岡山県の島 -真鍋島の猫と自然-

香川県に住んでいた時にはいくつかの島を訪れていましたが、岡山県に引っ越してからはコロナ禍の影響もあり一度も行けていませんでした。未だに収束の気配が見えないなかではありましたが、岡山にもいつまで住んでいられるか分からないので(←ダンナが転勤多いので 汗)運動もかねて思い切って島を訪れることにしました。

目的地は、岡山県笠岡市から船で18キロ沖に行ったところにある瀬戸内海に浮かぶ笠岡諸島の一つ、真鍋島です。

周囲は7.5キロでのんびり歩いて周れる島です。かつては「猫の島」として有名でしたが、現在は去勢手術などで数がだいぶ減って20匹前後ほどに会えればいいかなといった感じ。歴史を感じさせる建築物や大木もあります。
私たちが訪れた時には新しい観光客用の設備などを建築中で、今後お手洗い事情なども改善されるのかなと思いました。ちなみに、2022年現在は仮設の建物のようなところにトイレが設置されていましたが、きれいで使いやすかったです。

平安時代末期からの歴史があると伝わっていて、源平合戦の折に平家方についていたことの史跡なども見ることができるそう(今回はそちらの方は行けませんでした)。また、のどかな漁村のある島として岡山県から「ふるさと村」に指定されているとのこと。

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岡山県の島 -真鍋島- (2022.02.05訪問)

真鍋島へのアクセス

まず、笠岡駅から徒歩10分弱のところにある住吉港へ行きます。

チケット売り場となってる待合の建物はまだ新しくとても奇麗。券売機で購入しますが、分からないことは受付の方が丁寧に買い方を説明してくれます。三洋汽船の「笠岡・佐柳本浦航路」を行く路線を選択。ちなみに手段としては普通船と高速船がありますが、フェリーは北木島止まりだそうですから注意が必要です。

真鍋島までは片道一人1040円。今回は普通船で行きましたが、高速船だと1790円とちょっと高額になるようです。よほど急いでいるのでなければ普通船で充分だと思います。普通船は中型よりちょっと小さめ。

訪れた日は瀬戸内海ながらも風が強くけっこう波があったのでなかなかワイルドな旅となりましたw。乗船時間は約1時間。終点の「真鍋島・本浦」まで向かいます(岩坪という港もありますが、メインは本浦かなと)。

船の本数は多くないので、乗り遅れがないように事前に時刻表をチェックしておいた方が安全です。

ちなみに、真鍋島の手前にはお笑い芸人「千鳥」の大悟さんの故郷である北木島があります。この区域の中では一番大きな島だったなという印象。

今回は立ち寄りませんでしたが、コロナが収束した頃まだ岡山に住んでいたら一度行ってみたいなと思いました。また、真鍋島の一つ先には香川県の猫島・佐柳島があります。

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真鍋島の見どころ 建築物・自然

訪れた日は島の天候が非常に不安定で、時折吹雪のような雪が降るほどの極寒でした(汗)。港は天候が良かったのですが、島の天気も山と同じく色々と変わりやすいということを身を以て知りました。

ちなみに、観光目的で訪れていたのは私たち夫婦しかいなかったような気がします(船に乗っていた人も少なかった 汗)。島の方にはほとんど遭遇しませんでした。非常に静かな環境のなか良いウォーキングができました(めちゃめちゃ寒かったけど 汗)。そのなかでいくつか案内があった場所を尋ねてみたので写真で紹介します。

圓福寺

港から路地を入り少し進んだところにお寺への石段があります。西暦795年に空海が立ち寄って開創したと伝わる古い歴史のある圓福寺。その後何度も修復や再建を繰り返し今に至るのだとか。島の中では高い場所に建っているのでそこから島の景色を一望できますが、ちょうどそのタイミングで大雪が降ってきたので上手く撮影できませんでした(汗)。

