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NHK大河ドラマ『青天を衝け』第20回ネタバレ感想 篤太夫、青天の霹靂

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先ごろ、東京〇リン〇ック期間の大河ドラマ休止情報が出たのですが…、予定されていたものとはいえ5回…1ヶ月分もストップしてしまうというのは正直ちょっとショック受けてしまった(汗)。まさに”青天の霹靂”状態(苦笑)。

昨年の「麒麟~」の時にもその計画はあったのですが、オリ〇ピッ〇が延期になったことと併せて緊急事態宣言発令による撮影ストップとなり…結果的に長期休止となりました。あの時はスタッフキャストの皆さんの健康を考えればやむを得ないという諦めもあって、再開する日を祈りながら待つことができました。

が、今回はその計画が1年越しに実行されるということではあるんだけど…、私も含め世間がオ〇ンピッ〇に懐疑的である情勢というのがあるわけで、何とも気持ち的に腑に落ちず、どうしてもモヤモヤ感だけが残ってしまいます。
しかも『青天~』はスタートが2月と遅かったので、もし12月終了ということになると相当エピソードが短くなってしまう。せっかくここまで丁寧で面白い作品になっているのに、強引に間を空けられた上に話数も少なくなるではあまりにも残念過ぎる(涙)。大好きな大河なので、できればエピソードを削ることなく最後まできっちり放送してほしいです。

以下、第20回を見て気になったシーンもろもろネタバレあり

これまでの『青天を衝け』感想レポ

青天を衝け
青天を衝け
2021年度NHK大河ドラマ『青天を衝け』の感想レビュー

『青天を衝け』第20回 篤太夫、青天の霹靂

2021年06月27日(日)放送 NHKBSプレミアム 18:00~18:45 ほか

出演:吉沢亮、高良健吾、磯村勇斗、町田啓太、尾上右近、山内圭哉、石丸幹二、草彅剛、ほか

あらすじ

家茂(磯村勇斗)が亡くなった。慶喜(草彅 剛)の次期将軍就任が避けられぬと目される中、篤太夫(吉沢 亮)は「今将軍になっても、国中の非難を一身に背負うだけ」と慶喜に進言する。一方、薩摩の大久保一蔵(石丸幹二)は公家の岩倉具視(山内圭哉)と共謀し、王政復古を画策していた。慶喜が徳川宗家を継いだことで幕臣となってしまった篤太夫は失意の日々を送っていたが、ある日、謀反人の捕縛を命じられる。警護のために同行するのは、新選組副長・土方歳三(町田啓太)だった。

<公式HPより引用>

一橋家家臣の”勘定組頭”としての居場所を見つけ生き生きと働いていた篤太夫。
ところが、それと同じくして長州征伐のため大坂城で指揮を執っていた14代将軍・家茂が病に倒れてしまいました。急ぎ家茂の元へ駆けつけた慶喜でしたが、どうやら老中たちから「ますます上様の具合が悪くなる」と遠ざけられてなかなか会えなかったらしい。それほどまでに慶喜は幕府からの信頼を失ってしまっていたのか(汗)。

苦しい息の中、家茂は「先の将軍や命を懸けて自分を将軍にしてくれた井伊(直弼)のためにも死ぬわけにはいかない」と床から起き上がろうとする。思わず御簾の中に入り家茂の体を抱きとめる慶喜。ここ、ちょっと少女漫画的な香りがしましたがw…事態は深刻です。

さらに家茂は、帝の妹である和宮を妻に迎えながらも攘夷を果たせなかったことに深い罪悪感を抱いていたことを告白する。だからせめて、「孝明天皇が憎んでいる長州を征伐するという目的だけはなんとしても成し遂げたかった」と…。今回の大河ドラマは家茂が戦に向き合うシーンを丁寧に描いていたので、なおさらこのセリフの重みが沁みましたね…。

「あなたにその覚悟はあるか?」

鬼気迫る表情で家茂から問いかけられた慶喜は、まるで兄のように優しい口調で「先の上様や掃部守(井伊直弼)殿のお目は確かであった」と告げた後、体調が回復したら徳川を守ってほしいと伝えます。慶喜は家茂に最初から好意を持っていましたから(変な意味じゃなくてね)、この時の気持ちは本心だと思います。その言葉を聞いた家茂は、慶喜に縋りながら

