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【過去ドラマ振り返り】日産自動車TIIDA presents ドラマ『サボテンジャーニー』

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第3話 「迷い道」

ナビオが抜け道を思い出そうと必死になっているのが待てない美香は、かなーーり危険な蛇行運転で後ろの婚約者を巻こうとします。なので、車内は恐ろしいことにww。高速道路乗っただけで車酔いしてしまうナビオくんはというと…完全にグロッキーwww。道を教えるどころではなく、後ろの席でのようになってました(笑)。

しかしとうとう逃げ切れず、美香は強引に綾とナビオを巻き込み車を乗り捨て逃走(笑)。車から引きずり出されたナビオくんはすでに息も絶え絶え状態でお気の毒ですw。
一旦は停泊していた船に身を隠していた3人でしたが、ナビオは意を決したように立ち上がり美香の居場所を婚約者に教えるのでした。この時はなぜか清々しい表情してたので、一時的に地獄の乗り物酔いから解放されたのだと思われますw。

観念した美香は尾美さん演じる婚約者と向き合って話し合うことに。幸い、物わかりの言い婚約者さんだったので、これ以上は追跡しないということで話が付くことに。
そんな二人の姿を海辺から眺める綾とナビオ。綾はふと寂しそうに「ナビオは素敵だね」と呟きます。

綾の心の隙間を敏感に感じ取って複雑な表情を浮かべるナビオくんが印象的でした。

美香は清々しい表情で運転させてほしいと綾に頼み了承を得ます。というところで、ここでティーダのCMタイム(笑)。運転席の快適さについてごく自然にドラマのなかで会話が展開していきます。
で、いざ出発したら・・・ナビオを乗せ忘れたことを思い出してバックで引き返すというオチ付きですww。

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その日の夜はホテルルートインで宿泊となるのですが、なんと1部屋しか空いてなかったらしく3人部屋になってしまいます。でも、ナビオくんはどちらかというと中性的なキャラクターだったのでオオカミくんになる予感はほぼゼロww。安心感がありました(笑)。

ビールを飲みながら3人で談笑するシーンもよかったなぁ。出会ってまだ間もない3人なのに、いつの間にかすっかり打ち解けて、綾の不眠症の原因まで言い当てちゃってる。最初は文句を言ってた綾も、そんな彼らと一緒にいる時間に居心地の良さみたいなものを感じているように見えました。

そして就寝。

ナビオくんの寝顔がまるで少年のように無防備でめっちゃ可愛かったぞ!!

翌朝出発するわけですが、綾も美香も疲れがたまっているからかテンションが低い。そんな空気を察したナビオは盛り上げるために一役買います。ちなみに彼は運転ができないらしいww。

「わたくし、退屈防止機能が付いておりますっ!」

ということで、さっそく”面白い話”を披露するナビオくん。

「アリという生き物はですね、100匹いるとそのうちの20匹は必ず仕事をさぼっているんです!その20匹を取り除いてしばらく様子を見てみると、なんと!残りの80匹のうちの20匹がまたさぼり出すらしいんですねぇ~!!」

これ、かなり自信があったらしくてめちゃめちゃドヤ顔してたんですが…、綾と美香には響かずじまいww。たしかに、これを面白いと感じる人って限られてくる気がするわ(笑)。
そのことに気づき後ろの席で打ちひしがれてガックリするナビオくんw。しかし、そんな彼を気遣って綾と美香は「私は80匹のうちに入るかなぁ」とか「私はサボるほうだなぁ」って話に合わせてくれるのです。そんな優しさがなんだかとても心地がいい。

しかしやっぱりナビオの話はそれ以上盛り上がることなく鎮火(笑)。ということで美香が「綾さんの面白い話が聞きたい」と振ると、「聞きたいです、聞きたいですぅ!」と俄然身を乗り出してテンションが上がるナビオくん、ピュアな子だわ~ww。

ちなみに、人と笑いのツボが違うっていう綾の面白い話は「砂漠のなかで一人で歩いてたら、後ろからシカの大軍が2本足で追いかけてきた」っていう知り合いのエピソードww。美香とナビオには残念ながら響きませんでした。ナビオに至っては「この話でもう一人笑った人がいるっていうのが信じられない」とか言っちゃうww。君に言われたくないよ(笑)。

