亮平くんと瑛太くんが用意された椅子に座ると…前説で田上さんと観客で示し合わせていたあの言葉がついに…!!
田上さんの「せーの!!!」の音頭に合わせて
「クランクアップ、おやっとさぁ~~!!!!」
約2000人による労いの大号令が二人に贈られました!亮平くんも瑛太くんも突然のことにビックリして、最初は言葉が出てこなかったほど。その様子を見て「さっきの前説の練習、本当に聞こえてなかったんだ、よかった」と思った私です(笑)。
ここからトークの本題へと入っていきました。
大河ドラマ『西郷どん』感想一覧
大河ドラマ『西郷どん』トークショー -2-
2018年11月4日(日)16時~17時30分
場所:鹿児島市民文化ホール 第一ホール
出演:鈴木亮平(西郷隆盛役)・瑛太(大久保利通役)・田上晃吉(中原尚雄役・MC)
クランクアップ後の亮平くん
約2000人のファンから労いの言葉を掛けられた二人はかなり感極まった様子で、立ち上がった後にかなり長い時間客席に向かって頭を下げていました。
亮平くんはちょっと涙声になりながら「ありがとうございもしたぁーーー!!」と叫んでいて、なんかその姿見ただけで胸が熱くなってウルっときちゃいましたよ(涙)。
このあと、田上さんから「終わった後の率直な感想を聞かせてください」と質問された二人。「言ったん座ります」って再び椅子に座ってからトーク再開w。この時の亮平くん、可愛かった!
まずは亮平くん。
「終わった後、西郷どんの世界から帰ってこれるか不安だったのですが、クランクアップした次の日からすぐに切り替えることができました」
と語っていたのが印象的。西郷が散るシーンを終えたあと(ここがラストの撮影だったんだとか)、ここまで西郷と同化して演じてきた部分が強かったという亮平くんは、その瞬間に自分の中から西郷が旅立っていくのを感じたそうです。
「生き切った!自分の命を使い終わった!そんな不思議な感覚でした」
と当時を思い出しながら感慨深そうに語っている姿が非常に感動的でした。
すると瑛太くんが、クランクアップした当日の亮平くんの追加エピソードを思い出したようで「ここで口を挟みます」とww。それがまた感動エピソードだった!!
亮平くんが撮影が全て終わった後のあいさつで「一番最後に感謝しているのは西郷隆盛さんです」と言った後に、スタジオから桜島の方向を見つめる形で「西郷さん、吉之助さん、本当にありがとうございました!!」と叫んだそうです(涙)。
またまた胸熱エピソードすぎちゃってウルウルきてしまったではないかっ!!会場からはひときわ大きな拍手が沸き起こってて、瑛太くんも「それを聞いたときに僕の涙腺が崩壊しました」とコメント。あーーー、亮平くんって、そういう人だよね…!!!その熱さが、あの西郷の芝居に繋がってるんだよ(涙)。
亮平くんの挨拶を聞きながら涙してたという瑛太くん、その瞬間を目の当たりにしたら私も号泣してしまいそうです。田上さんもその当時を思い出してジーンときた様子でしたね。
クランクアップが終わってから少し時間が経って「本当に終わったんだな」と落ち着きを取り戻してきたという亮平くんでしたが、今回のイベントで鹿児島に来たときに雄大な桜島を目の当たりにしたとき・・・
「西郷さんと同じ景色を今自分は見てるんだなって思ったら、ものすごく切ない気持ちになりました」
と語ってました。桜島を見ると色んな想いが湧いてくるようですね。それに対して田上さんが思わず「ありがとうございます」と反応すると・・・「なんで!?」ってツッコミ入れてた亮平くんにみんな爆笑でしたww。田上さん、鹿児島人として、桜島を語ってくれた亮平くんのお礼が言いたくなったようです。微笑ましいワンシーンでした。
クランクアップ後の瑛太くん
瑛太くんはクランクアップ後の率直な感想を聞かれると・・・
「僕はまだ正直言って終わってないんですよ」
と苦笑いw。未だに色んな人から今後の展開を聞かれたり「大久保が殺されるところまでやるの!?」とか迫られたりしてるらしいww。西南戦争終結から大久保が暗殺されるまでけっこう時間があることもあり、「最終回そこまで放送するの!?」みたいなことも、道行く人に尋ねられたこともあるんだとか(笑)。
こんな生活が続いているということで、「終れないんです」と一言ww。瑛太くん、コメントが面白すぎる!!
