NHK朝ドラ『エール』第46回感想(2020.06.01放送)鉄男の上京

これまでの『エール』感想レポ

エール
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2020年前期・朝の連続テレビ小説『エール』の視聴感想

朝ドラ『エール』第10週のタイトルは「響きあう夢」。もろもろ色々な出来事が転機を迎える週になりそうです。

前の週で、初めて裕一が作曲したレコード「福島行進曲」が発売されましたが、いざ世に出してみたら全く売れなかったようで廿日市からも「いつになったら利益出してくれるのよ~」とかなり渋い顔で嫌味を言われてしまう始末(苦笑)。
鉄男くんが希穂子さんを想いながら書いた歌詞、素敵だなと思ったんですけど…、世間にはその意味が伝わらなかったようです。色々と厳しい世界ですね(汗)。

そんなある日、鉄男が福島の新聞社を辞めてきたと言って突然裕一の家を訪ねてきました。福島の家も売っぱらってきたということで、本格的に東京で活動する決意を固めたらしい。
心配していた婚約話は「断るなら左遷」ということをチラつかされたことで踏ん切りがついたらしく、きっぱりと断ることができたようです。意にそぐわない結婚に流されなくてよかったよ。裸一貫で東京で一から出直す覚悟で東京に出てきた鉄男、頑張れ!

さっそく鉄男は裕一にコロンブスレコードに自分を紹介してほしいと頼み込みます。グイグイと前のめりな圧がすごいよww。先週のあさイチゲストで来ていた中村蒼くん本人とは雰囲気がだいぶ違いますね(笑)。

とりあえずはOKした裕一でしたが、あの廿日市が素直に鉄男のことを受け入れてくれるか不安に思っている様子。なにせ、売れないレコードの歌詞を書いた鉄男ですからねぇ(苦笑)。

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音楽学校では、見事に『椿姫』の主役に抜擢された音が新しいスタートラインに立っていました。演出家の先生を演じていたのは千葉哲也さん、ダンディでカッコイイ!
ちなみに、最終審査で実力を発揮できず主役の座を奪われてしまった千鶴子さんも違う役で選抜されたようでした。彼女はすごい努力家でもあるので、こういう救済の道が残されていてよかったです。

最初のレクチャーが終わった後、音は特別講師として来ていた環に「私、頑張ります!」と頭を下げる。そんな彼女に環は「そうね、かなり頑張らないと難しいでしょうね」と相変わらず手厳しい。
音を選んだ理由は、千鶴子がベストを尽くせなかったことと、選考会での音の歌の表現力に心を動かされたことだと告げます。つまり、技術では全く千鶴子に劣っているのだと改めて突きつけてきたわけです。

「あなたに足りない技術をこれから死ぬ気で磨きなさい!」

言葉はすごく厳しいけど、キッパリと音に現実を突きつける優しさが感じられます。実際、音の歌の技術は千鶴子にはまだまだ及ばないところが多いですからね。環はそれでも、音の可能性に賭けて期待してくれているんじゃないかな。「這い上がってこい!」と。
なんか、『ガラスの仮面』の月影先生とちょっと重なるものがあるかもw。そう考えると、努力家の千鶴子さんは姫川亜弓ってところですよねw。

改めて気合が入った音は、家に帰っても自主練に余念がない。まずは体全体をほぐす体操から入っていたようで、奇妙な動きに帰ってきた裕一もビビってましたww。でも音としては極めて真剣で必死なのです。
このシーンで思わずクスっとなったのが、裕一が風呂上りにコップに水を入れて部屋に入ってきたときのこと。

何の疑いもなく自分のために入れてきてくれた水だと思い込んで一気に親父飲みする音www。いや~~、もう、ここまでやられるとカッコいいとしか言いようがないわ(笑)。

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その頃鉄男は屋台でおでん屋さんのオヤジと語り合っていました。たしか裕一の話では下宿先は見つかっているっていうことだったと思うけど…「ふるさとって言っても、もう帰る実家もないんですけどね」って寂しそうに話していたのがちょっと気になります。まさか鉄男くん、根無し草な生活をしているのではないだろうな!?

後日コロンブスレコードに鉄男を連れてきた裕一。サロンの様子を見た鉄男は「イケすかない奴が多いな」と渋い顔をしていましたが、たしかにプライドが高そうな人が多く彼にとっては決して居心地は良さそうじゃないなと。裕一は慌てて鉄男をなだめるのに必死ですw。

そこへブチブチ愚痴を言いながらやって来た廿日市さん。全く利益を出していない裕一から「紹介したい人がいる」と呼び出されたことでかなり機嫌は悪そうですw。さらに「福島行進曲」が全く売れないことへの愚痴へと発展し、裕一は立つ瀬がなく鉄男をなかなか紹介することができなくなってしまいます。

ところが、「あの作詞家どっから連れてきたの?こっちは素人の思い出作りに付き合ってる暇ないんだよ!」という廿日市の言葉に、後ろで聞いていた鉄男はどんどんイライラを募らせていく。そうとも知らずに歌詞のことを次々とケチョンケチョンにけなしていくもんだから、鉄男の怒りはついに爆発してしまう。
それにしても「トランプってなに?福ビルってさっぱりわかんない!」だの廿日市さんが引っ掛かった歌詞のチョイスが笑えるww。