ちなみに、もう一人笑った相手というのが綾の妹。綾の高校時代の彼氏が妹の結婚相手だと打ち明ける綾にさっきまで笑っていた二人も少し複雑な表情になってしまいます。彼女の眠れない理由はそこに原因があったようでした。「いまさら会っても、何を話していいか分からない」それが彼女の悩みとのこと。

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「妹は結婚式に来てほしくないのかもしれない」と呟く綾。3年も口を聞いていない妹と会うことに少し恐れも抱いているように見えます。そんな話の途中でも「そこ左折です!」とちゃんとカーナビの役割を果たすナビオくん、えらい(笑)。

ところが綾は大きくUターンして「やめた、戻ろう!」と言い出してしまう。仕事の方が大事と頑なな綾に、美香は「絶対戻らない!」と駄々をこね、ナビオは「せっかくここまで来たんですし~」と困り顔。しかし、自分はあくまでも”カーナビ”なのでたとえ引き返すとしてもその道案内はやっていくつもりだと語ります。仕事熱心な子だよ、ナビオくんは。

美香はそれでも諦められず「綾さんの生まれた場所見てみたいの!!」と必死に訴え続ける。美香も見知らぬ土地へ行くことで生まれ変わりたかったのかもしれません。でも綾は「ずっとあの田舎を出たかった」と語り帰ろうとしない。車内に流れる重~~い空気…。
しかし、綾は再び車を停めて美香に「あんたが運転して連れてって」と告げることに。なんだかんだでやっぱり妹と向き合わなきゃという気持ちが大きくなったようです。そして運転席が入れ替わったところでナビオのあのキメ台詞が出てきます。

「レッツ・エンジョイ・セイフティー・ドライビング!!」

その後ティーダは順調に高知へ向けて走行を続けます。斬りの多い場所を通れば、ナビオくんがフォグランプをつけるようアドバイスしてくれます。
そんな彼に美香は「なんでナビオはナビオになったの?」と質問。たしかにそれは気になる。すると、迷った後に「子供の頃から地図を見るのが好きで」と答えます。世界地図も「大好物です!」ってことで、かなり優秀じゃないの!綾も美香も「迷子になることないね!」と感心仕切りでナビオもドヤ顔しまくりだったのですが…その時、Yの字に分かれた道に突き当たってしまいます。

彼の脳裏ではこのY字路は全く想定していなかったらしく、挙句にどちらの方向に進んでいいのかも分からない。ナビオ、痛恨のミスwww!!!ゆえに、綾と美香からツッコミ入れられまくりww。こんなピンチの時こそカーナビが役に立たなきゃいけないのにぃ~~~!

結局、美香がどこからか持ってきた「矢印型」の小枝を投げて方向を決めることに。その木の枝は「左」を指したわけですが…、そちらへ向かおうとした瞬間に突然ナビオが「右です!!」と猛烈主張(笑)。

小枝蹴っ飛ばしたかと思うと「おそらくこれ、新しい道ですねぇ~!」と差された方向の道の温度を手で確認ww。「まだ温かいです」って…ヲイwww!!!どう見ても新しく作られた道に見えなかったんだが(笑)。

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そして車は強引にナビオの決めた「右」方向へと進むわけですが…、いつの間にか道はアスファルトではなく草木が生い茂る山道に突入してるww。綾と美香から「これ完全に迷ったんじゃないの!?」と厳しいご指摘が飛びまくりw。ナビオはといえば、冷や汗かきながら「わたくしのデータには入っていないだけで」と苦しい言い訳をするしかない(笑)。

ところが、しばらく進んでいくと夕焼けに染まった花畑が目の前に現れます。感動した3人は車から出て景色を満喫、そのタイミングでナビオくんは「黙っていたんですが、実はお二人にこの景色を見てもらおうと思って!」と都合のいいことを言い出す(笑)。でも二人にはその嘘は通用せずww(そりゃそうだ)。それでもなんだかみんな笑顔で結果オーライみたいになってたのが良かったです。

