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NHK大河ドラマ『青天を衝け』第35回ネタバレ感想 栄一、もてなす

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11月8日、ついに『青天を衝け』の撮影がオールアップしたというニュースが飛び込んできました。

例年だと10月には撮影終了のニュースを目にしていたと思うのですが、今回は色々と大変なことも多かったと予想されることから11月に入ってからという遅いタイミングでしたね。吉沢亮くん、長期にわたる撮影、本当にお疲れ様でした!!ドラマでは栄一の晩年まで描く予定とのことなので楽しみに待ちたいと思います。

飛鳥山で14日に行われたトークショーのニュースも見ましたが、吉沢くんが栄一ロスになって寂しくてパソコン購入して四苦八苦してるっていう可愛いエピソードが披露されたようですね。それだけすべてを注ぎ込んだ熱演だったということでしょう。

それにしても、このトークショーの倍率ってどのくらいだったのかな(汗)。当たった方は本当に超ラッキーだったと思います。ラジオでもいいからその時の様子ちょこっと聴いてみたいなぁ。

放送はいよいよ佳境に入ってきました。撮影は終わってもドラマはまだまだこれから!果たして私は感想を全制覇することができるのかw!?

以下、第35回を見て気になったシーンもろもろネタバレあり

これまでの『青天を衝け』感想レポ

青天を衝け
青天を衝け
2021年度NHK大河ドラマ『青天を衝け』の感想レビュー

『青天を衝け』第35回 栄一、もてなす

2021年11月14日(日)放送 NHKBSプレミアム 18:00~18:45 ほか

出演:吉沢亮、高良健吾、橋本愛、成海璃子、愛希れいか、山崎育三郎、福士誠治、大倉孝二、中村芝翫、ほか

あらすじ

アメリカ前大統領・グラントの来日が決まり、栄一(吉沢 亮)たちが民間を代表して接待することになった。栄一は、夫人同伴が当たり前の西洋流を採り入れようと、千代(橋本 愛)やよし(成海璃子)にも協力を願い出る。そこに、大隈綾子(朝倉あき)や井上武子(愛希れいか)ら政財界の婦人も加わり、西洋式マナーの習得に悪戦苦闘する。官民あげた歓迎は順調に進むが、数日後、グラントが“渋沢家に行きたい”と言い出す。渋沢家では、千代が中心になって、グラントを歓迎するための準備が始まった…。

<公式HPより引用>

元アメリカ大統領のグラント将軍が日本へやってくるということで、栄一たちは最大級の”お・も・て・な・し”をするべく家族総動員状態で準備にかかりました。不平等条約が改正されるかもしれないし、日本も一等国として認められるチャンスだということで政府の鼻息も荒いw。

千代やうた、よしは自分たちも表に立ってもてなしの準備をしなければならないことに戸惑いながらも、日本国のために役立てるならとこれを了承。
千代とよしは、海外事情に詳しいご婦人のレッスンを受けるべく大隈邸へ赴きました。床に頭をつけて挨拶する千代とよしでしたが、先に来ていたご婦人たちは椅子に座り優雅に待っていたご様子w。大隈の妻の綾子は慌てて二人に顔を上げるように促していましたが、ここからすでに文化の違いが見えていたのが面白かったです。

先にいらしていたご婦人方を丁寧に紹介していく綾子。招かれていたのは…、井上馨の妻・武子益田孝の妻・栄子大倉喜八郎の妻・徳子。皆さんセレブな香りがぷんぷんいたしました(笑)。

武子さんのダンナ(井上馨)の紹介写真だけなぜそのチョイスwww。他の旦那様たちの写真はきりっとした表情だったのに、馨さんだけ感情爆発の瞬間をとらえたものだったので思わず笑っちゃったよw。まぁ、このイメージ強いんだけどね(笑)。