地方小唄なんだから歌詞をもっと分かりやすく書くべきだという廿日市と、歌は聞いてくれた人の者だという精神論で攻める鉄男は真っ向から対立。紹介するどころか大喧嘩に発展してしまい…これはもうご破算だなといった雰囲気。

ちなみに、廿日市さんは今後鉄男のことを見たら「トランプ君」って呼ぶんでしょうかねw。なんか、今のご時世話題になってるあの人のことが真っ先に浮かんでしまう名前なんですけど(笑)。

馬鹿にしたような高笑いで立ち去って行った廿日市に怒りが収まらない鉄男。裕一は「あの人ね、ああいう人だから!曲の良し悪しよりも売れないものには価値がないっていう考え方なんだよ」と必死になだめますが、鉄男の気持ちは収まらないようでした。ま、あんな馬鹿にされ方したらそうなるわなw。

ところが、偶然やって来た木枯の存在で鉄男の機嫌は一気に解消(笑)。今や彼の名声は広く知れ渡っているようで、鉄男は有名人に会えたという喜びでテンションが上がったようでした。いいタイミングで来てくれたねぇ、木枯くんw。

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裕一に話があるという木枯。鉄男は自分の行きつけのおでん屋に二人を案内します。裕一くんがめっちゃおいしそうな顔で大根食べてたから、思わず私も今晩はおでんの大根が食べたい!と思っちゃったよ(笑)。

鉄男は裕一が木枯と知り合いだと分かってかなり感動しているようで、「レコードも買いました!」と嬉しそうに告げます。それに対して木枯も「福島行進曲、良い歌詞ですよねぇ。沁みました」と大絶賛してくれる。これですっかり舞い上がった気持ちになってしまった鉄男くん、今後歌詞を書いていくモチベーションにもなりそうだね。

そんないい雰囲気だった3人ですが…木枯が話したかったことというのが「移籍が決まった」ってことで一気に衝撃が走る。

裕一は動揺を隠せないながらも、新天地に移るという木枯にエールを贈る。そのうえで「僕、何やってんだ…」と思わず自分の不甲斐なさを嘆いてしまう裕一でしたが、木枯はそんな彼を「心配無用。いずれ必ず君はコロンブスを背負う作曲家になるよ!」と力強く励ますのでした。木枯くんはいつも裕一のことを信じて応援してくれる良い奴だよね。

おでん屋からの帰り道、木枯はしみじみと「鉄男くん、良い奴だよな」と言ってくる。嬉しそうに返事をする裕一に対して、少し寂し気に「俺、友達いないから…」と呟く木枯。そんな彼に裕一は「僕、木枯君のこと、友達って思ってるよ!」と力強く告げる。
飄々と生きているように見える木枯くんにも、こういった心の孤独みたいなものがあったんだなって分かってちょっと切ないシーンでもありました。

裕一の言葉に少し元気を取り戻した木枯は、思い出したように「もう一つ話があったんだ」と告げました。

一方、鉄男は二人が帰った後も一人おでん屋さんに残りオヤジさんに愚痴を聞いてもらっていました。鉄男の話を優しく受け止めてくれていたオヤっさんでしたが、ふと「一つ相談したいことがある」と持ち掛けられます。いったいどんな相談なのでしょうか。

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翌朝裕一が起きてくると、音が相変わらず声楽のための基礎運動を続けていました。重い本をお腹の上に乗せて腹筋運動をしているようです。その姿を見た裕一は「運動選手みたいだね」とタジタジ。

音楽学校に着いてみると、久志親衛隊の女の子たちが自作のお弁当を手渡してキャッキャ騒いでいました(笑)。そんな彼女たちを邪険にせず紳士的に受け取ってしまうもんだから、ますます彼女たちはメロメロ状態になっちゃうんだよねぇw。

そのさなかに音は放課後の練習に付き合ってほしいと久志に申し出る。そうなると…お取り巻きの彼女たちからしたら「抜け駆けは反則!」ってことになるわな。「練習がしたいだけよ!」と本当のことを主張しても「久志さんは、みんなの久志さんなのよ!」と全く聞く耳を持ってもらえない。
この「みんなの久志さん」発言、よく少女漫画で目にした気がするわ(笑)。

一触即発な雰囲気になったところで、王子・久志の出番がw。興奮する彼女たちに「公演には必要なことなんだ、我慢して」とやんわり言ったかと思うと…

必殺・ウィンク攻撃が炸裂wwww(しかも連続攻撃 笑)!!

いっくん、ウィンクがやたら上手くなったって言ってたけど、あれだけ乱発してたらそりゃ上達するよね(笑)。

久志のウィンク攻撃を一身に浴びた親衛隊の皆さんは一気に撃沈。音は無事に久志との個人レッスンにこぎつけることができましたとさ(笑)。でもけっこう厳しそうなレッスンでしたね。久志も彼女とまっすぐ真剣勝負で向かい合ってくれているようです。
ただ、音の練習風景をチラっと目にした環が少し複雑な表情を浮かべていたのが気になります。

その頃裕一は、夜のカフェーで木枯から高梨一太郎という人物を紹介されていました。裕一の運命を変える人ということで…どんなキャラなのか気になります。