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『花のち晴れ~花男 Next Season~』最終回感想

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原作が好きで見始めたドラマ『花のち晴れ』もついに最終回を迎えました。ちょいちょい原作の内容から脱線しまくって色々と物議を醸すこともありましたが(苦笑)、心が折れそうになることもありながらも完走です😅。

最終回はいかにして音が「自分らしくいること」を選んでいくかの過程が描かれていたように思います。正直ここまで長かった😅。
いや、マンガもけっこうジレジレ状態なんですが(現に発売中の第9巻でもまだ定まってないのでww)、それよりもくどく感じてしまったのは、やはりメグリンを「いい子」設定にしちゃったことが大きく影響したんじゃないかと思わざるを得ません。これは本当に頂けなかった😑。

 

以下、原作のネタバレも含めた感想レビューになります。あしからず。
結局7巻止まりということになりましたね。

 

 

『花のち晴れ~花男 Next Season~』第11回

📕 サブタイトル:最強ラブコメついに完結!自分らしくいられる好きな人

TBS系列(視聴区域はRSK)6月19日(火)22:00~

火曜ドラマ『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』
TBS「火曜ドラマ『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』」公式サイト

原作:神尾葉子(ジャンプコミックスPLUS)

今回のストーリーに絡んだ原作部分は、第7巻

 

真実発覚

武道大会1回戦の柔道で天馬にあっさり投げを食らって負けた晴は手首も負傷してしまいました。この手首の怪我が次の戦いの時に生きてくる展開になるとは思わなんだ😅。原作では怪我してないのでね。

一方、天馬が勝利したあとに正式に婚約発表するとゴリ押しが激しい継母の利恵。音が天馬の父と接触しているのを見てさらに危機感を覚えたらしく、音が逃げられないようガッツリ式場パンフを用意してくるところが怖い😱。
でも、いまひとつ・・・なんで利恵さんが音と天馬を強引に一緒にさせようとしてるのかが分からないんだよねぇ。なにか得があるのか??原作は逆に結婚反対の意志の方が強くてそっちの方が自然に思えて仕方ないんだけど(苦笑)。

2回戦は弓道。音は表立っては晴を応援することができないので、せめてもの気持ちで幸運の金ブタ「ワシン豚」をこっそり控室に置こうと早めに会場入り。
ところが、誰もいないと思われた会場からはやったらテンションが高い晴の「っしゃーー!!」という叫び声が響きまくりww。それどころか自分が勝利した時の会場へのパフォーマンスまで再現してて・・・もーーーほんと、しょーーもない😅😅😅。

音のシレっとした視線に気づいたときには時すでに遅しな晴ww。その狼狽えっぷりが…やっぱり可愛すぎて萌えた😍。もーーーーほんと、可愛い(笑)
どうやら手首使うのはギリギリまでダメとドクターストップがかかっているとのことで、イメトレ中だったらしいww。いや、ハルトよ、もっと違うイメトレしようよ(笑)。

音から「ワシン豚」を渡された晴はまた拒絶されたのかと一瞬たじろぎますが、「今あんたに必要なものだと思うから貸してあげる」という音の言葉に一安心。大丈夫か心配してくる音に「ヒーローはいつも逆境に立ち向かうんだ」と言ってのける晴。

「ほんと、しょーもない」

音のいつもの口癖のような「しょーもない」って言葉を聞いた晴が「最初はムカついたけど、久々に聞いたらなんかいいなって」と答えるシーンがとても良かったです。しょーもない自分を受け入れられてるからかもって笑顔を見せる晴は一回り成長したように見えた。
そんな晴を見て思わず微笑む音。二人の間にはやっぱり確かな絆があるって感じられるワンシーンでもありました。すごくいいんだよね、ドラマの音と晴の空気感。だからなおさらもっとたくさんそういう場面見たかったんだけど…メグ…(苦笑)。

 

