『西郷どん』第24回感想 地の果てにて

久光の命令に背いて持ち場を離れた咎により、吉之助は徳之島へ、巻き添えという形になった気の毒な新八は喜界島へと流されてしまいました😓。どちらかと言うと吉之助よりも常に腹ペコだった新八がどう乗り切るのかの方が気がかりだったりします(苦笑)。

 

徳之島で自給自足の生活を送る吉之助。今回は罪人扱いなので何の援助も行われず自力で何もかもしなければいけないようですが、その助けになる島民の人はいたようですね。
傍らにはめっちゃ滑らかな島言葉を話す役人さんがいて気になったら・・・

奄美ことば指導を担当していた一三さんでした!そりゃぁ、ネイティブな島言葉に聞こえるはずですわ。納得😁。

遠くから吉之助を呼ぶ女性の声が聞こえて、思わず「あなたの声!?」みたいに吉之助が振り返ってきてビビッてたのがやたら面白かったなww。

 

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第24回 地の果てにて

2018年6月24日放送 NHK総合

鈴木亮平・瑛太・二階堂ふみ・高橋努・斎藤嘉樹・松田翔太・青木崇高・石橋蓮司ほか

 

あらすじ

徳之島に流された吉之助(鈴木亮平)のもとに、愛加那(二階堂ふみ)が二人の幼子を連れてやってくる。愛加那たちと徳之島でつかの間の穏やかな日々を過ごすが、吉之助はさらに沖永良部(おきのえらぶ)島への遠島を命じられる。そこは薩摩から遥か遠く、重罪人だけが流される地の果てだった。しかも、野ざらしの牢(ろう)に入れられるという極めて異例の極刑だった。その牢に酒に酔った謎の男、川口雪篷(石橋蓮司)が現れる。

公式HPより引用

 

徳之島の吉之助の元へやって来た女性は、愛しの妻・愛加那でした。兄の富堅と一緒に生まれたばかりの娘を見せるため無理を言って島に渡ってきたようです。


親子水入らずで喜びの再会を噛みしめる吉之助たちの姿を見たらなんかちょっと泣けてきました…。それにしても、亮平くんの父性オーラ・・・ハンパないな。実生活でもすごくいいお父さんなんだろうなというのが垣間見えるシーンでもありました😊。

娘の名前はまだ決めていなかったようで、吉之助は彼女に「菊草」と名付けます。兄の菊次郎と同じく名前に「菊」と付けたんだね。菊池源吾として過ごした幸せな日々を送れるようにという親心かもしれません。
愛加那との間に産まれた二人の子供は後年過酷な運命をたどることになるのですが…、ドラマでそこが描かれるかどうかは不明です。

愛加那が徳之島へ渡ってくるまでには色々とあったようでしたが、「手に届くところに旦那様がいるのに会いに行けないのは我慢ができない」という気持ちは痛いほどわかるかなぁ。たとえ身重の身であったとしても、このチャンスだけは逃したくないって思うだろうし。
佐民に徳之島へ行かせてほしいと懇願していた最中に菊草が産まれ・・・それもあって最終的には富堅と一緒ならということで許可が下りたようですね。

ちなみに、史実では吉之助は愛加那に「徳之島には来ないように」という旨の手紙を木場さん宛てに送っていたらしいですね。彼女の身を案じてのことだったんじゃないかな。それでもやって来た愛加那さんに、実際の西郷さんはどんな想いで再会を果たしたのでしょうか。やっぱり嬉しさの方が勝っていたと私は思いたいです。

 

一方、京での治安活動の働きが認められた久光は幕府に物言う力を獲得してますますイケイケモードになってる様子ww。ムネくんのダイナミックな動きが面白すぎるwww。乗せられたらトコトンなキャラを熱演してますな😁。

幕府の力が急速に衰えを見せている影響からか、蟄居謹慎を言いつけられていたヒー様こと一橋慶喜が将軍後見職に、同じく追放状態だった松平春嶽が政治総裁職にそれぞれつくことになりました。
それにしても、春嶽さんはいつ慶永からこの名前に変わったんですかね😅。な~んかちょい悪っぽい雰囲気で笑ってたなww。津田さんが演じてるとなんか不敵な香りがプンプンしますわw。

 

