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NHK朝ドラ『おかえりモネ』最終話ネタバレ感想 おかえり

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2021年度前期朝ドラ『おかえりモネ』、無事に最終回を迎えました。SNSなどの感想はおおむね好意的なものが多かったと思いますが、私個人としては117回の時の”違和感”がずっとこびりついてしまって(苦笑)ある部分では消化不良的な気持ちが残ってしまいました(苦笑)。おそらく、どこに軸を置いて見たかによってこのドラマの印象も変わってくるんじゃないかなと思います。

最後のほう、ちょいツッコミや他とは違う意見を書いてますが、あくまでも個人的感想ですのでどうぞお手柔らかに・・・ななめ読みでもしてくださいw。

でも、主演の清原果耶さんはこの難しい”永浦百音”という女性を実に繊細に演じ切ったと思います。表情の動きが繊細過ぎて分かりづらかったり、東京編でも声の張りがないなぁと違和感を感じたりというのもありましたが(私個人の感想)、全体的には心の痛みのお芝居などとてもリアルでこちらの胸に刺さるものがいくつもあった。あれだけのものを抱えたお芝居ですから精神的にもかなりしんどい時が多かったかもしれません。次の作品ではもっと明るい役で見てみたいです。

本当に、長丁場の撮影お疲れ様でした!!

これまでの『おかえりモネ』感想レポ

おかえりモネ
おかえりモネ
2021年度前期NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の感想レビュー
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幼馴染の親友たちや未知に見守られながら、少し慎重にサックスのケースを開けた百音。皆が息を飲んだ時、中から綺麗な状態のアルトサックスと一緒に一枚の紙が出てきた。

2011年3月12日に予定していた「卒業コンサート」の手作りのお知らせチラシ…。

百音はアルトサックスと一緒にこのチラシもケースの中に封印していたのか(涙)。これは開けられないよね…。楽しい思い出になるはずだった未来を描いたチラシを目にするのは見ているこちらも辛いもの…。

皆が口を閉ざすなか、亮は「これを見るのが怖くて、ずっと開けられなかった?」と百音に問いかける。それに対して、最初は過去の出来事を思い出すことが恐ろしくて開けられなかったと答える百音。震災後にずっと苦しんできた「体験した者」と「体験してない者」の間に感じてしまった心の溝や、「何もできない」と言った無力感・罪悪感をどうしたって思い出してしまうよね…。
だけど、様々な人と出会い気持ちの整理がついてきて「島に戻りたい」という素直な気持ちを取り戻した今は違う恐怖があったと打ち明ける。

「これを開けたらまた、私は無力だって…思っていた頃の自分に戻ってしまうんじゃないかって、それが怖かった」

せっかく前を向いて生きようという気持ちになってきたときに、過去に封印したアルトサックスとチラシを見て、また後ろ向きな苦しんでいた頃の自分に戻ってしまうことが怖くて開けられなかったんだね…(涙)。でも、今開けたときに感じたことは…

「戻ってたまるか」

という強い決意のような想いだった。おそらく、その場に集まった仲間たちみんな、同じ気持ちだったと思う。みんな心に何かしらの傷を負ってきた。それでも必死に前を向いて今を生きている。かつては過去の暗い象徴のようだったアルトサックスだったけど、今では逞しく育ったみんなの心を応援するような存在に見えたんじゃないかなと思ったらちょっとウルっときてしまった(涙)。

「もう、何もできないなんて思わない」

力強い百音の言葉に、未知も、亮も、明日美も、三生も、悠人も、胸を熱くしていました。まだこれからも辛い出来事が襲ってくるかもしれない。でもそのたびに、この日皆で分かち合った気持ちを思い出して乗り越えていくんだろうなと感じたな。それぞれ、一歩一歩確実に成長したよね。

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「やっと開けられた」と笑顔を見せた百音に、未知は万感の想いを込めて言葉をかける。

「おかえり」

明日美も、三生も、悠人も、言葉には出さないけど心の中で同じ言葉をかけているように見えたよ(涙)。そして最後に亮が

「おかえり、モネ」

とタイトルを回収。やっぱり三生くんの言う通り、りょーちんは一番最後に良いところ全部もってっちゃうところあるよねw。でも、みんなから心からの「おかえり」と言ってもらえて、本当に良かったね、百音。もうそこには壁も溝も存在しない。