そんな時、外で誰かが揉めているような声が聞こえてくる。二人が駆けつけてみると、近衛が音を襲わせた二人の男たちに絡まれていた。けっこう緊迫した様子を見た晴がやめさせようと取った行動が…

バックジャンプヒップアタックwwww

音の「ちょっと、今の何!?」ってツッコミが笑えたwww😂😂。うん、誰だってそう言いたくなるよねえww。だけど、これが見事にヒットして絡んでた男たちが倒れちゃうんだから晴はラッキーボーイだったりする(笑)。
倒れた彼らをよく見てみると、自分を襲った相手だと悟った音は思わず大きな声を上げる。それを聞いた晴もさらに大きな声で人を呼ぶんですが…

「だれかーー、すみませーーん!!ここに、悪者がいます!!!だれかーー!!」

ハルトよ・・・wwww!!!音ちゃんもあまりのヘナチョコっぷりに思わずビックリして叫ぶのやめちゃってたじゃないかっ😂😂😂。「悪者」って・・・もーー、ほんと、しょーもないww。

不審な二人が走り去った後残された近衛は、晴に激しい敵意を向ける。
しかし、その瞬間、天馬が現場にやって来てしまった。ここでついに天馬は近衛が音を襲った本当の黒幕であることを知ってしまいます。信じていた近衛が汚い手段を使って音を陥れていたことを悟った天馬は激しいショックを受けて涙目に…。なんかこうなるとほんと…天馬くん気の毒で仕方ないよ😣。
なんとか弁明しようと近づこうとした近衛を激しく拒絶する天馬。

「僕の前から消えてくれ…消えろ…!!」

やり口は汚かったとはいえ、この言葉はこれ以上ないほど近衛に大打撃を与えます。だけどねぇ、自業自得だからねぇ…。
でも、音を信じることができなかったことを激しく悔いた天馬の後姿のほうがもっと哀しかった。

 

近衛の所業がバレるシーンは原作にもありますが、そのきっかけは近衛が絡まれてた現場に音たちが遭遇したことではなく、偶然裏の通路で音が紺野さんが送ってきた近衛の動画を見たことでした。その動画には、音が近衛に晴と天馬の勝負をやめてもらうよう土下座をしている現場が映ってたんですよね。その時の会話で近衛はこれまでの悪の所業を話しちゃってて…その音声を天馬が聞いてしまったわけです。
ドラマでは天馬が動揺する現場に音と晴がいましたが、原作では晴はいませんでした。

それから原作では、近衛が天馬に拒絶されるのは弓道勝負が終わった直後です。この時に晴が居合わせて成り行きを悟る展開になってます。ドラマでは拒絶されるだけでしたが、原作では鬼の形相の天馬に思い切り叩かれてるんですよね😱。
自暴自棄になった近衛が手駒に使っていた不良に絡まれるのは大会が終わった後。ドラマではほとんど無傷で済んでましたが、原作では入院するに至るほどボコボコにやられてしまいます😱。さすがにドラマではそれはできなかっただろうなと。

 

弓道勝負

そんな空気のまま弓道の勝負の時が訪れる。柔道の時とは違って今回は晴を応援してくれる英徳の生徒もグンと増えました。そんな様子を音はホッとしながら桃乃園側から見つめてる。天馬を応援しながらも、やっぱり晴が認められたことが嬉しいんだよね…。

音に借りた「ワシン豚」を傍らに置いて気合十分の晴ですが、天馬は未だ立ち直ることができていないようで名前を呼ばれてもその場を動かないほど動揺している。
彼がなぜそんなに動揺しているのかを知っている晴は勝負を延期しようと申し出ますが、「おまえも怪我してるんだろう」と天馬は勝負を続行することを明言。結局予定通り行われることになります。

晴の放った矢は本人もビックリするほど的に命中!「ワシン豚」のおかげか!?と内心めっちゃテンションが上がっていましたがww、冷静な海斗は「利き手を怪我したことで余計な力が入らなくなったからだな」と分析。私も海斗の意見に一票(笑)。