そんなある日、江戸の福井藩邸の春嶽に呼ばれた慶喜は久光と会うことに。久光のおかげで自分たちが政治復帰できたと春嶽さんはえらいご機嫌で久光を上げていますが・・・これって本心だったのか疑わしいな😅。久光をおだてておけば恩恵にあずかれるかもくらいの心境があった気がしてならないw。
幕府に物申せる力も得てイケイケな久光は超ご機嫌。慶喜や春嶽も自分のおかげで表舞台に復帰できたという自負があるようで完全に物言いが上から目線になってます😅。なんというか、人物調査もしないままこういう対応取っちゃ・・・あかんよね。ヒー様は久光みたいなタイプ大嫌いだと思うんで(苦笑)。

と思ったら案の定、慶喜は不快感でいっぱいになったようで久光に対して反撃開始。こうなることがなんとなく予感できていた感じの一蔵や帯刀たちは「何とか早くこの謁見終わってくれ」な心境だったに違いない😅。

「おぬしは何者だ?」

立場的には久光よりも慶喜や春嶽の方が上になるんですよね、現実としては。久光はこの時点では薩摩の藩主の父という立場以外のなにものでもない。それだけに、慶喜のこの「何者だ」発言は相当堪えたはずです。
それでも「私は薩摩の国父」と主張しますが、「ただの隠居だろう。江戸じゃお前のことなんか誰も知らねぇよ」とあっさり反撃されて思わず憤りをあらわにしてしまう久光。こういうところが”田舎者”と揶揄されてしまう隙を与えてるんだけど、忠勢いだけでここまで突進してきた久光にはそのことに気付く事ができない。

「おいが天子様に頼んだおかげだということをお忘れにならんでたもんせ!!」

怒りのあまり、思わず薩摩ことばで反論してしまった久光・・・万事休す(苦笑)。「あ?何語話てんのお前??」と軽くあしらわれた上、「キレ者だった兄とは似ても似つかない」とまで言われてしまう。さらには

 

「芋じゃねぇか」(←リフレイン有ww)

 

と強烈な手痛いフレーズ炸裂ww。”芋”=”田舎者”と馬鹿にした言葉を意味してると思われます。思っていても口に出してはいけないやつですが、ヒー様はそんな手ぬるいことをするキャラじゃないからね😅。

そして帰り際には

 

「対等に話がしたければ西郷を連れてこい。芋では話にならん」

 

とダメ押しする慶喜💦。あーーーー、ヒー様、そのことだけは言わないであげてほしかった(苦笑)。ただでさえ強烈な嫌悪感を抱いている吉之助を上げるような発言をされたらそりゃ、久光的には「こんな侮辱浴びまくったのは全部西郷のせいじゃねぇか!!」という怒りMAXな気持ちになっちゃいますよ😱。
まぁ、ヒー様にはそんなこと知ったこっちゃないんだろうけどねw。

いやぁ~、それにしてもムネくんのあの悔しがりっぷり…www、めっちゃ気持伝わってきたよ!!ゲンコツ食おうとしてたのはアドリブかwww!?
なんかああいう人間的な久光見てると、どうにも憎めないって思えてくるから不思議。今回の大河でも大熱演ですな😀。

 

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徳之島では家族との穏やかな生活を送っていた吉之助。まさかヒー様が吉之助を引き合いに出したせいで久光が更なる憎悪の気持ちを増幅させているなど・・・夢にも思っていません😅。それにしても、平和な罪人生活だったんだねぇ…徳之島では。こんな様子が知られたらさらに久光さん爆発してしまうんじゃないかと心配になるレベルw。

しかし、平和な時は長くは続かず・・・ついに吉之助に”沖永良部島へ遠島”という沙汰が下される時が来てしまいました。沖永良部といえば、この当時はどうしようもない重罪人が送られる島でした。愛加那は愛する人がさらに遠くへと流されてしまう知らせを聞いて激しいショックを受ける。
それでも吉之助は反抗することなく素直に沖永良部への遠島を受け入れます。準備が整うまで代官所預かりの身となるため、愛加那一家と別れ別れになってしまうことに…。

「夢のように楽しか5日間じゃった…!」

たった5日間だけだったんだね…家族と会えたのは。この時吉之助は愛加那との今生の別れというものも覚悟していたかもしれません。
吉之助が連行されるタイミングで泣き出す菊草(菊次郎かも?)役の赤ちゃん、グッジョブ👍。将来大物になるかもね。

愛加那はその後大島に戻って吉之助の無事を案じ続けます。
史実によると、その生活を支えていたのがこの頃薩摩から遠ざけられていた桂久武だったようですね。ドラマではハンバーグ師匠こと井戸田潤さんが演じてますが…その後なかなか出てきません😅。西郷とはかなり深い親交を結んでいたとのことなので本当はもっと出てきてほしい人物なんですけどねぇ。

