これまでの『カムカムエヴリバディ』感想レポ
残すところあと2週10話。22週はそろそろ色々なことが明らかになってくると思うのでドキドキします。
『カムカム』第103回 ひなた、10年ぶり五十嵐との再会に心が揺れ動く#カムカム #カムカムエヴリバディ #川栄李奈 #本郷奏多 @asadora_bk_nhk https://t.co/ylN8EqOA1V
— マイナビニュース・エンタメ【公式】 (@mn_enta) March 27, 2022
条映の道場で久しぶりに文四郎と再会したひなたは驚きのあまり言葉を失ってしまいますが、その直後に彼がハリウッドのアクション監督助手をやっていると知ってビックリ仰天!っていうか、私もこれめちゃめちゃ驚いたんですけどww!!
てっきり役者を諦めきれなくて10年を経てもう一度やる気になってオーディション受けに来たと思ってたら、まさかの裏方…しかもアメリカ側でとは(汗)。こりゃ予想できなかったよ。
文四郎くん曰く、東京でお父さんの会社に入って働いては見たものの「つまらない」と感じてしまったと。「会社で覚えることはたくさんあったけど、そんなに大変じゃなかった」とサラリと言ってのけてしまうのすごいなw。文ちゃん、けっこう秀才なのかも。
役者をやっていた時の感覚は忘れがたかったようで、毎朝虚無さんからもらった木刀で素振りをしていたという。そして夜には錠一郎から譲り受けたトミー北沢のCDを聴いて夢中になってしまったらしい。音楽に疎い子を夢中にさせてしまうほどトミーの演奏は魅力的だったということですね。なんだかちょっと嬉しい。
本場アメリカ仕込みのトミーの音楽を聴いているうちに、興味のない仕事をしている自分に嫌気がさしてしまった文四郎は2年で退職してしまったとのこと。そしてすぐにアメリカへ渡ったと!!親からは勘当同然で反対されたようですが、構わずに振り切って行っちゃったんですね。すごい行動力(汗)。
ハリウッドに飛び込んだ文四郎は言葉や立場などの壁を感じながらも夢中でその世界に馴染もうと懸命に努力したようでした。条映の大部屋で経験した殺陣や斬られ役などの経験も役に立ったと笑顔を浮かべる。苦労も相当多かったと思うけど、今では穏やかにその経緯を話すことができているということは、彼にとってすごく充実した良い時間だったということでしょう。
<カムカム>「ようやく自分の道を」本郷奏多“文ちゃん”の近況に視聴者びっくり、トレンド入り!【ほか画像あり📷】#カムカムエヴリバディ #カムカム #朝ドラ #連続テレビ小説 #川栄李奈 #本郷奏多 #森山良子 https://t.co/mKcqHvSEPS
— ザテレビジョン (@thetvjp) March 28, 2022
どんな小さな仕事もコツコツ誠実にこなしていたある日、監督が文四郎に目を留めてくれて今に至るとのこと。
大部屋時代は時代劇スターにこだわりすぎて他の仕事に目を向けることができず道を見失ってしまった文四郎。その苦い経験があったからこそ、アメリカで頑張れたのかもしれないね。コツコツと努力していれば、時間はかかってもちゃんと見つけてくれる人がいるということです。文ちゃんが自分の「日向の道」を見つけることができて本当に良かった。
打ち合わせの時間だからと颯爽と道場を後にした文四郎。以前に比べ自信を身に着け堂々とした文四郎を目の当たりにしたひなたは、ただ見送ることしかできませんでした。
それにしても文四郎くん、あんなに号泣するほどひなたと哀しい別れを経験していたのに…、10年経って再会した割にはえらい落ち着いていたのが気になります。もしかしたら、アメリカで良い人と出会って結婚してるのかな…なんてふと思ってしまう。
文四郎がいなくなった後、ひなたは思わず「文ちゃん、めちゃめちゃカッコよくなってない!?」と大声で叫んでしまう。じわじわ衝撃が体中駆け巡ったって感じだったねw。そのビビり砲を、たまたま通りかかってほぼ正面から受け止めてしまった榊原くん(笑)。
段ボールフッ飛ばしての派手なすっ転びっぷりでww見てるこちらの方がビックリしたよ(笑)。
落ち着いてひなたから事情を聞いた榊原は、ハリウッドチームの中に文四郎がいたことに気が付かなかったと驚いた様子でした。資料には「Bun Igarashi」ってありましたからね。たしかにこれだけでは分からないし、そもそも文ちゃんはひなたの言う通り”漢字”のイメージが強いからなw。
優しい榊原くんはひなたと文四郎の関係のことを気にして「もしやりづらかったらオーディションの現場外れてもいいよ」と言ってくれましたが、ひなたは「仕事だし、それにもう10年も前のことだから」と平気を装う。
でも実のところ動揺していたのは明らかで…、一人になると条映での文四郎との楽しかった日々のことを思い出してしまうのでした。
毎朝欠かさず続けているラジオの英会話講座にも身が入らないひなた。例文に「It's fate, isn’t it?」(これは、運命だよね)というのが出てくると、つい頭の中に文四郎のことが浮かんでしまいボンヤリしてしまう。
うわの空のひなたを見て心配になったるいは何か事情があるのでは?と尋ねますが、なぜかひなたは文四郎に再会したことを母に告げることを躊躇い誤魔化してしまいました。このあたり、複雑な女心が見え隠れしてる感じだったよね。
そしていよいよ関西オーディションの当日。ひなたは2年ぶりに来日したアニー・ヒラカワさんとの再会を喜びました。さらに今回は、甥っ子のジョージも一緒に来日。
ジョージを演じているのは、ハリー杉山くんではないですか!!予告でちらりと映っていた子は彼だったのか~~。
Hi!! I'm George🍌 Anny's nephew.