今回鹿児島入りした時に、自分の中に未だに10年前に大河ドラマ『篤姫』で演じた小松帯刀が残っていることも感じたそう。
「自分の演じた役が、僕の魂の中にずっと刻まれてるんです」
って語っていたのが印象的。小松帯刀が生き続けているのを感じながら大久保演じてたって告白した時には会場から大きな笑いが起こっていましたw。これに対して亮平くんが「ややこしいね」とツッコミいれてましたねww。
最終回を皆で見たいと瑛太くんがコメントしてると、すかさず亮平くんが「パブリックビューイングイベントがあるよ」とフォロー。そうなんですよね~、今回と同じ場所であるんですよ。行きたいけど年末に鹿児島は無理と見送りました(汗)。瑛太くんは「あ、そうだったんだ」みたいな反応してたから、そこには来ない感じなのかな?亮平くんは行く気満々みたいな様子だったけど(笑)。
「みんなで最終回を見た後に全員の感想を聞き終わったら、終わったかなって感覚になるかも」
と瑛太くんww。これをけっこう真顔で言っちゃうところが面白い(笑)。が、そのあと「だけど小松帯刀もまだ終わってないからなぁ」と被せてきて
「一言じゃ無理です」
と〆てましたww。
「西郷どん」はBLだった!?
田上さんが「撮影中にあった忘れられないエピソードとかありますか?」とちょっと恐る恐る質問してるとww二人とも「うーーーん」と黙り込んでしまって、その様子を見た田上さんが慌てて「なかったらいいですっ」と次に進めようとしてたのが笑えましたww。
もう、田上さん、大きな会場で司会するのが本当に緊張していたようで…常に大きなハンカチを手元に置いて絶えず汗を拭ってたんですよ~~。そんなに遠慮しなくてもいいのに~って思っちゃいましたが、一生懸命盛り上げようとする姿に「頑張って!!」と心の中でずっとエールを送っておりました、私。
結局二人とも「たくさんありすぎて」っていうことだったようで、亮平くんは「ちょっと考えるから瑛太くんから」って譲ってました。
で、瑛太くんから先にコメントすることになったのですが、忘れられないというよりかは作品全体の印象として…
「今回の描かれ方は、どこかボーイズラブ(BL)的なものを感じましたね」
と突然の衝撃発言w。でも、会場も思い当たる節がここまでのストーリーで感じるものがあったことから(私も薄々そう感じることが多かったw)「あ~~」と納得の反応が起こってましたww。
瑛太くん的には「恋愛ドラマをやっているような感覚だった」とのことで、
「申し訳ないんですけど、美村さんや内田さんが演じた大久保の”奥さん”たちのことは、実はあまりよく見てなかったんですよね」
とぶっちゃけwwww!!この発言にみんな大爆笑でした(笑)。「僕は撮影の間は亮平くんのことしか見てなかった」とキッパリコメントする瑛太くん、潔い!!
いや、でも、たしかにそう感じさせるシーンはこのドラマすごく多かった気がしますよ。やっぱり瑛太くんはそういう意識で大久保を演じていたんだね~。納得です。会場からも大きな拍手が沸き起こりました。
「亮平くんと芝居をするためにこの作品に出演することを選んだと言っても過言ではないです」
と熱く鈴木亮平愛を語ってたのがとても印象的でしたね。亮平くんとガチで芝居していくなかで、自分の感情がどう動いたりしていくのか…みたいなことを体験できたことが非常によかったと語ってました。
「予定調和ではない、どこか違う時空に行ける、そんな時間を過ごせたことがとても嬉しかった」
このコメントは特にジーンときました。瑛太くんがそこまで亮平くんのことを信頼して一緒に芝居していたんだっていうのが分かって感動しちゃったよ(涙)。もうBL越えてるよ、その感情はw!