 

一度足を踏み入れたら二度と戻れないと言われていた沖永良部へ流された吉之助。さらに久光はそれだけでは飽き足らず、「遠島の上、囲いに召しこみ」という厳しい処罰も課していたようです。まぁ、あれだけ怒り心頭だったから、徹底的にっていう気持ちにはなるだろうね。
実際のところは久光が慶喜に侮辱されたのがきっかけというわけではなかったと思いますが、「徳之島なんて甘い!!」ってことで沖永良部まで流されたというのは本当のようです。


それにしても、海岸脇のこんな粗末な囲い牢に閉じ込められる生活を強いられてしまうとは…。実際も野ざらし牢だったらしく、トイレなんかも全部その中でってことだったそうだから相当過酷な罰だったことが伺えます。

だけど、ドラマに出てきた野ざらし牢・・・吉之助が本気出したらあっさり壊れて脱出できそうなくらい粗末だったな😅。っていうか、台風が来たらあっという間に壊れて外に出られてしまいそうだと思ったのはここだけの話ww。

 

置かれた立場は最悪な状況でしたが、沖永良部の人はとても良い人が多かったようです。特に島役人の土持政照とその母親・は吉之助のことを「先生」と慕っていて、差し入れとして豪勢な食事まで持ってきてくれました。
吉之助としては親切にしてもらえるのはありがたいことですが、「先生」と呼ばれることに関してはかなり居心地が悪い様子😅。本人的には自分がなんでそんなに慕われているのか分かっていない感じでしたね。視聴者の大半も分からないと思うけどww。まだ表舞台的に吉之助がやり遂げた大仕事って無いに等しいのでね😅。

ここまで慕われるほどの吉之助の噂って、どうやってここまで流れてきたんだろうな😅。おそらく、吉之助によって救われたことがある何人かが誇張して触れ回ってたものがユラユラと話しだけ大きくなって流れ着いたのかもしれん。
名前だけが大きくなってるってことは吉之助自身も戸惑ってる的なこと言ってたからね。

ちなみに、沖永良部は島ことばがまた違うとのことで吉之助にはほとんど理解できていなかったようでしたね。島独特の言葉って難しいんだな。それにしても奄美ことばだけは理解できてた吉之助…どこで勉強したんだろうか。

 

吉之助は牢から出ることを固く禁じられていたとのことで、律儀にそれを守り続けていたようです。本気出せば壊して出れそうな野ざらし牢だったけど、あえてそれをせず恭順を貫いて許しを待つということだったんだろうね。

ある日、吉之助の元に薩摩から手紙が届くわけですが…島役人の政照が渡そうとした瞬間にそれを取り上げた人物が!
吉之助が牢に入れられてきてからずっとその様子を監視するように見つめていた川口雪篷です。『花子とアン』の優しいおじいやん一転、アウトロー的な石橋蓮司さんがここで初登場😀。

川口雪篷は後年、西郷の墓碑を書いたとされています。今後の活躍に期待。

参考 「西郷どん」ゆかりの地(南洲墓地)

『西郷どん』ゆかりの地(11) -南洲墓地-
大河ドラマ『西郷どん』ゆかりの地を訪ねたレポート第11弾。鹿児島市内の主な西郷隆盛に関連する史跡めぐりレポートです。西郷隆盛を中心に、西南戦争で犠牲になった藩士たちを埋葬した南洲墓地にお参りしてきました。

 

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薩摩からの手紙の差出人は郷中仲間によるものでした。その全部を雪篷さんがご丁寧に読み上げてくれることにw。

海江田は、一蔵がラッキョウ久光のお気に入りになって今では側近第一の立場となったことを報告していますが、その文面には嫉妬と羨望が滲みまくってます(苦笑)。
格之助は、有馬を犠牲にしたことに関しての憤りを一蔵にぶつけたようですが一笑されたらしくその憤りを書き連ねていました。寺田屋での惨劇を実際に体感した格之助にとっては、その要因となった久光に擦り寄ってる一蔵が許せなかったんだろうね。だけど一蔵が不敵な笑みを浮かべてたのは、もしかしたら格之助の主観としてそう見えてしまっただけなのかも…。

