2017年度大河ドラマ『おんな城主直虎』縁の地を巡る旅。
明けて2018年の正月、様々な場所を訪ねてきました。
参考 龍潭寺(こちらは2017年夏)
参考 小野政次巡礼地
参考 井伊谷城~大河ドラマ館
大河ドラマ館からの帰り道に偶然目に入ったのが「久留女木」の地名です。『~直虎』の中で「井伊の隠し里」として何度か登場した美しい棚田のロケ地になります。
第7話「検地がやって来た」のクライマックスシーンの美しさは感動的でした。
予定に入れていなかったのですが😅少しだけ時間があったので、寄り道という形で向かうことにしました。が、寄り道というにはあまりにも遠かったw。予備知識もなく地名に惹かれて行っちゃったもので・・・グネグネした山道を延々車で走らせていくうちにどのどん陽が落ちていくという💦。やっと現地に到着したのはよかったのですが、駐車場から目的地までがまたけっこうな道のりでww沈みかけている太陽との駆けっこみたいな感じで・・・到着した時には息も絶え絶えでした(正月からハードな運動だったww)。
久留女木の棚田へは、きちんと計画を立てて行きましょう☝。
久留女木の棚田
起源は平安時代からとのことですが、特に井伊家の直平(ドラマでは前田吟さんが熱演)や直宗の時代に庇護を受け開墾が進んだと言われているそうです。現在も井伊家家臣の末裔の方が棚田を大切に管理されています。「日本の棚田百選」にも選ばれているそうです。
そして、大河ドラマでたびたび直虎たちの言葉に登場していたのが「竜宮小僧」。ドラマのナレーションを担当した中村梅雀さんも竜宮小僧という設定でした。
久留女木のそばを流れる川の淵に住んでいた子供が度々出現して村人の農作業を手伝っていましたが、不幸な事故で亡くなってしまいます。悲しんだ村人たちが丁重に葬ったところ、その場所から水が湧き出て田畑に潤いを与えているそうな。これが竜宮小僧の伝説となり、現在でもそのお墓の傍からは水が湧き出ていて久留女木の棚田にも流れ込んでいるとのことです。
時間の関係で竜宮小僧のお墓までは行かれませんでしたが、機会があればお参りしに行きたいです。日本には不思議な伝説が今でもたくさん息づいているんだなと思いました。
ちなみに、私たちが訪れた時は「お正月」だったので、刈り取られた棚田の風景でした😅。いつかドラマと同じような稲の美しい季節の時に行ってみたい。それでも、夕日に彩られた光景はとても美しく感動的でした😀。
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ちなみに、駐車場には未だにこんな札が残ってましたw。
この日といえば…
直虎のクランクアップ撮影日ですよね。
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