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映画『うちの執事が言うことには』感想(ネタバレあり)

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朝ドラ『なつぞら』の照男兄ちゃんを演じる清原翔くんの大ファンになった私。好きになったのは登場した後からでしたが、その前から清原くんの名前だけはチェックしてて、キンプリの二人が主演する映画に出るんだ…ということだけは知ってましたw。

ということで、本格的にファンになったタイミングで公開翌日に『うちの執事が言うことには』を観に行ってきました。

映画というと、だいたいチケット代をケチってレディースデイを狙っていくのですがw、今回は東京の映画館で行われる初日舞台挨拶が全国に中継されるということを知りまして。運よく我が県でもそれが見られる映画館があることを突き止めw、金額考えずにゲットしてしまいました(笑)。

いざ映画館へ行った雰囲気からすると…おそらく8割がキンプリの永瀬くんと神宮司くんがお目当てだったような気がしますw。
キンプリといえば、昨年のドラマ「花のち晴れ」に出ていた平野くんと、以前NHKドラマに出てた岸くんしか分からなかったのですが、今回の映画でプラス2人覚えられましたw。あとは高橋君と岩橋くんを覚えれば完璧。でも岩橋くんは今病気療養中でしたよね。無理しないでゆっくり克服してほしいと思います。

 

映画『うちの執事が言うことには』

映画概要

原作:高里椎奈「うちの執事が言うことには」(角川文庫)
監督:久万真路
脚本:青島武
音楽:ゲイリー芦屋
主題歌:King & Prince「君に ありがとう」(Johnny's Universe)

2019年5月17日(金)公開
(鑑賞日は5月18日と22日)

主なキャスト

  • 烏丸花穎:永瀬廉(King & Prince)
  • 衣更月蒼馬:清原翔
  • 赤目刻弥:神宮寺勇太(King & Prince)
  • 雪倉美優:優希美青
  • 雪倉峻:神尾楓珠
  • 駒地:矢柴俊博
  • 芽雛川肇大:前原滉
  • 莉沙:田辺桃子
  • 桐山:村上淳
  • 雪倉叶絵:原日出子
  • 刻弥の祖父:嶋田久作
  • 烏丸真一郎:吹越満
  • 鳳:奥田瑛二

あらすじ

日本が誇る名門・烏丸家の第27代当主となった烏丸花穎(からすま・かえい)は、18歳にして既に飛び級で大学を卒業する程の頭脳明晰、しかも色彩に関して特別な能力を備えている。

突然の引退を宣言した先代当主の父・真一郎は行方がわからず、急いで留学先から戻ってきてみると、そこにいたのは幼少時代から全幅の信頼を寄せる老執事・鳳ではなく、新しい執事だという仏頂面の見知らぬ青年・衣更月蒼馬(きさらぎ・そうま)だった。父・真一郎が遺した突然の発令により、不本意ながらも衣更月と主従関係を結ぶ羽目になった花穎。まだ自覚が足りない若き当主・花穎と、仏頂面で新米執事・衣更月との関係には、ビミョーな空気が流れる。

そんな中花穎は、招待された芽雛川(めひながわ)家次男のバースデーパーティーで、ある事件に巻き込まれる。親しげに近づいてくる大学生にして起業家の赤目刻弥(あかめ・ときや)とは何者なのか?さらに、次々に起こる不可解な出来事・・・烏丸家に上流階級の陰謀が降りかかる。
果たして、花穎と衣更月は、烏丸家を守り抜くことができるのか―。

東映公式HPより引用

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全体の感想

原作がもとになって映画化された作品でしたが、本屋で見かける程度で一度も読んだことがなく(汗)推理ジャンルの物語だということは知りませんでした。一応、見る前に、若くして烏丸家の第27代当主の花穎と、新人執事の衣更月が協力して事件解決させていくストーリーなのかなということくらいはちょこっと把握させておきました。

全体的な感想としては…気楽な気持ちで見て楽しめるライトなエンタテイメント作品かなと思いました。ただ、ミステリーとしてこの作品を見た場合だと…うーーん、ちょっと、軽いかな…みたいな(苦笑)。たぶん、本格的なミステリーが好きでそういうのを期待して見に行くとヤケドするんじゃないかと。
だって、直感が全くなくていつも犯人が当てられない私ですら・・・あっさりと「こいつが黒幕だな」って悟ってしまったのでww。謎解き部分もかなり単純すぎてちょっと肩透かしだったかも。

なので、この映画はキャラクターを見に行く…みたいなスタンスで見るのが一番楽しめる気がします。

 

※以下、ネタバレオンパレードです!!

