NHK朝ドラ『なつぞら』第60回感想(2019.06.08放送)美味しい人生

待ちわびてたよ、この回を!!久しぶりに「なつぞら」でテンションがダダ上がりしましたw。

と、その前に、まずはなつの試験結果から。

この試験の中で、なつは自分の実力が追いつかないことを嫌というほど思い知らされていました。でも一緒に試験を受けていた三村茜にとっては、なつの驚異的な量の動画は衝撃だったようです。試験中もチラチラと見てたしねw。
試験が終了しても、なつは納得がいっていない様子でした。この時点でもう自分の結果を見据えていたのかもしれません。

さっそくその日のうちに試験の採点が演出家の露木や所長も交えて行われる。他の受験生は規定枚数通りに提出していたっぽいからか、倍以上描いてたなつの動画にはさすがにみんな驚きを隠せない。
しかしながら、量は多くてもほとんどがラフのままでクリーンナップ(清書)できていたのは規定枚数に及ばない13枚という結果。しかも井戸原さんは「この歪んだ線がクリーンナップと呼べるのならな」とけっこう厳しい意見を飛ばしてくる。

そんな中でもなつをプッシュする仲さんの熱弁は止まらないw。絵の未熟さは独学ゆえだと強調したうえで「彼女には(アニメーターとしての)勘が備わっているんですよ!」とさらに推しまくってる。
まぁ、たしかにアニメーターに必要な感性だけはあるのかもしれないけど…なつの絵はそこまで必死にアピールするほど魅力的なのかな?仲さんのゴリ押しが強すぎてイマイチ信用が…(苦笑)。よもや、ここから個人的な別の感情が出てきたりしないだろうな!?それだけはやめてーーー!仲さん、なつの引力に巻き込まれないでーーー(笑)。そうならないことを祈るw。

で、結果は・・・仲さんのゴリ押しも虚しく、なつは不合格となりました。でも、今回はなつもそれに納得したようです。悔しくはあるのですが、それは落ちたからではなく自分の実力が足らなかったのが一番の理由だと語る。
そんな彼女に井戸原は、なぜ30枚も動画を描いたのかを尋ねる。それに対してなつは

「見たらイメージが湧いてきてどうしても描きたくなったんです。でもダメです。自分の描きたいものに自分の手が追いついていかないんです…。それがもどかしくて…。自分は下手なんだってよく分かりました」

と答える。初めて本格的な動画を描いてみた時に、アイディアはたくさん出てくるのに技術がそれに追いつかなかったと実感したようですね。でもそういうことってこれに限らずいろんな面であるよね。頭には浮かぶのにそれをうまく表現できない…みたいなこと。その悔しさというのはよく分かる気がする。
仲たちはこのなつの言葉にハッとさせられていました。「美味しい牛乳」発言にはちんぷんかんぷんだったみたいだけど(笑)。二人の困惑っぷりは面白かったw。

なつはそれでも諦めずに、今後も動画の勉強を続けると宣言する。だったらやっぱり独学じゃなくて専門的に教えてくれるところへ行った方がいい気がするよ。独学は限界あると思う。
ちなみに、なつに話かけてきたまゆゆ演じる三村茜さんは合格したようです。きっと良い動画を描いたのでしょう。

仲と井戸原はなつが「イメージに手が追いつかない」とい言ったことに驚いていました。プロとして原画を担当しているこの二人も、それと同じ想いを今も抱き続けていたようです。それだけアニメーターの世界というのは厳しいということでしょう。でもその反面、足りない部分を追求していく楽しさみたいなのもあるのだと思います。

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そしていよいよ、待っていた北海道編が来ましたよ(笑)。今回は個人的にこれメインなのでww。

阿川家にまず訪れたのが天陽。自分のところで絞った新鮮な牛乳を持参してきますが、それってたしか照男の役目だったはずではw。しかも、入って来てからの様子も何となくちょっとぎこちない。
これは何かありそうだな、と思っていたら、今度は菊介がやってくるw。阿川家の扉をくぐるなり天陽と目線で何か会話をしてるし、「しばれるねぇ~~」という他愛のない言葉にもなぜか力が入って棒読みちっく(笑)。二人してなにか企んでるのは明白ww。