ところが、天馬の矢は全く的に当たらない。ようやく1本は当たったものの、結局3本命中させた晴には及ばず負けてしまいました。もう・・・天馬くんの悲愴感が半端なく気の毒だったよ😖。
逆に最後はほぼ中央に命中させた晴はイメトレ通りの大歓声を期待するもののシーーンとした様子に戸惑うばかりww。皆あまりのことにビックリして言葉が出なかったからだけだったようで、ちゃんと大声援が来てましたがね。うん、よかったね、ハルト😊。

 

弓道勝負の展開はほぼ原作通りなんですけど…ドラマでは1本命中させた天馬でしたが、原作は1本も当たりませんでした。いつもと様子の違う天馬に不信感を抱いた晴は追いかけて「手加減するな」と怒鳴りますが、そこへ近衛と鉢合わせて成り行きを知ってしまう展開になります。
ちなみに晴はイメトレとか豚を置いたりはしていませんww。

 

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別れ

勝負に負けて激しく凹んでいた天馬の元に音は急いで駆け付ける。心配させまいと無理して笑顔を作る天馬がこれまた痛々しい😖。近衛のことで改めて謝罪をしようとしますが、「そのことはもういい」と強く天馬の手を握る音は改めて彼の傍にずっといることを宣言。
まぁ、あんなに弱った天馬くんを前にしたら…そう言いたくなっちゃうかもしれないよね…。

音は連絡がつかなくなった近衛を心配し、心当たりの場所に一緒に行くことを提案。酷いことをされたけど、近衛の気持ちはどこかわかってしまうのかもしれない。

 

一方、最後の剣道勝負のために素振りをしていた晴の元にめぐみが弁当持参でやってくる。
相変わらず料理の腕は危険レベルで…っていうか、発想自体が斬新過ぎ(笑)。最後の弁当はメグリンスペシャルにしようと思ったとのことで、ついに踏ん切りがついた様子のメグリン。晴を応援することを誓う。それはイコール、晴が音を好きなことを諦めないっていうのを応援するっていうのに繋がるわけです。

晴のことは今後も好きだけど、開放すると宣言するめぐみ。健気な彼女の言葉に心から謝罪する晴…。別れを告げて出て行っためぐみの背中を見送った晴は一人、メグリンスペシャル弁当を掻き込んでいた。全部平らげることがせめてもの贖罪だったのかもしれないけど…これからまだ勝負残ってるのに体調は大丈夫なのか!??と、そっちの方が気になって仕方なかったよ😅。

めぐみは晴が必死に弁当を掻き込んでいるとき、外で一人涙を流していました。なんか、すごく気の毒ではあるんだけど・・・ドラマの立ち位置としてヒロインよりも「良い人キャラ」に描かれ過ぎてはいないだろうか!??原作はこんな良い子じゃなくてもっとしたたかなキャラだったんだけどなぁ。そっちの線にしてほしかったとつくづく…。
メグリンを良い子にし過ぎたせいで、音と晴の存在がちょっとマイナスになったように見えてしまったのは本当に残念でなりません😖。最初は好きだったんだけどな、ドラマのメグリン…。こういうキャラにされると逆に好感度が下がっちゃったよ…。

 

その頃、音と天馬は近衛を発見。彼がいた場所はやはり自殺しようとしたときに天馬に助けてもらった橋の上でした。

「馳さんに生きがいをもらったのに、どこで間違ってしまったんでしょう…」

と崩れ落ちる近衛は何だかとても悲しい人に見えた…。そんな近衛に、自分もたくさん失敗したから一度の失敗で人を許さないことはしたくないと告げる音。その言葉を聞いて近衛は初めて音に心から謝罪します😢。
その様子を見た天馬は優しく近づいて「剣道の稽古付き合ってくれるか?」と語りかける。優しい天馬は、やっぱり近衛のことを見捨てることができなかったんだろうね…。和解ができてよかった。

