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NHK朝ドラ『なつぞら』第51回感想(2019.05.29放送)鶴の一声

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なつが東洋動画の採用試験に落ちたと聞いて会社まで乗り込んでいってしまった咲太郎。仲の姿を見つけるや否や「なつには実力がなかったんでしょうか!?どうなんでしょうか!?」とイチャモンつけるという暴挙に出てしまう。っていうか、その前にどこからその場所に入った!?ってツッコミたくなるけどねww。

なつが落ちたと聞いて衝撃を受けた仲はめちゃめちゃ動揺して座り込んでしまう。すると、その様子に「なつに入れるって言ったのはあんたじゃないですかっ!!」とキレた咲太郎は思わず仲の胸を強く押してしまったため…


コントのような水落ちする羽目にww。

無警戒で座ってたからね、突然押されたら…ああなるわな(笑)。落ちた後に「何が起こってるんだ!?」的に目をキョロキョロさせてますます動揺しちゃってる仲さんが面白かったww。新さん、サイコー!

っていうか、「ビチョビチョじゃねぇか!誰かタオル持って来いよ!」って…お前が持って来いよ、咲太郎(笑)。

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その後冷静になった咲太郎は喫茶店で仲に自分がやってしまったことを詫びます。が…


喫茶店でタオル巻いてる成年男性がガタガタしながら座ってるって、どうなのよwww!!

まぁそれはともかく、なつは絵の才能はまだまだだけど実力はないとは思わないと咲太郎に告げる仲。「採点したのは僕ですから」と自分の勘は間違いじゃないって信じてる様子。でも、採点者が彼だと知るとまたまた頭に血が上って「だったらやっぱりあんたが落としたんじゃないか!」と短絡的な咲太郎(苦笑)。お前はもう少し落ち着けってw。

「なつをその気にさせといて、今度は水をぶっかけんのかよ!?」

とあくまでも攻撃的な咲太郎に、ついに「だから僕は、てっきりなっちゃんは受かったものだとばっかり思ってたんです!!」と仲が反撃に出る。そうだ、そのくらい言ってやれってw。

「入社したら、僕が責任を持って育てようと思ってたんだ!!!それなのに…それなのに…」

仲さんの本気を見た!!ちょっと頼りない草食系な印象があったけど、アニメーションに賭ける想いは本物で、新しい人材はどんどん育てて業界を盛り上げたいって熱い気持ちを持ってるんだね。
咲太郎にもその本気度は伝わったようで、やっと冷静になれた様子。でも、そうなるとますますなぜなつが落ちてしまったのか謎が深まる二人。

「面接で何かあったのかなぁ…」

という仲の一言で、咲太郎の脳裏に東洋の大杉社長と面会してゴリ押ししようとしたときの事が蘇ってくる。ここでついに自分の余計な行動がなつに影響してしまったのかもと思い当たるわけだね。でもそのことは仲さんには告げられない。

この二人の対決(?)シーンはなかなか見ごたえあって面白かった。よく考えてみれば『平清盛』の崇徳院vs頼朝の夢の共演じゃないですかww。

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もしかしたら自分の余計な行動のせいでなつが落ちてしまったのではないかと思い当たった咲太郎はさすがに凹んでいる様子。「俺と会ったって、あいつには何一ついいことなんかないよな」と自暴自棄になって酒を煽る咲太郎に、亜矢美は「おまえがショゲててどうやって妹を励ますの!」とハッパをかける。
気を取り直して川村屋を訪れようとした咲太郎でしたが…一足先になつを心配した信哉が訪ねてきていて店に入ることができませんでした。


二人の様子を外から切なそうに眺めたあと、寂しそうにその場を立ち去る咲太郎はちょっと哀しかったな…。岡田くんの表情がなんだか儚げでとても綺麗だった。

信哉の記者としての仕事は順調そうですが、そんななかでもなつを励ましに来てくれるのが本当に優しいよね。それなのに全然なつの彼氏になる気配が見えないっていうのがすごいわw。
進路に迷っていたなつでしたが、やはりアニメーターへの道はあきらめたくないという結論に至ったようです。東洋動画はダメだったけど、違うところで何とか活路を開けないか探してみるつもりだという。朝ドラヒロインはそうでないとねw。その道を信哉も一緒に探すって言ってくれて…どこまで優しいんだよーーー!!