全員揃ったところで、西洋風のおもてなしについてのレッスンがスタート。講師は、ヨーロッパで2年間過ごした経験のある井上馨の妻の武子さんです。

「OK,so…Here We Go!!」と、めっちゃ気合の入っている様子の武子さん、明るくて可愛い方ですねぇ。演じてるのは元タカラジェンヌ娘役トップの愛希れいかさんなので、快活ななかに品を感じさせる雰囲気がとても良いと思います。こりゃ、井上さんも惚れるの納得ですわ(まぁ、お妾さんもいらっしゃったとは思いますが 苦笑)。

グラント将軍来日の3か月前、栄一も喜作や福地、益田、大倉らとグラント将軍のもてなし方法について熱く語り合っていました。日本が西洋に追いついた国だということを見せたいと気合十分の様子。特に栄一としてはフランスでは度肝抜かされることばかりでしたから、日本もそれに負けない国になったことをアピールしたい気持ちが強いんだろうね。でもそれは「もてなし」からちょっと逸れた趣旨なような気がするけど…(苦笑)。

大倉は「競馬」ではなく日本を強く意識させる「流鏑馬」「犬追物」はどうかと提案。さらに栄一が「オペラを見たことがあった」と言うと福地は「歌舞伎」がいいのではないかと提案。台本は自分が書くと気合十分。へぇ~~、福地さんはそういう才能もあったんですね。あ、歌舞伎やらせるなら・・・三菱にすごい歌舞伎の達人がおりまっせwww(違)。

いっぽう千代とよしたちは、武子から西洋式の挨拶の表現方法について学んでいました。自ら歯を見せてニカッと明るい笑顔のお手本を示す武子にみんなびっくり仰天ww。当時は「歯を見せて笑う」なんてはしたないという風潮があったと思いますから、あまりのカルチャーショックに衝撃を受けるのも頷けます。
それでも、「歯を見せて笑うことは親愛の情の証でもあります」という言葉を聞いた一同はおそるおそる武子と同じように笑えるかコソコソと確かめてみるw。

まだ羞恥心のほうが強いからか手で口元を隠しながらチャレンジしてる千代とよしがめっちゃ可愛かったぞ!

さらに、シェイクハンド(握手)ハグ(抱きしめられる)も当たり前で決して驚いて逃げてはいけないと教えられた面々は大きな衝撃を受けてビビりまくりw。綾子さんも目をまん丸くして驚いちゃってて…みんな可愛いのなんの(笑)。でも、動揺する奥様方を「野蛮な国と思われないためにも慣れましょう」と必死に励ましていました。
千代も「女子も変わらなくてはならねぇ…」と自分を奮い立たせるのでした。かつては栄一が髷を落とした西洋風の写真をパリから送った時に「浅ましい」と嫌悪感バリバリだった千代でしたが、今はもうそういう時代ではないということを肌で感じたのかもしれません。

でも、髷が「粋」の象徴として奥様方から大人気だったと分かるシーンは面白かったなw。綾子さんは明治男の「髭」に嫌悪感を持っていらっしゃるらしく…、そこで思い浮かんでいたのがなぜか伊藤博文さんだったというのはちょっとお気の毒だった(笑)。そういえば、大隈さんはツルツルでしたよね。きっと、綾子さんから髭は無しよ!ってきつく言われていたのかもしれないww。

さらに女子トークは盛り上がっていくのですが、綾子さんが小栗上野介と従妹の関係にあったことは初耳でした。幼い頃に両親を亡くした綾子は小栗家に預けられていたそうで、小栗上野介忠順とは本当の兄妹のように仲良く育ったそうです。小栗が斬首された時はさぞかし辛かっただろうな…(涙)。
今は明るい武子さんも維新の折には色々と苦労もあったようです(芸者の道へ行かなければいけなくなる危機もあったらしい)。みんなそれぞれ色々とあったようでしたが、しっかり前を向いて生きていますね。この時代も女性は強かったということか。