 

まず最初の豪邸のシーンや執事登場のシーンが出てくるんですが…それを見た時にめちゃめちゃ既視感があって(笑)。

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2年前の冬に公開された映画『未成年だけどコドモじゃない』が真っ先に思い出されましたよw。シチュエーション的にはあの雰囲気再び!って感じだったので。Jアイドルの子が主役だったっていうのも同じだし、執事も登場してたしw。違うのは恋愛が絡んでないってところかな。

一つ目の事件でキーマンになったのが芽雛川(めひながわ)という金持ちのボンボンなんですが、わたし、1回目見た時には全く気が付かなかったんですよ…演じてたのが前原滉くんだということに。
前原君は朝ドラ『まんぷく』の塩軍団で坊主で眼鏡かけてた愛嬌たっぷりの愛されキャラ小松原を演じてた役者さん。この映画の中では髪の毛がフサフサあったので全然気が付かなかった(笑)。それにめっちゃ嫌味なキャラだったしねw。パンフレットで名前を見た時にはびっくりしました。

二つ目の事件の背景までは種明かしされるまで気が付きませんでしたが、だれが裏で糸を引いてるのかはすぐにわかりましたw
それにしても、やり方が何ともみみっちぃというか、姑息というか。運転手の駒地さんはその巻き添えで入院までする羽目になりましたが、下手したらもっと大怪我してたかもしれない事案。料理人の雪倉への仕打ちもかなり卑劣です。

なのに、最終的には黒幕と「お友達」みたいになってメデタシになっちゃって(汗)、正直、そこはもっと糾弾しなきゃダメだろう!?とツッコミ入れたくなりました。っていうかあれ、十分犯罪だと思うんだけど…あの人は警察行ったんだろうか!?

赤目の孤独についての展開は…分からないでもなかったかな。自分の居場所を求めてようやくそこに落ち着いたのに邪魔が入って…みたいな。まぁ、子供は遠慮がないからそういうトラブルは起こりやすいかもとも思ったけど。たしかに恨みの矛先になった少年はちょっとイラっとくるものあったしねw。
まぁ、だからといって、ねぇ~~、今頃!?みたいな(苦笑)。

衣更月以外の使用人たちはあまり目立ってはいないのですが、要所要所でいい味出してます。意外な役どころだと、村淳さん(村上淳さん)が庭師だったことかな。庭の草刈りしてる姿が渋くて「らしくなさ」みたいな雰囲気を醸し出してるのも面白かったw。ついでに警備員もできそうww。
その庭師の桐山が可愛がっていたのが仔犬のペロ!!

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花穎が偶然見つけて番犬にするんだけど、この子の表情がめちゃめちゃ可愛かった!キャストの中では唯一、村淳さんにだけ懐いてたらしいというエピソードも癒されますw。

雪倉の息子と娘を演じた優希美青さん神尾楓珠くんもフレッシュなキャスティングで可愛くてよかったです。優希さんは未だに「あまちゃんのズンダズンダの子」って見ちゃうけどねww。

吹越満さん、奥田瑛二さん、島田久作さん、原日出子さんといったベテラン役者さんたちの存在感はさすがでした。特に完璧執事の鳳を演じた奥田さんは、回想シーンだけの登場にもかかわらず際立ったオーラを放っていました。鳳の存在はこの作品の中でも非常に大きかったと思います。

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キンプリの永瀬廉くんは映画初主演。お芝居の経験値も浅いということで…うん、たしかに、セリフの抑揚とか表情の乏しさとか未熟な点が多く目につくというのはありました。ただ、衣更月に対しての感情の出し方とかはすごく素直で好感が持てた。計算しての芝居じゃなくて、純粋にその場で感じたことをそのまま出しているって感じでなんだかとてもピュアだなぁと。
その後、ドラマとかにも出て経験を積んでいるようなので頑張ってほしいです。

同じくキンプリの神宮寺勇太くんもお芝居の経験値は浅いとのことで、永瀬くんと同じく上手くはなかった。アイドルの枠を超えてない感じだなぁっていうのはあったかな。でもすごい一所懸命その場で演じてるっていうのは伝わってきたので、これからも頑張ってほしい。
髪型は…上にあげてるよりも下ろしてた方が個人的には良いなって思いますw。