二人の様子に安心して立ち去る音の後姿を複雑な表情で見送った天馬くんが印象的だったな…。あの時、自分と彼女との関係についてどうするべきかもう一度考えていたような気がしてならない。

 

原作にも天馬と近衛が和解するシーンはありますが…こんなすぐじゃなくて。第8巻の最後のほうでボコボコにされていた近衛が病院に入院してたことが判明する場面があります。その間に音と天馬には色々すったもんだ大変な事件があって、天馬も同じ病院に入院。そこで偶然再会して和解するという流れになってました。
天馬に拒絶されたショックと罪悪感で病院の屋上から飛び降りようとしたところを音に助けられ、そこへ天馬もやって来て許しに至るっていう展開です。ドラマでは橋から落ちようとしてなくてよかったよ、近衛…😅。

 

紺野さんとミータン

愛莉に呼ばれて紺野さん宅でタコパすることになった音とメグリン。最初は気まずかったものの愛莉の「好きな友達誘うのに理由なんかいる?」っていう言葉で解消。愛莉、ホント良い子だーーーー!!
で、紺野さん宅前に来た愛莉たちでしたが・・・「姉御ーーー!」ってwwww。愛莉、紺野さんのこといつの間にそんなに慕ってたの😂😂。ますます可愛いじゃねーーか!!

いざお邪魔しようとした瞬間、紺野さんの彼氏のミータンが飛び込んできて突然のプロポーズ🤩!!相変わらず行動が突拍子もなさすぎるぜ、ミータンwww。そしてそれをハイテンションで快く受け入れる紺野さん。あーーー、このロックな二人、好きだーーー🤩🤩!!

 

それにしても、この場面、めっちゃタイムリーだったよねぇ。

というのも、最終回が放送される直前に紺野さんを演じてた木南晴夏さんが玉木宏くんと結婚するっていうニュースが流れたばかりだったのでね。狙って入れたシーンではなかったと思うので、ほんとになんというタイミング!って感じだったな😆。


紺野さんとミータンのように、木南さんも玉木くんと末永くお幸せに😀。

ミータンも交えてたのしいタコパをしていたのですが、その最中、めぐみは晴と別れたことを音に告げます。「結局最後まで好きになってもらえなかった」と落ち込むめぐみを「あんたがいて救われたこともたくさんあったはずだよ!」と励ます。とても前向きな愛莉の言葉にメグリンの表情も明るくなる。ほんと、アイリーン(愛莉)めっちゃ良い子ーーー😭!!

 

約束

音がアパートに戻ると晴が「話がある」と待っていた。晴は試合には「音を巡る賭け」が関わっていることを正直に告げに来た様子。音に心配かけまいとそのことは伏せてたけど、ずっと気になってはいたんだね。そういう優しいところ、好きだよ😊。
でも音はすでにそのことをメグリンから聞いて知っていたので驚くこともなくてw拍子抜けしてしまう晴。最後のところはいつも残念な奴っていうのも愛しいww。

そんな晴に改めて、勝負がどうなっても天馬と一緒にいることに決めたと語る音…。でも晴は「試合に勝ったところでお前が手に入ると思ってない」と言う。

「お前は、お前の好きにしていいんだ。そのことだけを言いに来た」

音のこと大好きだからこその晴のこの言葉はけっこう刺さるものがあった!こういうさりげない優しさが魅力だよね。
勝負に挑むのは「自分に嘘をつきたくないから」と心も決まっている。ヘタレだけどやっぱり男らしいよ、晴。

ところが、「好きにしていい」とは言ったものの音を想う気持ちだけはどうしても譲れない晴。試合が終わった後、恵比寿ガーデンプレイス広場の時計の前で待っていると告げる。音は「行かない」と告げますが、「それでもいい」とキッパリと返す晴。
うーーーん・・・ここの展開はちょっと微妙ーーー。だったら「お前の好きにしていい」なんて台詞言わない方がよかった気がしてならん。良い言葉だと思ったんだけど、結局こういう流れになるんだったら、潔くそのまま「待ってる」っていうのをズドンと出した方がよかったんじゃないのかな。