初めはおどおどしていた千代とよしでしたが、時間が経った後は女子トークの輪に溶け込んでセレブな奥様方と楽しい時間を過ごしていたようでした。心強そうな味方が増えてよかった。

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栄一は自宅に喜作を呼んでグラント将軍への歓迎文の出来をチェックしてもらっている。何やら硬い文章で挙句に長い(苦笑)。喜作にもツッコミ入れられてたしねw。しかし、来日が近づいているこの頃には東京府民からのもてなしのための寄付金も多く集まっていたようで、栄一も「民も日本が世界に並び立つ国になることを期待しているんだ」と胸を熱くしていました。

ところが、歓迎行事そのものをよく思っていない者もやはりいたようです。元老院で働いていた沼間守一は街頭演説に立って栄一ら接待要員たちに対する非難の言葉を大声で叫びまくっていました。

沼間守一は元老院を辞めた後ジャーナリストに転身。自由民権運動を推進してやがて立憲改進党の立ち上げに加わった人物です。

その演説を耳にしてしまったうたは、招かれていた大隈邸で「あんな風に父様たちの悪口を言いふらすなんて許せない!」と大憤慨。栄一や福地の家には脅迫状もたくさん届いているらしくかなり危険なことになってしまっているらしい。でも、あまり怯えた様子がないのがすごいよね(むしろ悔しがってるところがまたすごい)。
その話を聞いた大倉の奥さんは「気にすることないわ、脅しは臆病者のやることよ!」とうたを励ましていました。これは名言ですね。さらに千代もそれに賛同しますが姿が見えない…。何をやっているのかと思ったら…

武子さんから西洋風に髪を結ってもらっていたようでした。赤いハイビスカスの花も飾られてすっかり雰囲気が変わりましたね~。千代さん、洋風髪型もめちゃめちゃお似合いで可愛いではないですか。

でも、心の準備がないままに髪型が変わった姿を見てしまったようで「まぁ、奇抜な!!こんな姿旦那様には見せられない!」と恥ずかしさのあまり逃げ出そうとしちゃうw。いや、逆に栄一は気に入ってくれると思うんだけどなぁ。すごく可愛かったのに~~もったいない。

そうこうするうちに7月3日となり、グラント将軍が奥さんと息子を連れて日本にやって来ました。OPで撮影協力に「氷川丸」とあったので、横浜の氷川丸を借りて撮影したのかなと思いました。

三菱の岩崎はみんながグラント将軍に気を取られている間にどんどん船を増やしてしまえと大盛り上がり(笑)。鬼の居ぬ魔になんとやら…みたいな感じでしょうかw。こういうところ、弥太郎さんは抜け目なさそうだからなぁ。

栄一は接待の代表者として無事に歓迎文を読み上げることができたようです。

グラント将軍はそんな彼にすすんで握手を求めていました。その時に真っ先に立ち上がって拍手をしたのが岩倉具視。みんなどう反応していいか戸惑っているのを察して、後ろを向いて「ほら、手を叩け」とばかりに猛アピールしてた姿がめっちゃ可愛くてウケたww。

そしていよいよ夫人同伴の夜会が開かれる日がやって来た。綾子さんはなんと宮中行事に出るような和装で参加するらしい!!けっこうな重さで大変だったろうに(汗)。逆に武子さんは娘の末子と共に西洋のドレス姿を披露。二人とも本当によくお似合い。皆さんの興味は一気に綾子さんから武子さん親子に移ってしまいましたねww。
千代とよしは武子たちの西洋風ドレスに興味津々。生地はどんなものかとか、締め付けは苦しくないのかとか、目を丸くしながら釘付けになっているのが可愛らしい。一番面白かったのは、パンプスの靴を見たときに「そのような小さな器に足を!??」と千代が表現したシーンww。靴を「器」と呼ぶとは(笑)。

末子は海外生活が未だに抜けきっていないからか会話の端々に英単語が入ってくるw。五代様と気が合うんじゃないだろうか(笑)。末子は自分と同じ年頃のうたに親しげに接していたので、今後良好な関係が築かれていくのかもしれません。