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衣更月蒼馬(清原翔くん)の感想

私は特にキンプリのファンというわけでもないので、最初は”アイドルの映画”っていう目で見てしまうかもという懸念はありました。が、それを払しょくしてくれたのが清原翔くんが演じた衣更月蒼馬の存在です。

すべてが、見どころ(笑)!!!←ファンの欲目もありますがw。

1回目見終わった後に中毒みたいに「もういちど翔くんの衣更月に会いたいっ!!」という強烈な欲求に襲われたくらい(笑)、それくらい、本当に魅力的でした。

衣更月はもともとはの烏丸真一郎のフットマン(男性の家事使用人)を務めていましたが、息子の花穎が当主になるのと同時に彼の執事に「不本意ながら」させられてしまったというキャラクター。本当は尊敬してやまない鳳と共に真一郎を支えたかったようなので、花穎に対しては能面でいることが多いw。

それを「仏頂面」というわけですが、清原くんの表情にはそれに加えて気品が備わっているので「無礼な」雰囲気みたいなものは一切感じられなかった。
すらっと高くて背筋もピンとしてるので表情を魅せなくても十分魅力的なのです。融通の効かない生真面目さがなんだか見ていて愛しくなってしまった。

萌えポイントは数知れずでしたがww、いくつか挙げてみたいと思います。

 

※ネタバレオンパレードです!!

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冒頭、花穎に言われてしぶしぶ真一郎の携帯に連絡するもかからなかったシーン。

シレっと「もう電源の入らないところにいるみたいです」みたいに無表情で告げて花穎をいらだたせるんですが、あの言い方がけっこうツボでしたw。

雪倉兄妹と一緒に絵を飾るシーン。花穎の前では感情を封印しているのに、彼らと一緒にいるときにはすごく優しい笑顔を見せる衣更月。一緒に会話にも参加したりして笑い声も響いてる。あのギャップが何とも言えず萌えた!!
で、花穎の姿を確認するとスっと仕事モードになって会釈する。その落差もたまらなかった。

花穎が仔犬のペロをひそかに世話するシーン。食卓のパンが不自然になくなってるのをいち早くキャッチする場面も印象深い。さりげない目線の使い方が上手かった。
花穎がペロと戯れているのを発見して忠告するも、強引に飼うように仕向けられてしまう衣更月。その後、ペロの世話をする場面も出てくるのですが…これがまた可愛いのですよ!!「お前も私の言うことを聞いてくれないのか」というセリフが激萌えでしたww。あの時のもどかしげな、悩まし気な表情がこの上なくツボ!!

衣更月が選んだネクタイを花穎に拒絶されて、逆にそれを「お前もおしゃれについてもっと勉強しろ」という感じで渡される。この時はムっとしてたのですが…そのあと、執事の自室に戻ってから、着替えをする場面があるわけですよ。シャツを脱ぎかけた姿が…セクスィーでカッコええ~~!!!あれ見た時にグハっとなりました、心の中で(笑)。清原くんのファン必見かもww。
で、その着替えかけた時に「花穎のことを何も分かってなかった」と反省しながら、引き出しにしまったもらったネクタイを見つめるんです~。この時の表情もよかったな。

芽雛川のパーティーでのシーンは、あえてここでは書くまい!!あれはぜひ見てほしい。ものすごく美しいものを見させていただいたっ!!清原くんのスタイルの良さがこれでもかと堪能できる場面だったかと思います。ただただ、カッコいいwww。
で、そのあとの帰りの車の中でクビ覚悟でいたのをお咎めなしってことになって、花穎に初めての表情を見せるんです。そこも非常に大きな見どころだと思います。私は激しく萌えましたw。

それと同じ表情を見せて印象的だったのが、使用人たちと一緒にパンケーキを食べるシーン。花穎は雪倉のパンケーキを重ねて食べるのが美味しいと話していて衣更月はそれにピンとこなかった。それが、少しずつ花穎と心が通じてきた段階になってこの時に試してみるんですよね。
食べた後の表情が…めちゃめちゃ良い!!!ここもぜひ見てほしいポイント。