「うん…、うん…、ただいま」

やっと、言えたんだね、本当の意味での”ただいま”を。皆ちゃんと百音の気持ちを共有してくれてて優しくて温かい。無邪気だったころ手を繋いでUFOを呼ぼうとした時のように、自然とお互いのぬくもりを感じる輪がそこにできていたシーンも感動的でした。

そして、せっかく開けたからということで百音は久しぶりにアルトサックスを吹いてみる。

約10年開けてなかったのにピカピカ状態で音もちゃんと出てるもんなんだなぁ。錆びてなくてよかったよ(ドラマだからか?)。久しぶりの演奏だったけど、百音、けっこう音出して吹けてたね。ちゃんと音楽の勘は彼女の中に残ってた。でも時々音が出なくなって、そのたびに見守ってた仲間たちが「それでもちゃんと吹けてるよ!」と笑顔で励ましてくれている。

以前「俺ら、もう普通に笑おうよ」と泣きながら訴えていた三生の言葉が胸に刺さったけど、今のみんなはちゃんと「普通に」笑えてたよね。そんな日がやってきて本当によかったです。 離れた部屋にいた亜哉子さんの目にも光るものがありましたね。

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2020年2月、亮の船が出港式を迎える日が来ました。ということは、みーちゃんの「おめでとう」会は1月だったということか。推薦入学枠だったらたしかに合格分るの早いからな。だとしたらまだそんなに密に神経質じゃない頃か(ついつい、現実世界と重ねてしまう 苦笑)。

それにしても、亮が買った船はかなり立派なやつですねぇ。本当に良いものを譲ってもらえたんだ。皆に祝福されて誇らしげな亮。そんな彼を見送るために百音と未知も港にやって来ていました。そして、一回りも二回りも逞しくなった息子の雄姿を新次は少し離れたところから見守っていました。

出港式には耕治にも来てほしいと誘っていたようですが、なぜかそれを断られてしまった。新次と亮の姿を見たら泣いてしまうと照れくさそうに告げた耕治さんでしたが、この「泣く」ってセリフが最初「殴る」に聞こえてビックリしちゃったよww。ここにきてなんで殴らなきゃならないんだ!?みたいなww。まぁ、これまで本当に新次さんに関しては色々すぎる出来事ありましたから、有り得ない話でもないわけで(汗)。「泣く」でよかったよ、ほんとw。
耕治は自分の力で買った船に乗って出港する亮と、それを見送る新次を見るのが怖いと告げます。

「それ見たら、俺が救われてしまうんじゃないかって」

あぁ、そうだ。耕治は”あの日”、百音と一緒に行動していて島にいなかったんでしたよね。百音が「何もできなかった」と苦しんでいた気持ちを一番理解していたのが父だった。島にいない間に及川家に起きた大きな悲劇。あの時島にいなかった自分に、どうすれば親友の新次の気持ちを救ってやることができるのかとずっとずっと自問自答してきたであろう耕治さん。
私は彼は十分これまで新次さんの心を救うために動いてきたと思うんだけれど、きっとまだ納得できていないんだろうな。二人の姿を見たら「胸をなでおろしてしまうかもしれない」というセリフがとても印象深かった。

「そんな簡単じゃないだろう。だから俺が見て泣くのはもう少し先にしておきたいんだよ」

自分に厳しい人だなと思うけど、それよりも、周りがそうしたように耕治は自分の力で、養殖業という新たな道を進むことで、自分の心のケリの付け方を探りたいんだろうなと思いました。これも前向きな想いの一つですよね。新次もそんな耕治の気持ちを理解したようでした。

父の元へやって来た息子に、新次は新調したての漁師の法被を亮に着せてやる。「派手だな」と照れ笑いする亮に対して「美波、こういうのが好きだったから」と嬉しそうに語る新次。こうやって自然に美波さんのことを口にできる日がきてよかった(涙)。
嬉しそうに父からもらった法被を着た亮は、船の傍に歩み寄ったところで新次に向かい合い大きくっ手を広げて叫ぶ。