菊介は「うちの照男くんが作ったんだわ、あんたに食べさせたくて」となぜか照男の部分を強調させながら砂良にバターを差し出す。わっかりやすい小芝居だなぁww。天陽が急に牛乳を持ってきたのに続いて菊介もバターを持ってきていたのでさすがの砂良さんも不審に思い出した様子。
さらに菊介氏の必死の芝居は続くw。


「あれぇ!?天陽くんでねぇの!なんでここにいるんだ!?」

この”台詞”wwを聞くなり慌てて「なんでって…!?」と菊介の顔を見る天陽。ははぁ~ん、一緒に行くべって頼まれたのに「なんで」ってセリフが来たからビビったんだな(笑)。それにも構わず「おめぇ、もしかして、砂良さんのことが好きなのか!?」と棒読み状態で続けてくる菊介ww。
これには砂良も「何言ってるの!?」とビックリ。そりゃ、唐突に今まで何のアプローチもしてこなかったであろう天陽くんが砂良さんを好きなのか?なんて言葉を聞いたら「は!?」ってなるわな。

砂良を最初に好きになったのは照男だから、と菊介の決死の芝居が続くなか、天陽も何とかそれに合わせてくるw。さらに暴走する菊介は

「牛乳は真っ白でも、おめぇの腹は真っ黒だ!なっちゃんがいなくなったら砂良ちゃんか!たいしたもんだな!!」

と妙な言いがかりをつけてくるww。ちょっと菊介さん、それはひどいんでないかい(汗)。「なっちゃんは関係ないっしょ!!」って反論した天陽くん、あれは芝居じゃなくて本気の言葉だったねw。彼としては今そこに触れられたくないからな。
そして、ようやく本筋に斬り込んでいく菊介さん。

「それに比べて照男の腹は真っ白だ!真っ白な心で砂良さんのことをいつも思っている。その気持ちには一点の曇りもない。十勝晴れだわ!!照男はいつも心に砂良ちゃんを強く想っているのさ」

これが芝居だっていうのは分かるんだけど、菊介さんの照男を想うこの言葉には嘘はなかった。照男の良いところをちゃんと分かってくれてるし、本気で照男の恋を応援してくれてるっていうのがヒシヒシと伝わってきて…なんかちょっと嬉しくてジーンときたよ。
その言葉に対して天陽は「でも砂良さんには伝わってねぇべ!」とツッコミw。上手くその芝居に乗ってたけど、あのムスっとした感じのは菊介さんに対してちょっと感情入ったかね(笑)。

天陽の言葉を受けて砂良に改めて照男への気持ちを確かめようとする菊介。戸惑う砂良を見て


さらにその想いを確認しようと必死に天陽に目配せしまくってるww。

照男のために必死になってるのがなんかイジらしくてかわいくて、おもろくて仕方ないわww。
それを察して必死に悪い男を演じようと頑張ってる天陽くんも可愛い(笑)。なんだか菊介と天陽が言い争うような展開になっちゃって砂良としては何が何だか分からない。

と、そこへ・・・なぜか突然えらいスタイルの良い「熊」登場(笑)。

本物かと思って慌てて銃を持ち出して撃つ構えに入る弥市郎さん。まさか銃を向けられると思ってなかった「熊」は「ちょっと待った! 俺です! 俺!」と必死に訴えてその顔を明かす。

「熊」の正体は、照男でしたw。平謝りする照男の横で菊介と天陽も「すみませんでした」と一緒に頭を下げててなんとも可愛らしい(笑)。

それにしても、熊の格好で登場するっていうのはリスクが高すぎやしなかったか!?もしも一人で行ってたら本当に撃ち殺されてたかもしれないぞ(汗)。まぁ、弥市郎からもらった”サケを咥えた木彫りの熊”から発想を得たものなんだろうけどねw。発案者は明美ちゃんかな。

唖然とする弥市郎と砂良でしたが、照男は思い切って自分の想いをついに告白する。

「砂良ちゃん…。好きです…!結婚して下さい!」

ストレートに来たね~!しかも、ちゃんとサケ持ってきてるところが可愛すぎだろうww。


さらに照男の横で「お願いします」と言いながら…菊介はバターを、天陽は牛乳を砂良に差し出してる。まるで『ねるとん』の「ちょっと待ったーー」な告白みたいじゃないか(笑)。砂良ちゃん、3人からプロポーズされてるんじゃないかと勘違いしかねないぞ、あれはw。