ここで綾は美香に促されるままセルフタイマーで花畑をバックにした3人の写真を撮影しました。

これまで人物写真は撮らないと頑なだった綾でしたが、この旅を通してその想いも少しずつ氷解しているようにも思えるシーンでした。美香とナビオの出会いが彼女に良い影響を与えてるって感じだったな。

しかしながら…、ナビオのナビゲートする道は相変わらずどこへ向かってるのか分からない状態だったらしくw、どこぞの川辺に辿り着いてしまい一行はそこで夜を明かすことになってしまいました(笑)。

第3話はここで終わり。キーワードは「て」(ナビオ担当)。ここまでくると、最後はもうあれだな…って予想がつくやつww。でも、実はそうじゃなかったんだなぁ(笑)。

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第4話「別れ道」

とうとう道がなくなり川に突き当たってしまった一行。ナビオは「申し訳ありません…」と平謝り状態ですw。

とりあえずはその場にとどまり野宿することにした3人。川辺で焚火を囲んでいると、ナビオがまた「面白い話をしましょう!」と場を盛り上げようとします。今回の話はUFO。どうやら湿度の高い日が現れる確率が高いらしい。ということで、突然「みんなで、UFO呼んでみませんか?」と提案ww。最初は渋る二人もナビオの言うとおりに動いてみることに。

ナビオの指示通り、手を繋いで「ラ」の音の声をあげる3人ww。なんだか、傍から見ると怪しい妙なグループにしか見えないんだけど(笑)。それにしても、田辺さんの「ラ」の音の発声、なかなか透き通った感じでよかった。音程は合ってたんじゃないかな。歌唱力は別の問題ですがw。

しかし、予想通りUFOが現れる気配は全くなくww「…怪しい…」と一言呟いて綾が最初に離脱し終了しましたwww。

そうこうするうちに焚火の前でナビオが寝落ち(笑)。綾がティーダから毛布を取り出しに向かったタイミングでCMタイムが始まりましたww。室内では先に寝落ちした美香が気持ちよさそうに眠っている…ってことで、快適な車内だというところのアピールが。でもこれもドラマに巧いこと溶け込んだ展開になってるから、作品の邪魔にならないんですよね。演出が巧いなと思いました。
最後は綾がティーダの前で一人「ラ」の音を口にしてみると、突然空に「TIIDA」と描かれた光が現れるという素敵なオチもついてました(笑)。

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そして車はついに四国への玄関口「明石海峡大橋」に差し掛かります!ところが…後部座席のナビオはまたしても車酔いと格闘中ww。淡路島を抜けてさらに「鳴門大橋」を渡りいざ四国入りするわけですが、ナビオの体力はかなり削られた模様。高速道路な上に橋っていうのもダメだったのかしらw。

3人はようやく高知県に到着。ナビオの車酔いも限界点に近いこともあり、急遽四国お遍路のお寺前で停車することに。でも、明石大橋から高知県まで相当距離ありますから(少し前まで四国住まいだったのでなんとなく距離は分かる)…途中で何度かSAには立ち寄っただろうねw。

ちなみに、3人が立ち寄ったのが第28番札所の大日寺です。

行ったことはないけど、雰囲気のある良いお寺。しかし、ナビオはそんな景色を楽しむ余裕など全くなくお手洗いへと爆走していくのでしたwww。

寺には多くのお遍路が訪れていたのですが、ナビオを待つ二人にダンカンさんが演じる一人のお遍路が話しかけてきました。彼は美香の前に行くと「お前にははっきりと、変わり目の相が出ている!歩きなさい」と何やら意味深なことを告げる。このことは後に彼女に大きな影響をもたらします。

ようやく体調も復帰したナビオを乗せ、ついに車は高知の綾の実家に到着。何とか目的地に辿り着けてよかったよw。目的地周辺まで来たところで「お二人と旅ができて本当に嬉しく思っております!」と生き生きした嬉しそうな表情を浮かべてたナビオくんが可愛かった。