仲間たちのあまりの一蔵をdisりまくった内容の文章に吉之助は「なんで一蔵どんの心の内が分からないんだ」とため息をつく。まさかそんな反応されてるなんて彼らが知ったらますます火に油だよ😵。
「一蔵は友だからその気持ちが分かる」と言い切る吉之助に対し、雪篷は「久光の側近にまでなったのになぜこの状況から救い出そうとしないんだ」と詰め寄る。

「人は裏切るものじゃ」

そう吐き捨てる雪篷さん・・・ここに至るまで様々な憂き目を見てきたのではないだろうか。裏切られた過去があるんだろうね。

 

頑なに一蔵を信じると言い張る吉之助に、雪篷は現実を突きつける。

島民たちが持ってきてくれる食事はいつも立派なものだけれど、実は吉之助に与えていいとされている食事は「日に一度、わずかな冷えた麦と塩だけ」と言うものだった。それはつまり、薩摩は西郷を殺そうとしているのだということに他ならない。一蔵は吉之助を裏切っているのか…?
政照たちが良い食事を運んできてくれていたのは、本当は西郷が死んでしまう前にせめてもの心づくしをという気持ちからだったことも判明…。それだけ言って去っていった雪篷の背中を吉之助は悲しいまなざしで見送ることしかできませんでした。

その日以来、吉之助は島民がどんなに良い食事を持ってきても一切口にしようとしなくなる。吉之助の性格上、そういう風にはなるよなぁ…。あくまでも藩命に恭順の意を示そうとする。
ひたすら座禅を組んで日を過ごす吉之助でしたが、次第に体力は衰え精神的にも追い詰められていく。吉之助が衰弱していく様子を雪篷はずっと見つめていました。

ある嵐の日、ついに吉之助は牢の中で倒れこんでしまいますが、案じて駆け付けた政照が助け出そうとしてもそこから出ることだけは頑なに拒み続けます。その精神力がホントすごい!常人には出来ないよ…。吉之助の硬い決意に従うしかない政照も辛い…😢。

ちなみにこの嵐の日の場面ですが、実際の撮影もかなり過酷なものだったようですね。

亮平くん、お疲れ様でした!!

 

嵐を耐え抜いた吉之助ですが、もはや自力で起き上がる力も出せない状況に。鋼の意思で頑張ってきましたが、とうとう「おいは死ぬのか」という弱気な気持ちが芽生えてしまう。「もともと死んだはずの命じゃ…」と生きることを諦めかけた時、

 

「守らんにゃならんもんが、まだある。おはんにしかできんことがまだあっとじゃ」

 

という別の自分の声が頭のなかに聞こえてくる。その声は、必死に自分に向かって「生きろ!まだじゃ!」と奮い立たせようとしてくる。しかし、声を聞きながらとうとう意識を失ってしまう吉之助。

嵐の翌日、全く動かなくなった吉之助を見かねた雪篷は野ざらし牢の一部を壊して強引に中に入る。「死んでも友を信じるのか!!」と叫びますが、全く反応がない吉之助。苛立ちながらも猛烈に彼を助けたい気持ちに駆られた雪篷は持ってきた水を無理やり飲まそうとしますが、意識を失った吉之助はそれを飲む事ができない。

最後の手段として雪篷は・・・


咄嗟に口移しで水を飲ませる。人命救助だからね、これ。ただ助けたい一心ですから!

とはいうものの、まさかの亮平くんと蓮司さんの接吻場面を見ることになろうとは…ちょっとビックリな展開でございました(笑)。

 

雪篷のおかげでなんとか少量でも水を飲めた吉之助は死の淵から戻れた様子。それを見届けた雪篷はその場を立ち去りますが、直後に政照が島民たちと一緒に血相を変えて駆けつけてくる。口移しのところは見られなかったようで・・・雪篷さん、よかったね(違)😅。

衰弱していく吉之助を見るに見かねた政照は、藩命に背いてでもその命を救いたい想いに駆られたようです。ホント良い人でよかったよ…。
島民たちの手で野ざらし牢から救い出された吉之助は安全な場所へと向かうことに。政照さんたちにお咎めが下らないことを切に祈る🙏🙏!!

 

次回はとある重大な事件が勃発するようです。薩摩の行く末や吉之助の運命やいかに。

 

今週の亮平くんの撮影秘話もなかなか面白かった😁

鈴木亮平『オキノエラブ(西郷どんこぼれ話24)』
こんばんは。『西郷どん』初めてのキスシーンは、まさかの石橋蓮司さんとでした。鈴木亮平です。それにしても、家族と再会をした直後の別れとは。  西郷さんの人生は本&

 

 

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