※第一部からの続きになります。
スタジオパークからこんにちは -2-
初めてのファンレター
御屋形様の涙のFAXが終わった後はクイズコーナーになりました。まだ堪えた涙の影響からか鼻がグズグズしちゃってるのが何とも微笑ましいというか愛しいというか…。
視聴者向けクイズとして選択肢に出てきたのは3つ。
- 大幅減量をした
- ファンレターをもらった
- 心労で寝込んだ
上2つの選択肢を読み上げられてる時はキリッと姿勢を正して「ウンウン」って頷いて反応してた村上さんでしたが、3つ目の選択肢の時は思わず吹き出してしまってましたねww。あれを見て、3番目はないなと思った人も多いのでは(笑)。ちなみに、このクイズコーナーの時のガラス越し観覧の皆さんの反応は一斉に「あぁ、ファンレターの話になるのね」と即座に一致www。さすが村上クラスタ。
集計待っている間にいくつかメッセージも読まれてましたが、みんな村上さんの直江兼続絶賛の内容でしたね。すごく真面目な表情で聞き入ってたけど(水も飲みつつ)直江状シーンでは「もっと言ってやれ~!」と思ったとか「煽り最高!」っていうのがあって思わず表情崩して笑っちゃってたな。これらの熱烈メッセージの感想を聞かれると
「最初は自分でこうと決めて演じた兼続像が視聴者の方に受け入れられるかすごく不安だったので、こういうメッセージを頂けるということは嬉しい限りです…本当に」
と、噛みしめるように語っていたのがとても印象的でグッときました。最初の不安が大きかったからこそ、こういう風に一つ一つのメッセージを大切に受け止めてるんだろうなって思います。静かながらもファンへの感謝はほんとヒシヒシと伝わってくるんですよね。ガラス越しでしたけど、それはすごく感じました。
そして集計結果。やはりファンレターを選んだ人が多かったですね。みんなよくご存じ(笑)。もちろん正解です。
そしてここからファンレター話になるのですが…、村上さん、また実際にいくつかファンレター持ってきてくれていた。新潟のトークショーの時もそうだったけど、こうやってわざわざ持ってきてくれる心がなんだか嬉しいじゃないですか。
竹下さんから「それは思い出深いファンレターですか?」と聞かれると、「いや、全てのお手紙が思い出深いんですけど」と言ってくれるのも本当に嬉しい。
そんな中で、一番初めに届いたという、あの、8歳の女の子からのファンレターが紹介されました。彼女のファンレターがあったからこそ、役者をやっていこうという勇気をもらってたんですよね。村上さんは思わず返事を書いて文通状態になってると話してましたが(ちょっと羨ましいけどw)、それだけものすごく嬉しかったんだろうし一生大切にしたい手紙なんだろうなって思いました。送ってくれた彼女にはすごく感謝だなぁ。
ちょっとためらいながらも手紙の一部を紹介。「直江兼続には面白いところがいっぱいありました」というのが新鮮です。「僕すごく真面目にやってるんですけど」と笑いながらも、台本が面白いんでやればやるほど面白く見えるんだなってことで。子供の目は素直ですから、村上さんも「お!」と思ったかもしれません。その後は読まずにまた大切そうに締まってました。
そのあと竹下さんが「ファンレターを書くっていうのは、想いがまたワンステップ強くないとできないものですからね」って言ってくれてて。あぁ、まさにその通りだなって思いました。
ここで『真田丸』関連の話題は終了です。
めっちゃ目力強く、真田丸見てねの念を送ってる村上新悟さんなのでした。
続いてはいよいよプライベート話に突入します。
俳優人生の原点に迫るということで、村上さんも持ってたハンカチで汗をひと拭きして気持ち新たにコーナー始まりました。
4度目の正直
