【過去ドラマ振り返り】日産自動車TIIDA presents ドラマ『サボテンジャーニー』

昨年、空いた時間で田辺さんの過去出演作をちまちま見て振り返る…なんてことをやっていましたが、今年も新型コロナ禍の影響で予定が消滅してしまったのでまた懐かしの作品を引っ張り出してチェックしてみました。

ということで、田辺誠一さん出演の過去ドラマを勝手に振り返るシリーズの第10弾。今回は日本テレビ系列で放送された日産自動車TIIDA presents ドラマ『サボテンジャーニー』について少し振り返ってみたいと思います。

これまでの田辺誠一さん出演作品感想レポ

田辺誠一さん出演作品感想一覧
田辺誠一さん出演作品感想一覧
田辺誠一さんが出演した作品の感想

この作品は、当時発売されて間もない日産の新型車『TIIDA(ティーダ)』PRすることをコンセプトとして4日連続の30分ドラマとして放送されました。CMドラマといった意味合いが強かったかな。1話のなかで必ず1カ所「TIIDA」の車両についてのPRが差し込まれる構成になっていたのですがw、自然にドラマの中に溶け込んでいたので「ザ・CM」といった印象はなく、ストーリーの流れが邪魔されない形になっていたのが非常に好印象。

4日間限定ということもあり知名度としては極めて低いと思うのですが(ディスク化などもされてないので)、会話劇のテンポもよく、時々ホッコリするような良作でした。

ちなみに、NISSAN『TIIDA』は2012年に国内生産・販売が終了しています。

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TIIDA presents ドラマ『サボテンジャーニー』

放送:2004年10月18日(月)~10月21日(木) 23:40~24:10 日本テレビ系

脚本:荻上直子(かもめ食堂、珈琲いかがでしょう、など)

主題歌:安田祥子、由紀さおり「帰省」

田辺誠一さんの役:観音崎実(ナビオ)

出演:小林聡美・市川実日子・尾美としのり・酒井若菜・由紀さおり

当時新しく発売された新車「ティーダ」のPRを兼ねたドラマだったので、車内での会話劇がメインになっていました。小林さん、市川さん、そして田辺さんの3人による丁々発止のやりとりが楽しい作品でしたね。

第1話「ナビ男」

小林聡美さん演じる長谷川綾は売れっ子の女性カメラマンとして忙しい日々を送っています。彼女は人物ではなく「モノ」の撮影を専門にしていました。ところが、ここ2ヶ月は気持ちが安定せず不眠症に悩まされブラックコーヒーを飲みまくる日々…。
さらに、運転手も兼ねていてくれたアシスタントの若い男の子が、突然辞めたいと言ってきた。この若い男子を演じていたのが、金子統昭くん・・・現在の金子ノブアキくんでした。『ガラスの仮面2』に続いての田辺さん出演作かぶりですね(一緒のシーンはありませんが)。かなーり若いバンド風のお兄ちゃんって感じで、今とはだいぶ雰囲気が違います。

綾が不眠症について心療内科に相談してみると、薬よりも仕事を休んでリフレッシュしたほうがいいとアドバイスを受けます。実家の高知に住む妹から結婚招待状が届いていたこともあり、一念発起して新しい車を購入してドライブすることを思い立つ綾。この時彼女が購入したのが、NISSAN「TIIDA」ですw。
綾は「もし今購入してくれたら”136台販売記念”として”スペシャル”カーナビをプレゼント!」という誘い文句に乗り買うことを決意。なぜ136台目だったのかは謎のまま(笑)。

そしていざ荷物を詰め込み出発しようとした時に、突然見知らぬ青年が「おめでとうございまぁーーす!」と強引に朗らかにw車に乗り込んできます。

「136台目の販売記念の心あるカーナビゲーションでぇす♪」

そう、これが、田辺誠一さんが演じた、ティーダ136台目販売記念スペシャルカーナビの観音崎実くん(通称・ナビオ)だったのですww。人間カーナビとはなかなかに面白い設定でしたねぇ。機械化されてるわけでも無くて、本当に生身の人間としてのカーナビっていうのが斬新。彼は”仕事”として4日間限定で綾の運転する車のナビゲーションを担当するわけです。

