NHK朝ドラ『エール』第40回感想(2020.05.22放送)紺碧の空

これまでの『エール』感想レポ

エール
エール
2020年前期・朝の連続テレビ小説『エール』の視聴感想

田中団長の友への想い、頑張っている人を応援することの想いに触れた裕一は、憑き物が取れたかのように机に向かい一気に『紺碧の空』の曲を書き上げました。おそらく徹夜に近い感じだったんじゃないかな。それでもそんな短時間で曲ができてしまうというのがやっぱりすごいと思うよ。

裕一の仕事部屋には団長のほかにも応援団員がたくさん押しかけていたようでww、みんな疲れ果てて眠ってしまっていました。早慶戦が目前に迫ってたからね(汗)…、みんなやっぱり気が気じゃなかったと思うよ。
書き終わった裕一は眠ってる田中団長を起こして楽譜を見せる。慌てて飛び起きた田中団長は目を輝かせてそれを読もうとしますが…あることに気が付きますw。

「先生!!…紺碧の「碧」が「壁」になってます…!」

おおっとぉーーーー、まさかの、漢字ミス発覚wwww!!!でも、分かるよ、そのミスww。ありがちだよね、確かにw。そういえば裕一、何度も留年してたんだったっけ(笑)。

とにもかくにも、裕一の曲は団員たちの満場一致で採用決定。裕一には曲はかけないとタカをくくり小山田に曲を依頼していた事務局長を強引な手段で監禁し、超熱血気合を入れまくりいざ球場へと向かう早稲田応援団。まぁ、ちょっと漫画チックすぎてやりすぎ感ありましたけどw…試合当日ということを考えると致し方ないですかね。

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球場に到着した早稲田応援団一行は、試合前に対戦相手の慶應義塾応援団と遭遇。

とりあえずはお互いに握手をするわけですが…手を握った瞬間からすでに戦いは始まっていました(笑)。クールで透かした雰囲気の慶應応援団長の御園生くんはあまりの田中団長の握りの強さにビビってたみたいで可愛かったよww。

ちなみに御園生くんを演じてたのは、『ちりとてちん』で喜代美の弟・正平を演じてた橋本淳くんですね!あのあと映像や舞台を中心に幅広く活躍して喜ばしい限りですが、私は未だに「ちりとて~」の正平くんのイメージが強いかな。

いよいよ早慶戦が始まります。全三回戦行われたようで…第一戦は田中団長たちの熱い応援の甲斐なく惜しくも敗戦。しかし、第二戦でついに念願の勝利!

第三戦目を迎えた日、裕一は音と共に早稲田の応援に駆けつけます。試合前には『紺碧の空』の団員たちに歌のレッスンをし、さらに士気を高めていく。この歌唱指導の時の“すぐりし”の部分の振り付けは古関裕而さんが実際に行った合唱指導の内容を参考にしたそうで、今でもそれと同じリアクションで歌われているのだそうです。

そしてついに、田中団長の熱血応援が実り第三戦は早稲田が見事に勝利!2勝1敗でこの年の優勝は早稲田に決定しました。使われていた映像は当時のものでしたよね?昭和6年の試合だったとか。昔のリアル映像とドラマ撮影の部分とが巧いこと融合されていて見ごたえのある場面になっていたと思います。
ただ、球場で『紺碧の空』を歌うシーンがなかったのはちょっと残念だったかな。撮影の都合とかいろいろあったと思うから仕方ないけどね。

あと、早稲田が第三戦で勝利した瞬間に久志が「ふっ」と笑みを浮かべたのも感動しました。
彼はなんだかんだで裕一が復活するために心を砕いてくれてたし、彼が本当の意味で目覚めることを待っててくれたものね。ラジオから流れたであろう『紺碧の空』を聞いた時は嬉しかったと思うよ…。

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で、そのまま『紺碧の空』の歌が披露されないまま試合後の展開へw。裕一と音はラーメンをすすりながら早慶戦の興奮を語り合っています。余談ですが、こうして夫婦二人でラーメンすすっているシーンを見ると…未だに『まんぷく』の萬平と福子が浮かんできてしまう(笑)。萬平さんは今は違う世界で光秀として頑張ってますねw。

