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NHK大河ドラマ『おんな城主直虎』第37回ネタバレ感想 武田が来りて火を放つ

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予告を見る限りだとけっこう平和な雰囲気だったのになぜ物騒なにおいのする今回のサブタイトルになったのか?その答えはストーリー終盤で判明することに(汗)。

井伊は近藤の領地となったわけですが、かな~り平和でいい感じの雰囲気に包まれているようです。高瀬は杖が欠かせない近藤さんのお世話をかいがいしくしていて、この二人みてるとまるで仲睦まじい親子のよう
その様子を之の字が温かい目で見つめてるっていう・・・いやぁ~、井伊と近藤さんの、こんな平和な光景が拝める日がこようとはねぇw。材木云々や仏像云々、果ては政次の一件と・・・あまりにも最悪な関係続きだったのでなんだか信じられない感じもありますわ。

それはそうと、方久と辰さん、いつの間に髪の毛が元通りww。やはり坊主の世界に馴染むのは無理だったのねww。おそらく修業が終わった後はとっとと還俗して商売活動に入ったと思われますw。
そんなある日、方久はある美しい刺繍を見て「カーーーン」と今までとは違う鳴き声が頭の中を駆け巡ることに。その刺繍の主は・・・光浦さんが演じるあやめ。名前を聞くや否や駆けつけて交際…というか婚姻を迫る方久ですがwwありゃ、犬というよりかは狂犬だぞ(笑)。あんな勢いで迫られたらかえって怖いってwwww。しかし、あやめさんも嫁入り先を探していたし、何よりあの熱意に押されてしまったようで・・・

「カーーーーン」

と、そのまま一緒になってしまいましたとさ(笑)。しかも方久さん、婿入りらしいです。この人の場合はその方がいいかもね。どうぞお幸せに。

以下、さらに第37回を見て気になったシーンもろもろ(ネタバレあり)。

これまでの『おんな城主直虎』感想レポ

おんな城主直虎
おんな城主直虎
2017年度NHK大河ドラマ『おんな城主直虎』の感想レビュー

『おんな城主直虎』第37回 武田が来りて火を放つ

本放送:2017年09月17日(日)放送 NHK総合 20:00~20:45 ほか

CS放送:2021年05月27日(木)放送 チャンネル銀河 08:00~08:45

主な出演者:柴咲コウ、柳楽優弥、ムロツヨシ、橋本じゅん、阿部サダヲ、小林薫

あらすじ

げん俗し一農婦として生きていく道を選んだ直虎(柴咲コウ)は、龍雲丸(柳楽優弥)とともに新しい生活を送っていた。また方久(ムロツヨシ)はあやめ(光浦靖子)の刺繍(ししゅう)の腕にほれこみ、ある提案をする。そんな折、堺で新たな商売を始めた中村屋から龍雲丸に誘いの便りが届く。龍雲丸は直虎に一緒に堺に行ってほしいと告げるが、時を同じくして武田の大軍が遠江への侵攻を始め、井伊谷は危機にさらされる。

<NHKオンデマンドより引用>

サブタイトルの元ネタ:「悪魔が来りて笛を吹く」<金田一耕助シリーズより>(横溝正史の小説・映画化)

さっそく龍雲丸にその報告をする直虎…改め「おとわ」。直虎のときとずいぶん雰囲気変わりましたよね。なんか、柴咲コウさん自身に近づいてる感じ。
農婦の仕事も軌道に乗って村のみんなともうまくやっている様子。もともと領主だった頃からの信頼関係はバッチリありましたから、溶け込むのも早かっただろうね。それにしても、未だに「かしら」呼びとはw。それがもう呼び名として定着してるってことなんかね。

楽しそうに話すおとわに対し、どこか上の空の龍雲丸。方久の商売の話を聞いてる時はさらに表情を曇らせていたところを見ると…炭を作る平凡な生活にストレスを感じてきている様子ですね。農民仲間の言うように、もともとは自由気ままに手広い商売でブイブイいってたわけだから…こういったこじんまりとした平凡な暮らしは龍雲丸には窮屈すぎるのかもしれません。