で、このあと「質問の趣旨と違うこと言っちゃった!?」と我に返った瑛太くん(笑)。「いやいや、そういうことですっ」と亮平くんも田上さんもなだめてましたww。
亮平くんと瑛太くんの関係
これを受けて亮平くんはどうですか?と質問されると・・・
「僕は、自分の奥さん役である愛加那とか糸もちゃんと見てましたよw」
とコメントwww。これにはみんな爆笑!!誰に対しても正面から向き合う亮平くんらしい回答です。でも、明治編に入ってからは
「やっぱりこの作品は、西郷と大久保の物語なんだな」
と実感したそうです。幼馴染から始まって、二人で国を動かし、やがて袂を分かち散っていったエピソードは、世界中のなかでもそう多くないドラマチックなエピソードなのではないかと語ってました。
瑛太くんとの芝居の時はいつも「テストと同じ芝居はしたくない」と思っていたという亮平くん。本番だからこそ生まれる感情やセリフをとても大切にしていたそうです。
「瑛太くんとの撮影のシーンは自分にとっては革命的だった」
とコメントしていたのがとても印象的でした。それくらいお互いを信頼して役に臨んでいたんだなぁと思ったらまたジーンときてしまった。そりゃ、熱いシーンになるわけだよ(涙)。
謙さんとお食事事件
このあと、もう少し掘り下げて役について聞いていきたいと、汗汗しながら田上さんが質問w。
「ライバル関係だった二人ですが」と進行台本を読み上げると「…??ライバル、じゃないよねぇ??」と亮平くんと瑛太くんが顔を見合わせるシーンもあってww「ここに書いてあって・・・」とますます汗が止まらない田上ツン吉どん(笑)。
さらには瑛太くんから
「なんか、ステラの取材受けてるみたいな感じになってきちゃったんだけど」
みたいなツッコミまで入ってきて、もう田上どん、大変なことにwww。それに対して亮平くんがやんわり「ここでしかできない話、みたいな流れにはなってないかもね」と被せてくると「お客さんはこういうの求めてない」とキッパリ断言してくる瑛太くんww。
なんか、亮平くんのアメと瑛太くんのムチって感じで、タイプが全然違うんだけどすごく絶妙なコンビネーションで見ていてすごく面白かった(笑)。
結局亮平くんが「用意していた原稿があるんだよね」ってフォロー入れてあげてw、「ここに色んなテイスト加えていこうかな」ってことで話がまとまりました(笑)。田上どん、お疲れ様です!!
まずは、西郷と大久保の青年期の頃のエピソードから。
島津斉彬と赤山靭負は青年期の二人に多大なる影響をもたらした人物ということで、その感想を聞かれることに。
亮平くんにとって赤山先生は「世界を意識させてくれた人」ということで。その大恩人が理不尽な死を遂げたシーンの時には本気で「こんな世の中ではいけない!」という気持ちにさせられたそうです。若い頃の吉之助はすぐに熱くなることが多かったと振り返ってました。
斉彬公は「師匠」的な存在だったと。史実によれば、斉彬は「西郷は自分でなければ使いこなせない」とまで言っていたそうな。
で、斉彬の印象について瑛太くんは?となった時に亮平くんが「大久保は若い頃にほとんど斉彬と会ってないよね?」とツッコミww。
これに対して田上さんが、「斉彬が薩摩藩主になった時の瑛太くんの歓喜の芝居が印象的だったんだけど」と熱くコメントしてると・・・
「たぶん皆さん覚えてないですよ」
とシレっと答える瑛太くんwwww。だから、そんなことないってばーー(笑)。瑛太くん的には覚えてないか照れがあるのかは分かりませんが、あまりそこは積極的に語りたくない雰囲気でした(笑)。それよりも言いたいことがあるようで。何かと思ったら、渡辺謙さんエピソードでしたw。
「謙さんと一緒にご飯を食べたくなってお誘いしたらOKもらえたんですが、二人きりだと思ってドキドキしながら当日を迎えたら、行く寸前に『亮平も来るから』ってメールが来てえ!?と・・・」
このエピソードには会場大爆笑www!!!対して亮平くんは全くそんな裏事情を知らなかったようで「そうだったの!?ごめんね!」とビックリして平謝りww。すると・・・
「謙さんと二人きりがよかった・・・」
と真顔で当時を思い出してガッカリしてた瑛太くん(笑)。もう、このことずっと心の中に引っかかってたんだろうねーww。「謙さん、僕と二人きりじゃ嫌だったのかなって思ってて…」とスネモードに入る瑛太くんに、慌てた亮平くんが
「一回、泥酔して謙さんに電話しちゃったことがあるからじゃない!?」
と思い当たりそうなエピソードをツッコミ(笑)。これに対しては「記憶にない・・・」とボソリと呟く瑛太くんwww。亮平くんによると、彼は酔っぱらうとけっこう突然電話する癖があるようで、鶴瓶さんにもよくかけちゃうんだとかww。「電話するくらいはいいんじゃない?」と全く悪気がない瑛太くんにみんな笑いが止まらず(笑)。