「どうよオヤジ、俺の船だ!!!」

誇らしげに船の前に立つ息子の姿を嬉しそうに笑顔で拍手を送る新次さんの姿に涙があふれて仕方ありませんでした(泣)。もうこの親子はこの先どんなことがあっても乗り越えて行けるよね。辛いことたくさんたくさん経験してきた分、幸せになってほしいよ。

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そして出港の時。見送る百音と未知に「行ってくる」と告げる亮。ちゃんと恋人の未知には熱い視線を送っていたのでホッとしました。百音もこの時はもうちょっと後ろに下がってた方がよかったような気が…(余計なお世話ww)。

出向の汽笛の音が永浦家にも聞こえてきた。亮の船が出発したことを感じながら、耕治は龍己と共に養殖場へと向かっていきました。その後ろ姿を、亜哉子と仏壇の中の雅代が優しく見送っている。

船から乗り出して大きく手を振る亮の姿を見て、新次は力強く拳を突き上げエールを送りました。おそらくその視線の先には、美波の姿も見えていたのではないだろうか…。おそらく亮も美波の存在を感じていたと思う。二人の心の中で、その姿はいつまでも消えることはないでしょう。これはきっと、及川家3人の新しい船出。

これでもかってくらい苦しんできた新次さんが、最後に晴れ晴れとした笑顔を見せてくれて本当によかったです。浅野忠信さんのお芝居が本当に圧巻でした。お疲れ様でした!

そこから程なくして、未知も東京の大学へと旅立っていきました。「ここに残らなければ」という呪縛から解かれたみーちゃんの表情が穏やかになっていたことにホッとした。おそらく下宿先はまた汐見湯になるのかな。宇田川さんに会える日は来るのだろうか。

未知が旅立つと同時に、多くの子供たちが永浦家にやって来た。亜哉子さんの島の子供のための学習塾が軌道に乗り始めているようです。皆、それぞれの場所で、それぞれの一歩を踏み出していました。

それから数年後の夏。ということは、コロナ禍の日本の地獄は思い切りすっ飛ばす感じですかね(汗)。まぁ、今から描くにはあまりにも時間がなさすぎるからな。

百音は相変わらず一人で気仙沼支社で奮闘中。どうやら海の天気を充実させていくことに力を注いでいるようです。漁協の人たちも以前よりは話を聞いてくれる人も増えたみたいで、気象の観測機を付けてくれる船も増えたとのこと。慈郎さんも少しは態度軟化させてる感じですかね(笑)。
東京の会社とも連携して話を進めているようですが、未だに利益が出せないことが百音の悩みの種。社長が言ってた期限はもう過ぎてるような気がするんだけど(汗)、この事業は将来性があると判断されたから続けさせてもらってるってことかな。そんな百音に東京の朝岡はエールを送る。

「信じて、続けることですね」

これが一番大切なことかもしれません。朝岡さんも東京でマイペースに社長とやり合いながら自分の道を進んでいるんだろうなw。

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ある日の海岸、亜哉子は子供たちを砂浜に連れ出して課外授業を行っていました。百音もそこに同行し、子供たちに水の循環の話を聞かせている。そしてお昼の時間となり、亜哉子は子供たちを連れて永浦家の方へ戻っていきましたが、百音だけは一人その場に残って静かに浜から美しい海を眺めていました。するとその時、後ろに人の気配を感じます。

それは、自分にとって大切な人の気配…。

息を切らせながら海岸にやって来たのは、菅波先生でした!!なんと、最終回終了の3分30秒前ですよwww。テーマ曲も流れ終わっちゃって、いったい本当に登場するのかハラハラしてしまったではないか(笑)。

「太陽久しぶりだ」とまだ荒い息をしてる菅波先生。ということは、やっぱり東京の病院に缶詰め状態で新型コロナの対応に追われまくる地獄を体験してきたって意味だよな…(涙)。でも、百音はハァハァ息を切らせている菅波先生を見て何事もなかったかのように笑っている。そんな彼女の姿を見た菅波は、少し複雑な表情で「あなたと僕は、違う時空で生きているのか?」と問いかけました。うん、そう言いたくなる気持ち、すごいよく分かるよ!な~~んか、ズレを感じるよねぇ(苦笑)。