龍雲丸がそれでもそこにとどまっている理由は…気賀で散り散りになった仲間たちが戻ってくるのを待つためだと。ゴクウと力也やモグラは映像で見た限りだと残念なことになってたように思えたんだけど、あれって、直虎の夢の中の出来事ってことになるのかな?一番可能性があるとすれば、カジだよね。せめて彼だけには生きていてほしい。

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気分転換に畑でもやらせてみてはという言葉を龍雲丸に伝えようと戻ってきたおとわ。その時、彼女の目に入ってきたのが・・・

まさかの龍雲丸浮気疑惑の現場(汗)!!

気の強いおとわがそれを黙って見過ごすはずもなく、家で女性から手渡された文を嬉しそうに見つめていた龍雲丸を猛然と問い詰めることに(笑)。攻撃の武器は…長芋www。殴った拍子にポッキリ折れてましたがなww。

ところが、手紙の内容は中村屋さんからのもので堺で一緒に商売をやらないかというものでしたw。あの女性はかつての龍雲党にいた少女・たまきだったようです。「随分べっぴんさんになったなぁ」みたいな会話をしていたところをおとわは目撃しちゃったってことねw。つまりは、妹みたいな存在だったと。しかも、たまきちゃんはすでに所帯持ちらしいときたもんだw。
手紙の内容があまりにも自分の想像したものとかけ離れていたので面喰って呆然としちゃうおとわが可愛かったぞ(笑)。でも、堺で生き生きと暮らせるなら…それは龍雲丸にとってこの上ない話。おとわは「悪くない話じゃと思うぞ」と背中を押します。そうなると当然ながら…

「とわも、共に行かんか?共に堺に」

と来るよね。しかし、井伊家を潰してしまった負い目があるためおとわはその話に「うん」という事ができない。「どうせもう罰当たりなんだからよくねぇか?」と言う龍雲丸の言葉に気持ちは揺れるものの即答することはできない。

気賀でバラバラになった仲間が戻ってくるのを待ち続けていた龍雲丸ではありましたが、日が経つにつれて諦めの境地の方が大きくなり…留まるよりも前進することの方に気持ちが傾いていた。
しかしおとわは政次の一件などもあってかそう簡単には井伊の土地を離れる決断が付けられない。大事な人を失ったことは変わらないけど、二人の気持ちにはその点で大きな隔たりがあるように思えました。だけど、堺に龍雲丸が行ってしまったら…おとわとは別れるって形になっちゃうんじゃ?難しいなぁ。

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その頃、近藤の館で弥吉とのんびりしていた高瀬の元に怪しい行商人が訪ねてきていました。その姿を見て表情が凍りつく高瀬…。にたぁ~~っと笑ったあの顔、もう、怪しさ満点で怖さすらある(汗)。
高瀬が井伊家にやってきたころ、直親の隠し子ということで大騒ぎとなりましたが・・・一方で、武田のスパイなんじゃないかという疑いもかけられていたんですよね。でも、井伊家に入ってからの高瀬はみんなとも良好な関係を築いてここまで家族として苦楽を共にしすっかりと馴染んできました。その様子から、スパイ疑惑は消えたかに思われていたんですが・・・ついにここで、あの時のが顔を出すことになるとは!!

やっぱり、高瀬は井伊家を潰すために密かに働いていたんだろうか…。「井伊家はもう潰れてしまいましたし」っていうセリフを聞いてそんな不安がよぎってしまう。しかし偽行商人は高瀬にもっと恐ろしい指令を出します。

「今の城主を、殺してほしい。しくじれば、命があると思うな?」

今の城主・・・それはすなわち、近藤のことを指します。まるで親子のように見えるほど良好な関係だった近藤殿を手にかけなければいけなくなるなんて・・・。しかし、高瀬は静かに渡されたを手にしてしまう。やっぱり、武田方のスパイだったんだね・・・。

そんな出来事があったとは露知らぬおとわは、龍雲丸に堺行きを誘われていることに頭を悩ませています。そんな時に母の祐椿尼が尋ねてくる。逐一情報が耳に入っているようでw堺の一件も知ってるらしい。