最後に武子先生から西洋風おもてなしのおさらいがありました。挨拶の言葉、歯を見せての笑顔、皆さん完璧にこなせるようになりましたね。ということで、いざ出陣です。

出立の掛け声が「エイ・エイ・オー!!」だったのが可愛かったw。

そしていよいよ夜会が始まり栄一に伴われてグラント将軍がやって来た。よしは、実際に見るグラント将軍が想像していた人物像とかなり違って「穏やかそうなおじいちゃん」であることに驚いた様子でした。今まで瓦版とかで見かけた外国人は、本物とかけ離れた鬼や怪物みたいな表情で描かれてたことが多かったと思いますからなおさらびっくりしたでしょうね。

一方の千代は、初めて夫が仕事をする姿をじっくりと見ることができて喜びを感じているようでした。静岡にいたときは偶然見かけてしまったって感じだったけど、ちゃんと見るのはきっとこれが初めてだったと思うから誇らしく感じたんじゃないかな。

続いて夫人も入場してきて、千代たちはドキドキしながらもレッスン通りに歯を見せてにこっと笑顔を見せる。すると夫人もにこやかに返してくれて一同ほっと一安心ですw。

その後、西洋風ダンスパーティも披露されていましたが…これは後の鹿鳴館に繋がる感じですかね。

武子さんはさすがのダンス力!!これは武子役に愛希さんが配役されたの納得ですね。あのターンの美しさは宝塚の元娘役トップとしての華やかさと美しさが表れてて見惚れてしまうレベルでした。

井上や伊藤も日本の女性たちの振舞いに感心することしきりです。そんななか、大隈さんだけは亜哉子さん一人に釘付け状態だったようで「やはり、綾子が一番ばい」とオノロケ発言まで飛び出して二人を唖然とさせていました(笑)。

でも、大隈さんがそう言いたくなる気持ちわかるよ!綾子さん、めっちゃ雅で可愛かったから。

しばらく時間が経った頃、千代はグラント夫人が顔をしかめながら退出する姿を目にしてしまいます。気になって声をかけてみると、虫に足を刺されてしまった箇所が痛むとのこと。っていうか…御夫人、どんな虫に刺されたらあんな酷い腫れた状態になってしまうんだ!?あれは蚊とかダニのレベルじゃなかったので普通に心配です(汗)。
千代は急いで薬を取りに席を外します。そこへ気になってやってきた栄一は、夫人が将軍に「早くアメリカに帰りたい」と催促しているのを聞いてしまう。

グラント将軍一家は欧州、インド、シャム(タイ)、清国をすでに回っていて日本を最後の訪問地の予定にしていたようです。

なんとか妻をなだめたグラント将軍でしたが、傍にいた栄一には「こんな大掛かりなもてなしをされても、もう大統領ではない自分には日本の期待に応えることはできない」と告げる。彼は日本のもてなしの裏に隠された本当の魂胆を見抜いていたようですね。まぁ、これだけ背伸びしたようなもてなしを受けたら察するところはあったかもしれませんが(汗)。

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夜会が終わった後グラント将軍一家は三条実美らの案内で日光観光へ出かけたようでした。たしかに夫人が音を上げたくなるようなハードスケジュールですな(苦笑)。しかし、そんなことは知る由もない接待委員の喜作たちは次の上の公演での催しをどれだけ派手にやろうかなど大いに盛り上がりまくっているw。

そんな中、栄一には一つ懸念することがありました。ちょうどこの頃、”コレラ”が流行し始めていたようです…。歓迎会よりも、予防費を募って対策会を開きたいと提案。なんかこれも今の現代の世の中とリンクするような出来事だなぁと思ってしまう…。それに、ここで”コレラ”の名前が出てくると…先の展開を考えて心がざわついてしまうよ…。