 

原作にも、晴が音に「待っている」と告げる場面があります。原作での武道大会の舞台は京都なので待ち合わせは四条大橋ってことになってますね。これを言うタイミングは全ての勝負が終わった後です。一世一代の覚悟を決めた晴が「行かない」と言い張る音にそれでも「来るまで待っている」と強く言い放ってました。
意思の強さという点では・・・やっぱり原作の方が上だったかな。変な揺らぎがなかったから。だからなおさら、「好きにしていい」っていうセリフはここで入れない方がよかったって思ってしまうのかも。

 

剣道勝負

晴から「待っている」と告げられ心が揺らいだものの、それでも天馬の傍に居続けようと頑なに思い続ける音。それはもはや、義務感みたいなものになってないか?

 

剣道勝負の前、C5の仲間たちと語り合う晴。その時のシーンで彼らは体育館で寝そべってるんですけど・・・


なんでわざわざ「5」を形作ったwwww。晴と杉丸の距離が半端なく広いwwww。

で、この語らいの中で晴がメグリンスペシャル弁当を食べて体調を崩したことも明らかにww。やっぱりねぇ~😓。早めに回復して良かったよ。大事な勝負前にあんな弁当好きな人に食べさせたらダメだって、メグリン(苦笑)。

改めて晴を応援する気持ちを素直に伝える海斗たち。温かい彼らの言葉に思わず感極まって涙ぐんでしまう晴…ピュアな子だよ、ほんとに😭。かと思ったら、海斗くんも泣いてるじゃないか!演じてる濱田くんはけっこう涙もろいんだね😊。
5人が笑顔で肩を組んで歩いていく場面は、「ザ・青春!」って感じで清々しかった。

 

決戦会場は大入り満員。最終回前に公式さんがエキストラをたくさん募ってたようですが、この場面だったわけですな。めちゃめちゃたくさん集まったようで何より。狙い通り壮観な画となっておりましたw。

剣道の勝負前、音は清々しい表情のめぐみや近衛を見て「自分らしく生きる」ことを改めて考えていました。でも、そのためにはやはり親の存在は壁なんだよな…。

 

いよいよ最後の剣道の試合が始まる。
晴は西門に指導された「胴を狙え」の言葉を実行するべくその時を待つ。ところが、剣道の腕が未熟すぎてチャンスが来たのにそれを生かす事ができない晴。それでも、音への気持ちを諦めないと誓った晴は必死にもう一度チャンスを狙う。

ずーーっと「好きを諦めない、好き、好き・・・」って念じ続けてきた晴は思わず踏み込んで仕掛けていくわけですが思わず裾を踏んでしまってよろけてしまい…、その隙を天馬も見逃さず面を狙っていく。ところが・・・

「好きを諦めない!俺は江戸川が・・・」


「好きーーー!!!」←聞きようによっては「突き」と聞こえるwwww

まさかの、「突き」が天馬の喉元に炸裂😅。全くの偶然の幸運ではあったものの、「好き」と念じ続けてきたことが想わぬ結果をもたらし晴、まさかの勝利(笑)。まぁなんとも、ハルトくんらしいっちゃらしいけどねww。あれは天馬くんにはちょっと気の毒だったけど💦。

勝負が終わった後、天馬は晴に握手を求める。この瞬間に二人の間にあったわだかまりが無くなったような気がしました。おそらく、天馬はこの時に気持ちを定めたのかもしれないね。彼はたぶん晴の音への本気を身を持って知ったと思うので…。

 

ちなみに、原作では天馬は近衛のことをまだ引きずっている状況だったので剣道勝負を棄権してしまいます。つまり、晴は不戦勝だったわけです。

 