「裕一さんがまた音楽と向き合ってくれて嬉しかった」と笑う音に対し、裕一は改めて…照れながらもw「音のことがもっと好きになった」と感謝の気持ちを伝えるのでした。一時期はちょっと危険な雰囲気になりましたが、元鞘に収まってよかったよ。っていうか、ラブラブすぎるとちょっとバカップルみたいになるけどね(笑)。

二人のイチャイチャが最高潮に達しようとしたところで田中団長が団員を連れて二人の元へやってきました。改めて「早稲田ば救ったのは先生です!!」と感謝の意を伝える田中団長に対し、裕一は「救われたのは僕のほうです!おかげで目覚めました」と頭を下げる。
そうだよね、このことがなかったら未だに裕一は闇の中だったかもしれないし…。団長が心を開いて応援団に入るまでの経緯を話してくれて本当に良かったよ。

そして田中団長は「全く曲が採用されん先生に、エールば送りたいと思います!」と団員たちを整列させます。ちょっと皮肉交じってるけどw、それはきっと裕一との心の距離がそれだけ近い存在になったってことだよね。
彼らは「フレーー!!フレーーー!!こ・や・ま!!!」と大声で掛け声を上げる。これ聞くとちょっと去年の大河ドラマ「いだてん」を思い出しますね。あの作品は個人的に好きではなかったけど、「フレー!フレー!」のシーンとかはけっこう覚えてますw。

最後に、彼らは裕一と音に感謝の気持ちを込めて最高のエールを贈ります。

ここで『紺碧の空』の歌が披露されるとは!早稲田の応援としてではなく、裕一と音への応援として歌われたというのがなんとも感慨深かったです。
そして、田中団長の親友で早稲田の勝利を願っていた清水くんが田中君との約束のボールを握りしめながら涙していた場面も泣けた…(涙)。ちゃんと彼の想いは届いていたようです。本当に良かった。いつかもう一度ちゃんと二人が向き合える時がくればいいなと思いました。

今回の件で一番貧乏くじを引いてしまったのは、徳井優さん演じる事務局長さんだよねw。『紺碧の空』の作曲を裕一では無理だと決めつけて勝手に小山田先生に依頼してしまったものだから、平身低頭謝るしかない。

何度も謝り続ける事務局長に「それはもういいって言ってるだろう!!」と一喝する小山田先生の迫力、すごかったなぁ。あれは震え上がるよ!志村けんさんのこれまで見られなかった一面を見たようでちょっと感動しました。
あぁ…本当にもうこの世にいらっしゃらなくなってしまったのだろうか…。今もまだお元気で撮影に向けて準備しているような気がしてなりません。

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後日、コロンブスレコードを訪れた裕一。これまでとは違いどこか清々しい表情になっていたのが印象的です。そんな彼に、売れっ子作曲家に成長していた木枯が声をかけてきます。裕一は同期の彼が出世したことに嫉妬せず、素直に喜んでるみたいですね。そこに人の好さが出てるなぁと。木枯くんもガツガツした性格じゃないし、二人の関係もいい感じだなと思います。

レコーディングスタジオにこっそりと裕一を連れ出した木枯は「大丈夫?」と気遣う。彼がスランプになって作曲家をやめようとしているというような話を聞いて心配してくれていたのです。気にかけてくれていた木枯に、裕一は「もう一度頑張ってみようと思ってる」と告げると心底安心してくれたようでした。木枯くんも本当に良い奴だね。

裕一はふと木枯に「曲が書けなくなったっていう経験ある?」と尋ねてみる。すると、「ギター持っちゃえば何かしら浮かんでくるけど…」とクールに答える木枯w。サラッとギターを弾いちゃうところもなんだかカッコいいw。
しかし、「聞いた相手が悪かったかも」となってる裕一に対して「僕もいつか書けなくなる時が来るかもしれない」として逆に書けなくなった時の気持ちを訪ねてくる木枯。これって捉えようによってはすごい嫌味になると思うんだけど、彼の場合はそういった雰囲気を感じさせないから不思議だw。

