朝の連続テレビ小説『なつぞら』第2回(2019.04.02放送)感想 可哀想な子

柴田家に引き取られることになったなつ。
初めての柴田家での夕飯は東京にいた頃には考えられないほどの御馳走が出てきてビックリ。空襲被害を受けているところとそうでないところとではこんなにも食糧事情が違ってたのかと思ってしまいますね(汗)。夢中になって食べまくるなつに、語り担当のウッチャンから一言。

「なつよ、食え!」

たしか前日は「なつよ、泣け!」だったから、これからもウッチャンのなつに対するコメントは要チェックかもしれませんw。

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しかし、剛男と富士子夫妻以外はなつを歓迎しているわけではない様子。
豪華な食事に目を丸くしているなつに剛男が「東京ではサツマイモしか食べられなかったからな」と言うと、子供たちが「たまにはサツマイモが食べたい」と返したシーンはちょっとチクりとする場面でもありました。彼らはひもじい想いを知りませんからね…。無知ゆえに残酷な言葉だなとも思いました。

剛男と富士子がなつに気を遣いまくっていることは、実の子供である照夫や夕見子の気持ちをさらにざわつかせてしまうことになります。よその子供にばかりかまってる両親を見たら、そりゃ嫉妬心沸いちゃうよね(汗)。
それが爆発してしまったのが、夕見子。富士子がなつを学校へ行かせるために夕見子の洋服を勝手に貸してしまった為、夕見子はそれに激しく抵抗します。

ここで気になるのが、剛男や富士子が「なっちゃんが可哀そうだと思わないのか?」と説得しようとする場面。「可哀そう」という言葉は逆になつの心を傷つけてはいまいかとハラハラしてしまう(汗)。
剛男たちは全く悪気がないのは分かってるんだけど、あまり「可哀そう」と連呼されると居たたまれなくなってしまう気がする。

しかし、なつの心はこちらが思うほど柔じゃなかった。夕見子の激しい抵抗を目の当たりにしても平気な顔で「着るものなんか、いりません」と笑顔を見せる。もしかしたら夕見子の言うように、柴田家に置いてもらうために「可哀そうな子」というのを自分で演出していたのかも!?
さらに夫婦を驚かせたのは「私をここで働かせて下さい!」と願い出たこと。本当は学校に行きたい気持ちもあったのかもしれないけど、この状況では働くと言った方が確実に追い出されなくて済むって方向転換したのかも!?

だとしたら、かなり逞しいぞ、なつ!

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でも、東京では過酷な生活を強いられてきたからね…。親が亡くなり子供だけで生き抜かなければならなかった環境がなつを強くしたんだと思う。食べ物をねだるために妹を負ぶってわざと「可哀そうな姉妹」を演出したくらいだしね。
孫を亡くしたというおばあさんはなつの芝居に騙されて、「亡くした孫の分まで生き抜いてほしい」となけなしのサツマイモを与えてくれました。そのことへの罪悪感すら感じないほどぎりぎりの生活だったのです…。

「自分がずるいとさえ、思ってもいませんでした」

というなつの回想の言葉が心に刺さりました…。

ちなみに、サツマイモを分けてくれたおばあさんを演じていたのは


初代朝ドラ「娘と私」でヒロインを演じた北林早苗さんだそうです!なんと、58年ぶりに朝ドラに出演なんだとか!!今回のワンシーンだけの出演も快諾されたそうです。

朝ドラヒロインがたくさん登場してくるということで話題になってますが、まさか第1作のヒロインの方が登場してくるとは思いませんでした。嬉しいサプライズですね。

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学校へ行かずに働くと宣言したなつに驚き戸惑う剛男たちでしたが、それを真っ先に「えらい!」と認めてくれたのは富士子の父の泰樹でした。なつを引き取ることには賛成しかねていたようでしたが、子供ながらに率先して家のために働くと宣言したなつを見てちょっと気持ちが動いたようです。

ここでクスっときたのが泰樹さんのボソッと一言w。


「ええ覚悟じゃ!それでこそ赤の他人じゃ!」

なんか褒め言葉のチョイスがかなり独特ですなww。”赤の他人”って言葉が初めて良い意味に聞こえてしまったではないか(笑)。
さらには「学校には体を壊してから行けばいい」というとんでも発言までww。常識と逆の発言してまっせw。でもそんなところが泰樹さんの面白いところなんだろうな。草刈さんの独特の雰囲気と実に巧くマッチしてていい感じです。

っていうか、泰樹さんの風貌が・・・「真田丸」の昌幸パパに時々見えちゃうんですが(笑)。もしかしてちょっと意識してるとか!?

もうひとつ面白かったのが、剛男と富士子の夜の会話w。

富士子は剛男に「もっと自分の子供たちとの時間を大切にしてほしい」と苦言をぶつけています。うん、それは傍から見てる私もそう感じてしまうよ(苦笑)。今の状態続いたら、ますます照夫や夕見子はなつに敵対心を持ってしまいそうだし。きっと富士子もそれを懸念しているのではないでしょうか。
それに、なつが妙に大人びた態度をとっていることも気がかりのようです。母親ゆえにそういった子供の繊細な部分は敏感に感じるものがあるんでしょうね。

しかしながら、当の剛男さんにはあまり重くは捉えていないようでどこか他人事。それどころか・・・


「富士子ちゃん♪俺も寂しいよ~。ふーじこちゃんっ♪」

とお誘いをかけてくる能天気さwww。ちょっと、剛男さんっ(笑)。でもまぁ、過酷な戦地から戻ったばかりだしね。これは大目に見てあげなきゃいけないだろうなと。
それにしても藤木さん、この場面、ちょっとルパンを意識したんじゃない(笑)!?松嶋さんが峰不二子に見えちゃったじゃないかwww。

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翌朝からなつはさっそく剛男の手伝いのために牛舎を訪れます。たくさんの牛を目の当たりにしても臆することなく「可愛い!」と喜ぶところがなつの逞しさを感じるところでもありますな。牛はいいぞ~、可愛いぞ~~。毎朝牛が見れるのが個人的にも嬉しい。

その牛舎で働いていたのが戸村悠吉と菊介親子。まずはTEAM-NACSから菊介役として音尾琢真さんが登場してきましたね!今回NACSからは3人出演予定になってますが、先陣切って音尾さんが出てきました♪


父親の悠吉さんが「この兄ちゃんまだこう見えて18だ」とからかった直後にすかさず「10歳もさば読むなって!」とツッコんでたのは思わず吹きましたwww。18!?って私も驚いちゃったけどプラス10なら納得だわ(笑)。

音尾さんの今後の活躍に大いに期待したいところです!

その後、遅れて剛男も牛舎にやってきて泰樹を手伝います。戸村親子も黙々と働く中、黙って見ているようにと言われていたなつは自分も手伝いをしなければという想いに駆られて牛に近づこうとしてしまう。
それに気づいた悠吉は「おい! 何してんだ!」と厳しくなつを諫める。自己紹介の時はすごく穏やかな雰囲気だったので私もびっくりしてしまった(汗)。でもそのあとすぐに優しく諭すように牛が繊細な生き物だということを教え説いてました。むやみに近づいてはいけないということを伝えたかったんですよね。

「まずは牛と仲良くなることだ」

なつの酪農初日は波乱含みでスタートしましたが、学ぶことも多いようです。

最後のウッチャンの一言は…

「なつよ、も~こうなったら頑張れ!」

でしたw。見守る方もハラハラしてしまうって気持ちがダダ洩れてますねww。っていうか「も~」は牛を意識したからか(笑)。

NACSの二人目がいつ登場するかも含めて今後も楽しみです。