「私はずっと、あなたとこうして…腹を割って話してみたかった…」

と少し微笑みながら告げた後、再び意識混濁状態に陥ってしまう。
もともと二人は悪い関係ではなかったけれど、幕府と一橋家の間に軋轢が生まれてしまったことで図らずも距離が生まれてしまった…。もしも二つの間柄が良好な関係だったなら、家茂と慶喜は兄と弟のように手を取り合って難局を乗り切っていたかもしれない。家茂も倒れることはなかったかもしれない…。そう思うと「腹を割って話したかった」という家茂のセリフはとても切なくて泣けました(涙)。

それから3日後、14代将軍・徳川家茂は21歳という若さでこの世を去ってしまいました…。違う時代に生まれていたら、もっと長生きできたかもしれないと思うと本当にやり切れません(涙)。
OP後に登場した徳川初代将軍・家康さんも家茂さんの死には大きなショックを受けておられたご様子…。歴代の徳川将軍の中で陣中で命を落としてしまったのが家茂だけだったというのも哀しい…。

家茂の死の報は京の一橋邸にも届いていました。その知らせを最初に受けた猪飼はビックリしすぎて思わず大きな声で「なに!?上様が身罷られた!??」と大声を出してしまう(汗)。

トップシークレット事項だったため慌てて口を抑えていましたが…あんなに大きな声出しちゃったら篤太夫以外の人にもバッチリ聞こえちゃったと思うわw。

家茂の訃報を聞いた篤太夫は家茂に子供がいなかったことを気にかけ、将軍家が今後どうなってしまうのかと不安に襲われる。すると猪飼様は「我が殿が将軍になるかもしれぬ!」と興奮してまたまた大きな声で口走ってしまうww。その後慌てて口を抑えて逃げてしまいましたがww、これもあの場にいた人たちの耳に入っちゃってたと思うわ(笑)。そんな猪飼様が、私は好きww。

慶喜が将軍になるかもしれないと聞いた篤太夫は猪飼たちが止めるのも聞かず「将軍家をお継ぎになってはいけません!!!」と猛抗議。

二人がかりでも抑えきれない篤太夫の突進力、おそるべし(笑)!!猪飼様もこりゃ大変だわw。普通の殿様だったら重い刑に処されてもおかしくない行為ですからハラハラしますね(汗)。しかし慶喜はそれを止めようとはしませんでした。

そしてついに振り切って慶喜の前に出た篤太夫は必死の形相で「殿が将軍になったら、かつての自分のような血気盛んな者たちがそれを倒さんと殺到してくるに違いない」と訴える。

 「危ないと分かっている道をあえて進もうとする理がどこにございましょうか!?某に、あなた様を支えさせてください!!」

篤太夫はせっかく見つけた最高の上司を危険な目に遭わせたくないという想いもあったんですね。勘定方としての自分を認めてくれた慶喜を何としても守りたかった。しかし慶喜は「言いたいことはそれだけか」とだけ告げるとそのあとは何も言わずに立ち去ってしまいました…。

篤太夫の気持ちは嬉しかったと思いますが(顔には出さないけど)、今の情勢から鑑みると自分の事だけを考えているわけにはいかない。もう将軍職を継がなければならないところまできてしまった、という覚悟があったのではないかと思いました…。篤太夫は自らの想いが慶喜に届かなかったことを悟り、大きなショックを受けてしまいます。政治のゴタゴタについて分からないことも多かっただろうから、納得できない想いでいっぱいだっただろうね(汗)。

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江戸城では天璋院が「一橋だけはならぬ!」と慶喜の将軍継承に反対していました。大坂へ発つ前に家茂が彼女の耳元で「万が一の時は」と囁いていたのは…

「次の将軍は田安家の亀之助殿に定めていただきたい」

というものだったのです。「慶喜」の名前を出したわけではなかったのね。

田安家は「御三卿(田安・一橋・清水)」のひとつで、始祖は8代将軍・徳川吉宗の次男・徳川宗武。もしも徳川家に嫡男がいなかった場合には、御三卿の中から選ぶという役割を担っていました。家茂は、徳川宗家に血統が一番近いとされる田安亀之助を後継にと遺言を残したそうです。亀之助は後に「徳川家達」と名を改め昭和の時代まで存命します。