迷いに迷って答えが出せないでいる娘に「母は孫が抱きたいのです」と単刀直入に斬りこむ祐椿尼、おそるべしw!!あれを切り出されたら「行けない」という選択肢は選べなくなるよなww。さらに、

「そなたも、もうよい年。頭を手放しては相手など見つかりますまい。もう二度と、決して!!間違いなく!!!」

最後の強調攻撃、効いたよねぇ、あれはw。いやぁ~~、尼になっても猛烈母ちゃんだわ、この方w。だけどそこにはちゃんと母心もあって。おとわはそれを汲み取り、龍雲丸と共に堺へ行く決断をすることができました。やっぱりあれくらいの勢いで背中推さなきゃダメだったのね。さすが母親だw。
おとわの気持ちを想い、堺行きを諦めようとしていた龍雲丸は「一緒に行く」という言葉を聞いて大喜び。年明けに向かうことが決まりました。

と、ここまでは非常に平和な空気でドラマが進んでいて…正直ちょっと物足りない感じだったわけですがw、そんな時、ついに武田が遠江を攻撃し始めたという知らせが飛び込んできます。平和な空気を一変させる武田信玄の猛攻、おそるべし!!

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徳川軍には次々と悪い知らせが飛び込んでくる。武田と良好な関係だったはずの織田領も攻め込まれてしまったらしい。織田の援軍も見込めず上杉も動けないときて…徳川は大混乱。孤立無援状態に笑うしかない忠勝、家康に至ってはこの期に及んでも碁に走ってしまうという、ね。もうこれはあれだ、政次の呪いかもしれんよ。

しかし、井伊は近藤の支配下に置かれているわけで…その近藤は徳川に恭順している。徳川が危ないという事は、井伊谷にも危険が迫っているという事にもなってしまうのです。武田軍に備えて近藤は城を枕に討ち死にするくらいの覚悟で戦支度をしているらしい・・・。そうなってはおとわが守ろうとしたものが全て失われてしまう。井伊家再興を諦めた意味もなくなってしまいます。

南渓は危なくなる前に一刻も早くおとわたちに堺へ向かうよう促しますが、それに素直に従う彼女ではありません。やはり元領主。大切な民を見殺しにするようなことはできない。龍雲丸もおとわの性格をよく把握している故に共に井伊谷に残る決意をします。

そこで作戦会議が開かれますが…事と次第によっては近藤に刃向わなければならなくなることも想定される。つまり、徳川が武田にやられた場合、井伊は武田につくことを想定しなければならないという事になります。全滅させられるくらいならそのほうが生き残れる可能性が高い。そのためには、鼻息荒く戦準備にかかっている近藤に「武田への恭順」を説得させなければいけません。こりゃ、かなり難易度高そうだけど…。

その徳川はというと・・・いっこうに戦況が好転せず、援軍の当てもない状況。くら~~い空気が蔓延していたなか、碁盤に向かっていた家康は最後の一手を提案します。

それは、遠江を武田に割譲して和睦を結ぶという提案。徳川が恐れている織田もいずれは武田に潰されちゃうんじゃないかって見立てたわけですな。それくらい信玄の力が爆発的に凄まじかったってことですよ(汗)。ここはひとつ、武田にシッポ振っておいた方が得策だと、そういうわけです。この話に家臣たちも「仕方ない」的な納得の空気に。しかし、皆が納得したその直後、ある知らせが飛び込んでくる。

「織田さまからの援軍が到着いたしました!!!」

やってきたのは、信長の側近の佐久間信盛さんじゃないですかっ(苦笑)。織田は斬り捨てようって話してた直後のタイミングで来ちゃうとはwww。あの話、聞かれてたら命なかったね、家康さん(苦笑)。

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あまりにもすごいタイミングで現れた援軍の佐久間さんに呆然とするしかない徳川勢w。「待ってましたぁぁ!!」ばりに喜ばれるだろうと意気揚々とやってきた佐久間さんとしては、そりゃ不審に思うわな(苦笑)。
しかし、「なんでこいつらこんなガッカリムードなんだよ」的なことを勘づかれたら大変と忠勝たちは慌てて「助けに来てくれてありがとう!」的雰囲気に転換w。すぐにドヤ顔に戻った佐久間さんに一安心です。

