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土曜ナイトドラマ『モコミ』第6話感想

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萌子美の心の成長によって清水家の雰囲気もだいぶ和らいだものになってきました(ある一人を除いてですが 汗)。特に萌子美には人生の絶頂期が訪れているようでテンション上がりまくりww。

そうさせている一番の要因はやはり、宅配のバイト頑張ってる佑矢くんの存在が大きいでしょう。
リニューアルしたばかりの花屋の前で清水家が家族写真撮っている時に偶然その前を通りかかった佑矢が萌子美の元へ積極的に話に行くなど、お互いにけっこういい雰囲気が出来上がっている。でも、男の子と良い雰囲気になってる娘を目撃してしまった両親としては気が気じゃなかったようですけどね(笑)。

そしてその夜、萌子美は佑矢のSNSと繋がりたい一心で自分も登録しようと思い立ち兄の俊祐に相談。しかし「お兄ちゃんのSNS見つけたよ」と無邪気に笑ってきた妹の姿にさぞかし焦っただろうねぇ。

表アカしか見つけられるはずはないのに(っていうか、一般人が本名で登録してたことがビックリなんだけど 汗)裏アカ発見されたのかとビビってたからなぁ。それにしても、ほぼ更新してない割にはフォロワー数多いよね。けっこう表アカでは共感してくれるような呟き多くしてたのかな。

ちなみに『モコミ』の世界ではTwitterではなくて

「Tubetter(ツベッター)」というのが主流のようです(笑)。

萌子美はさっそくアプリをダウンロードしてニマニマしてる。そんな彼女に母から佑矢についての遠回しな質問が矢継ぎ早に投げかけられるww。まぁ、そうくるよね。今まで予想もしていなかった出来事が娘の身に起こっているわけですから、気にならないほうが無理というもの。
何とかうまく父と母の出会いの話に方向転換を図った萌子美でしたが(ちなみに二人の出会いは大学のテニスサークルで、観は娘のデートのために小遣いをせびられた過去があるらしい 笑)、強引に佑矢との関係の話に戻されてしまう。

そこへやって来た俊祐が「デリバリーの子」と種明かしするとさらに心配が募る父と母(笑)。やっぱりなんだかんだで萌子美の恋愛事情ともなると過剰に気になってしまうようです。しかも自分からナンパしたなんて想定外の言葉が娘から発せられたらなおさらだよなww。
しかし、彼のことを話してもなかなか好意的に受け止めてくれない家族(おじいちゃんは除く)に嫌気がさした萌子美はムッとして自分の部屋へ行ってしまいました。きっとこの日は千華子さんも伸寛さんも眠れなかったに違いないww。でも、この事件をきっかけにずいぶん夫婦関係改善で来たんじゃないの?まさに「雨降って地固まる」って感じでしょうかw。

以下、第6話についての感想です。基本的にネタバレありですのでご注意を。

※第5話感想はこちら↓

これまでの田辺誠一さん出演作品感想レポ

田辺誠一さん出演作品感想一覧
田辺誠一さん出演作品感想一覧
田辺誠一さんが出演した作品の感想

土曜ナイトドラマ『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』第6話

放送:2021年03月06日(土) 23:00~23:30 テレビ朝日系列

脚本:橋部敦子

主題歌:GENERATIONS from EXILE TRIBE『雨のち晴れ』

田辺誠一さんの役:清水伸寛

主演:小芝風花

その他主な出演者:富田靖子、工藤阿須加、加藤清史郎、水沢エレナ、内藤理沙、橋爪功

あらすじ:

 清水萌子美(小芝風花)が家族と一緒に、リニューアルした「清水生花店」で記念写真を撮っていると、デリバリーのアルバイトをする佑矢(加藤清史郎)が現れる。人見知りな萌子美が異性と親しげに話す姿に、母の千華子(富田靖子)も父の伸寛(田辺誠一)も驚くばかり。いつ知り合ったのか、何をしている人なのか、どういう関係なのか…。つい根掘り葉掘り聞いてしまう。

<公式HPより抜粋>

第6話|ストーリー|土曜ナイトドラマ『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』|テレビ朝日
テレビ朝日 土曜ナイトドラマ『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』番組サイト「ストーリー」ページ。2021年3月6日(土)よる11:00~放送【第6話】あらすじ。
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全体感想

ツベッターに登録したばかりの萌子美は、さっそく佑矢が相棒と語っていた自転車の名前「グレッグ」を検索してみる。すると、けっこう最初のほうにそれと同じ写真が紹介されているツイートを発見!!