しかしこの時亀之助はまだ4歳と幼すぎたため反対の声も上がりましたが、天璋院は家茂の遺言だとしてそれを聞き入れようとはしませんでした。

ところが家茂の妻・和宮は次の将軍に慶喜を推していました。天璋院はなぜ慶喜を推したのかその真意を尋ねると…遺品として送られてきたという和宮のために買ってきた西陣織を前に「将軍にさえならなければ上様があれほどお苦しみになることはなかった…」と泣き崩れる。

「次は、慶喜が苦しめばよいのです…!」

誰よりも家茂を愛していた和宮。その哀しみはやがて怒りと憎しみに変わり…慶喜へと向けられることになってしまいました。この闇落ちはなんとも切なかったなぁ(涙)。誰かを憎まなければやりきれなかったという気持ちも分かる。

家茂が和宮のために買ってきた西陣織は、その死後に和宮の元へ届けられました。それを見た和宮は「あなたがいてこその西陣織だったのに、あなたと共に三途の川を渡れたら」と歌に詠んで嘆き悲しんだそうな。
その後和宮によって増上寺に奉納された西陣織は袈裟として仕立て直され、「空蝉の袈裟」として今に伝わっています。

和宮の想いを汲んだ天璋院は、慶喜の将軍継承を認める考えに変わらざるを得ませんでした…。幼すぎる亀之助では国難を乗り切るのは実質的に無理でしょうしね…。

一橋邸では松平容保らが集まり慶喜に将軍職を継いでほしいと説得にかかっていました。松平兄弟役の小日向ブラザーズ、どことなくお父様の文世さんと雰囲気が似ていますね。
説得されていた慶喜は「もう徳川家は滅亡したほうがいいのではないか」とポツリと呟き、周囲の者たちはビックリ仰天。篤太夫の言葉が影響したんですかねぇ。ところが、これを受けた永井尚志は最後の手段とばかりに

「相続は先の上様の御遺命でございまする!!!」

大芝居に討って出る。傍で聞いていた原市之進もビックリの奇襲作戦に出てきましたな(汗)。さらにそんなこと全く聞いたことがなかった板倉は慶喜から「まことか?」と問いただされてビビりまくりww。でも、慶喜に将軍職を継いでもらわなければという切羽詰まった思いから永井の話が真実であると頷いてしまいました。

「日ノ本を救うにはこれよりほかに道はない」

これは永井だけの言葉ではなく、その場に集まった者たちの総意でもあります。これを言われては慶喜ももう断ることはできない。その代わりに「私の思うように徳川に大鉈を振るうかもしれないが、それでも構わないのだな」と釘を刺すことも忘れませんでした。こういうところが煙たがられる要因にもなっていたと思うんですが、将軍という大役に就かざるを得ないのだからこうして最初にけん制しておくことも必要だっただろうなと思いました。

それから数日後、慶喜は徳川宗家を相続。次の将軍に就くことが事実上決定されました。

慶喜が徳川宗家を継いだというニュースを耳にした篤太夫。周囲の者たちは「直参の侍になれる!」とテンションアゲアゲで大喜び。伝蔵改め須永虎之助も「そりゃすげぇ!」と大喜びしていました。

屈託ない笑顔がめっちゃ可愛いな、虎之助くん!!

しかし、成一郎はそんな彼を話から引きずり出し「喜んでいる場合ではねぇ!」と一喝。これまで幕府に対してさんざん批判してきた自分たちが「直臣」となってしまうことに戸惑いを隠しきれなかったようです。篤太夫も右におなじな心境のようです。

そこへやって来た市之進は、一橋家が長州征伐の先頭に立たなければならなくなるだろうと引き締めにかかる。その言葉に一気に緊張感が高まる篤太夫たち。それに伴い、新しい配属先が発表されました。

成一郎と虎之介は「俗事役」、戦う兵たちの補助をするお役目です。しかし、篤太夫の名前はどこを探しても見当たらない。不思議に思っていると恵十郎が「おぬしはこっちじゃ」と隣の部屋から言葉をかけてきた。
そこに示されていたのは「御用人手附」、つまり御用人の補佐のお役目で、しかも本営に入ることになるという。慶喜自らが篤太夫にその役目を与えたという話に驚きを隠せませんが、篤太夫本人としては「勘定方」の仕事に生きがいを感じていたため素直にそれを喜ぶことができません。