真鍋中学校

昭和24年に建てられた木造校舎の真鍋中学校。現在も現役で生徒たちの学びの場となっているそうで、見学する際には事前に教職員の方に声をかけるようにという注意書きがありました。この日は時間がなかったので中までは入りませんでしたが、レトロ感いっぱいの木造校舎の外観はどこか懐かしさも感じられてほのぼのした気持ちになりました。門の入口には立った状態の二宮金次郎像があります。

またこの学校は、1984年に夏目雅子さん主演で公開された映画『瀬戸内少年野球団』のロケ地としても有名だそうです。

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真鍋邸・ホルトの樹

平安末期から島の有力者として栄えていたという真鍋家。明治初期に建てられた住宅主屋は国の登録有形文化財に登録されています。奥にも明治初期から大正期に建築された5棟があるそうで、島の歴史を今も語り継いでいるのだとか。この日は表の主屋の外観のみの見学でした(奥に進んでいいのか分からなかったこともあったので 汗)。

そして、門をくぐってすぐ左側に目を向けたところに樹齢250~300年と言われる「ホルトの樹(ホルトノキ)」が立っていました。笠岡市の天然記念物に指定されています。

一説によれば、平賀源内が讃岐から真鍋家に持ち込んで植えたものと伝わっているらしい。亜熱帯地域など温かい土地に見られるということで、岡山県内ではかなり珍しい貴重な樹木とのこと。ホルトとは”ポルトガル”という意味で、果実の形がオリーブと似ていたことからこの名前が付けられたという言伝もあるそうです。存在感のある立派な大木でした。

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とこのはな公園・雪の浜(幽鬼の浜)

本浦港から東の方向へ数分歩いて行った先に瀬戸内海を見渡せる広い公園がありました。
かつてこの島に住んでいた住民が浜にある巨石群から妖怪が出ると恐れていたことから「幽鬼の浜」と呼ばれるようになったそうな。以来この浜に人が寄り付かなくなったとのことですが、慶長年間当時に人々の恐れを和らげようと「雪の浜」という字に改名されたらしい。

この写真を撮影した時は晴れていたのですが、もう一度訪れたときにちょうど雪雲が通過したらしくけっこうな雪が降り出していました。震えるほどの極寒ではありましたが、それはそれで美しい光景でした(寒すぎて写真撮るの忘れました 汗)。

島の自然・風景

このほかにも島の素朴な光景を楽しむことができました。

豊かな自然が溢れる素敵な光景とたくさん出会うことができました。

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真鍋島の猫

今回真鍋島を訪れた大きな目的の一つが猫さんに会いに行くことでした。

数年前まではかなり多くの猫が住んでいたようですが、色々な事情も重なったようで今ではだいぶその数が減ってしまい「猫の島」という印象は薄くなったのではないかなと思います。それを承知の上で、それでも島猫さんに会いに行きたくて今回真鍋島を訪れることにしました。

去勢された猫さんも多く桜の形をした耳の子ばかりだったかな。島の人たちとの共存という意味でも必要なことだったと思います。それでも、お世話している方もちゃんといらっしゃるようで猫たちの健康状態も安定している印象が強かったです。

ちなみに、観光客が餌を与えることは禁止となっていました。訪れる時には注意しましょう。

港に着いた時にはあたりに猫の姿がほとんどなくてガッカリしたのですが(汗)、島を歩いているうちにワラワラと現れてくれて結果的には20匹ちょっとの子と会うことができました。とても人懐こくて喉をゴロゴロならしてすり寄ってくる猫さんもたくさんいてとても癒されました。

一匹だけだったけど、茶虎の子猫ちゃんにも会えました。元気に育ってほしいです。猫たちはやはり港の近くに集まっていましたね。路地に入った先の神社にもいたかな。それぞれ個性豊かで色んな表情を見せてくれました。特に、瀬戸内海を見渡せる絶好のポジションで自らナイスポーズを披露してくれた三毛猫ちゃんにはめっちゃ感謝!!

極寒の中でもみんな逞しく生きていました。人間との共存は難しい面も多いと思いますが、自然豊かな真鍋島でのびのび元気に育ってくれたらいいな。

機会があればまた訪れたいと思います。

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