2017年度大河ドラマ『おんな城主直虎』舞台となった静岡県浜松市。『~直虎』は毎週とても楽しみに見ていたドラマでもあったので、ダンナの実家である静岡へ行った折に縁の地を訪ねてきました。
今回は17年夏に訪れた龍潭寺の写真をご紹介します。
龍潭寺
井伊家の菩提寺。
南北朝時代に後醍醐天皇の皇子・宗良親王が活躍した舞台にもなったことから、その菩提寺にもなっています。

龍潭寺庭園 全景
山門 ~ 本堂
趣のある山門の脇には夏に訪れたので綺麗なアジサイがたくさん咲いてました。本堂の屋根には「井」の印も。
写真はクリックすると大きくなります。
- 山門(明暦2年建立)
- 東門 龍潭寺最古の建立物
- 本堂 外観
- 本堂の屋根には「井」の印
- 本堂内部
開山堂 ~ 井伊家御霊屋
開山堂は歴代の龍潭寺住職を祀るお堂です。中には井伊家の籠や、左甚五郎が彫ったと伝わる龍が展示されてました。
開山堂の先には歴代井伊家当主を祀るお堂があります。左から、24代直政・23代直盛・初代共保。直虎や母の祐椿尼の位牌も祀られています。ちなみに見学日は中央の直盛さんは出張中?で木造がご不在でした😅。クリックすると写真が大きくなります。
- 開山堂の入口
- 井伊家のお籠
- 伝・左甚五郎作の龍
- 井伊家御霊屋
- 井伊家御位牌
萬松稲荷
九世の祖山和尚の時代、その夢枕に稲荷大明神が立ち「お金置いとくから祠を立ててください」と告げたところ、起きてみたら本当に枕元に三両おいてあったそうな!!そこで言われた通りに建ててお祀りしたのがこの稲荷堂の由来。『夢をかなえる、正夢のお稲荷さん』として親しまれています。
クリックすると写真が大きくなります。
- 萬松稲荷(正夢稲荷)
- 由来についての説明書き
龍潭寺庭園
龍潭寺のメインといっていい、国指定名勝の小堀遠州作庭園です。横に長く、夏に映える緑が非常に美しかった😃。石の並びには全て意味があるそう。長い軒には座布団が敷かれており、説明の音声も随時流れてくるので意味を確認しながら眺めることができます。
クリックすると写真が大きくなります。
- 龍潭寺庭園 全景
- 奥に見える井伊家御霊堂
- 左側から見た光景
- 中央の奥にあるのが守護石
- 池の手前にある礼拝石
- 右奥の仁王石(左にもあります)
井伊家歴代墓所
龍潭寺境内には井伊家墓所以外にも、龍潭寺歴代住職や井伊を支えた家の人々の墓所もあります。が、訪れた日はゆっくりお参りする時間が取れなかったため…井伊家のみという事になってしまいました。次回機会があれば、全ての皆様にゆっくりお参りさせていただきたいと思います。
クリックすると写真が大きくなります。
- 井伊家墓所 配置図
- 向かって左が直盛(ドラマでは杉本哲太さんが演じてました)、右が初代共保
- 共保側に井伊家歴代のお墓。手前が直満(ドラマでは宇梶さん)手前から3つめが直平(ドラマでは前田吟さん)
- 直盛側に縁の皆様。奥から2つ目が直虎(ドラマでは柴咲コウさん)
宗良親王御墓 ~ 井伊谷宮
南北朝時代にこの地を拠点に戦った後醍醐天皇の第四皇子・宗良親王。晩年に再び井伊谷を訪れた後に薨去されたと伝わることから、宗良親王を祀る井伊谷宮の後ろには墳墓があります。宮内庁の管轄となっているため、普段は参詣することができません。龍潭寺境内からすぐのところにあります(道標あり)。
クリックすると写真が大きくなります。
- 宗良親王御墓(宮内庁管轄)
- 宗良親王についての説明書き
- 宗良親王を祀る井伊谷宮
- 井伊谷宮の前にある捻れた椎の木(ご神木)
伝・井伊家初代共保の井戸
龍潭寺の表から出て少し行ったところに田園地帯が広がっていますが、その中に井伊家のご初代様・共保出生の井戸(伝)が静かに佇んでいます。井戸の形は上から見ると「井」の字になっているようですが、写真ではちょっと無理でした😅。大河ドラマに出てきた井戸とはかなり雰囲気が違います。
写真をクリックすると大きくなります。
- 青々とした緑の田園地帯の中にあります
- 井戸の入り口
- 共保公の出生井戸に関する説明
- 左奥にある井戸
- 上から見ると「井」の形
- 井戸の中にはお賽銭も
場所
🍀もしよかったらクリックお願いします