市之進から「殿はお主を入用だと思われている」と告げられている篤太夫を、成一郎は複雑な心境で見つめていました。武士として篤太夫より先を走っているという自負があったであろう成一郎からすれば、一気に先を越された形となってしまい面白くはなかっただろうなぁ(汗)。しかも本人はその役目を喜んでないっていうのがまた…ねぇ(苦笑)。

その後、篤太夫は千代に当てて手紙をしたためました。そこに書かれてある内容は、まるで遺言…。さらに手紙と共に「遺品」としての短刀も添えられていました。手紙を読んだ千代はショックのあまり言葉を失い大粒の涙をこぼしてしまう…。一緒に暮らせる日を夢見ていたのに、死を覚悟する手紙を受け取ってしまうなんて、どれだけ辛かったかと思うと心が痛みます(涙)。
市郎衛門は「あいつは百姓じゃなく志士としてこの国のために命を捧げる覚悟で出て行ったんだ。誉なことだ」と告げましたが、ゑいは「こんなことになるなら行かせなければよかった!!」と悔恨の念に襲われてしまう…。とっさまも口ではああ言ってたけど、本心では断腸の思いだったんじゃないかな…(涙)。

慶喜が先頭となり長州征伐の指揮を執ることになりましたが、戦局は芳しくありません。やがて幕府軍の敗北が決定的となってしまう。その知らせを受けた大阪城の慶喜は「もはやここまでだ」と引く決断をする。それを聞いた松平兄弟は徹底抗戦を主張しますが、「もはや天子様以外、誰もこの戦を望んでいない」とバッサリ(汗)。いやぁ、すごいな、慶喜。天子様相手でも容赦ない(汗)。さっそく和睦に受けて動き出します。
この時、長州への密使として派遣することにした人物が勝麟太郎だったわけか。言わずもがな、後の勝海舟ですね。今回は名前だけでしたが、今後登場することはあるのだろうか?

主張が聞き入れられなかった松平容保と定敬兄弟は揃って唇をかみしめていました。慶喜への不信感が生まれてしまったかなぁ(汗)。

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長州征伐が失敗に終わったことで孝明天皇のイライラもMAX状態に近づいているようです(汗)。そこでふと浮かんだのが、御所から追放となっていた岩倉具視でした。
その岩倉のもとには大久保一蔵が秘密裏に訪れていました。あれ??たしか『西郷どん』では吉之助も一緒だったはずなのですが…ww。今回の華丸@西郷どんは朝夕ともかなり御多忙な身の上なので、石丸@一蔵どんに頑張ってもらうしかないかな(笑)。

岩倉は大久保に「公家は日本一頭が古い!」と愚痴ってるw。そのことを揶揄しながらちょい下品な笑いを浮かべていたのは…タケ??ウメ??いや・・・

梅沢昌代さんではないですか!!今回もかなり個性的な役で楽しませていただいてますw。

ボヤきまくる岩倉に大久保は「薩摩も長州も天子様をいただく世を作りたいと思ってる」と告げる。その言葉を聞いた岩倉は大感激!!「お上が王政復古を果たすのじゃ!!」と一気にやる気モードに火が付いたようですw。

石丸さん、この日の撮影かなり楽しまれたようで何よりです。

その頃一橋邸では、慶喜が徳川宗家を継いだことに伴って家臣の一部が将軍家お抱えとなる運びになり引っ越し作業が進められていました。篤太夫と成一郎も一橋家から離れることになり、引継ぎなどでテンヤワンヤしていました。

そこへ猪飼が「私は江戸の一橋家に戻ることとなった」と別れの挨拶をしにやって来る。えーー!!篤太夫と猪飼様のコンビ、とってもいい雰囲気で大好きだったのに…離れ離れになっちゃうのかぁ(涙)。篤太夫もガックリきたようで暗い顔をしてしまいますが、そんな彼を「お主は徳川宗家の御家人となるのだからもっと喜べ!」と励ましてくれる。いつだって猪飼様はなんだかんだ言いながら篤太夫のことをすごく可愛がってくれたよね…(涙)。