「2年半会ってない」

ああ…やっぱり、「春にまた来る」という約束は果たせずに2年半もの月日が経ってしまったのか。ということは、ついにドラマが現実世界を追い越したってことになるな。つまり、コロナが落ち着いてようやく会いに来ることができたと…。
菅波先生的には、一刻も早く愛しい百音の顔を見に来たい想いでいっぱいだったようでしたが、百音の方はそれとは逆にあっけらかんとした雰囲気(苦笑)。

「私たち、距離も時間も関係ないですから」

このセリフ、予告で聞いた時にはグッとくるものがあったんだけど…まさか、こんな再会の時に告げられた言葉だったとは(苦笑)。私のテンション、一気にダウンwww
百音としては、それだけ二人の絆は固いんだってことを言いたかったんだと思いますけど…、2年半も会いに来れなかったと不安そうな顔をしながら言う恋人を前にして言う言葉かなぁと違和感を感じてしまった(苦笑)。あまりにも菅波先生の「何でも受け止める」に依存しすぎではないだろうか。しかも、病院で地獄を見てきたであろう彼のことを彼女はどれだけ分かろうとしていたのだろうかという疑念まで…。後半の百音は、あまりにも菅波先生に対する思いやりが薄いような気がして仕方がなかった(個人の感想ですが)

百音の言葉に、相変わらずだな、みたいな表情を見せながらも「やっと会えた…!」と感極まっている菅波先生。それに対する百音の反応…薄いんだよなぁ(苦笑)。彼女は本当のところ彼に対してどのくらいの恋愛感情があるのだろうか。どうも想いのバランスが釣り合ってないように見えちゃって…。
それでも菅波は手を広げてその胸に彼女を抱こうとします。百音も少しハニカミながら向かっていくのですが、ふと気になることが浮かんでしまったようで立ち止まる。

「あ、でも、いいんですか?」と躊躇う彼女に、「いいと思いますよ、もう」ともう一度手を広げ百音をしっかりと抱きしめる菅波先生。 この時は百音も嬉しそうに彼のぬくもりを感じ、「先生、本当に本当に、お疲れ様でした」とこれまでの労をねぎらいました。

最初に百音が菅波に触れるのを躊躇ったのは、それまでの世界がコロナ禍で人の接触ができなかったことを意味していたからということでしょうね。でもそれに対して、医者である菅波が「いいと思う」とGOを出した。つまり、2022年の7月頃のドラマの世界ではコロナが収束して人の触れ合いが普通にできるようになっているということか。
作者の安達さんが最後に希望を込めたと語っていたのは、コロナ禍に関するところも含まれてたっいうことなのかな。こういう明るい未来が来るはずだからと。本当にそうなっていればいいけれども、今はまだ第6波の危機もあるしそう簡単に明るい未来を見通せる気持ちにはなれないかなぁ。

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それはさて置いても…、最終週に新型コロナ禍を匂わせる展開を出してきたのは、結局、菅波先生というキャラを使ってこういうラストにつなげたいという思惑があったということなんだろうか。だとしたら、なんだかすごく菅波先生が哀れに思えてしまう。
泣きたくなるような苦労や心労をしてきたであろう期間は触れられず、「太陽が久しぶりだ」「2年半会えなかった」という言葉だけで表現するにとどめてて。それは譲ってまだ良いとしても、菅波先生の「やっと会えた」というテンションに百音が追随していないように感じてしまったのがとても残念だった。それに、空白の期間にどれだけ彼のことを思いやっていたかあれだけでは伝わってこない(苦笑)。

百音にとって彼は離れていても大丈夫な存在なのだろうけど、菅波は実はそう思っていないような気がする。やっぱり、プロポーズした時のあの興奮しながら告げた言葉が本心じゃないかな。

暫く抱擁が続いた後、百音はふと「雨が降ります」と告げます。「こんな天気なのに?」と驚く菅波に「子供たちの声が聞こえたから」と帰ることを促す百音。これはきっと、いつかサヤカさんが言っていた「すべてが整うと雨が降る」という意味を込めているんだと思いました。先生も無事に戻ってきて、みんなもそれぞれ前を向いて、世界も感染症から解放されて、色々と「整った」ことを意味するのかなと。

