってくれる者がいれば心強か」

そうきたか!!つまりこの結婚は、恋愛ではなく同志という感覚なんだね。糸なら一緒に国づくりの夢を見られると・・・。うーーーん、これは微妙(苦笑)。嫁じゃなくてもいい気がするけどw、でも結婚は君命になっちゃったから仕方ないのかな。

糸は、吉之助の国への想いに心は打たれたようですが、そのために嫁に入るということには戸惑いを隠せなかったようで申し出を固辞してしまいました。

吉之助も無理には押すことなくその場を立ち去ります。やはり彼には糸に対する恋愛感情はこの時点ではなさそうですよね。おそらく、愛加那への想いがまだ強いんだと思います。

 

西郷家に戻った吉之助は家族に玉砕を報告ww。プロポーズの言葉が「惚れる暇はないけど家の者が喜ぶ」だったと知るや、雪篷はじめみんな愕然😅😅。だめだこりゃ!ってことで、家族もあきらめがついた様子(笑)。

ところが、岩山家では糸の父親が彼女の背中を推そうとしていました。自分の決めてきた縁談のせいで娘が辛い想いをした、というのがずっと重荷になっていたようです。今度こそ、糸には幸せになってもらいたい。
文句を言いに来た小姑を一喝までしてくれてよかったよ~~。もっと早くそう対応してほしかったわ😅。

父の言葉を聞いた糸の心の中に吉之助への恋心が見る見るうちに蘇ってくる。そしてついに、吉之助が薩摩を発つ日、西郷家の嫁に入ることを決意します。

自慢の俊足を生かして吉之助に追いついた糸は、吉之助の嫁になることを告げる。その場所は、かつて糸が吉之助に逆告白した橋の上だったね…。これも運命だろうか。
糸が嫁になってくれると聞いて喜ぶ吉之助でしたが・・・愛加那の時とは表情が違う。やはりまだ糸への確かな気持ちというのは芽生えていないように見えました。

それでも、糸は吉之助を支えようと決意しています。けなげやのぅ。

 

「西郷吉之助ーーー!!チェストーーー!!きばれぇーーー!!」

 

いつも物語の終わりにナレーションの西田さんが言ってた言葉ですな。今回はまるまる糸どんに取られてしまいました(笑)。

糸の応援を受け、吉之助は気持ちを新たに激動の幕末へと足を踏み出していきました。

 

ちなみに、糸さんと吉之助が幼馴染同士だったというのはこのドラマの完全なフィクションです。というのも、実際の糸と吉之助の年齢差は16歳もあったそうなので😅。つまり、吉之助がまだ小吉と呼ばれていた第1回の時点では、本当は糸は生まれていないことになるのですw。

今回の大河ドラマでは、吉之助と糸の関係をドラマチックにするためにあえて確信犯として幼馴染設定にしたのだとか。ということで、この件は私は目を瞑ろうと思いもすw。

 

次週は鶴瓶さん演じる岩倉具視がクローズアップされるようです。なにやら不気味な雰囲気だったな😅

 

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