「ここへ仕えて2年半、身分は低くても平岡様や猪飼様に身に余る御温情をいただきました」

万感の気持ちを込めて感謝の想いを伝える篤太夫。そんな彼に「金もきちんと返してくれたしな」と笑う猪飼様。そういえば、一橋家に来たばかりの時に超貧乏で鍋すら変えなかった彼らにお金貸してくれてたよね。篤太夫たちはちゃんとそのお金返してたんだ。こんなところで伏線が回収されるとはw。

「これからもっと一橋の役に立つべぇと思っていたのに、それをなげうって行かねばならないとは…」と涙ぐむ篤太夫を「そなたならきっと、宗家でも殿を助け良い働きができる!」と笑顔で励ましてくれる猪飼様…その優しさが泣ける(涙)。それでも弱気になって涙を流す篤太夫を「泣くな!」と一生懸命励ます猪飼様…また会いたいよ!!

一方、江戸の一橋邸では美賀君と徳信院が複雑な想いで外を眺めていました。徳信院は美賀が大奥に入らなかったことに安堵したと語っていましたが、長いこと慶喜と一緒に暮らせていない美賀としては寂しさの方が上回っているようでちょっと気の毒でしたね…。二人が一緒に生活できるようになるまでにはまだもう少し時間がかかりそうです。

そしていよいよ京の一橋邸を出立する日が訪れる。

誰もいなくなった思い出のつまった部屋に軽く一礼する篤太夫の姿がとても切なかった…。もっとこの部屋で自分の手腕を発揮したかっただろうにね…。

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大坂の幕府陸軍奉行所の書記官として働くことになった篤太夫と成一郎。ところが、「書付はどうした?」という依頼に対して伝言ゲームのように言葉が伝わっていく様を見た二人は啞然ww。みんな自分が取りに行きたくないらしく、誰かが行くまで「どうした?」と違う人に聞きまくってる。で、最終的に新入りの成一郎が取りに行かされる羽目に(苦笑)。
このシーンを見て、今の世の「責任を取りたくない政治家や役人」と似てるなとゲンナリしてしまった。いつの世もこういうところは変わらないのかねぇ。

そんなこんなで、全くやりがいのない仕事をすることになってしまった二人は「殿は遠いお方になってしまった」とため息ばかり。 篤太夫は「いっそやめちまおうか」と投げやりな態度をとってしまいますが、その後のことは浮かんでこない。そんな彼を見て、成一郎は「臣下として殿をお守りしたいという想いに変わりはない」と告げ、もう少しここで働いてみようと思っているようでした。

成一郎が自分よりも将来を見ていると感じた篤太夫は嫉妬心が沸き起こってしまい「粋がりおって!」と憎まれ口がポロリ(笑)。これには成一郎もカチンときて「お前は口ばっかりで武士には向いてないからやめちまえ!」と言い返す。
ここから篤太夫のイライラ度はさらに悪化w。自分が出世したことに対して成一郎が嫉妬しているのではないかという、触れてはいけないところを突きまくってしまう(汗)。そこからはもう、売り言葉に買い言葉。喧嘩の内容も”武士云々”から”百姓言葉”に対するものへと変化してまるで子供の言い争い(笑)。

「だんべぇ、だんべぇなんて、言ってないだんべぇ!!!」

いやもう、二人とも、「だんべぇ」が板についてますってばwww。まぁそれだけフラストレーションがたまってしまう職場ってことだいね。

大喧嘩の末、ようやく人が間に入って矛を収めた二人でしたが…、職場での雰囲気は最悪ですw。顔を合わせても目を合わそうとしない。まぁ、そうなるわな(笑)。必死に裃の襟を元に戻そうとしてる篤太夫は可愛かったけどww。っていうか、その格好じたいが似合わないねぇ(笑)。

そんな時、大沢源次郎という人物が謀反を企んでいるらしいという情報が入る。彼を捕縛するために誰か名代はいないかという話になっていましたが、その時ふと目に留まったのが新入りでちょっと生意気な篤太夫の姿でしたww。というわけで、突然篤太夫は危険な任務に就かざるを得なくなってしまう。

その篤太夫の護衛として付くことになったのが、新選組の土方歳三隊でした。

土方は大沢を捕らえる役目は自分たちが請け負うから安心してほしいと篤太夫に告げました。しかし、それを聞いた篤太夫は「まずは先に私が奉行の役目を告げるのは先だ」と反論。罪が確定していない相手を突然捕らえるのは道理に外れていると持論を述べます。