少し気まずい想いで帰宅した綾は、少し戸惑いながら母に美香とナビオを紹介。主題歌も歌っていた由紀さおりさん演じるお母さんの土佐弁がなんだかとても聴き心地がいい。
綾の部屋に入った美香とナビオは緊張が解けたからかヘナヘナと座り込んでしまいますww。綾の家、めっちゃ大きいしかなりの資産家っぽいよ。ありゃ緊張感も増すよね(汗)。

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お風呂まで入れさせてもらうナビオ。綾の実家では男がいつもお風呂が先という決まりがあるらしく、一番風呂に入れてめちゃめちゃご機嫌です。さらに車の中で聞いて気に入った「長崎は今日も雨だった」を思い切り熱唱ww。絶対音感はあるけど歌唱力のほうはちょい微妙なナビオですがww、けっこうがっつり田辺さんの歌声が聞けたという意味ではかなり貴重な映像だったような気がします。
扉の向こうからは綾のお母さんが合いの手入れて一緒に歌ってくれてw。二人の熱唱シーンはなかなか面白かったですねぇ。

お風呂から出てスッキリしたところでいざお夕飯。かなーり豪勢な料理が大きなテーブルに並べられています。と、そのタイミングで酒井若菜さん演じる綾の妹が帰宅します。この当時の若菜さん、めちゃめちゃ初々しくて久しぶりに見てちょっとビックリした。

夕食の席、ナビオは綾の母から「男前やね」とニッコリされてめっちゃ嬉しそうww。箸もバリバリ進んでいい感じで食べまくってます。そんな姿を見て「男の人が美味しそうに食べる姿はええよねぇ」と嬉しそうなお母さん。でも、本名告げたにもかかわらず「ナビオ」呼びされて、そのたびに「わたくし、観音崎と申します」と言い直してたのは笑ったww。

美香は黙って食事をしている綾の妹が気になったからか「おめでとうございます」と声をかけて結婚のお祝いを述べる。すると母親が「この子の結婚相手はお姉ちゃんの元カレだったのよ~」とKY発言(笑)。美香もナビオもそのことを聞かされて知っているだけにどんな表情をしていいのか分からないww。楽しそうに語っているのは母親だけっていう微妙な空気感に満ちていく(笑)。

夕飯後、綾は外に出て3人で旅している間に撮影した写真をスライドショーにして映し出す。最初は「人物は絶対に撮影しない」と頑なだった彼女でしたが、けっこう美香やナビオ、そして綾自身が写った写真がたくさん出てきた。そして綾自身も、その写真を見て笑えるようになっていました。その笑顔を弾き出したのは、やっぱり旅の相棒となった美香とナビオなんだよね。
もしもこれが写真集になったらという話になると、ナビオは「わたくし、絶対買わせていただきますっ!」と断言。そんな彼の言葉が綾は嬉しい。

二人が寝静まったあともやはり眠れない綾。明け方にふと妹の部屋を訪ねてみる。海を眺めながら語り合うなかで、二人の関係は徐々に緩和されていきました。
かつて妹に酷いことを言ったことをずっと後悔していた綾。しかし妹は「彼は私と出会うためにお姉ちゃんと付き合ってたんだと思う」と語る。これってちょっと棘のあるような言葉に聞こえなくもないですが(汗)、綾はもう元彼のことを何とも思っていないのでかえってその言葉に救われたところの方が大きいのです。

結婚式を迎えた日の朝、ナビオは自分たちも参加させてもらうことにちょっと遠慮がある様子。しかしそれに対して綾は「この辺の人たちはそういうの全然気にしないから」とあっけらかんと答える。高知県は「高知家」とアピールしてますしね。
そんな彼らのもとに、妹とその婚約者が挨拶にやって来ます。婚約者を演じていたのは若き日の長谷川朝晴くんでした。酒井若菜さんも長谷川君も実に初々しい!