すごいラッキーな遭遇だねぇww。普通、こんな簡単に見つからないでしょ。っていうか、佑矢くんも自分の本名をそのまま登録してるのね!!でもこちらのほうは「役者目指してます」ってことでそれは納得かな。

それを見て嬉しさのあまり自分も相棒「トミー」の写真を撮り初投稿してみる萌子美。

トミーご本人、さっそく萌子美のSNSでデビューできたことに喜びを隠し切れない様子です(笑)。

すると、ほんの秒で萌子美の初投稿に佑矢からダイレクトメッセージが入ります。

えーーー!!??佑矢くん、どうやってそんな早くに萌子美のアカウント発見できたの!??

萌子美じゃなくても見てるこっちも「なんでー!???」だったよww。ひょっとして、しょっちゅうスマホ見ながら「モコミ」で検索かけまくってたとか!??それはそれでちょっと怖いけどww。

まぁ、あえてそこは深く考えないようにということで。二人はSNSのダイレクトメールを通じてお互いの自己紹介をし、ますます距離を縮めていくことになりました。
トミーに報告しながらSNSを楽しんでテンションアップが止まらない萌子美ちゃんはとても可愛かった。初恋にも似た感情の男の子と交流できたわけだから、そりゃ嬉しくてたまらないよね~。学生時代にできなかった青春時代がついにここで来た!って感じだったと思う。しかも佑矢くんも萌子美にけっこう好意もってるみたいだし、いいなぁ~~、羨ましい(笑)。

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ところがそんなある日、急な配達が入り慌てて飛び出していった俊祐が店にスマホを置き忘れたままにしてしまう事態に…。店番を任された萌子美は、兄のスマホから只ならぬ黒いオーラが放たれているのを感じ、つい手に取って画面を見てしまった…。そこには、兄の裏アカ「いい人」の邪悪な言葉が羅列した投稿内容が!!!

ヲイ、俊祐ぇぇーーーー!!!いくら慌ててたからといっても、せめてその画面だけは閉じて飛び出していかなきゃダメだろーーーー(汗)!!!

あまりにもドス黒い感情が並んでいたことに恐怖を覚えた萌子美は思わず兄のスマホを弾かれたように手放してしまいます。でもあれだけだと、違う人のアカウントを開きっぱなしで行っちゃったというようにも取れるんだけどね。萌子美自身もそれが兄のものだという確信はこの時なかったのかもしれない。
配達から戻ってきた俊祐はスマホをそのままにして出てしまったことに気づき、しかも画面は「いい人」アカウントのままだったこともあり誰かに見られなかったかと微妙に動揺が走ったようでした。が、萌子美がそれを目撃してしまったかもということはこの時点では考えていなかった様子。

その日の夜、萌子美は店で見てしまった「いい人」のアカウントを自分のスマホから検索して見つけてしまっていました…。

萌子美ちゃん、まだSNSはじめて数日しか経ってないのに、なぜそんなに覚えが早いんだーーww!!! こんなに早く検索機能を使いこなせるようになるとは、それもやはり特殊な感性があるが故んだろうか。

っていうか、俊祐くん、「いい人」アカウント・・・裏アカではあるのに、特定の人しか見れない”鍵”設定にしてないのね(汗)!!!!

つまり、自分の黒い感情を不特定多数の人の目に触れるようにあえて呟いていたというわけか…。フォロワー数は誰もいなかったみたいだけど、それでも、他人の目に自分の本心を見てもらえるかもしれないというだけでも心の均衡をなんとか保ててたということか。これは相当心の闇が深いな…。

「いい人」アカウントには、名前は出さないまでも清水家の家族や涼音のことと思われる人たちへの悪意が激しい言葉で殴り書きのように綴られていました。これを見たとき、萌子美はそれが兄のもう一つのアカウントであると確信したんだと思います。
今までとは全く想像もつかなかった兄のもう一つの顔を知ってしまったことに恐怖心を覚えてしまった様子…。そりゃ、いつも優しかったお兄ちゃんが実はこんな黒い感情を燻らせていたなんて知ったらショック大きいよね(汗)。

それにしても、工藤阿須加くんの読みっぷりは荒くれまくってて面白かったw。好青年のイメージが強い工藤くんだからこそそのギャップが声だけでも伝わってきてゾクっときたよ。

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俊祐の件で不安でいっぱいになっている萌子美でしたが、ちょうどその時、佑矢からダイレクトメッセージが入ります。まるで萌子美の不安を知っていたかのようなベストすぎるタイミングだったぜ、佑矢くんww。もしかしてテレパシー能力持ってるんじゃない!?

相棒のトミーのことについて語っているうちに心の落ち着きを取り戻していく萌子美。そして最後には「リアルで話しませんか?」というお誘いもありすっかり心はラブモードに転換(笑)。とりあえず萌子美に笑顔が戻ってよかった。佑矢くん、グッジョブすぎるよww。

トミーさんも、萌子美の元気に一役買いましたね!