土方はその言葉に少し呆れながら「立派な説ではあるが、向こうが剣を振り上げてきたらどうする?」と尋ねる。それに対しても篤太夫は「この渋沢にも腕はある」とドヤ顔ww。そんなことも分からないなら護衛などいらん!と上から目線の篤太夫ww。ここ最近イラついてることもあって土方への態度も尊大ですな(苦笑)。
でも篤太夫くん、初めて土方とすれ違ったあの日…君はめちゃめちゃビビってたんだぞ(笑)。

そしていよいよ大沢の元へ踏み込む日がやって来た。土方は最後にもう一度「本当に一人でいいのだな?」と確認。それに対して「男に二言はねぇ」と言い切る篤太夫でしたが…その表情は緊張でこわばっている。なんかイヤな予感しかしないよー(汗)。

新選組がその場を離れた後、篤太夫は一人で大沢の元へ向かう。そして大沢の姿を見ると「ご不信の筋がある故、捕縛する」と堂々と宣言。もっとビビるかと思いきや、頼もしいじゃないか篤太夫!

しかし「捕縛」と聞いた大沢はすぐに逃げ出し篤太夫は弾かれたようにそれを追いかける。ところが、たどり着いた部屋には大沢の配下たちが刀を抜いて篤太夫を威嚇するように取り囲む。篤太夫、大ピンチ!!
でも篤太夫は勇敢に一人で大勢の敵に立ち向かっていったのでちょっとビックリしましたよ!血洗島の道場で鍛錬していたことが、ついにここで生かされる時が来た。おそらくそんな興奮状態にあったのではないだろうか。

最初はかなり頑張っていましたが、やはり実戦経験がないのですぐに追い詰められてしまった。篤太夫、今度こそ絶体絶命の大ピンチです(汗)。と、その時、スーパーヒーローのような救世主現る!!

土方歳三、参上ーーーー!!!登場の仕方からしてカッコよすぎでしょう!!!っていうか、町田啓太君の殺陣がとにかくスマートで美しくキレがあって最高です!! しかも「神妙に縛に付け」と言った後の刀シャリっも痺れるわ!!こりゃ眼福以外のなにものでもないww。
町田君が土方に配役されたと知った時から魅力的だろうなぁと予想はしていましたが、それ以上ですよ。キャスティングしてくれた方、ありがとうございますw。

呆然とする篤太夫の前で土方はバッタバッタと敵を仕留めていく。そしてほぼ制圧したと思われた時、なぜか土方が篤太夫に刀を向けて迫って来た。これにはさすがの篤太夫も「斬られる!!」と思い込んで超ビビりまくりww。まぁ、あれを怖いと思わない人もいないと思いますがねww。すると…

土方は篤太夫のすぐ脇の襖に向かって思い切り刀を突きさした。何事かと思ったら、襖の中に大沢が潜んでいるではありませんか!!土方は敏感にその気配を察していたのですね。さすが実戦経験豊富なだけあって、敵に対する嗅覚は抜群ですな!っていうか、町田@歳三、カッコよすぎるだろうww!!

「大事はござらぬか?渋沢殿」と言葉を掛けられた篤太夫は「おぅ…」と答えるのが精一杯でした。大見栄切った割にはほとんど剣が役に立たずじまいとなってしまい、ちょっとバツが悪かったかもねw。

大沢を他の新選組隊士たちに連行させた後、篤太夫は土方に「ご苦労であった!」と精一杯粋がって見せるのですがw「結局働かせてもらうことになりましたなぁ」という皮肉を返されタジタジw。「もうちょっと早く来ると思ったぞ」とえばるのが精いっぱいでした(笑)。そんなところで幕臣のプライド出さなくていいのに~w。これには土方も苦笑いするしかないですなw。

でも、土方は篤太夫が「罪が確定しない相手を捕縛するのは人の道に反する」と告げた言葉に感銘を受けてくれていた様子。そのうえで、褒美は篤太夫が受け取るのが筋であると伝えました。それを聞いた篤太夫は「名代などバカらしい話だ」と苦笑い。本来ならば奉行が直接会って話をすればいいのに、こんな姑息な手を使わなければならないとはと辟易している旨の内を告白します。