するとそこへ伊藤が困り顔でやってくる。どうしたかと思ったら…、グラント将軍一家が接待委員の代表である栄一の自宅を訪問したいと言ってきたらしい。しかも、予定日は2日後だというw。想定外なうえに提案が急すぎる(笑)。
栄一はこのことに大きく動揺してしまい、千代の前で弱音を吐きまくっている。大事な要人を書生ばかりが住む自宅に招き入れることが失礼に当たり日本に対する印象も悪くなってしまうのではという懸念があったからでした。

しかし千代は狼狽えるどころか逆にやる気スイッチが入った模様w。「あれほどのお方を家にお招きできるとは、こんな光栄なことはございません!」と大感激。あまりにも予想外の妻の反応に栄一はビックリして言葉も出てこなかったね(笑)。
ちょうどこの頃飛鳥山に新居を建設中だったようで…「あと2日で何とか仕上げて精いっぱいの支度をしましょう」と栄一をたきつける千代。あと2日でできるようなところまで完成してるのだろうかとみてるこちらは心配になっちゃったよw。

しかし、千代の勢いはもう止まらない。チャッチャと歓迎のための手配に動くよう娘たちに指示を出し準備に取り掛かろうとしています。呆然としている栄一に「ぐるぐるいたしますっ!!」と嬉しそうな笑顔を見せる千代。
この時彼女は初めて栄一が常に口にしていた「胸がぐるぐるする」気持ちを実感できたんだろうね。それがこんなに心躍るようなことだと知って嬉しかったと思うよ。もしかしたらこの時期が一番千代にとって輝いた充実した時間だったのかもしれません。

飛鳥山の新居は急ピッチで準備段階に入り、千代はその陣頭指揮を執っています。そんななか、骨董商が彼女に立派な壺を見せるシーンが出てきました。

なんと、『青天を衝け』の題字を書かれた杉本博司さんが演じていらしたのだそうです!現代美術家としてニューヨークで長きにわたって骨董屋を開いていた経験もあるとのことで…、劇中に登場していたあの立派な古瀬戸の壺は本物だったとのこと!!!

その後どうにか飛鳥山の邸宅を完成させ準備も整ったことで栄一も一安心。王子の製紙場はもうすでに出来上がっていたようで(汗)グラント将軍をそこに案内した後に邸宅へ来る予定だという。しかし、大掛かりな準備をしていく中で栄一はふとパリで受けた接待のことを思い出していました。

「俺はパリで受けたどんなもてなしよりも、素朴なポトフを覚えている。豪華なもてなしは確かにありがたい。しかし、遠い異国の地でまことのもてなしというのは、結局は人の温かい心なんじゃないかと思う」

そういえば栄一はアパルトメントの隣に住んでいたご家族からポトフをいただいて感激したことがありましたよね。一番覚えているのは、そんな素朴で温かいもてなしだった。グラント将軍も同じなのではないだろうか…と、この時栄一は初めて「もてなし」の本当の意味を考えていたようでした。千代はそんな夫の言葉をじっと黙って聞き入っていましたね。

そしていよいよ飛鳥山邸にグラント将軍一家が訪れる。オープニングセレモニーは、栄一の子供たちによる日本の歌の合唱でした。

一番左にいる女の子は、くにさんの娘のふみちゃんですよね。お母さんと雰囲気がよく似ていてホッコリします。

このもてなしには将軍たちも感激したようで、最初の掴みは大成功となりました。

その後庭で披露されたのは日本舞踊甲冑を着た本格的な柔術や槍術長刀試合、そして相撲。かなりお金かかってそうですねぇ。特に甲冑姿で披露されたパフォーマンスが本格的過ぎてグラント一家がビビりまくってたのがめっちゃ面白かったww。特に気に入ったのはお相撲だったようでしたね。
ちなみに相撲は「お相撲さんドットコム」という組織から派遣されたお二人だったようです。『平清盛』の時には豊真将が出演してましたけどね(豊真将は今は引退して親方やってます)。