そして最大の見せ場でもあるのが、花穎との衝突。ネクタイをめぐって大きなすれ違いが起きるのですが、必死に探す姿は見ていてものすごく切ない。あの動揺で衣更月の花穎に対する想いみたいなのが痛いほど伝わってくる。
そして二人にとっての最大の試練が訪れるわけですが、感情を爆発させる芝居をする永瀬くんに対して、清原くんはあくまでも感情を押し殺しながら執事として接する芝居をしてました。ここでの衣更月の心情表現がとても素晴らしかったです。

さらに萌えポイントが高いのが、衣更月の私服でのシーン。さすがはモデルですよ!地味に見える服装もめちゃめちゃカッコよく着こなしていて目の保養w。
しかも、自分のためだと言いつつもところどころに花穎への気持ちが見え隠れしながらの行動が胸を打ちます。ここも全部見どころだったなぁ。

そしてクライマックス。ここはキンプリ二人の芝居が中心になってくるのですが、清原くんは前に出すぎずにそこに立っていました。ちゃんと自分の芝居をする上での立ち位置というのを把握してるなぁと思った。

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すべてが終わった後、衣更月が花穎に対してかけた言葉や表情が非常に印象的でしたね。

と、こんな感じで、清原翔くんのお芝居に釘付けになってしまう作品でもありましたww。ファン初心者的にもかなり美味しい映画だと思います(私がそうだったのでw)

そうそう、エンディングもお見逃しなく!永瀬くんと清原くんの戯れっぷりも可愛いのですが、当主と執事の立場を交代しての二人がめちゃめちゃ良い!特に清原くんのスラっと長い脚には要注目ですw。

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映画舞台挨拶

映画が終了してから5-6分後に舞台挨拶の中継がスタート。こういった形で見るのは初めてだったので何だか年甲斐もなくちょっとドキドキしてしまったw。

舞台中継は衛星生放送で行われたため、最初は多少音声が切れたりする場面もありましたが(汗)あまり気になることもなく最後まで楽しく見ることができました。
それにしても、やっぱりキンプリの二人が紹介されたときの映画館内のテンションの高さはかなりすごかったです(笑)。私の隣のご家族はお子さんとお母さんが神宮寺くんのファンだったようで、名前を呼ばれるや否や椅子から立ち上がらんばかりに盛り上がっててw、いやぁ、Jアイドルのファンの皆さんは熱いんだなぁと実感しました。

衛星カメラからは現地の声はほとんど聞こえてこなかったので、反応の声が上がってるのかもよく分からない状況でしたが、次の週のワイドショーとか動画とか見てみるとけっこうすごい歓声上がってたみたいですね。

かくいう私は、清原翔くんの登場に密かに一人胸を高まらせておりましたww。映像とはいえ、生ですからね。やっぱりドキドキします(笑)。あの執事を演じた役者と同一人物とは思えないくらい華やかな外見なのに、「カメラの向こうに手を振ってください」と促されるとちょっと恥ずかしそうに遠慮気味に手を振る姿が非常に印象的で萌えましたww。

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今回はメモしたわけじゃないし、時間もかなり経ってるのでインタビュー内容は飛びましたが・・・映画の見どころをイラストにするってコーナーは面白かった。優希さんとキンプリ永瀬くんの画力は圧巻wwww(色んな意味で)。あれは笑ったw。

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そんななか、中学時代の花頴のシーンがオススメとした清原くんのイラストがめちゃめちゃ可愛らしくて上手かった。線のタッチは細いんだけど、特徴を良く捉えてて・・・エッセイに出てくるマンガみたいなイラスト描くんだなぁって思いました。

最後は特別ゲストとして映画では仔犬だったペロ(カイルくん)が登場。映画を撮ってたのが1年前とのことでしたが…犬の成長は早い!!もう立派な成犬になっててみんなビックリしてましたww。
記念撮影のときなかなかカメラの方に向かなくてw、監督がなだめてなんとかカメラの要望に応えさせようと奮闘。
そんななか、清原くんがカイルくんの背中を何度か優しくさすって落ち着かせようとしてたのが非常に印象的でした。動物にも優しいよ、彼は。めっちゃ良い子だよ、絶対!って思った(笑)。

舞台挨拶のレポは全文掲載しているサイトがあるのでそちらを参照にしてください。

ディスクが出たら、確実に買うと思います(笑)。

ということで、遅くなりましたが「うち執」ネタバレ感想でした。

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