とにかくこの、ナビオくんが可愛くてねぇ~~。田辺さんのほわっとした温かい雰囲気と、当時あまり演じられていなかったお茶目なキャラ設定が見事にハマった奇跡的なキャスティングだったなぁ今更ながらに納得してしまう。

ということで、キュートで愛すべき「ナビオ」くん中心で書いていきたいと思います。

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突然見知らぬ青年が乗車してきたことで大混乱の綾はなんとか降りてもらおうと説得するのですが、その過程で「もうカーナビ付いてるし」って指摘するシーンがあって。それを聞いた時のナビオくんの「え…」っていうガックリっぷりがめっちゃ可愛くて萌えますw。「僕の仕事が機械に取られちゃうなんて…」みたいな凹みっぷりで、思わず頭撫でて上げたくなるレベル(笑)。

しかし、それでもメゲないナビオくんは綾が機械のカーナビ操作に戸惑っているのを見てすぐさま補助!行き先を設定して目的地へ出発させることに成功します(この時点ではまだ高知に行く設定にはしていない)。その時の生き生きしたナビオくんがまた可愛いのなんのww。そんな彼の決め台詞は…

「レッツ・エンジョイ・セイフティー・ドライビング!!」

あんな朗らかに宣言されたら、もう、行くっきゃないでしょww。で、ナビオくんは道を教えるだけでなく車の操作方法も丁寧にサポートしてくれます。これがこのドラマではかなりの重要ポイント。
何故かというと…、綾さんは運転がかなり苦手だったからなのです。正直、目的地行くまでに何度車傷つけちゃうんだろうと心配するレベル(下手したら本人も大怪我しかねない 苦笑)。あまりにも激しい運転技術に「なかなかダイナミックな運転ですね」とさすがのナビオも冷や汗かいちゃいますw。

それでも綾は見知らぬ青年と一緒に運転することに違和感しかなくて、何とかして降りてもらうべく説得を続けるわけですが…そんな彼女にナビオは「この仕事のために大変なオーディションを突破したので」と事情を説明するのです。それによると・・・

日本全国の地図は隅から隅まで覚えた。IQテスト、一般教養のテストもクリア。オーディションは第4次選考まであった。

ナビオくん、めっちゃ優秀なわけです!
それでも納得できない綾でしたが、機械のカーナビが右に曲がるのを告げると、それとほぼ同時に同じ”セリフ”を機械的に口にするナビオくん(笑)。しかし彼の場合はそれだけではなく、運転技術がおぼつかず右に曲がりたがらない綾に、懇切丁寧に曲がるための車の操作方法(アクセル踏むタイミングまで)を教えてくれるのです。これはめっちゃ便利なんじゃない!?ペーパードライバーの私にも付いてほしいわ(笑)。

しかも、運転に集中して一所懸命右に曲がろうとしている綾に他の車がいらついてクラクションを鳴らすと…

「クラクションとか鳴らさないでください!!」

って窓から顔出して抗議してくれるっていう優しさも備えてます(笑)。でもこれ、今現代だったら煽られて危険だなとも思ってしまった(汗)。嫌な世の中になったもんです、まったく。
さらに、無事に曲がれた折には「ぶらぁぼぉーーー!!」と本気で大喜びしてくれるっていうねww。あんな無邪気に褒めてもらったら無下に断れなくなっちゃうわな。ということで、見事、綾のカーナビとしての仕事をモノにしてしまったナビオくんなのでした。

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途中、綾は撮影の仕事の打ち合わせをするために結婚式場へ立ち寄ります。で、仕事終わりに駐車場に戻ると・・・

「こちらでぇぇーーす♪」

と車の窓から半身乗り出して手を振るナビオの姿が(笑)。停めた場所が分からなくならないようあえて目立つように手を振ってくれるというキメ細やかさww。でもあれはちょっと恥ずかしいかも(でも田辺さんのナビオは可愛いw)。

そんな彼の姿に溜息交じりの綾は、ここで本当の目的地・高知へ向かうことを告げます。「何とも予想外のところを」と最初は苦笑いするナビオくん。これで諦めてくれるのではと綾がホッとしたのも束の間、「喜んでご案内いたします!」と俄然彼のやる気に火がついてしまう逆効果ww。それでも断ろうとする綾に

