探偵張りに竹ノ原くんに探りを入れた世良。竹ノ原くんも意味ありげな表情をしていたので私も昨日は「もしや!?」と思ったのですが・・・万平がやっていないと断言できる理由は・・・
「あんな純粋な人はいない、純粋に作るのが好きなだけでお金に執着がない」
という、単純な理由でしたw。思わず世良ちゃんが「それだけの理由!?」と力が抜けてしまうのもわかる気がするww。まぎらわしいなぁ、もう~。
しかし、本題はその後。竹ノ原くんはかなり核心を突いた証言をしてくれました。
材料の管理をすべて統括していたのは社長の加地谷だから、もしも横流しなんてことをやろうものならば、すぐにバレてしまうはずだという。それをバレずにできる人物は…ただ一人だけと。
やっぱり竹ノ原くんも最初から加地谷のこと疑ってたみたいですね。
でも、「自分は入隊して生きて帰れる保証もないから社長の悪口を言っても構わないんだ」っていうセリフは切なかったよ…。萬平のためにできる最後のことなんだって思ってたのかな…。生きて帰ってきてほしいよ、絶対!!
しかし、この後衝撃告白が飛び出してちょっとビックリした。
「それに僕は…立花さんが、好きです!!あの人に罪を着せるなんて許せない!!」
え!?あの声のトーンは・・・人間的にっていうのを超えていたような気が・・・。もしかして、LOVEな気持ちを持ってたのかな!?だとしたら、なおさら切ないじゃないかーーー!!その想いは報われないもんね・・・。
まぁ、これは私の考えすぎなのかもしれないけどw。
それにしても、加地谷が萬平に罪を着せるとしても・・憲兵がそんなに簡単に無実の人間を見破れないものなのかという疑問が残る。
この疑問が出た時に、ついに、あの人物の正体が明らかに!!
加地谷が常に会いに行っていた「遠藤社長」・・・!!ずっと気になってたんですよ、遠藤って誰やねん!!ってw。世良ちゃんと竹ノ原くんが謎解き会話をしていてたどり着いたその人は・・・
遠藤社長=憲兵の一人
(視聴者はすぐに妙な七三憲兵だと察したww)
なるほどーーー!そこは盲点だったよ。遠藤は仮名っていうところは想定できたけど、あの七三憲兵だったとは気づかなかったw。
そりゃ、憲兵に直接会って闇交渉していたんだったら萬平をいくらでも陥れることができてしまうよな…。あの憲兵(村越)がなぜ躍起になって萬平に拷問を加えていたのかがようやく合点がいきましたよ。そろそろ憲兵隊長も、村越の様子がおかしいことに気が付いたようだったな…。でも・・・遅いよ!!!
なかなか横流しを認めようとしない萬平に危機感を感じた憲兵・村越は、ある小さな屋台で加地谷と密談を交わしていました。
えっと、あさイチの受けで華丸さんも言ってたけど…そういう危なすぎる密談は屋台でやっちゃだめだろうwww。絶対誰かに聞き耳立てられていそうな気がするww。
と、おもったら・・・
案の定、この男がいましたよ、世良勝男探偵が!!
それにしても、加地谷は黒だとは最初から勘づいていたけど…あそこまで真っ黒だとは思わなくてびっくりしたよ。
加地谷も、最初は萬平のことを純粋にビジネスパートナーだと思っていたんですよね。でも、金勘定しか能がない自分に対して、萬平は斬新な機械をどんどん生み出してくる。そんな彼に対しての複雑な羨望はやがて激しい嫉妬へと変わっていってしまったんですね…。
だけど、殺そうという感情まで行きついてしまうとは…何とも恐ろしい。その黒さには憲兵の村越もビビるほど。
だけどねぇ、なんか、加地谷って・・・すごく哀れな人だなぁって思ってしまいましたよ。私が愛之助さんのファンで贔屓目に見てるからっていうのもちょっとはあるかもしれないけどww、それを抜いても、なんだか同情心すら生まれてしまった。
いったいどんな人生歩んできてしまったんだろうね、加地谷は。
自分たちの罪を明るみにしないために萬平を始末しろと再度迫る加地谷・・・。ここまでくるともう末期だ・・・。ドラマでここまでドス黒い感情の芝居を見せる愛之助さん、初めて見たかも。とても新鮮。
こっそり加地谷の悪事を屋台で確認した世良探偵w。三田村会長もついに動きます。
二人が会いに行ったのは陸軍大将の神宮さん。めっちゃ陸軍のトップな雰囲気出してる役者さんが!と思ったら、大森南朋さんのお父さんの麿赤児さんじゃないですか。いやはや、さすがの貫禄でしたねぇ!