照男はさらに自分の熱い気持ちを砂良に伝えます。


「牛飼いの家に…、酪農家の嫁に来て下さい。食べることだけは一生困らせない。美味しい人生を約束します!どうか、俺と一緒に、生きて下さい!」

あんな真っ直ぐで誠実な目をしながら想いを告白されたら、断る理由なんてないよね。砂良も照男のそういう実直なところに好意を持っていたと思う。何の打算もなく、ただ素直に砂良への熱い想いを告白した照男。ものすごく胸打たれるものがあってちょっと涙が出てしまったよ。清原翔くん、期待以上の芝居を見せてくれた!!

そんな照男の一世一代の告白に対して、弥市郎さんの反応は「撃つか?」っていうのがすごいww。さらに砂良さんの答えが

「撃たなくていい。撃つ時は自分で撃つから。嫁入り道具にはそれ頂戴」

ひぃぃ!!ワイルドすぎるーーーww。照男、浮気めいたことしたら冗談抜きでやられるぞ!?気をつけろww。純朴な青年だからそこは心配あまりしてないけど、ハメられたりしそうだからねぇ…そこはちょっと心配だわ(汗)。
だけど、二人で笑い合って気持ち確かめ合ってたし、めでたい雰囲気だったから大丈夫でしょう。


良かったねーーーー、照男ーーーー!!君のその笑顔はホントにみんなを幸せにするよ。砂良さん、羨ましいぞw!

プロポーズ成功のお祝いにみんなで石狩鍋囲んでるのもホノボノしててよかった。照男は調子に乗って「ラブレター熊ですよ」なんて言って弥市郎さんから怪訝な顔されちゃってww。すぐ菊介が「いやよく訳分かんねえこと言うんだこいつ」ってフォローしてたのがまた微笑ましかった。
菊介さん、天陽くん、照男のために頑張ってくれてありがとう。優しいね~、みんな。

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後日、天陽はなつに手紙で照男と砂良のことを報告する。それに対してなつは「心から嬉しい」と返信しますが、その先には、「まだアニメーターとして未熟な自分は北海道には帰ることができない」と書かれてあった。

照男と砂良の幸せそうな姿を目の当たりにした天陽は、自分の隣にも愛する人にいてほしいという気持ちを強くしたのではないだろうか。でも、その想いはなつには届いていない。やっぱり、送別会の時の「好きだ」という天陽の告白は彼女には大きな意味として伝わっていなかったんだろうね。

これが数時間で行き来できる距離ならば天陽もモヤモヤした気持ちを抱かずに済んだのだろうけど、北海道と東京はあまりにも遠すぎる。山田家は財政状況も未だに厳しそうだしね。

ベニヤ板に向かい、なつの絵を描いて密かにその帰りを待ちわびていた天陽でしたが、「十勝に帰りたい…、みんなに会いたい…、だけど今は振り返りません。私はここで、生きていきます」という文面を読んだ時、彼の中でこれまでなつのいない寂しさに耐えてきた気持ちがプツリと切れてしまったように見えた…。

なつの肖像画を描いていたベニヤ板に向かい、張り裂けそうな気持のまま濃い絵の具の筆を入れてその絵を塗りつぶしていく天陽…。自分の気持ちが届かないことへのもどかしさや苦しさからか、なつを諦める覚悟をしなければいけないと思い詰めているからか・・・その目からは自然と涙があふれていました(涙)。


本当は、アニメーターの仕事を置いてでも…北海道に、自分のそばに帰ってきてほしかったんだよね。

多くを語らなくても、ベニヤに向かってなつの絵を塗りつぶしてる天陽の姿で、彼の苦しい気持ちが痛いほど伝わってきて泣けた…。こういう繊細な感情表現が吉沢君は素晴らしいと思います。

なつとしてはまだアニメーターへの道は始まったばかり。もう後には引けない。だけど、なつの行く末よりも天陽くんの行く末のほうが気になるな…。

次回は声優役として山寺宏一さんが登場するみたい!山ちゃん!!それから、月曜日にはまた嬉しい展開がありそうだし(笑)なんだかんだで色々楽しみなのです。

 

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