「右折もままならないあの運転では危険ですぅ。いやぁ、おだやかじゃありませぇん」

と必死にアピールしまくるナビオww。と、その時、結婚式場から花嫁衣装を着た女性が飛び出してきて突然車に乗り込んでくる!「早く出して!!」という切羽詰まった彼女の言葉に乗せられるままアクセル踏みこんで、何が何だか分からないまま出発する綾。
乗り込んできた女性は追いかけてきた婚約者に指輪を投げつけると「早く行って!」と有無を言わさぬご様子。この気の毒な逃げられた婚約者を演じてたのは、尾美としのりさんでした。

車のなかで「あの人と一緒に暮らすなんて絶対無理!」と半狂乱状態の婚礼衣装の女性。ナビオも口を挟むすきがないw。自宅にも帰りたくないと号泣しまくる彼女を乗せてとりあえずは走り出すわけですが、少し落ち着くと「死に場所に連れてって」と言い出す。しかし綾は「これから自分は高知まで行くから構っていられない」と冷たい。

すると女性は死んでやると車を降りて飛び出していってしまう。モヤモヤした気持ちになった綾に、ナビオは「本当に死んだらあなたのせいになるかもしれないから引き留めたほうが…」とアドバイス。渋々綾は彼女を追いかけることに。ってところまでが第1話。

番組終わりには、視聴者プレゼントのキーワードが発表されました。1日目は「さ」(綾担当)。

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第2話「下の道」

逃げた花嫁衣裳の女性を何とか説得して思いとどまらせた綾。結局、彼女も連れて高知まで行くことになってしまいましたw。すっかりケロっと明るくなった女性は人間カーナビの観音崎くんにあだ名を命名。この時に初めて「ナビオ」という呼び名が誕生しましたww。

婚約者から逃げてきた女性は市川実和子さんが演じる上原美香。この当時の現代っ子というような感じで全く遠慮がない図々しさを持ち合わせながらも、さっぱりした性格で憎めない感じが可愛かった。

そんな感じで、結局3人で高地に向かう羽目となってしまった綾。ワクワクしてるのはナビオと美香だけww。住所を聞いて頭に道路を設定したナビオくん、今回もご機嫌なキメ台詞

「レッツ・エンジョイ・セイフティー・ドライビング!!」

で出発進行です。車内では、楽しそうな美香とナビオ、モヤモヤが止まらない綾の3人による奇妙な会話劇が展開されていってとても面白かった。渋々自分の身の上を話す綾と、あけっぴろげに自分の身の上を話す美香の話を後ろの席から「ほぉ~~」って感じで一所懸命聞いてるナビオくんが可愛いw。
と、その時、”機械の”カーナビが高速道路に入るように指示してきました。するとその声が聞こえるや否や突然後ろの席から身を乗り出して音声をブッチして「直進です!!」と指示するナビオww。高速よりものんびり下道で行くことを強く勧めてきます。それに対して綾はいつ着くか分からないじゃないかと抗議しますが…

「高速に乗ったら私の存在価値が…」

と曇った顔をしてしまうナビオw。自分は機械よりも敏速な判断を下せると自信満々にプレゼン。「生身の人間は会話ができまぁす♪」と可愛くもアピールww。

「人間対人間は情が生まれますっ!愛が生まれますっ!」

何を突っ込まれてもガンとして下道で行くことを譲ろうとしないナビオ。でも、彼の言うようなことも大切なことだよなって思うんですよね。特に人間関係が希薄な現代はなおさら。でもさすがに下道で東京から高知は無理がありすぎだろうw。ということで、綾は強引に東京インターから高速に乗ってしまいました(笑)。

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ところが、運転技術に不安ありまくりの綾は高速道路としてはかなり遅い速度で走行。美香がそのことを突っ込むと「良いんです、ゆっくり行きましょう」と説得するナビオくん。でもなんか様子がちょっと変…。

と、その時、綾のティーダの横にピッタリとつけて走るパトカーがやって来るw。てっきり遅すぎてマークされてるのかと思いきや…パトカーの中では「あれ、いい車なんだよなぁ」と予想外のところで盛り上がってるww。
つまりここがCMタイム(笑)。色々機能について説明が出てくるのですが、ドラマの一部として語られてるので全く違和感なく見ることができました。この演出法は実に斬新でしたね。

