NHK朝ドラ『おかえりモネ』第35話ネタバレ感想 覚悟

今週の『おかえりモネ』もずっと見ていたのですが、外出が続いていたのでほとんど感想書けずじまいになってしまいました(汗)。7週ラストの今回のエピソードは個人的にかなり響いたので少しだけ書いておこうと思います。

これまでの『おかえりモネ』感想レポ

おかえりモネ
おかえりモネ
2021年度前期NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の感想レビュー

いよいよ能舞台修繕のためのヒバの木伐採の時が近づいてきました。ヒバを大切に想っていたサヤカさんとしてはちょっと切ない気持ちもあったと思いますが、第二の人生としてその木が輝けるならと納得させているようでもありました。

選別作業の手伝いをしていた百音は、ふとサヤカが大切にしていたヒバの木に目が留まる。

サヤカの想いが詰まった木に触れた百音の表情がなんだかちょっと神々しくてドキッとしました。相変わらず果耶ちゃんは良いお芝居をしますね。

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菅波先生が東京へ戻る日、百音は藪から棒に突然「なぜ登米にいたいと話したくせに東京へ帰るのか」と彼を問い詰める。このシーン、ちょっとビックリしたぞ(汗)。え??モネちゃん、そんなに菅波先生に傍にいてほしいってとこまで気持ち上がってたか!?みたいなww。菅波も突然こんなこと言われて驚いていた様子。でも、彼にはなぜ百音がそんなことを口にしてきたのかが分かっていたようでした。

「 気になってるのは気象情報会社のことですよね。自分の中では決まってるんでしょ。なぜ迷っている振りするんですか?」

あの問い詰め言葉で百音の気持ちをそこまで読めてしまう菅波先生、スゴっww。彼自身、いつの間にか百音の心が手に取るように分かるまでになっていたのか~。

図星を突かれた百音は動揺して「森林組合の仕事も気象予報士の資格もどちらも捨てられない」と告げます。でも、すでに2回筆記試験で不合格を食らっていた百音はモチベーションが落ちてきてしまったようで「気象予報士は諦めます」と口にしてしまう。
その言葉を聞いた菅波は焦りながら「東京に行きたいと思ってるんですよね??」と確認。彼的にはなぜそっち方面に百音が舵を切ってしまうのか理解不能な様子w。もう完全に投げやり状態みたいになってる百音は逃げるように菅波の前から立ち去ろうとしましたが、彼はそれを引き留めました。

「考える以前に、迷う以前に、気象予報士、取らなきゃ駄目でしょ。まず、免許を取ろう」

菅波先生、まさにその通りですな。百音は気象予報士の仕事に憧れたわけで、そこに辿り着く前に資格を取りに行くという大事な工程を放棄しようとするのは彼としては納得できなかったんだと思います。気象予報士の仕事について考えるのはまず、資格を取ってからでなければ何も始まらない。
ちょうどそこに雨が降ってくる。するとすかさず持っていた紙袋で百音が濡れないように傘を作ってやる菅波先生。

こういう何も計算していない純粋な優しさがホント彼の魅力だと思います。たぶん出会ったばかりの頃だったらスルーしてたはず。そこから百音との時間を重ねるうち無意識に”大切な存在”にはなっているんじゃないかな。とても良いシーンでした。

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東京へ帰る時間を延ばした菅波先生は百音と喫茶コーナーに入り、とにかく彼女を落ち着かせることに。自分の事よりも百音のこと優先させてくれてるやん…。その無意識の優しさがホント好き。

しかも、百音のために気象予報士の勉強のための通信講座資料まで取り寄せてくれているというきめ細かさ!!自分が教えられる範囲に限界があると悟ったとはいえ、候補を2つも考えてくれた上で「週一のコースが最適だと思う」というアドバイスまでしてくれるとは…。なんの下心もなしに普通そこまでしてくれないよ!?この時はまだ菅波先生自身、百音への気持ちがあるとは感じられないんだけど・・・すごく応援したいって気持ちはビシバシ伝わってきます。

それでも今ひとつテンションが上がらない百音を見た菅波は「誰かに話すことで考えがまとまることもあるから」と、彼女に話す時間を与えてやりました。こういう気遣いも本当に素敵だよなぁ…。

百音は、ゆっくりと自分の気持ちを整理するように語りだします。森林組合の仕事にやりがいを感じていること、憧れでもあり尊敬できるサヤカさんの傍から離れたくない想いがあること。だけど、そんな時に出会ってしまったのが「気象予報士」という夢だった。好きな仕事ができた今なぜ目の前に新しい夢が現れたのか…そのことの戸惑いを口にする百音。