しばらくした後、渋沢邸で行われている催し物を見ながら伊藤は「ここまでしてグラント将軍を歓迎する意味はあったのだろうか」という疑問を栄一に告げる。イギリスやフランス、ドイツ、ロシアはグラント将軍の来日を白い目で見ているらしい。もう大統領ではないグラントをもてなしたところで日本にメリットがあるのだろうかと表情を曇らせている伊藤。それとは逆に井上さんはめっちゃはしゃいでましたけどw。

一通りの行事が終わった後、喜作とよしはグラント将軍を食堂に案内する。そこに用意されていたのは、予定されていた豪華な西洋風料理ではなく…、栄一たちの故郷・血洗島の味「煮ぼうとう」でした。栄一と伊藤は突然の予定変更に驚いた様子でしたが、グラント一家はたいそう味に満足してくれた様子。ほうとうをフォークで食べるというのがなんとも実に斬新な光景でしたがw、こういう日本風のもてなしは外国の人からすれば最高の思い出になりますよね。

煮ぼうとうを囲んで和やかな輪ができている光景を目にした栄一は「意味なんてどうでもいいか」と笑みを浮かべます。彼にとっては、もてなしの中心で千代がこれまで見たこともないような明るい笑顔で張り切っている姿を見ることができたのが一番嬉しかったのです。国の事情云々と肩に力を入れてここまで来たけど、そんなことよりも身近な人が笑っている姿を見ることが一番幸せなんだと栄一はかんっじていたのかもしれません。

帰りたがっていた夫人もすっかり栄一たちのもてなしに感激したようで、女性たちに西洋風の麺「ヌードル」の料理方法を伝授してくれたりしていました。

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食事の後、栄一と意気投合したグラント将軍は世界を周ってきて感じたことについて語り始めました。いまアジアには多くのヨーロッパ人が進出して権威を振りかざしているのだという。日本は欧米諸国と肩を並べようとする立場にあるけれど、多くの欧米の人…特に商人はそれを望んでいない。それどころか、アジア人をコキ使って利益を得ることを考える人ばかりなのだと…。
初めて世界から見た日本の姿の現実を知った栄一たちは大きな衝撃を受けたようでした。自分たちが想像していた欧米の姿からはかけ離れていたわけですから、ショックだったと思います。

グラント将軍はそんな彼らに日本語でメッセージを伝えました。

「私は願っています。それが成功することを(日本が独立を守り発展すること)」

栄一たちの温かいもてなしに心を動かされたことでグラント将軍は自分の知りうる情報を伝え、そして励ましてくれたのです。しかも、最後は日本語で。やはりもてなしには心が伴っていないと伝わらないのだなと思いました。
伊藤たちはそんなグラント将軍に感謝し次々と握手を求めていきました。喜作の英語だけ「サンキュー」と日本語っぽくなっていたのはちょっと面白かったw。

最後に将軍は栄一と相撲を取りたいとリクエストしてきました。よっぽど相撲のパフォーマンスを気に入ったんだね~。相撲のシーンと言えば『西郷どん』で吉之助と斉彬が本気でぶつかり合った場面を思い出しますが、栄一もけっこう本気でかかっていってましたねw。結局は「引き分け」だったけど、伊藤さん、あれはちょっと忖度したんじゃないかな(笑)。相撲に「引き分け」はあり得ないしねw。

何はともあれ、飛鳥山でのグラント将軍おもてなし作戦が大成功に終わって本当に良かった。

明治天皇もそのことを大いに喜ばれたということで栄一も一安心の様子。そして、今回一番奮闘してくれた千代の前に座り「お前はすごい」と改めて感謝の気持ちを伝えます。

「お千代は世界に冠たる女子だ。極上だ。かけがえのない奥様だ」

あまりにも最上級の褒め言葉を告げられたことで千代はかえって照れてしまうのですが、そんな彼女を栄一は強く抱きしめました。

「どうしても言いたくて言いたくて仕方がない。惚れ直した。ありがとう、お千代」

千代は嬉しそうな顔で愛する夫の胸の中で幸せを噛みしめているようでした。
ただ、このシーンでいっさい音楽が使われていない演出がされていなかったのがなんだかすごく気になって…。その先の展開を予感させるような…そんな不安な気持ちも同時に沸き起こってしまいました。