あまりにも投げやりな篤太夫の態度に土方はムっときたようでしたが、当の本人は全く気にしていない様子。そして篤太夫はもともと自分は武州の百姓だったと身の上を語りました。それを聞いた土方は「それで先ほどからそういう言葉だったのか」と得心した様子w。
驚いた篤太夫に土方は笑いながら「俺は武州多摩の元百姓だ」と同じ身の上であることを明かします。篤太夫は意外な言葉にテンションが上がって親近感を抱いたようでした。この時の土方のめちゃめちゃ楽しそうな爽やかな顔が非常に印象的です。同じDNAを持つ相手と巡り会えたことが嬉しかったのかもしれません。

土方歳三は多摩(現在の日野市)の農家出身で、百姓だった時に実家の秘伝である「石田散薬」を売り歩いて生計を立てていました。その行く先々で剣術の稽古にも励み、後に天然理心流を習得し剣豪へと成長していきます。

武士として国のために戦うことを目標としてきた土方。その生き方に後悔は一つもないと語ります。「命をなげうって」国のために前を向くのみだと決意を新たにする土方の話を聞いた篤太夫は「自分は迷ったり躓いたりしてばかりだ」とため息をつきます。それでも「日ノ本を守りたい」という志だけは土方と変わりはない。

 静かに二人で日ノ本への想いを語らった後、土方は報告のために戻るとその場を立ち去ろうとします。その背中に篤太夫は「俺も土方殿と話せてよかった」と感謝の気持ちを伝えます。

「武州の風邪を思い出した。あの頃の、己の気持ちを…!いつかまた会った時に恥じぬよう、俺もなるだけ前を向いて生きてみることにすんべ。まぁ、何になってるか分からないけどな」

ここであえて百姓言葉を使って自分の想いを伝えた篤太夫がとても印象深く、思わずウルウルっときてしまいました。今与えられた仕事に愚痴ってばかりいたけど、同じ匂いを持つ土方と語り合ったことによって初心を思い出したんだろうな。土方と篤太夫が共鳴したと実感できるシーンで胸が熱くなりましたよ…!

「前を向いて生きる」という言葉を聞いた土方は少し驚いたように「生きる…か…」とポツリと呟きました。おそらく土方はこれまでずっと「死」を意識して過ごしてきたはずです。それだけに篤太夫が「生きる」ことを前提に語った言葉がとても新鮮に響いてきたのではないかな。これをきっかけに土方が少しでも「生きるための戦い」を意識するようになればいいなと思いました。

「あぁ、いつか必ず」

そう微笑んで立ち去って行った土方を、篤太夫も満足そうな笑みを浮かべながら見送りました。渋沢篤太夫と土方歳三はこれを最後に二度と会うことはなかったそうです…。「いつか必ず」その約束通り、もう一度再会してほしかった…(涙)。

土方ら新選組は翌朝奉行所に大沢ら謀反人を連行。彼らを江戸へ連れて行く役目は成一郎が担うことになりました。「渋沢」という名前を聞いた時、土方は少し驚いたように成一郎に声を掛けます。

「なんと、そこもとも渋沢と申されるのか」

篤太夫はなぜ土方が笑うのか訳が分からないようでしたが(笑)、土方としては篤太夫と同じ苗字の人物にまた出会えたことが愉快だったのでしょうねw。その笑顔のなんと爽やかなことよ!!!最高だわ、町田君の土方歳三!
ちなみに、成一郎は数年後に土方と関わりを持っていくはず。そのシーンが来るのを楽しみに待ちたいと思います。

一方、小栗は一橋が将軍を継ぐことが確実視されていることを悟っている様子。慶喜は徳川宗家を継ぎましたが、未だに将軍に就いたわけではなく「空白」期間となっていたようです。栗本は慶喜を煙たい存在だと思っているのでかなり悔しそうでしたが、小栗はそのあたりはさっさと気持ちを入れ替えたみたいでしたね(笑)。
パリ万博の話は、将軍になるであろう慶喜に打診してみようと動き出した小栗。彼にとっては将軍に誰がつくか云々よりも、幕府の地位を上げていくことのほうが大切だと考えているように見えました。

ということで、ついに慶喜のもとに「パリ万博出展」への打診の手紙が届きました。それを読んだ慶喜は市之進に「渋沢はどうしておる?」と尋ねます。いよいよ篤太夫にあの話がやってくるようです!!ガイドブック後半を読んでみましたが、かなり期待の持てそうな内容でした。放送が楽しみです。

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