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涙の野菜炒め

負けて戻ってきた天馬を元気づけようと音は明るく出迎える。そんな彼女に天馬は「音の野菜炒めが食べたい」と告げる。そういえば、お弁当持って行ったときにこぼしちゃって、天馬くん食べてなかったんだよな。

 

一方、天馬が勝負に負けたことで晴が音を諦めなくてもいい展開になったことで利恵さんは偉く御立腹。由紀恵はどちらかというと音を自由にさせたい気持ちが強くなっていたものの、利恵の勢いの前では太刀打ちできない(苦笑)。
と、そこへ…突然遠洋漁業先から音パパこと誠が戻ってきた🤪🤪!!なんと、最後の最後に再登場してくるとはwww。反町隆史さん、お久しぶりですw。

「あんなバカみたいな一生懸命な試合見てたら、応援するしかないですよね!?」

あの利恵さんにこの余裕の発言www!!強力な援軍を得た由紀恵さんは畳み掛けるようにもう一度頭を下げる。ついに利恵さん折れる。こんなことならもっと早く戻ってきてほしかったよ、音パパ😅。全部持って行っちゃった感じww。

 

勝負が終わったあと、晴は父親と改めて対面。約束通り晴の好きにしていいと告げる父に「いつか認めてもらえるように頑張ります」と告げると・・・


「完璧な息子しか、いらない・・・!!」

出たーー!!滝藤パパの決め台詞(笑)。もはやこれを聞くと笑えるようになってしまったのはなぜwww。

だけど、こんな嫌味を言いつつ最後には「今日のお前は10点中6点だ」と加える。今まで「5点」だったのに、1点アップしてもらえたじゃないか!!晴パパも素直じゃないねえ~。その言葉に思わず頬が緩む晴。よかったねぇ・・・って思ったよ😊。

 

音の家で野菜炒めを美味しそうに食べる天馬。でも、二口食べた後、ふいに過去形で話を始める。
音と過ごしてきた時間を振り返り、「本当に本当に大好きだった」と万感の思いを込めて伝える天馬くん・・・。

 

「けど、音を変えたのは、僕じゃなくて、神楽木だった。いつもミラクルを起すのは神楽木なんだ」

 

ずーーーっとその想いと戦いながら音と向き合い続けていたのかと思うと…本当に天馬くんが哀れで切なくて心が痛くなったよ…。そのことを知りながらも離れたくない気持ちが強すぎてずっと束縛してしまったと謝る天馬くんの言葉が辛い😭。
そう言わせてしまったことに、音は激しい自責の念に駆られてしまう。

「天馬くんのこと、傷つけたくないのに・・・大切なのに・・・。天馬くんのこと・・・」

涙で言葉を詰まらせる音を見つめながら、優しくそれを受け止める天馬・・・もう本当にそこまでいい人になる必要ないんだよーーーって思っちゃうくらい切なかった😭。

 

「もう、終わりにしよう、音。僕が音にできるのは、音が音らしくいるために背中を押すことだ。もう周りを気にしなくていい。自分の気持ちに従って!」

 

これまで散々と振り回される形になってきた天馬くんですが、本当に最後の最後まで音のことを本気で愛していたんだよね…。それ故にこうして好きな子を手放す決意をしたんだと思うと辛い…。

「ありがとう、最後まで僕を選ぼうとしてくれて」

っていう天馬の言葉が一番涙腺刺激しましたわ😭😭😭。天馬の言葉に涙が止まらない音…。そりゃ、泣いちゃうよね…。天馬くんが自分のこと本気で好きだったこと知ってるだけになおさらだよね…。音には痛いほど彼の心の内が分かるんだと思う。
だけど、こういうことはもう、理屈ではない。恋愛は時に残酷です。

 

