NHK朝ドラ『なつぞら』第69回感想(2019.06.19放送)常盤御前

なつが職場に着いたときには既にキャラクター会議で主役の「牛若丸」デザインが決まったあとでした。これ、かなーーーりやらかしたんじゃない!?いくら個人的事情があると言っても、職場はそんなこと関係ないからねぇ。遅刻のし過ぎはたるんでる証拠だぞ!?

と、私はけっこうツッコミ入れたくなったんですがww、東洋動画の皆さんはとっても大らかでいらして、「デザイン考えてたから遅刻したんだろ?」と嫌味もそうと聞こえないくらいまろやか(笑)。
この時代って、職場に遅れていくことに関してはたいした問題じゃなかったんだろうか。麻子さんあたりにはそのあたりキツく注意してほしかったんだけどね。みんな、「なっちゃん」を甘やかしすぎ。

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で、さっそくなつは自分のデザインした「常盤御前」を提出するわけですが…この時点ですでに”無記名”の意味をなしてないっていう・・・ね(苦笑)。だから、仲さんが「これに母性を感じるな」と好意的に取り上げたら「また贔屓してるよ!!」って思っちゃうんだよ~。しかも今回は井戸原さんもハッキリと「また仲ちゃんのなっちゃん贔屓じゃないのか」ってツッコミまで入ったしww。
やっぱりみんな、密かに思ってたのね…仲さんがなつをゴリ推ししすぎてる違和感を(苦笑)。

これに対して仲さんは「贔屓で作品は決めないよ」って言って反論するんだけど、今までが今まで過ぎるからこの言葉に全く説得力がない。新さんが演じるキャラにこんなツッコミを入れたくなかったーーーーー!!!

すると、堀内が「常盤がただの母親でいいんでしょうか?」と意見してくる。良いぞ、堀内!!あの動画騒ぎの一件以来気持ちを入れ替えてアニメに向き合うようになったみたいだね。
どうやら物語では常盤は最初のほうに牛若丸を拒絶する展開があるらしく、あまり母性が滲み出すぎたキャラだと牛若丸のその時の絶望が伝わってきづらいんじゃないかということのようです。なるほどねぇ~~。鋭いっすね、堀内君。

その意見を踏まえて井戸原が選んだキャラは、ちょっと般若かかった常盤のデザインでした。

えーーーと…、井戸原さん、独特の感性をお持ちですね(笑)。そっち方向行きましたかww。けっこうホラー入ってますけど、そのデザイン…。牛若のキャラとのバランスがおかしくなりませんかねw。
と、思ってたら、これデザインしたのが麻子だったことが判明。なるほど、ここでなつのデザインと対比させるわけね。

並べてみると、たしかに、なつのデザインした常盤のキャラは個性が薄いね。でも麻子の常盤はちょっと怖すぎて…後半にいい人キャラになってく想像がつきづらい(苦笑)。

麻子のデザインした常盤について意見を聞かれたなつは「そんな怖い顔の母親を子供に見せたくありません」と答えてしまう。麻子はその意見にカチンときてしまうわけですが、なつの言い方はちょっと人の気持ちを逆なでするところがあるよね。
まぁ、麻子のデザインしたやつはちょっとおどろおどろしいところがあって違和感はあるんだけど、実生活での母親と子供の関係をここで語られても「何言ってるのあなた!?」って反論したくなるよな。

二人の噛みあわない意見を見かねた仲と井戸原は「常盤には二面性がある。二人ともキャラ的には中途半端」ってことで巧いこと丸め込んでその場を収束させました。
それにしても、「白蛇姫」であんなに白娘のキャラについて深く考察していた麻子が、こんな一面だけを見つめたデザインなんかするのかなぁ…というのはある。もっと良いキャラ描けるよね、彼女なら。なつの未熟さと肩を並べられてしまってなんだかちょっと気の毒だなって思った。

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休憩時間、亜矢美が作ってくれた弁当を食べるために中庭へ向かうなつ。その彼女の服装を見て下山は思わず以前描いたなつの服装チェックのページをめくってみる。すると…ついに、全く同じ服装でなつが出社したことが判明ww。

それにしても下山さん、実に細かくチェックしてますなぁ。で、よくよくスケッチの文字を見てみたら…「7/30 爽やかな奥原女史 半分青い。」とあるではないですかwww。あの、記憶から消したい(もう半分消してるけどww)個人的黒歴史の朝ドラ名が書いてある(笑)。
美術さん提案でしょうかね。芸が細かいなーーww。

下山はこれまで毎日違うコーディネートで出社していたなつが以前と同じ服装で来たことで、心理的に思い悩んでいることがあるのではないかと察していました。なるほど、その気づきのために毎日スケッチしてるという設定にしてたのかw。
まぁ、ちょっと怖いとこあるけどww、でも、こうやって気づいてくれるっていうのは嬉しいよね。

そこでなつは「おでん屋に来る客の話」として、家出をした女の子の捜索願を出している場合に何かあった時には知らせが来るのかと尋ねてみる。信哉が取材したニュースで路頭に迷った子供たちの悲惨な姿を知ったなつは、千遥がどうなってしまっているのかやはり気がかりで仕方がないようです。

その話を受け、下山は以前勤務していた交番での出来事を語ります。
新米の警察官だった時、飲食店で働いていた娘さんが「売られる」という恐怖心から逃げ出して交番に駆け込んできたことがあると。その時の上司が「違法じゃないから」という理由で娘を飲食店に引き渡そうとしたところ、「下山の先輩」が法律を勉強してある条文を見つけだし、ついには彼女を自由にしてやったそうな。今ではその娘は「先輩の知り合いの旅館」で元気に働いているらしい。

勝手に娘を自由にした「先輩」は警察をクビにされてしまったと。
この話を聞いた時、なつは「先輩」が実は下山さんであるということに気付いたと思います。おそらく下山さんも「女の子の捜索」について知りたがっているのはなつ本人だと分かってただろうね…。でもお互いにそのことははっきりとは口にしなかった。この時間がなんだかとても優しくてよかったな。


「奇跡なんてもんは案外、人間が当たり前のことをする勇気みたいなもんだよ。その勇気を持ってる人間はどこにでもいるよ」

という下山さんの台詞がすごく心に刺さりました。奇跡は「人が当たり前のことをする勇気」…たしかにその通りだなって思った。今日の回で下山株がかなり上昇したよ!!

昼食から戻ると、仲が自分がデザインした常盤をなつと麻子に見せてくる。


「二人の絵を合わせてちょっと描いてみたんだけど…」

いやいや、「ちょっと」っていうレベル越えてるでしょ、これ!!やっぱり仲さんの才能はすごいね。これであの「なつ贔屓」さえなきゃいいんだけどなぁ~~。

仲がデザインした常盤を見たなつは、改めて自分の未熟さを痛感。麻子にも生意気なことを言ってしまったことを謝ります。なつの場合は、後からでも謝罪する気持ちがあるってところが、まだマシかなぁと思う。自分は決して悪くないと暴走するヒロインも過去いたからね(苦笑)。

そんななつに、麻子も「口に出したことは仕事で責任取るしかないのよ私たちは」とアニメーターとしての覚悟を語ります。こうやって受け入れてくれる職場…素晴らしいね。でも、なつにはもう少しお灸をすえてほしいところだけどw。

 

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