裕一はスランプに陥っていた時の気持ちを木枯に語り始める。

「僕、ずっと自分を見てた。ただひたすらに自分、自分、自分…。僕の頭のなか僕でいっぱいだった。そこに誰も入る余地なんてなかった…」

冷静になってようやく自分のダメだったところを見つめ直すことができるようになってよかった。「自分でいっぱいだった」って話す裕一に対して木枯が「僕は可愛い女の子のことでいっぱいだけどね」ってサラっと言い放ったのは笑ったけどww。けっこう浮名を流してそうだな~ww。

自分の力を示すことに固執していたことに気づいた裕一。「そんな独りよがりの音楽、人に伝わるわけない…」と肩を落とした彼に、木枯は

「やっぱり君は天才だよ!」

と告げる。天才だからこそ自分に拘り続けたことに気づけなかったのだと。あぁ、なるほど、そういう見方もあるかもしれないね。

でも確かに裕一は天才かもしれない。『紺碧の空』も一気に書き上げちゃうし…それ以前に、交響曲書き上げて海外で賞を取るってところからしてとんでもないことだからな~。木枯くんは裕一の本質をちゃんと見抜いてるのかもしれませんね。彼の存在が、今後裕一に良い影響を与えてくれるといいなぁ…。

「まだどうなるか分からない」と不安に思う裕一に対し、木枯は「誰かを思い浮かべるんだろう?目を閉じてみたら…」と促してみる。すると…裕一の脳裏にあるアイディアが突然降臨!!

「これまでのやり方じゃダメだ!!今できることを頑張ってやってみるからっ!!ありがとうっ!!!」

興奮状態でただただ感謝される木枯くんは戸惑いまくっていましたがww、確かに彼は裕一に大きなヒントを与えてくれたようです。さっそくいい影響与えてくれましたね。
ただ、スタジオの外で廿日市さんが必死に名前を呼び続けている声は全く聞こえていないようでしたwww。何か仕事の依頼が入っていたのかな!?

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一方、音楽学校に戻った音は千鶴子とすれ違った時に「やめたのかと思った」と嫌味を投げかけられていました。『椿姫』の一次選考には残れたものの、なかなか学校に来ない音に対して苛立ちを募らせていたようですね。まぁ、裕一のことで色々あったから音も学校どころではなかったんだけど(苦笑)それは個人の事情だしね。

でも、言い方はきついけど、千鶴子さんは選考に遅れた音を助けてくれたりしてることから音に対して決して悪い印象は持っていないように思えます。おそらく、心のどこかで音のことをライバルとして認めているんじゃないのかな。
そして、音も千鶴子のことが嫌いではないと思う。彼女と競えることに喜びすら感じているのかもしれない。

「歌は技量だけじゃない。音楽は技量だけのものじゃない。心から生まれるものだってことを昨日彼のおかげで知りました。ヴィオレッタ、本気で勝ちに行きます。よろしくお願いします」

まるで千鶴子への挑戦状ですな(しかもちょっとマウント気味w)。でもそれはギスギスしたものではなかったように聞こえました。正々堂々と千鶴子と勝負をしたい、音の純粋な音楽への想いが込められていたように感じたな。千鶴子はそんな彼女に少し脅威を感じているようでしたが…二次審査はいったいどうなることでしょうか。

それにしても、小南満佑子さん…美人さんですよねぇ。舞台で観ていた時にはあまり見た目には注目してなかったけど(ごめんなさい 汗)、改めてこうしてドラマで見ると、めっちゃ奇麗だなぁと思ってしまいます。

一方の裕一は鉄男を呼び出して「一緒に曲つくらねぇか!?」と提案します。鉄男君の作詞の才能がいよいよ花開くときがくるのかな!?そしてもう一人呼び出されてきたのが…

「久しぶり!覚えていると思うけど…佐藤久志です☆」

ブレない男、久志www。そういえば鉄男とは少年時代以来の再会になるのか。鉄男君は…覚えてないんじゃないかなぁ(笑)。彼には歌を担当してもらうようですが、この3人、いったい今後どんな活躍をしていくのか!?次週も楽しみです。