で、このCMタイムが終わると…ナビオに明らかな異変がww。

「わたくし、高速道路に乗ると・・・車酔いするんですぅ」

ヲイwww!!!カーナビとしてそれって致命的じゃないかwww。綾と美香からツッコミ入れられまくりながらも「厳しいオーディションに合格してまいりました…」と反抗するも、体調的にすでに限界に達しようとしているので説得力ゼロです(笑)。
新車汚されたら堪らん!ってことで、やむなく高速道路から降りることとなりました。

一度爽やかな顔して戻ってきてもすぐに気持ち悪くなって戻っちゃうナビオww。よくそんな状況でカーナビテストに合格できたな(笑)。

怪我の功名で無事にw高速道路から脱出できたということで再びテンションアップするナビオくん(笑)。張り切って下道案内すると目をランランと輝かせていると、綾が温泉に行くつもりだったという話を美香から聞いてそちらへ向かう気満々。
と、その時、後ろの座席に放置されていた美香が着てきたドレスが気になるナビオ(美香は綾の服を借りて着替えてます)。捨てるつもりだと聞くと自分がもらうと大喜びw。

「やったぁ~~~!うっわぁ~♪」

って、ナビオくん、どういうご趣味でしょうかwww。

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そして結局3人で温泉へ行ったわけですが、当然ながらナビオは男湯で一人のんびりゆったり過ごしてます。超ご機嫌でうっとりしてたんですが・・・「ナビオーー!出るよぉ!!」という隣の女湯から聞こえてきた美香たちのツルの一声で夢から覚めてしまうww。この時思いっきり顔を温泉の湯に潜らせててウケたww。出るときも他の客に気を遣って「わたくし、観音崎と申します…」ってコソコソ這い上がっていくのがまた何とも言えないおかしみ(笑)。

温泉から出た後は、3人そろってマッサージ。なんだかんだ言って、けっこういいトリオになってるのが面白い。
この時、ナビオくんはドレスをもらった理由を「プリシラという映画に憧れてるから」と語りました。「プリシラ」を見て以来、ドレスを着て踊るのが夢らしい。その夢を美香は「変な夢」と言いますが、決してバカにしないところがいい。綾も「ふぅん」って感じだしね。

ティーダは下道を高地に向けて出発。その前に立ち寄ったコンビニで美香が1万越えの買い物してたのを見てビビるナビオも可愛かったw。

車内では退屈した美香が突然歌を歌い出すのですが…するとまたしてもナビオの様子がおかしくなりますww。耳を抑えて悶絶状態!いったいどうしたのかと思ったら…

「幼年期からピアノをやっておりまして、音が気になってしまって…」

つまり、絶対音感の持ち主だったことが判明(笑)。ピアニストを目指すほどだったらしいのですが、”超”がつくほどの絶対音感が身についてしまい、生活に支障をきたすまでになったことからピアノを辞めたそうな。なんか、すごいキャラ設定できたなww。クラクションの音は「ラ」に聞こえるらしい。湿気によって聞こえ方も変わるとちょっとドヤ顔してたのも可愛かったw。

やがてティーダは富士山の見える広場に到着。そこでお昼休憩に入る3人。綾は気持ちもほぐれてきたようで少しずつ自分のことについて語りだします。2ヶ月不眠症で悩んでること、苦いコーヒーしか飲めないこと。
でも、一つだけ変化が。人物だけは撮らないと頑なだったのに、ナビオと美香が「二人の写真撮って」と頼むと、最初渋りながらカメラを向けるのでした。

こんな楽しそうな二人の写真を、綾は2枚撮影しました。かなり気持ちが和らいだ様子。車内の雰囲気もさらに良くなり、3人の絆が深まっていきます。

その車内で前川清の「長崎は今日も雨だった」を流すと、「いいですね!」と興味を示すナビオ。なにげにこういった日本の歌が好きらしい。
ところが、浜松に差し掛かりのんきにうなぎパイをつまんでいると…ティーダの後ろから怪しい男がバイクに乗って追いかけてきた!その男とは…美香の婚約者ww!!ゾッとした美香はナビオに抜け道を尋ねることにw。

果たしてうまく逃げ切れるのか??というところで2話終了。二日目のキーワードは「ぼ」(美香担当)。

続きは次のページにて。

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