このタイトルが出た瞬間のガラス越し観覧のクラスタの皆さんの反応は「あぁ、無名塾の話ね」で一斉に一致ww。案の定、無名塾に入るために4回オーディション受けた話になりました。仲代達矢さんの写真がモニターに映し出されると急に姿勢を正して「師匠、ご無沙汰しております」と丁寧にお辞儀してたのが可愛かった。22歳、23歳、25歳、26歳と4回受けたというからホント、改めてすごい根性だなと思います。24歳の時は何かあったのかな…ってそこだけは気になりましたけど、あまりそれは触れないほうがいいかもしれないです。26歳は入塾ギリギリの年齢でまさに滑り込み。たしか「君、見たことある顔だな」って仲代さんに言われて入れてもらえた…なんてこと以前どこかで言ってましたね(笑)。
そもそもなぜ無名塾だったのか。それは私も気になっていましたが、そのわけがついに明かされることに。高専を卒業するときに進学か就職かで悩んで、進学しようと思ったけど受験に失敗。ここまでは聞いたことがあったけど、その後。映画監督を目指していた小学生からの幼馴染がいたので「やることないから、お前が作った作品に主演で出てやるよ」と何の根拠もないのに言っちゃったのが事の始まりだったとはww!!それだったら仲代達矢っていうすごい人がやってる無名塾があるからそこに行けとその友達に勧められ「よし、分かった」と軽い気持ちで受けに行ったとは…怖いもの知らずだったんですねぇ(笑)。
で、入塾審査で初めて仲代さんと対面した時のオーラに圧倒されて「なんでこんなとこ来ちゃったんだろう!?」と初めて事の重大さを理解した村上さんww。身振り手振り合わせながら当時を思い出してちょっとのけぞっちゃう仕草してくれてたのが可愛かった。何度落ちても諦めなかったのは「悔しかった」から。たぶんその悔しさの感情のほかには別の感情もあったと思うので…それ考えるとちょっと泣けちゃいますね。
26歳からの役者スタートで不安はあったのか聞かれると、「不安よりも期待のほうが大きかったですね」とすごく前向きな発言をしてた村上さん。今だから言えるけどと前置きしたうえで、
「役者って何歳になっても色んな役ができるじゃないですか。だから26からのスタートでも追いつくことができるなって漠然と思ってたんですよね」
いや~~、素晴らしい前向きな考え方!私はついネガティブに考えがちなので羨ましいなと思ってしまった。その想いが根底にあったからこそ、今まで役者を続けてこれたんだろうな。ただ入塾後は「やればやるほど役者の難しさが分かってきて」苦悩する日も多かったよう。無名塾での最初の3年間はまさに修行の日々、かなりハードだったようで・・・よく続けられたなぁって改めて思いましたね。たしかエンケンさんはこの修行に耐え切れず早々にリタイアしちゃったんだっけ。
修業期間が終わってもコツコツと地道に頑張りぬいた村上さん、昨年無名塾を退団。たしか、いつまでも師匠におんぶにだっこじゃいけないって思ったってどこかで言ってましたね。無名塾で過ごした期間については「自分が役者としてやっていく根底を築けた14年間」と語る村上さん。
「これから僕がやっていくことはいかに自分の家をそこに建てていくかと思っているのでそこに役者の色が出てくるかと。14年間でちゃんとした地盤が築けたというのは感謝しています」
色々悩みながら続けているって言ってたけど、それでもこうして役者としての将来設計をきちんと考えてるって素晴らしいなと思いました。
家賃2万円
無名塾の話をしてる時はすごく慎重に言葉を選びながら真面目に語ってた村上さんですが、モニターにこの文字が映し出される直前あたりからクスクスしだしててww、「2万円」の文字が出た瞬間は画面には映っていませんでしたがめっちゃ笑ってました(笑)。それで思わず「ちょっと待ってくださいよ」って水飲んでたんですねww。
気を取り直したところで、美声で答えたのが、
「風呂なし共同トイレの家賃2万円の部屋に14年間住んでました」