これに対して亮平くんが突然、鶴瓶さんのモノマネしながら「またあいつからかかってきたわー」って連絡が来たときのことを再現(笑)。めっちゃ雰囲気出てて爆笑!!!謙さんも亮平くんに「瑛太、酔っぱらってたなぁ」って呟いたことがあったらしいwww。それが原因かもよ、瑛太くん(笑)。
これにはさすがに瑛太くんも苦笑いして「この話はもう終わり!」と無理やり〆てましたねww。
奄美大島でのエピソード
青年期エピソードから急に「島編」へと話が行ったもんだからちょっと戸惑いを見せる亮平くんと瑛太くん。その様子を目撃した田上さんがまた汗を拭き拭きしながら「ちょっと飛び過ぎですかね!??」と気を遣いまくりでww、溜まりかねた亮平くんが「いやいや、大丈夫ですから」って優しくフォロー入れてました(笑)。
島編はあまり瑛太くんは登場してないということで、ここは亮平くんが中心となりました。
愛加那とのエピソードで思い入れが深いのは?と聞かれると、「色々ありすぎて」と悩む亮平くん。
ということで、突然ここで「お客さんに聞きたいことがあるか質問してみましょう」という流れに。瑛太くんが最初に臨んでいた形になりましたよーw。
まず最初に質問当てられた方は「山口から来た」と仰っていて会場が「そんな遠くから!!」とどよめきが起こってましたね。その様子を肌で感じ、会場にいるのほとんどが鹿児島県民なんだろうなと実感した私です。
で、「山口」というワードを聞いた亮平くんが立ち上がって「長州のもんか!!」とツッコミ入れてたのが面白かったwww。「木戸さんによろしくのぅ」と言っていた姿は亮平くんではなく、吉之助そのものでしたわ!
Q1.ソテツの実を食べているシーンがありましたが、実際はなんだったのですか?
亮平くん曰く、「ソテツですっ」www。本当にソテツの実を食べてたんだそうです。そこにちょっとおかゆを混ぜたものだった、みたいなこと言ってたかな。あまりにもマンマな回答だったのでみんな爆笑でした(笑)。
次に当てられた方は、奄美からいらっしゃったということで拍手が沸いてましたね。
Q2. 愛加那との別れのシーンがとても印象的でしたがその時の心境など聞かせてほしい
ここで出てきたエピソードというのが、愛加那と海に入って歌うシーンでした。
この場面、私も泣きながら見ましたよーー(涙)。思い出してもウルっときます…。
最初はセリフだけで展開する予定だったそうなのですが、二階堂ふみさんが撮影前になって「ここは歌で表現したい」と提案してきたんだとか。それを聞いた亮平くんは「おー、出たな、怪物!!」って思ったと(笑)。ふみちゃんは演技派女優さんですからねー、そういう意味で「怪物」って思ってるようでしたよ、亮平くん。
さらにふみちゃんの提案を聞いた監督が「僕は海に入った二人を撮りたい!」と熱を以て提案してきたそうでw、亮平くんも気合が入ったとのことです。
現場で試行錯誤した結果、「とりあえずは海に入ってやってみよう!」ってことになったそうですが、出来上がった映像を見た時に「これだけでは足りない」という監督の言葉があったと。
すると、ふみちゃんが次のテイクの時に亮平くんの背中を叩きだしたんだそうです。これに対して亮平くんが感じたのは…
「これは、僕も歌えって言ってるんだな」
っていう指示的な意味合いだったらしく(笑)それで一緒に歌うことにしたと。でも、後になってこのシーンのことを彼女に聞いてみたら・・・「吉之助を励ます意味だった」と言われて「そうだったのか」と驚いたんだとかwww。勘違いであの名シーンが誕生したことがここで明かされました(笑)。へぇ~~、そんな裏話があったなんて、意外な展開だわーーww。
でも、「愛加那が吉之助を送る歌でもあり、吉之助が愛加那を励ます歌でもあった」と感じる部分が大きかったので、自然な感情が沸いてきて結果的によかったとコメントしてました。
で、もう一つこれには裏話があって。
撮影は1回だけではなく、色々な角度から撮らなければならないということで何テイクかやったそうです。ところが、海の中だったこともあり・・・時間が経つにつれて潮が満ちてきてしまったと(笑)。
「最初に二人で映ってるシーンと、その後に出てくるシーンとでは海の水の量が全然違うのが分かります」
と笑いながら亮平くんがぶっちゃけトークしてましたwww。
たしかに見返してみると、最初の二人のシーンではあまり潮も満ちていないように感じますが…
抱き合っているときには既に二人は腰あたりまでどっぷり海に浸かっています(汗)。
「そういうところも含めて見直して楽しんでください」とニンマリする亮平くんでしたww。
長くなるので第二弾レポはこのあたりで〆ます。続きは第三弾にて。
西郷どんブルーレイ・DVD