原作では第7巻の最後のほうに天馬が音に別れを切り出す場面があります。ドラマみたいに優しい感じじゃなくて、ちょっとクールなんですけど・・・今まで音の前で見せたことのないような素直な表情を出していて「もっと早くこういう付き合い方しておけばよかった」みたいに語っていたのが印象的だったな。
このあと、天馬の身に大事件が起こってしまって波乱があるのですが・・・ドラマでは描く時間が無くなったと思われます。というか、あの場面はカットする方向だったかもしれないけど(苦笑)。

 

ほんとうに好きなひと

天馬に背中を押された音は、晴が待っていると言っていた恵比寿ガーデンプレイスに向けて走り出す。

音を見送った後、やっぱり本心ではショックな気持ちが隠し切れない天馬がまた切なすぎ😢😢。それでも必死に笑おうとしてて…もうほんと健気!!!天馬くんには新たな人と絶対幸せになってほしいよ!!!
と思っていたら、偶然音に会いに来ていた愛莉や晴を除くC5の仲間たち、そしてめぐみと遭遇する天馬。どうやらタコパに誘いに来たらしい。そんな彼女に

「音なら、行っちゃったよ!」

と頑張って笑顔で応える天馬くん…。その様子を見た愛莉は天馬が音を手放したことを悟ります。

 

「あんた、カッコいいよ!失恋の先輩として言っておく。これから楽しい事たくさんあるよ」

 

愛莉ーーーー!!!最後まで君がカッコいいよ!!!この言葉に天馬がどれだけ救われたかーーー!!!街を歩く天馬の顔にもやっと笑顔が戻りました。ありがとう、愛莉!!!

ちなみにこの二人、原作9巻で動きがあるんですよね。そのテイストをドラマにもちょこっと入れてくれたのはありがたい。

 

音は迷わず晴の待っている場所に急ぐ。晴も音が来てくれると信じて待ち続ける。

その間にこれまであった様々な出来事が二人の脳裏をよぎる。その時間を通してお互いの心を近づけていった音と晴。いつの間にか、お互いがお互いにとって「たいせつなひと」になっていたことを受け入れた二人。

 

「あいつに会ったら何から話そう。あいつとしたいことがたくさんある」

 

晴は相変わらず音との幸せ未来を妄想してるんだけどww、このなかで歌う場面があって。平野くん、けっこう歌が上手くないっすか!?新たな魅力発見😁。

 

「あいつに会ったら言おう。(神楽木が)(江戸川が)大好きだって!!」

 

やっと二人が同じベクトルを向いてくれたわーーーー😃😃。ところが、ドラマでは、お互いに「それから」を何度も心の中で合唱して終了ーーーー😅😅😅😅。

この終わり方・・・これ、続編作る気満々やろ!??じゃなければあんな中途半端な終わらせ方しないよね!???

まぁ、考えようによってはあの二人が会うシーンのないラストは原作に添っているとも思えるわけで。どういう意図があったのかは不明です。

だけど、続編はSPドラマでという形でもいいから早い時期に実現させてほしいなーーー。ようやく!!って思ったのにヘビの生殺し状態で終わっちゃったので😅😅。で、その時には、今度こそ原作テイスト強めでお願いします!!!まぁ、ロケとか難しい面はあると思いますのでそのままとは言いませんがw、根底にある設定みたいなものは何としても変えずにお願いしたいです、ホント。よろしくお願いします!!!

 

https://twitter.com/hanahare_tbs/status/1011634522406809602

皆いい笑顔!また早い時期に会いたいよ😀。お疲れ様でした!

 

ということで、「花のち晴れ」、これにて幕です。何とか感想を完走しましたw。このドラマで平野くんは応援していきたいなって思えたのは収穫だったかも。彼は回を追うごとにどんどんいい芝居や表情見せてくれましたしね。何より萌え要素たくさんあったし(笑)。今後の活躍も見守っていきたいです。

自己満足でツラツラ毎回書かせていただいてましたが、読んでくださった方、ありがとうございました。また続編があった時には復活したいと思いますw。

 

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