I love samurai movies, and got a great passion for baseball too👍本日から"カムカムエヴリバディ" アニーさんの甥のジョージ役として出演させて頂きます。ジョージはアメリカ人です🇺🇸壮大なストーリーの一部になれて実に光栄です。よろしくお願い致します^_^ https://t.co/wgBiJmRaqa
— ハリー杉山 (@harrysugiyama) March 28, 2022
一瞬ひなたが少女時代に片想いしてた外国の男の子かなと思ったんだけど、たしか彼の名前は「ビリー」くんでしたよね。だけど、この終盤にきて初登場したジョージ君も何やら物語のキーマンになっているような気がしてなりません。たぶん、ビリーも”あの人”で登場する予感がするけど、このあたりはまだ謎。
明るく朗らかなジョージは時代劇と野球が大好きとのこと。このドラマに何度も登場してくるキーワード2つも好きとは…ますます何かあるような気がしてならないw。
ジョージはあまりにもひなたが英語をスムーズに話すので、通訳ではないと聞いて驚いてしまいます。そんな彼にアニーは懐かしそうな表情で「彼女を見ているとかつての自分のことを思い出すの…」と呟きました。
”かつての自分”というワードがとても気になります。明らかに日本と深い関わりがありますよね、アニーさん。ひなたがラジオ英語を聞いて勉強していることも知っているわけだし…、こうなるとますます”アニーさん=安子”の可能性を考えてしまう。
同じころ、オーディション会場へ向かおうとしていた文四郎は橋の上に佇んでいた虚無蔵の姿に気が付きました。約10年ぶりの師匠との再会に胸を躍らせ駆け寄る文四郎。
虚無蔵は文四郎がアクション監督助手として活躍していることを知っていたようで、「鍛錬を欠かさなかった証だ」と告げるとポンと優しく文四郎の頭に手を添えました。このシーン、とても印象的でちょっとウルッときそうになっちゃった。
虚無さんはなかなか表情を表に出さない人だけど、文四郎のことは弟子としてすごく可愛がっていたし気にかけていましたよね。もしかしたら息子のようにも感じていたかもしれない。頭に手を置いた仕草には、そんな虚無さんの文四郎への深い愛情がたくさん詰まっていたと思います。文ちゃんもこの瞬間、それまでの苦労が報われたような気持になって嬉しかったんじゃないかな。
しかし、オーディションを受けないとその場を立ち去ろうとした虚無蔵に文四郎は驚いて引き留めようとする。それでも頑なに「拙者は時代劇が栄えてくれればそれでよいのじゃ」と告げてそのまま行ってしまった。
だけどやっぱり虚無蔵さんにはオーディション受けてほしいよなぁ。もしかしたら、あの気持ちを変えてくれるのは文四郎なのかもしれない。
オーディション会場には意欲ある威勢のいい希望者がたくさん押し寄せていました。ハリウッド制作の作品に出れるかもしれないということでみんな気合十分です。
文四郎はアクション監督助手として手際よく候補者に殺陣の流れを説明している。1度見ただけで覚えなければいけないようでしたよね(汗)。ド緊張してるなかでもそれを実践してる候補者の皆さん、ほんとすごいと思うわ。
ただ、1番の山下さんは殺陣は良かったんだけど…斬られっぷりがイマイチだったのが残念。たしかにあれはちょっと芝居がかりすぎてたww(たまにああいう芝居してる役者を見たことある 苦笑)。
ひなたは頼もしい文四郎の姿を見て胸を高まらせているようでした。その日の夜、いつものように手帳に英語日記を書こうとしますが(まだ続けてたなんてすごい!!)文四郎のことについてはどう記していいのか分からず戸惑っている様子。まだ彼に対する想いを浄化できていないのかもしれない。
それにしても、文四郎くんの英語もとても美しい!演じてる本郷くんめっちゃ頑張ったんじゃない!?もっと長く喋ってるシーンとか出てこないかな。
一方、ジョージがアニーの部屋に入ってみると彼女が誰かに電話をかけていた。
っていうか、ジョージ君、新選組の法被を着たままやって来ちゃうところが可愛いんですけど(笑)。映画村満喫してきたのねw。
アニーは電話先の人がなかなか出てくれないことに少し苛立っているようでした。諦めて電話を切った後、「彼に会えないまま日本を発ちたくないのよ」と告げるアニーにジョージは「本当に岡山へ行かずに帰っていいの?」と尋ねる。電話の相手は男性かぁ…。誰だろう?
さらに、ここにきて”岡山”がまたクローズアップされてきたぞ!?岡山県民の私としては嬉しいんだけどw、アニーさんはやっぱり岡山と深い関わりを持っていそうでますます気になってしまう。
「前回も行かなかったみたいだし、後悔しないの?」と尋ねる甥に、アニーは少し複雑な表情を浮かべながら「私の人生よ。そしてそれが人生っていうものなの」と非常に意味深なことを告げました。
えーーっと、この時点ではホントに、アニーさんが安子なのでは疑惑がすごく高まってしまうんですが!??だけどまだもういくつか捻りがありそうな気もするので油断できませんw。
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