二人は、萬平を救い出すことは神宮閣下にも利益をもたらすことになる、と必死の説得を図る。
それにしても、こういうときにもビビらないで堂々と考証できる世良ちゃん、すごいですよね。やっぱり彼はただのお調子者じゃないと思いました。
そして、ついに、萬平が釈放される日が訪れます!!長かった・・・!!!
迎えにやってきた福子と世良は、あまりにも想像を超えた痛めつけられた萬平の姿に激しい衝撃を覚えます。福ちゃんはショックと安堵が入り混じったような表情で涙を流してましたが…あの瞬間の彼女の生の気持ちが痛いほど伝わってきて、思わずもらい泣きしてしまったよ。
福子と世良の姿を確認した萬平。でもその後はきっと、福子の姿しか目に入ってこなかったような気がします…。
「福子さん…!!!生きて会えるとは…思わなかった…!!!」
おぼつかない足取りながらも福子の姿を見ると必死に駆け寄り、彼女に縋り付いて嗚咽する萬平…。福子に再び会うために…この瞬間だけを夢見て、必死に生き抜いてきた萬平…。
あの嗚咽に、彼女へのどうしようもない思いが溢れてて…涙なくしては見れなかった。
本当に良かったよ、萬平!!!稲村さん、彼に食べることを勧めてくれたこと本当に感謝します。
それから1週間。
体力がいまだに戻らない萬平のもとに、世良が見舞いに訪れていました。「ぼくは始めから信じてたで!!」とまた調子のいいこと言ってましたがww、彼の功績は確かに大きいからね。
その後、憲兵の村越は尋問を受ける立場になりましたが、加地谷の行方はだれもわかりませんでした。危険を察知してギリギリのところで逃亡したようです。そういうところの嗅覚は本当にすごいんだけど…。
ただ、これから戦争が激化していきますから…おそらく加地谷の立場もどこへ行ったとしても悪くなるような気がしてなりません。
世良ちゃんは萬平に感謝されたいと必死のアピールww。
「世良さんは僕の命の恩人です」
という萬平の言葉に大満足して2回も言わせてたな。声がまだ枯れた状態で痛々しい状態なんだから、あまり無理させないでやってよね。
ただ、なぜ三田村会長が自分を助けるために動いてくれたのかが謎のまま残っていた萬平。それを聞かれた世良は、福子が直談判をしたからだと教えます。これはあまり言いたくなかったようだったけどw、そこはちゃんと伝えなきゃね!萬平がそのことを知ってよかったよ。
でも、最後はやっぱり感謝されたくて
「頼むだけならだれでもできる!君が一番感謝しなきゃいけないのは誰や!?」
「世良さんです…」
この二人のやり取りに笑ったwww。ま、世良ちゃんはずっとそのままでいてほしいよ。
そんな世良と入れ違いでお見舞いにやってきた福子。彼に「君はまだ彼の女房やないんだぞ」とツッコミ入れられてテレまくってる様子がめっちゃ可愛かったw。
お弁当は萬平が食べやすいように柔らかく調理してあるのが優しくて心温まるね。やっと、穏やかな二人のシーンが見れて嬉しい。
しかし、萬平は福子の母親が自分との仲を大反対しているのを知っているため、見舞いに来ても大丈夫なのかと心配そう…。それに対して福子はニコニコしながら
「母はもうゆるしてくれてますから」
とケロリww。あれ、本気でそう思ってる節があるなw。大丈夫か!?
と思ってたら・・・
「許してるわけないやない!!!」
と、鈴さん、目を見開きながら克子の家で愚痴の真っ最中でありましたwww。
この挟み方!!!思わず笑ってしまったよww!
こんな一筋縄でいかない鈴さんを二人はどう説得していくつもりなのでしょうか!?気になります。
続きの感想はまた来週…(汗)。