宴のさなか、綾たちは途中で抜けて東京へ帰ることに。帰り際、最後に母親に丁寧にお辞儀するナビオくんの礼儀正しい姿が印象的でした。

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東京へ戻る帰り道、後部座席でふと腕時計に目をしたナビオは「もうすぐ私も降ります」とポツリと呟きます。

「わたくし、お試し期間の4日間限定となっておりまして、契約が今日の午後3時までとなっております」

なんと律義な!!特になんの記録もつけてないみたいだし、一緒に東京まで乗って帰ればいいものを、時間厳守で一緒に行きたい気持ちを押し殺して途中下車を選択してしまうとは…。真面目なんだよねぇ、ナビオくん。「カーナビのくせに途中で車酔いしたり迷ったりしてしまって大変申し訳なく思っております」と頭を下げる姿がなんだかとても切ない。そんな彼を二人は引き留めようとしますが

「次に会う時にはもっとマシなカーナビになっていられるよう、日々努力してバージョンアップしてまいりたいと思いますっ!」

とあえて明るく振舞うナビオくん。まぁ、たしかにバージョンアップは必須だと思うけどねw。

寂しそうな二人を前に、契約厳守で車を降りるナビオ。「せっかくだから」と美香が脱ぎ捨てたドレスをお土産に持ち帰ろうとします。そんな彼に綾はある提案をしました。それは…

「最後なら見せてよ、プリシラ」

ここでつながって来るのか、プリシラ~!

そして仰天したのが次のシーン。ナビオが”プリシラ”姿を披露したのはなんと漁船の上!!

これ、タイタニック意識したのかけっこうハードな場所に立ってるシーンになってたんですが、田辺さんの絶妙なバランス力で危なげなく見えてしまったのがすごい(笑)。実際に船が動いてましたしね。しかも衣装、裸の上にあのドレスですからね、めっちゃ思い切ってますよ、これww。あの姿で、あの場所で、超ご機嫌に「長崎は今日も雨だった」を歌ってるっていう…ある意味伝説的な場面でございました。

と、画的には面白要素満点なんですけど、ナビオくんにとっては自己を解放できたって意味でけっこう充実した瞬間になったんじゃないかと思います。彼は絶対音感が身についてしまったことで音楽から逃げてしまったけど、本当は好きなんだろうね。そして、ドレスを着たことで内側に眠っていた本当の自分をさらけ出すこともできて。それを実現させてくれた綾と美香には感謝したと思いますよ。

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そして別れの時。なぜか景色は夕方ではなくて朝っぽいんだけどww・・・そこはあえて見なかったことにする(笑)。きっと色々撮影の都合があったんでしょうw。

寂し気な二人を前にしてナビオもちょっと感傷的に…。ちょっとウルウルっとして言葉が詰まってしまいますが、最後は気を取り直して思い切り笑顔でいつものキメ台詞を告げます。

「レッツ・エンジョイ・セイフティー・ドライビング!」

ナビオこと、観音寺実くんは車が見えなくなるまで大きく手を振り続け…その仕事を終えるのでした。見送った後の清々しい表情がよかったな~。きっとまたバージョンアップした姿で彼女たちの前に現れるような気がします。せめて車酔いだけは克服してほしいぞ(笑)。

その後、美香も途中下車します。28番札所で怪しいお遍路のおじさんに告げられた「歩きなさい」という言葉を信じ、1番札所からお遍路として歩いてみることにしたようです。そうすることで、彼女も新しい人生の一歩を踏み出していくのでした。

そして一人になった綾。いつも飲んでいたブラックコーヒーはもう飲まなくても大丈夫そうです。車内の運転席を倒し、ようやく眠りにつくことができました。不眠症が回復したということは、彼女の心が救われたってことでしょう。それぞれの旅立ち、良いラストでした。

最終日のキーワードは、なんと、「そ」(笑)。つまり、最後までドラマを見ないと誤ったキーワードを送るというシステムになっておりましたww。

我が家は4日間きっちり見ておりましたので、当時即座に応募。しかし、約17年経った現在もTIIDAが送られてくる気配がありませんwww。しかももう生産終わってるしww。おかしいなぁ、ちゃんと「さ・ぼ・て・そ」って送ったはずなんだけど(笑)。

CMドラマといった位置づけが強いドラマではありましたが、3人の会話のテンポも心地よく心温まる素敵な作品だったと思います。地味ではありましたが、田辺さんの出演作の中でも個人的にかなり上位に食い込むほど好きな作品だったので今回ちょこっと書いてみました。お楽しみいただければ幸いです。

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