朝の連続テレビ小説『なつぞら』第1回(2019.04.01放送)感想 十勝へ

新年度がスタートしました。2019年4月1日の今日、5月から始まる新元号「令和」が発表され日本中が大いに沸きましたが、個人的には新しい朝ドラのスタートのほうが気持ちが高ぶっていたりします。

4月スタートの朝ドラは東京(AK)制作。このところ個人的にAK作品はハズレばかりだったのでまだ油断はできないところですが(汗)、第1回目を見た感想としては「好きになりそうかな」という予感がありました。
でもまぁ、『~青い』も最初の印象は悪くなかったので楽観視は早いかなとは思いますがw。

ただ、冒頭に出てきた北海道の十勝の大自然がとても素晴らしかったなぁ…。あの光景を見ただけで何だか胸が熱くなった。広瀬すずさん演じるなつが目を潤ませながら工藤阿須加くんが演じる信哉と見つめ合う場面もジーンとくるものがありました。

驚いたのは、オープニングが全てアニメーションだったこと。

主人公のなつが将来アニメーターを目指すというストーリーになっているからか、今回の朝ドラはOPのみならずアニメ映像がたくさん登場してきそうですね。現代風の画風ではなく、どこか昭和の香りが漂う・・・ちょっとジブリっぽい作りになっているのが目を惹きました。さらに日曜日の名作劇場的な雰囲気もあって懐かしい。
ちょっと古臭さもあるかなぁ…なんて思わなくもありませんでしたが(笑)、毎朝見ていけばきっと慣れていくのかなとも思います。1960~70年代のストーリーを意識しての作画とのことなので、納得かな。

アニメはジブリに関わった館野さんがプロデュースしたそう。

朝から爽やかなスピッツの音楽も好感持てます。「まんぷく」主題歌は慣れるまでちょっと時間かかったのでね←歌詞が不明瞭だったことも影響してたかもw

ウッチャンこと内村光良さんの語りも聴きやすいので今後も期待してます。

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なつは、昭和20年3月の東京大空襲の折に母親や兄弟たちとはぐれてしまい、火に巻き込まれそうになったところを寸でのところで信哉に助けられました。

なつの過去はほぼアニメで表現されていましたが…これを見た時に真っ先に『火垂るの墓』を連想してしまった。


幼いなつを見て『火垂る~』の節子を思い出してしまったのは私だけだろうか!?なつを助けた信哉はなんだか清太に被ってしまった…。

『火垂る~』では二人は悲しい運命を辿ることになってしまったけど、このドラマでは二人とも生き延びることができて本当に良かったと思いました。混乱の中ではぐれてしまった兄弟とも無事に会えたしね。

でも、哀しいのはなつの手を引いて必死に走っていた母親が亡くなってしまったこと…。信哉の家族も空襲で亡くなってしまったようで…当時はそういった戦災孤児が多くいたわけですよね。改めて二度とそんな時代にしてはいけないと思いました。
ちなみに、少年時代のなつのお兄さん役を演じてたのは渡邉蒼くん。大河ドラマ『西郷どん』で吉之助の幼少期を熱演してましたよね。最近では『詐欺の子』での少年役のお芝居が衝撃的でした。

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なつは、父の戦友の柴田剛男に引き取られて北海道の十勝へやってきます。なつの父は戦争で帰らぬ人となり、戦友だった剛男になつのことを託していたのでした。

藤木直人さんが演じる剛男は名前の漢字からするとすごい雄々しいイメージなのですがw、実際はとても柔らかくて優しい人。


なつに向ける笑顔が父性溢れていていいなぁと思いました。民放の『イノセンス』で演じた秋保さんとはこれまた180度違った印象。こんな人だったら、なつも安心してついて行こうって気持ちになるよね。

それにしても、なつがタンポポをパクリと食べちゃったのはビックリした!子役ちゃん、頑張ったな(汗)。彼女、朝ドラ『べっぴんさん』で幼い頃のさくらを演じてた子なんだとか!大きくなっててビックリしました!

剛男の実家に到着すると、妻の富士子や子供たちが待ちわびたように駆け寄ってきました。感動の再会!!ではあるんだろうけど、今回のドラマの中では意外とあっさり!?剛男の父親の泰樹などはほぼ無反応だったし(汗)。前もって手紙で復員できそうな日程を伝えていたんだろうか。
っていうか、剛男さんあんなに子沢山なお父さんだったとはw。そっちに驚いたわww。

でも、朝ドラ『ひまわり』でヒロインを演じていた松嶋奈々子さんが母親役で登場していたことに何だか感慨深さを感じました。今回のドラマは元ヒロイン女優さんがたくさん登場するらしいのでそこも期待してます。

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しばらく再会を喜び合った後、目に入ってきたのが剛男の後ろでオドオドしていたなつ。突然知らない女の子が一緒にやってきたら、そりゃ、ビックリして戸惑うよな(汗)。剛男さんもあまり上手く説明できないタイプっぽいから、なつの処遇とかが少し心配になってしまった。
朝から肩身の狭い思いをさせられるヒロインの子役時代とかってあまり目にしたくないしね(汗)。

とりあえず、事情を説明してなんとかなつを自分たちの家で育てたいと説得する剛男。泰樹も富士子も子供たちも始めは気が進まない様子でしたが、富士子だけは「あと一人くらいなら大丈夫」と腹をくくったようです。他の子供たちの反応が微妙だったのは今後気がかりの種ではありますが…。

辛かったのは、このやりとりを風呂から早くに出たなつが後ろで聞いてしまったことです…。あの場面は胸が痛んだ(涙)。自分の居場所がそこにないのかもしれないって不安な気持ちになっただろうね…。お風呂の中で母を失った哀しみを思い出して泣いていたくらいだから、心細かったと思うよ。
そんななつに富士子は優しく真新しい浴衣を着せてやります。その姿に母の匂いを感じたなつは、おもわず富士子にしがみついて泣きました…。


富士子はこの時初めてなつが愛しいと感じたように見えた。心温まる良いシーンでした。

気がかりなのは、他の子供たちと・・・祖父の泰樹です。どのようになつと心を通わせていくのか期待して見ていきたいと思います。

ストーリーが盛り上がってきたなぁと感じたらまた気まぐれで感想を書いていくかもしれませんw。とりあえず第1回目は好感触だったのでよかったw。