「出会う人みんながなぜか引きずり込もうとする。そんな仕事があるんだ、やってみたいって気持ちが、引っ張られるんです…」

森林組合の仕事に誇りを持って取り組み始めたからこその心の迷いだよね。「なぜ今?って思います」という言葉がとても印象的でした。だけど、朝岡や彼が連れてきた仲間たちを見ていたらどうしようもなく気象の仕事への興味が抑えきれなくなってしまった。だけど試験は難しくてなかなかうまくいかない。色んな思いが交錯していっぱいいっぱいだったんじゃないかな。

でもそんな彼女に菅波はあえて少し厳しい言葉を告げました。

「だったら覚悟を決めるべきです。やってダメなら永浦さんの情熱もそこまでだったということでしょう。こんなに分かりやすいことはない」

突き放した言葉にも聞こえますが、そこには菅波先生自身の百音へのエールも込められているように感じました。「覚悟を決めるべき」という彼の言葉はとても重い。だけど、ここまで頑張ってきたことを途中で投げ出すことなくチャレンジは続けてほしいと思っているんじゃないかな。

「本当にやりたい仕事がそこでしかできないなら、東京は行くべき場所だと僕は思います」

ドライなようだけど、すごく頼もしい力強い言葉だったと思います。菅波先生が百音のことを本当に親身になって考えてくれているのがひしひしと伝わってきてグッとくるものがありました。

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二人の話をこっそりとカフェの外から伺っていたサヤカさん。あの場所ではヒソヒソ話していた声は聞こえないとは思ったのですが(汗)…ニュアンスで悟ったってことにしておきますかw。大事なのはそこじゃないので気にしないことにするww。

菅波先生が百音に「やりたい仕事が東京にあるのならそこを目指すべきだ」という言葉を聞いた時、サヤカさんは黙ってその場を離れていきました。百音は今や自分の孫のように可愛い存在。本当ならずっと手元に置きたい気持ちがあったはずです。でも、それは百音の為になることではないということを菅波先生の話を聞いて感じてしまったのかもしれません…。少し寂しそうなサヤカさんの横顔が切なかったな…。

そして季節は移ろい2015年12月。ヒバを伐採する日取りが3月10日に決まりました。ちょうど東日本大震災の月命日の前日ですね…。「伐るタイミングとしてはちょうどいいね」と笑顔を見せていたサヤカさんでしたが、彼女の複雑な胸の内を百音は少し察してしまっていたようでした。

菅波先生から覚悟を問われもう一度奮起した百音は、彼が紹介してくれた通信講座を頑張っている様子。週に1回仙台の学校へ行くことになっているようで、この日も職場の人たちに快く送り出してもらっていました。すごく寛容でいい職場ですなぁ。森林の仕事以外のことを目指しているのにあんなににこやかに見送ってくれるなんて、現実にそんな善良な勤め場所そんなにないかもしれないぞ(汗)。

同じころ、サヤカさんは大切に守ってきたヒバの木の前に来ていました。彼女にとってそこに立っているヒバは身内同然の存在だったはずです。みんなの前では平気な顔をしていましたが、やはり一人で伐られることになった木の前に立つと寂しさがこみあげてしまう…。

「いいじゃないの、また一人でも…。こういう人生よ…」

ヒバに語り掛けたサヤカさんのシーンは切なすぎてちょっと涙があふれてしまいました(泣)。長年大切に育ててきたヒバの木との別れ、そして、百音が自分の元から旅立とうとしていることへの寂寥感が彼女のなかで渦巻いていたに違いない。誰にも見せなかったサヤカさんの本当の姿、泣けたなぁ…。

その百音はというと、いつの間にか菅波に学習内容を解説できるまでに成長していました。

雲がなぜできるのかもすぐに理解できなかった彼女が…と思うと、なんだか感無量ですなぁ。

でも、自分が分からないところを百音が説明しようとボードに書き始めると…「この状況は納得いかない…!」とハッとしてしまう菅波先生(笑)。慌てて参考書を借りて自分で意味を調べようとする姿にめっちゃ萌えましたww。その気持ち、よーーくわかるわ!!

あさイチで華丸さんがツッコミ入れてたけど…、菅波先生は元々お医者様ですからね。しかも、それまで無償で百音の気象予報士の勉強に付き合ってくれていたわけで、あんなドヤ顔されるのはちょっと納得できないぞ!?と私も思いました(笑)。っていうか、菅波先生も気象予報士の試験受けてみたらいいのに。気象予報士の資格を持った医者っていうのもいいじゃないか!

次週は亮くん近辺のエピソードになりそうです。新次さんとの関係などいろいろ気になります。

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