日本で唯一の天守閣が現存する山城の備中松山城。標高480メートルに築城されているので登城するのはけっこうな急坂を上がることになります。
備中松山城への道レポは以下参照↓↓
それでも会いたかった「彼」がいます。
昨年の2018年12月から備中松山城主となった、猫のさんじゅーろー君です。
今回念願の対面を果たし、約1時間ちょっと一緒に過ごしてきたので可愛い写真をいくつか紹介したいと思います。
※2020年夏のさんじゅーろーレポ
※2021年春のさんじゅーろーレポ
写真はクリックすると全て大きくなります。
備中松山城 猫城主 さんじゅーろー
会いに行った日: 2019年3月9日(土)
会える場所: 備中松山城の天守閣またはその周辺
会える時間帯は基本的に1日2回(10:00~と14:00~)お城の見回りしてます。
※その他の時間は家臣の管理人さんと要相談。
撮影は自由ですが、フラッシュ撮影は絶対に厳禁。特に左目に傷があって見づらいそうなので配慮が必要です。
さんじゅーろーの食事は家臣の管理人さんがちゃんと与えていますので、勝手に餌やおやつを与えるのは絶対にやめましょう。さんちゃんの健康のためにもこのことは守ってください。持参した場合は管理人さんに必ず相談して渡すようにしましょう。
あくまでも、さんちゃんの気分と体調が最優先です。なるべくストレスを与えないよう優しく見守る感じで触れ合うことが大切。
さんじゅーろー城主のマメ知識
2018年7月、中四国地方に大きな傷跡を残した西日本豪雨が発生しました。備中高松城下を流れる高梁川も氾濫し周囲に甚大な被害をもたらしました…。
豪雨災害の復興としてお城の開城に踏み切ってすぐの頃、三の丸跡付近で痩せた茶色い猫が迷い込んでいるのが発見されたそうです。
天守閣下のちょっと広くなっているこのあたりが三の丸跡になります。
お城の管理人さんによって手厚い保護を受けたその猫ちゃんこそ、現在の備中松山城主・さんじゅーろー君でした。
もともと西日本豪雨のあと行方不明となった飼い猫さんだったそうですが、お城で発見された知らせを受けた飼い主さんが「あまりにもお城で居心地良さそうにしている姿」を目の当たりにして高梁市観光協会へ譲渡することを決めたのだそうです。
その後1度脱走をはかり行方不明になってしまったらしいのですが、再びお城に戻り・・・昨年12月に城主に任命されて現在に至っています。
人懐こい性格が人気を呼び、備中松山城の来場者数をV字回復させたスーパー城主なのですっ!
さんちゃんの推定年齢は3~4歳(2019年3月現在)性別はオスです。
【”さんじゅーろー”の名前の由来】
発見された場所が備中松山城の「三の丸跡」だったこと
備中松山藩(いまの岡山県高梁市)出身の新選組隊士・七番隊長の「谷三十郎」より
城主のお出まし
さんじゅーろー殿は、天守閣正面にある管理人さん(家臣だそうです)の小屋にいらっしゃいます。まだ巡回時間前だったけど、少し人が集まったのを察して少し出てきてくれました!!
でも、まだご飯食べてる途中だったようで・・・
やっぱりお部屋に帰りたいにゃん!ってことでいったんお食事のため戻られることになりました。
1度目の巡回
14:00になり、お城巡回へ殿、出勤します!
出勤して早々、殿、お城の石垣で何かを発見した模様。
石垣の中にいたトカゲをしきりに気にしていて、殿の野生的な一面が発動しておりました(笑)。