でもなぁ…、普通、大好きで会いたくてたまらなかった人が抱きしめてくれたら、そんなこと思う心の余裕ってないと思うんだよねぇ(個人的感想ですが)。感染症時代のことを気にして胸に飛び込むことを躊躇ってしまったシーンも、ちょっとなぁ・・・みたいな。周りの雰囲気でもう大丈夫ってなってるなら、そんなこと気にしないで飛び込んで行けばいいのにと思っちゃう(これも個人的な感想 笑)
菅波先生の方はめちゃめちゃ百音に対してLOVEな気持ちを発信してるように見えたからなおさらなんだよなぁ(苦笑)。それに対する反応があまりにも冷静すぎるというか…。やっぱり、彼女にはLOVEな気持ちの部分は抱きついた時よりもだいぶ薄くなったような気がしてならない。

まぁ、このドラマとしては…百音と菅波はどこか釣り合わないようで、心は信頼し合ってる関係というところで落ち着かせたんだろうなと思いました。LOVEの気持ちで釣り合わないところも、それはそれで当人同士が良いと思ってればOKってことかもww。だけど、いつまでそういう関係を菅波先生が良しとできるかは気になる(苦笑)。結婚…というところはいかないんじゃないかな。

『おかえりモネ』は震災を体験した人たちの再生の物語でもあったと思います。心に傷を負った人たちが前を向くまでの物語をとても繊細に紡いできていた。そこに力を入れていたので、百音と菅波の関係は最後のほうは放っておかれた感じかな。彼女にとって、島の人たちや家族と一緒にいるということが一番であって、菅波先生は愛情の対象というよりかは人生のアドバイザー的な存在だったと思います。ただ、彼はそれだけの存在であることは望んでいないように思えるので…、やっぱり最後の手繋ぎシーンを見てもモヤモヤが残ったかなぁ(苦笑)。

この作品、どこに焦点を置いて見るかでだいぶ印象が変わるかも。私はけっこう最初の頃から菅波先生が大好きで応援しながら見てきました。百音の家族や友達の物語も真剣に見たし何度も涙してきたけど、菅波先生と百音の恋愛シーンが放送されてからはより一層そちらに気持ちを入れてしまったところは大きいww。菅波を演じる坂口健太郎くんが、これまた私好みのすごくいいお芝居をしてくれたのでなおさらなんですよね(笑)。

最終週は特に菅波先生は蚊帳の外に置かれたという印象が強くて(苦笑)。彼にも百音に「おかえり」という言葉をかけさせてあげたかった。色んな意味でも、やっぱりこのドラマで”感染症”の展開は出さないでほしかったです。

ふぅ…、とりあえず、思ってる違和感は吐き出しました(笑)。少数派の意見だと思いますのであしからず。こんなこと感じた人もいるんだな、程度に思っていただければ。

ドラマ全体としては、多少、理科の授業させられてるんじゃないんだからと苦い思いをすることもありましたが(SDGS系のやつ)人間ドラマは何度も胸打たれるシーンが多く感動しました。これまでの朝ドラに比べると、人物の心を読み解くのが非常に難しいと感じることも多かったですけどね(苦笑)。でも、「外から来た人」にも愛情を向けて描いていた点はよかったなと思いました。

”体験した人にしか分からないことはあるけれど、分かろうとする気持ちは大切”

そんなメッセージも感じたドラマでした。

さて、11月からは新しいBK制作の朝ドラ「カムカムエヴリバディ」が始まります!最初のヒロインとなる上白石萌音ちゃん演じる安子の活躍に期待です。また、序盤は岡山県が舞台となるということで、地元のNHKでも夕方の番組で気合入れて特集放送してますw。知っている場所のロケも多く出てきそうで、色々と楽しみが多い。そしてなんといっても、名作朝ドラ「ちりとてちん」を手掛けた藤本有紀さん原作ですからね。素敵な作品になると思う。

ということで、気持ちが乗ったらまた感想書いていくかもしれませんw。

『おかえりモネ』途中でだいぶ放棄しましたがww、全体的にはけっこう書いたほうかも。つたない文章でしたが、読んでくださった皆様、ありがとうございました。

メモリアルブック発売中

完全版発売中(3巻は2月発売予定)

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