その翌日の夕方、佑矢と待ち合わせて仲良く喋っていると…その現場を偶然通りかかった俊祐と涼音が目撃してしまう。どうやら二人はデート中だったようなのですが…俊祐は萌子美が若い男子と話していることが気になって仕方なかったようで突然車を降りて二人の元へと行ってしまう。置いてけぼり食らった涼音さんからすれば「別に何の問題もないから行く必要ないじゃん」って思いますわなぁ(苦笑)。

萌子美と佑矢の前に突然現れた俊祐は、ロクに挨拶もせず突然「うちに夕飯を食べに寄ってかない?」と誘う。 これは意外な提案でちょっとビックリ。妹に近づかないで的なことを言い出すのかと思ったら、まさかの自宅へのご招待でしたからねぇ。
これに対して佑矢は何の疑念も抱かずに「ハイ!!」と招待されることを喜んで受け入れる。挨拶も返してくれない相手からの招待だと多少は身構えるものかとも思うのですが、佑矢くんはそのあたりちょっと鈍感なのかな。ある意味羨ましいw。しかし兄の裏の顔を知ってしまった萌子美としてはなぜ急にそんなことを言い出したのか分からず不安を隠せない様子です…。

逆に誘った方の俊祐のほうが「え!?来るの??」みたいに動揺してしまう羽目に。彼の思惑は「家族のことをちらつかせたら萌子美に変なことできないかと思って」とのことだったらしいのですが、見事にその当てが外れてしまったというわけ(苦笑)。
戻ってきた俊祐から佑矢を食事に誘ったことを聞かされた涼音は「私とご飯行くはずだったよね!?」と一気に機嫌が悪くなってしまう。そりゃそうだ。交際のこともずっと秘密にされてきたわけで、彼女の中にも相当フラストレーションがたまっていた様子。で、ついに別れを切り出して車から降りて去ってしまいました。これは涼音さんの気持ちのほうが分かるわ~。しかし俊祐からすればますます状況が悪くなったわけで…不安しかない。

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萌子美が男の子を連れてくるということで、千華子も伸寛も気が気ではない様子。料理にも気合が入っていたようで歓迎しないわけではなさそうなのはホッとしますね。しかもメイク直そうとまでしてる千華子さんには笑ったよww。直す間もなくやって来ちゃったけど(笑)。

佑矢は温かく迎え入れられ、快く清水家の夕食の場に招かれる。そんな彼に興味津々の千華子は根掘り葉掘り色々と質問攻めに(笑)。でも、その気持ちはなんかすごく分かるww。初めての娘の”彼氏”かもしれないわけで、聞きたいことは山ほどあるわな。

佑矢くんは静岡出身で、今は一人暮らしでデリバリーのバイトをしながら役者を目指しているそう。そして年齢は「19」。それを聞いた家族は萌子美よりも年下である事実に気づき衝撃を受けてしまうwww。萌子美は「22」らしいから、3つ年下ということになりますな。おじいちゃんの観だけが「やるなぁ、萌子美~」と感心しまくってて笑えるw。
さらに、目指す役者像は「志村喬」という渋いとこ突いてきたのがけっこう驚き。昭和期に活躍されていた名優ではないですか!この名前にピンときたのは観さんだけで、千華子も伸寛も全く知らなかったみたいで必死に知ったかぶりな返事してたな(笑)。

そんな和やかな夕食の席だったわけですが、俊祐が「俺の友達にツウぶって役者目指してた奴がいたけど目が出なくてバイトが主流になってた」という、明らかな嫌味を発したことから怪しい空気になってくる。しかし佑矢はその挑発には全く乗る気配がなく「僕は4年間親が援助してくれるので」とケロっと返してくる。それに対して俊祐は「ハングリー精神が全くないんだね」とさらに嫌味を重ねるわけですが、佑矢は全く怯むことなく「ハングリー精神と売れることって関係あるんですか?」と痛いところを突いてくる。

「苦労せずに売れるのなら、その方がよくないですか?」

いや~~、これは佑矢くんのほうが何枚も上手だわ。あの挑発攻撃に対して何の動揺もなくシレっとこんな絶妙な回答できる人ってなかなかいないと思うよ。4年間の援助というのは、親が息子が大学に行くつもりで貯めてくれたお金という意味合いがあるそうで、佑矢もそんな親の気持ちに応えようと今頑張っているんだね。「学ぶためのお金」と割り切れる親御さんも理解があって素敵だわぁ。

