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ドラマ『ガラスの仮面2』第七章 BS再放送感想

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で、月影先生が二人を連れだした場所というのが・・・

倉庫の冷凍庫!!

促されるままに中に入ったマヤと亜弓を確認すると、月影先生は容赦なく鍵を締め閉じ込めてしまいました(驚)。原作でもびっくりしましたが、実写で見るとさらに衝撃度が大きいですw。これ、実際に本物の倉庫を借りて撮影したらしいですからなおさらですよ(汗)。

二人は必死に声を上げて出してもらおうとしますが、「あなたたちに足りないのは気温です!!」という月影先生の声にハッとする。でもいくらなんでもそれを実感させるために倉庫の冷凍庫に閉じ込めるって…あなたホントに病人だったんですかww。

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まず最初に「寒い」と音を上げそうになる亜弓さんでしたが、それを聞いた月影先生はすかさず「それがラストニアの寒さです!よく味わいなさいっ!!」と鬼のようなことをおっしゃるw。こんな稽古、今やったら傷害罪・・・いや、最悪は殺人未遂で訴えられかねないんじゃないの!?

で、その様子をたまたま目撃してしまった拓矢は急いで駆けつけて冷凍庫の鍵を無理やり開けようとする。なんでここの場所に彼がいたのは謎ですがww、これは至極まっとうな行動ですね。それを必死に止めようとする源造と揉み合う声を聞いたマヤは思わず「お兄ちゃん」と声に出してしまう。

マヤに兄がいたってことを知らなかった月影先生たちは激しい衝撃を受ける。そんななか、マヤは必死に鍵を開けようとしている拓矢に対して「このままでいいの!」とその行動をやめさせようとする。役をつかむために必要なことだというのをマヤは自覚している。

しかし拓矢としてはそんなマヤも、冷凍庫に閉じ込めるような稽古をさせる月影先生も全く理解ができない。普通の感覚だったらそうだよな。源造に突き飛ばされてしまう拓矢でしたが、「本当に死んじまうよ!!」と必死にやめさせようとしました。これに対する月影先生の答えというのが…

「死んでもいいんですっっ!!!」

ひえぇぇ!!!もうこれ、常軌を逸しているとしか思えんわww。月影先生の演技への執念極まれりといったところでしょうか。芝居の稽古で「死んでもいい」とは、そういう覚悟でやれっていうのはあるかもしれないけど、月影先生の場合は本気でそう思ってるというのが恐ろしいのです(汗)。
さらに拓矢に対して「今すぐ消えてしまいなさいっ!!」と冷たく言い放つ月影先生。

「あなたがいてはマヤが独り立ちできません。マヤの前から消えてしまいなさいっ!!」

せっかくマヤを孤立させて芝居への闘争心を掻き立てようとしてたわけですからね。そこに「兄」という頼れる存在が近くにいたと知ったら、月影先生としてはなんとしても引き離さなければという心境になるわけです。

焦った拓矢は真澄のもとに駆け込んでくる。なんか、いとも簡単に副社長室に侵入できちゃうシステムって…大都芸能大丈夫なのかww?
「あのままだとマヤが死んじまう!!」とただならぬ様子で助けを求める拓矢でしたが、「月影先生が冷凍庫に閉じ込めてる」と聞くと「月影先生の稽古は彼女が望んだことだ」とその申し出を拒絶してしまう。それにしても、「マヤが死んでもいいのか?」という問いに対して

「たとえそれで彼女が死んだとしても、それは彼女の望むところだ」

と言い切っちゃうところがドラマ版の速水真澄のすごいところだと思います。マヤのことを深いところで分かっているからこその言葉だよね。たとえそれがどんなに残酷で他人には理解できないことであっても…マヤが望んだことは最後までやり遂げさせるべきだと。本気で愛してるんだなって、このセリフを聞いて思いました。
しかし、てっきり助けてくれると信じていた拓矢にとっては、真澄の言葉は失望以外のなにものでもありません。

「やっぱりあいつの言ったとおりだ…!あんたの頭の中にあるのは紅天女の上演権だけなんだな!!あんたを信じた俺がバカだったよ!もうあんたには頼まねぇ!!」

そう叫んで副社長室を飛び出していった拓矢。図らずも、この出来事が紫織の吹き込んだ証言を彼の中で確信へと導いてしまうとはねぇ…。せっかく信じてくれてたのに…。まぁ、普通の感覚では「死んでもいい稽古」なんて理解はできないのは分かるけど、なんだか無念だったわ。

それよりも、速水さん的には「あいつの言ったとおりだ」という拓矢の言葉のほうが気になったようです。はやくその「あいつ」の正体に気づいておくれーーーww。

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けっこうな時間冷凍庫に閉じ込められているマヤと亜弓。あの軽装で倉庫の冷凍庫に長時間入ってたら…ほんとに命の危険が迫るでしょー!それでも月影先生は二人が何かを掴むまで決して開けようとしない(汗)。

すると、亜弓がついに体力の限界を迎えてその場に崩れ落ちてしまう。息苦しさすら感じ呻く亜弓でしたが、このタイミングで月影先生はオリゲルドのセリフを言うように促す。すると、何かに取り憑かれたかのように亜弓はオリゲルドとして鬼気迫るセリフを口にする

その様子を確認したかのように、ついに月影先生は冷凍庫の扉を開ける。外に出たマヤはその温かさに感動してへたり込んでしまった。するとその姿を見た月影先生は彼女にアルディスとしてセリフを言うように促します。