かくして、家康たちは勝ち目が見えないような戦いに挑まざるを得ない事態となってしまいました。これがいわゆる、三方ヶ原の戦いになるわけですね。この戦については色々と謎が多く諸説あるようで、今回のような出来事ももしかしたらあったのかもしれません。

で、案の定、大敗北した徳川軍。家康は討ち死に寸前まで追い詰められたらしいですが、何とか命からがら逃げ延びることができました。が・・・ここから先はけっこう有名なエピソードですが、ほんとにあれ再現するとはねぇw。
到着した家康を迎えた忠次は異臭に気が付くのですが、その瞬間に忠勝と数正に「みなまで言うんじゃねぇ!!」的に制されwww。家康に至っては「これはミソ!!」って強がっちゃうしでまぁ、踏んだり蹴ったりww。

かの有名な、「しかみ像」も再現w。でも実際の「しかみ像」は現在は後年描かれたものという説が有力らしいですね。まぁでも、三方ヶ原といえばこの絵が有名になっちゃってますから。家康も実際こんなだったと思いますしね。

と、家康さんも大変な目に遭ってしまったわけですが…この人が大敗北したせいで井伊谷も大ピンチに陥ることになってしまいました。そこで、おとわたちは仕方なく「最後の一手」を打つべく動き出します。

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まず、近藤の兵が徴兵を促しに来る前に農民たちを隠し里へ避難させもぬけの殻状態に。こんなことを思いつくのは直虎しかいないと直感が働いた近藤は龍潭寺に怒鳴り込んでくるものの、彼女の姿は見えず。近藤の苛立ちは募るばかり。せっかく良い関係が築けて来てただけにこの状況はなんだか切ない…。

しかし、高瀬は隠し里へ向かわずに一人近藤の屋敷に戻ってくる。目的は…あの毒薬…だよね…。高瀬が戻ってきたことは嬉しいながらも、彼女を気遣って逃げるように促す近藤が何だか哀れで切なくなった…。

そして、近藤は高瀬が毒を盛った膳に手を付け…(汗)。というタイミングで武田が向かってきた知らせが入ってきてそれに口を付けずに済みました。あ~~~よかったよ、この時高瀬が人殺しにならなくて。しかも、父親みたいに接していた近藤殿相手だっただけになおさら安堵してしまった…。しかし、証拠がばれないようにすぐその膳を処置しようとしていたあたり、やっぱり高瀬は武田のスパイなんだなって思い知らされてしまった…。

之の字から武田の総数が2万だと聞いて近藤は少しうろたえてしまう。その瞬間、こっそりと郎党の振りして侵入していたおとわが姿を現します。相変わらず逞しくてカッコいい!突然現れたおとわに怒りの導火線に火が付いた近藤でしたが、聞く耳を持とうとしない彼を之の字がサポート。近藤の首に刃を向けて盾に取ります。直虎と直之の見事な連係プレー!

おとわは必死に近藤に戦には勝ち目がないことを説きます。彼女の決死の説得についに近藤も折れることに。しかし、城だけは武田に渡したくないというところだけは譲れないという。武田に下る代わりに城に火をつけると言うや否や、城の中に火の手が上がってしまいます。おとわたちの、思い出の詰まった井伊谷城は・・・武田に下ることの身代わりのような形で焼失する運命を辿ることに(涙)。

あぁ、それでこのサブタイトル!!確かに、武田が来て、火が放たれたよ(汗)。最後の場面を見て思わず「巧い」と思ってしまいました。

火が放たれたことで一斉に避難するなか、高瀬は城の中で動けずにいました。間一髪のところで龍雲丸とおとわに救われましたが、彼女の心の闇は深い…。無事に逃げ延びることができましたが、今後の高瀬を想うとかなり心配です。

それにしても、つぎのサブタイトルがまた秀逸w。どうなってしまうのでしょう。

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