するとこの流れで千華子が「俊祐も大学で演劇サークルに入ってなかった?」と何気なく聞いてくる。え!!!そうだったんか!!だから表アカウント本名登録にしてたのかなぁ。しかし俊祐としてはそれについてあまり触れてほしくない節があるようで、さらに佑矢に「大学落ちたから演劇に逃げてるんじゃないの?」と挑発を重ねてしまう。萌子美はそんな兄の態度にハラハラさせられっぱなし(汗)。あれじゃ、食事の味も分からなくなるよねぇ。
それに対し、大学は受けなかったと素直に回答する俊祐。なんと彼は地元では名のある進学校に通っていたらしく成績もよかったにもかかわらず役者を目指すために大学受験を選択しなかったらしい(しかもそういう道を選んだのは佑矢だけだったみたい)。佑矢としては全く何の嫌味のつもりもないんだろうけど、この経歴は俊祐には相当ダメージ食らわせたと思ったわ(汗)。

そして最後の抵抗が「売れなかったらどうするの?」というストレートなやつだったのですが…、それに対して

「その時考えます。絶対安全な道なんてないですから。どんな時も柔軟にやっていきたいです」

というグウの音も出ないような回答を返してくる佑矢。俊祐の挑発攻撃を見事にすべて完璧に跳ね返しましたな。これは相手が悪すぎたとしか…(苦笑)。千華子も伸寛もすっかり佑矢に感心してしまったようで、さらに孤立感を深めてしまう俊祐を見るのがもう居たたまれない…。萌子美と観だけは俊祐の気持ちの動揺に感づいたようでしたが、その時は何もフォローすることができませんでした。

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夕食後、萌子美は佑矢に初めて「トミー」を紹介。「生トミーだぁ」と嬉しそうにそれを受け入れてくれる佑矢にますます行為を抱く萌子美。ここまでは何とか幸せな雰囲気だったのですが、彼が帰宅したあと清水家を揺るがす大事件が…。

家に入ってきた妹と目が合った俊祐は少し動揺しながらも「萌子美の為だから」と告げる。そんな兄に萌子美は思わず

「お兄ちゃん、大丈夫?」

と尋ねてしまった。あの裏アカを見てしまってからというもの、兄の心の闇が気になって仕方なくて…心配しての言葉だったというのはよく分かります。しかし、これが兄の心の最後の理性を弾けさせるスイッチになってしまった。

父ちゃんの時には「ブツッ」という弾ける音が聞こえたような気がしましたが、兄ちゃんのはもう…

「バチンっっ!!!」

という野太い音が聞こえたような気がして一気に背筋寒くなったよ(汗)。

「昔からいじめられた妹を大丈夫?と心配する良いお兄ちゃん、それが俺の役」

「お爺ちゃんの花屋を継いだ家族想いで地元のお年寄りから人気の花屋の店長、それが俺の役」

「全部、役だから!!」

募りに募った黒い感情が次から次へと溢れ出てくる俊祐。その勢いはもうだれにも止められない!!唸り声を上げながら荒ぶりまくる息子に父も母も言葉を失い後ずさりするしかない。息子が役者を目指していたということもこの時初めて知って衝撃を受けてしまう。

唯一の自分の居場所だったリニューアル前の花屋も、萌子美の世界観に染められてしまい気持ちの落ち着きどころを失ってしまった。家族の話題の中心はいつも「萌子美」のことばかり。それに対する憤りの気持ちをずっと心の奥にしまい込み、顔を出しそうになった時にはSNSに投稿することでなんとか平静を保っていた。
周りの人たちの注目が萌子美に集まることで、俊祐は「良き兄」を演じるしかなくなってしまったんだろうなぁ…。いつの間にか、本来の自分の姿を封印して生きるしかなくなってしまった俊祐のどうしようもない憤りと哀しみは想像を絶するものがある。役者を目指していた夢のことすら家族に言えなかったくらいだから…。ずっと孤独を抱えていたんだろうね…。こんな形で”役者”になるしかなかったなんて、哀しすぎるぜ俊祐!!!

そしてその怒りと憎しみの気持ちはとうとう萌子美へも向かってしまい、彼女の相棒のトミーが思いっきり玄関に叩きつけられてしまった。

トミーさん、そりゃあんだけ強く叩きつけられたら節々痛くなったと思うよ(汗)。でも、俊祐の行動には怒っていないようで、なんと懐の大きいww。

父の伸寛よりもさらに心の闇が深かった兄の俊祐。溜め込んだ気持ちを外に吐き出したあとも興奮が納まらない様子だったのを見ると…まだまだ回復までには時間がかかりそうな気がします。
いや~~、工藤阿須加くん、大熱演でしたね!!あんな激しい彼の芝居見たのは初めてだったので衝撃が大きかったけど、俊祐の心の叫びが痛いほど伝わってきてすごく切なくなったよ。来週どうなるのか見守りたいと思います。

ちと長くなっちゃったので、伸寛さんについては次のページにて。

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