これまでとは違い温かさを実感させるようなセリフを語るマヤの姿にようやく納得してもらえた様子。マヤと亜弓に対し「あなた方の今のセリフは本物でした」と告げる月影先生。この言葉にマヤは歌子から教えられた「感覚の再現」が何かを理解する。この地獄の特訓で二人はそれぞれの役にまた近づくことができましたが・・・実際にこれやったらやはり犯罪になると思うので「良い子はマネしないように」ということでw。この人たち、常軌を逸してるのでw。

ところが、役をつかめた幸福感に浸る間もなくマヤは再び戻ってきた拓矢に強引に連れ出されてしまった。ある意味これも拉致ってことになるんだろうな(汗)。

でも「こんな異常な連中のところにいたらマヤは殺されてしまう」って思いこんじゃった彼の気持ちも分からなくはない。拓矢的にはただマヤを救い出したい気持ちでいっぱいだったわけですから。しかし悲しいかな…マヤはそれを望んではいないのです…。

マヤが拓矢に連れ去られたことは月影先生によってさっそく真澄に報告されていました。事態を理解した彼は自分が後を追いかけると告げ、「実の兄だから無茶なことはしないでしょう」と楽観的にとらえていた。

ところが、その言葉を聞いた月影先生は即座に「あの子に兄など必要ありません。邪魔なだけです」と冷たく言い放つ。さすがにこの言葉には真澄も「え…」って感じだったなw。月影先生曰く

「山を登っているものに決して後ろを振り向かせてはなりません。帰る道がなければ、あの子は死に物狂いで登っていくでしょう。ただひたすら、頂上の虹の輝きを求めて…!」

その常軌を逸した行動も言動も、彼女の「親心」なんですよね。マヤにはそれに耐えうる素質があると見込んでの行動なのです。マヤもそれを望み、深く信頼している。速水さんもきっとそのことは理解しているんだとは思いますが、やっぱりちょっと怖いなって思うところはあるのかもw。

一方のマヤは必死に拓矢に車を止めるよう訴えますが、なかなか言うことを聞いてもらえない。するとついに「止めないなら飛び降りるわ!!」と強硬手段に出ようとするマヤ!本気で猛スピードで走る車のドアを開けようとしてて…さすがは月影先生の弟子だなと思わず感心してしまったww。
この行動にビビった拓矢は急いで車を止め、そのすきに逃げ出したマヤを必死に追いかける。ところで拓矢くん、その車、かなり高級だったよね!?どうやって手に入れた(汗)!?

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追いかけてきた拓矢に「どうして、お兄ちゃん!?」と悲痛な声を上げるマヤ。それに対して「あんな奴らのところにいたら殺される!」と必死に訴える拓矢。さらに真澄に裏切られたショックが大きかったからか、マヤの母親が殺されたことを告げ「あいつはお前を利用しているだけだ!!」と説得する。ううっ、これ言われるとなんか胸が痛い(汗)。

この言葉にマヤは「そうかもしれない」と答えながらも、たとえそうだとしても芝居は続けたいと必死に訴え続ける。

でもやっぱり拓矢としては、役作りで倉庫の冷凍庫に閉じ込められることが正しいとはどうしても思えない。「あんな事されたら死んでしまうぞ!!」と兄として妹を想うあまり何とか思いとどまらせようとする気持ちはわかる。しかしマヤは「死なないわ!!死にたくないからお芝居やってるの!!」と告げる。

「わたし、お芝居辞めたら死んじゃう…。心が死んじゃうの…!生きていたいから、生きてるって感じていたいから、お芝居やりたい…!お芝居してる自分が好きだから!ずっと自分を好きでいたいからお芝居を続けていたい!!」

マヤの芝居へのどうしようもなく熱い想いを知った拓矢。「生きているって感じていたいから芝居を続けたい」っていうマヤの言葉には心打たれるものがありました。その想いが彼女を突き動かしてるんですよね。そしてそのことを月影先生も速水さんも分かってるわけです。

でも、マヤと会って日が浅い拓矢にはまだ彼女の芝居への異常なまでの情熱を理解することが難しい。「俺より、先生を取るんだな…」という寂しそうな一言が切なかった…。

肩を落とし寂しそうに妹から離れていく兄の背中に、マヤは「ごめんね…お兄ちゃん…」と告げることしかできませんでした。でも、小さくなっていく兄の背中を見送るうちに・・・やはり離れたくないというどうしようもない感情に駆られてしまったマヤは必死に後を追いかける。
月影先生は、こういうことを危惧していたんだよねぇ…。マヤの心に迷いが生じちゃってるわけですから。

ところが、この直後に予想外の出来事が!!

呆然自失状態で歩く拓矢の後ろから猛スピードでトラックが近づいてくる。このシーンを見て、あのトラックに紫織が乗ってるんじゃ!??と真っ先に疑ってしまったのは私だけでしょうかww。いやだって、明らかに狙って走ってくる感じだったし(汗)。

兄の危険をいち早く察したマヤは拓矢を思い切り押してその難を救います。が、逆にマヤがトラックに轢かれそうになってしまい・・・急ブレーキをかけられた瞬間土手の上から転がり落ちてしまう!!

いや~~、マヤちゃん、見事な回転土手落ちっぷり(感心するシーンじゃないけどw)!!まぁこれはさすがにスタントさんが転げ落ちるところはやってたと思いますが、マヤとして見るとパート1より2のほうが体を張ってる印象が強いですねw。

マヤが落ちていく瞬間を目撃した拓矢と、ちょうどその時駆けつけていた真澄は大声でマヤの名前を呼びながら土手を駆け下りていく。本放送でこのシーンが流れたとき「男二人によるマヤ二重唱」と盛り上がっていたのを懐かしく思い出しましたwww。

果たして、気を失ったマヤのもとに最初に辿り着くのはどちらでしょうか!?ってところで次回につづくw。

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