とのこと。へぇ!!これは初耳。今はもう引越しされたそうですが、入塾してから40になるまでずっとその部屋で地道に生活してたんですね~。驚くMC2人に「そうなんですよ」と言った後、ガラス越しで驚いていた私たちに向かっても「そうなんですよ!」と念を押してきた新悟くんww。こうしていつもファンを意識してくれるの嬉しかった。「意外と楽しくやってましたよ」とのほほ~んと語るのがまた可愛いんだよ、まったくww。広さは4畳半で台所がちょこっとある部屋だったらしいけど、驚く二人に対してそんなに苦労して生活した感を出してなかったので、村上さんって物に執着しない人なのかもなって思いました。お風呂は歩いて10分くらいのところにある銭湯に通っていたので「ある意味、風呂トイレ別の部屋に住んでたっていう」とwww。家賃2万円の部屋に興味津々の竹下さんはやたら細かく聞いてきて真下アナにツッコミいれられてましたね(笑)。
その部屋から引っ越すときも色々考えたという村上さん。「人生起承転結があるとすれば、生まれてから高専卒業するまでの20年、無名塾入塾してから辞めるまでの20年と考えた時人生の転機なのかなと思った」と。そう考えて40迎えたときにすべて「0」にしようと思って退団決めたと語られてて。あぁ、ここでもちゃんとしっかりと自分の人生考えてるんだなと思いました。私は行き当たりばったり的に適当な生き方をしてるので(爆)、こういうしっかりした考えを聞くと本当に恥ずかしい限りです。
予定をしっかり立てて生きてるんですかっていう竹下さんの問いには「その割にはハチャメチャな生き方してるんですけど」って笑ってた新悟くんw。そりゃ人生色々あるよね。
新居
心機一転引っ越した後の写真が公開されたんですけど、それが出てくる前もけっこう吹き出しちゃってた新悟くん、可愛かった。何がそんなにおもしろいのかと思って写真見ると…
なにやら机のような箱のようなものが映し出されているwww。これに関して真下アナからツッコミが入りそうになるとあわてたように弁解しだす新悟くんww。引っ越しするときにほぼすべてを捨ててしまったというから、もう本当に「0」にしちゃったのね~。私にはできないで、引っ越した後にテーブルが無いことに気が付いたらしくww
「急遽ダンボールに100均で木目調の紙を買ってきて貼りつけて、中くりぬいたら物入れられるなぁって思ってとりあえず作ったんですよ」
と説明。この時、映像には映っていませんでしたが、村上さん、ものすごく画面に近寄って行って自作の段ボール机を一生懸命説明してて面白かったです。結果的に使い勝手がよく、未だにこれを使っていると笑ってる新悟くん、ホント屈託ない笑顔が可愛くて仕方ないっすw。
そしてもう一つ紹介されたのがシャワールーム。
よく見るとこれ、ユニットシャワー室みたいなのが部屋にはめ込んだような形になっているwww。村上さん曰く「なぜか部屋の中にある」とwww。竹下さんが「村上さんがご自分でつけたんじゃなくて?」と聞くとw、慌てて「僕がこれ選んだわけじゃないですよ~」と大笑いwww。ちなみに隣のカーテンの奥にはトイレらしきものが。つまり、扉が無いんですかねwwww?これ、人呼べない部屋かもよw?
ちなみにこのシャワー室、ミストみたいなものが出てくるそうですが・・・冬は温まりにくくうっかり冷水が出てきちゃうときもあるそうな。いや~、なんというか、この部屋を選ぶっていうのがすでに天然さんというか面白いというか、色んな意味でやっぱり魅力的な人だよ、新悟くん。
「すいませんね~、なんかこんなもんで」と恐縮して笑ったところでw、第一部が終了になります。
第二部は最初に募集した「言ってほしい言葉」と「自慢の手料理」があると告知。それがとんでもない方向に行くことはこの時点でもまだ誰も思っていませんでした(笑)。
ということで、ここから先は次の時に(3つに分かれてしまって申し訳ない)