グラント将軍一家は2か月日本に滞在した後アメリカへと帰っていきました。すぐに帰りたがっていた奥様も機嫌を直してくれたようでよかった。

そんなさなか、政府の保護のもとで海運業を独占していた三菱はウハウハ状態に。多くの人がグラント将軍もてなしに気を取られている間に、岩崎は着々と商売を独占すべく船を大量購入していたようです。

そこへ呼び出された大隈がやって来た。岩崎は、日本を豊かにする見込みのある土地として北海道に目を付けていることを告げました。しかし大隈によると、薩摩の黒田清隆が10年間も開拓に力を入れているものの一向に発展する気配がないという。一年間に100万という大金をつぎ込んでいるというのに成果が出ないことに頭を悩ませている様子。

すると岩崎は「自分ならどんな土地でも宝の地にすることができる」と自信満々に宣言してくる。ぜひ北海道を任せてほしいという言葉に、大隈は乗ることにしてしまったようでした…。

その頃町中には政府に不満を持つ者たちの活動が活発になっていて警察が出動する事態にまで発展。それでも収まりを見せず、活動家たちは「政府は一部の富裕層ばかりを優遇して格差を広めている」「我々の声を政治に生かすために国会の即時開設を!」という主張を叫び続けていました(自由民権運動)。うーーん、これも歴史は繰り返すと思えるような光景だよなぁと複雑な思いに駆られてしまった。

伊藤と井上は大隈を訪ねて「政府の主張を福沢君(諭吉)の新聞で書いてもらってはどうか」と提案しますが、大隈はそれにはあまり興味を示す様子がない。彼が一番気にかけているのは、10年間も大金をかけていながら一向に成果が上がらない北海道のことでした。大隈は次の年で開拓使の派遣を廃止する考えを告げる。これって、岩崎たちの提案なのだろうか…。
しかし井上は「あれだけ金をかけたものを半端なまま放りだしたらまた文句が出てしまう」と反対する。そんななか、伊藤はただじっと大隈の様子に目を凝らしていました。

大隈が席を外し井上と二人きりになった伊藤は、大隈の政策は空回り状態で物価の高騰も止まらないとため息をつく。井上もそれに対して「大隈さんは財政を握っているからと言ってやりたい放題だ」と不満を感じている様子。三菱が増長することに大隈が噛んでいることも気に喰わない。
そこで二人は、大隈を政府から追放しなければという意見で一致していくことに…。伊藤はそれについての案をこっそり井上に明かすのでした。このあたりの不敵な雰囲気、いっくん上手く演じていましたね。

同じころ、栄一のもとに益田と大倉が訪ねてきて三菱の暴走をなんとかしてほしいと懇願している。三菱の一人勝ちのような情勢になってしまい、三井は海運業がついに破綻してしまったらしい(汗)。
彼らの主張を聞いた栄一は、岩崎が合本主義を憎んでいるからだと苦い表情をしました。三菱の一人勝ち状態は日本の国のためにもならないと判断した栄一は、それに対応すべく合本による新しい船会社を設立しようと提案しました。でも、果たしてあのクセの強い岩崎軍団率いる三菱に太刀打ちできるのだろうか…(汗)。

そんなある日、千代は自宅である新聞記事に目を留めていた…。それは、伝染病である「コレラ」が広がっていることを書いたもの…。あぁ、ついに、その時が迫っているのか(涙)。次回は涙なくしては見れないと思う…。仁先生、転生してこないかなぁ…。

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