するとそこへ血相を変えた仲と陽平が川村屋にやってきます。


信哉が「僕は東京の幼馴染です」って慌てて自己紹介すると、対抗するように「僕は北海道の幼馴染ですっ」って思わずアピールしちゃった陽平(笑)。なんでそこで競い合うww。ちょっと微妙な空気になっちゃう二人が可愛かった。

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仲はなつに「正直、君の絵は悪くなかったよ!」と力説する。その言葉にちょっと驚くなつ。原因は自分の絵がダメだからって思うところが大きかったようだから意外な一言だったようです。
で、なつの実技に関しては高評価だったのになぜ落ちてしまったのかを陽平と一緒に探ってくれたらしい。すると意外な事実が明らかになりました。

「この子は、社長の判断で落としたんだ」

という所長の言葉に衝撃を受けた二人はあることにたどり着きました。

大杉社長は咲太郎と対面した時にかなーーり悪い印象を持ってしまったようです。
咲太郎が手伝っている新劇の劇団「赤い星座」は戦前からプロレタリア演劇の流れに強く影響されているらしい。つまり、社会主義的思想が強い演目を多く上演していて政治色が強い劇団というイメージがついていたということですね。そういう影響を咲太郎も受けていると思ってしまったと。きっと本人はそんな思想全く持ってないんじゃないかと思うんだけど(苦笑)。
さらにあのチンピラ風な雰囲気バリバリですから…そんな不良の兄がいるなつを東洋動画に入れられないというのが大杉社長の本音だったわけか。

咲太郎が社長に強引に会ったことが原因だろうというのは察しがついていたけど、政治色が強い危険な劇団と関わっているからという背景もあったというのは気付かなかった。保守的な考えが強そうな大杉社長としては、そういう問題のある家族がいる人を雇えないということになるでしょうね。

その事情を知ったなつたちは混乱。少なくとも、咲太郎が政治的思想を持っているということは全く持って信じられないしあり得ないと思っている。

「バカだなぁ、咲太郎は…。余計なことをしなければなっちゃんが入れたかもしれないのに…」

という信哉の力ない一言がなんだか切なかった…。信哉は咲太郎が妹を想うが故の行動だったということは十分理解できていたんだろうね。たぶんなつもそれは分かってくれている。でも、結果的にそれがマイナスに働いてしまったわけで、複雑な気持ちにさせられてしまった。

仲たちは社長が家族の理由だけでなつを弾いたことに不快感を持っているようです。でも、結果はもう覆らない。
ただ、9月に「仕上課」に入るための試験があるらしい。「作画課」はダメだったけど、セル画の最終段階を担当する「仕上課」ならば人手がいるようなので間口は広いはずだと陽平も勧めてくる。まずは中に入ってアニメーターの仕事に触れることが大切だという仲の言葉に、なつはそこに向けてチャレンジすることを決意します。咲太郎に関する誤解も仲がなんとか解くように動いてくれるようです。いつもホント優しいね~、なつの周りの男たちはww。まぁ、朝ドラヒロインあるあるだけどw。

でも果たして仲さんは本当に咲太郎の誤解を解くことができるのか…ちょっと心配(汗)。

新しい目標が定まり、やっと北海道の家族へ手紙を書くことができたなつ。めちゃめちゃヤキモキさせたからねぇ…とにかく現状を報告できてよかった。

北海道の家族への手紙を出したなつは、兄に会うために風車を訪れます。するとそこへ信哉もやってきたのですが…

「実はさっき、咲太郎が警察に捕まって…」

と衝撃の報告。前回の『まんぷく』のときにも萬平が警察のお世話になりまくってたけど(笑)、今回も咲太郎がお世話になりまくってるなw。まぁ、捕まった後の過酷さは萬平のほうがヤバそうだったけど。

咲太郎よ、今度は何をやらかして警察に捕まったんだよ!危なっかしいわ~ホントに。でも信哉はけっこう落ち着いて見えたからすぐに釈放されそうな予感(そこが萬平とは違いそうww)

 

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