5週連続特別ドラマ『探偵・由利麟太郎』最終回 マーダーバタフライ・後編

田辺誠一さんがレギュラー出演しているドラマ『探偵・由利麟太郎』。早いもので最終回を迎えました。約1か月ちょっとと短い間でしたが、充実したストーリーでビビリな私でも普通に楽しませてもらった作品でしたw。

最終回は第4話からの続きものでいわゆる「蝶々夫人殺人事件」の完結編となります。
このエピソードはけっこう制作側も気合入れて作ったとみえて、とにかく怪しい登場人物がワンサカ出てくるw。3話まではあっさり真犯人を確信できた私も、原作を知らないこともあってか今回は”この人かなぁ”という目星はなんとなくつけられても確信までには至りませんでした(汗)。

でも、ちょっと、色々と詰め込みすぎて途中頭が混乱することも(苦笑)。まぁ、追いつけないほどじゃなかったからいいですけど、「は??」と思うシーンもチラホラww。

ということで、以下、最終回について少し振り返ってみたいと思います。

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5週連続特別ドラマ『探偵・由利麟太郎』最終回 マーダーバタフライ・後編

放送:2020年07月14日(火) 21:00~22:12 関西テレビ系列

原作:横溝正史「由利麟太郎シリーズ」

主題歌:吉川晃司『焚き火』

田辺誠一さんの役:京都府警・等々力警部

主演:吉川晃司

その他主な出演者:志尊淳、どんぐり、木本武宏

<ゲスト>高岡早紀、鈴木一真、吉谷彩子、佐野岳、大鶴義丹、板尾創路、他

あらすじ:

オペラ歌手の原さくら(高岡早紀)が何者かに殺された。その場に居合わせた由利麟太郎(吉川晃司)も遺体を確認するが、その後、楽団員たちは、死んだはずのさくらの亡霊を見たと口をそろえる。その亡霊の謎が解けぬなか、今度は宿泊先のホテルでマネージャー助手の雨宮順平(水沢林太郎)が死亡。4階にあるさくらの夫・原聡一郎(大鶴義丹)の部屋の窓が開いていたことから転落死と思われたが、遺体を確認した由利(吉川晃司)は、残された痕跡から絞殺だと確信する。

<公式HPより抜粋>

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亡くなったオペラ歌手・さくらの土屋マネージャーにさんざんこき使われ罵声を浴びせられていた可哀そうなキャラだった雨宮順平くんでしたが、さらに気の毒なことに前回のラストシーンで無残な結末を迎えてしまいました(涙)。ちょっとドン臭いところはあったけど、何もあそこまで責める必要ないんじゃね!?と思ってただけに、ちょっとショックでした。

で、”こいつ犯人じゃないの!?”と疑わしい人物が私の中ではこの時点で約3名。でも、数人はミスリード的存在かなぁと推測。特にあの指揮者のおじさんはビジュアルや言動的に怪しさ満点なので、逆に違うかなって感じww(大河内浩さんはそういうお芝居が上手い方ですから)。

ダンナのほうはショックでひっくり返ってましたが、その部屋にはなぜか「血」のような赤い跡が。俊介はそれを「血」と咄嗟に判断しましたが、私は「これ、口紅じゃね?」と思ったんですよね。後にその推理が正しかったことを由利先生が断定してくれるんですがw。
ということはあれだ、セリフはほとんどないのにやけに思わせぶりに登場していた女医さんが…あぁ、そういうことね、みたいな(苦笑)。違った意味でこのダンナはアウト。

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個人的にツボだったのは、由利先生に誘われて違う部屋へ移動する俊介が、外で様子を伺っていた小野にビビりまくってたシーン(笑)。鎧武な佐野君とトッキュージャーな志尊くんならではのちょこっとイチャイチャっぽい雰囲気もあったりして可愛かったww。
それにしても、由利先生、階段で移動するときのマントの翻しっぷりが派手だったなww。まるで舞台でマントを操ってるキャラのようだったわ(笑)。

で、その小野君は今まで隠していた出来事を告白することになるんですが…そのエピソードもけっこう話がごちゃごちゃしてて(汗)。さくらは小野くんを囲ってはいたけど男女の関係ではなかったと。でも、”隠し子”的存在の息子(故人)もいたりしてなんだか彼女のキャラ自体がよくわからん。
しかし、由利先生は見抜いていました。清風荘をちょこっと観察しただけであのエピソードの裏の裏まで見通すとは…おそるべしっ!!

で、そこにさらに関わっていたのが相良千恵子。SNSで男装の格好をしたオフショットが公開されてたのはこのシーンがあったからなのかと納得。

彼女はさくらの裏工作のためにこれまで尽くしてきたことや(男装の変装もその一環)”新犯人探し”のために色々と暗躍していたことが判明。 みんながさくらの亡霊を見たって騒いでるシーンがちょいちょい出てきましたが、これは予想通り彼女の仕業でしたね。なにせ、女性の登場人物で目立ってるの千恵子くらいしかいませんでしたしw。

ところが、唯一、本当に”さくらの幻”を見つめていた人物がいた!彼も相当怪しい人物だなと思って見てはきたのですが…想像以上にヤバイ人でした(汗)。もう、完全に別世界に行っちゃってるっていうか、浮世離れみたいな状態になってたし。
で、さくらを愛しすぎて、精神的にも崩壊して、この世から決別。彼にとっては”美しい死”だったかもしれないけど、見てるこちらとしてはひたすら不気味でした(汗)。水橋研二さんの怪演が光ってた。

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で、問題のダンナ原聡一郎が衝撃告白。いや~~、まさか、順平くんとそんな関係があったとは気づかなかったからびっくりしたよ(汗)。しかも、さくらは過去の悲惨な事件がきっかけで肉体的にも精神的にも破綻してしまっていたとは…。

そんな彼女を、すべて受け入れようと献身的な愛を密かに誓っていた人物…それが今回の真犯人でした。自分の余命を悟った時に彼女をこれ以上俗世で苦しめるわけにはいかない…という理由で命を奪ってしまったとはねぇ…。怪しい人物リスト上位にはあがってたけど、結果的にはとても哀しい男だったよ。
順平は彼に、”人違い”されて悲劇に陥ってしまっていたことも判明。なおさら哀れ。

それにしても、取調室での彼の風貌にはびっくりした。なにも、下ろさなくてもねぇ(汗)。まるで落ち武者のようだったw。

全ての事件を解決させて下宿先に戻った麟太郎。窓際に向けてある一つの椅子に、ある女性の面影を思い浮かべて佇んでいた姿がとても美しかった。
今回は彼の”大切な人”のエピソードは匂わせ程度で描かれていませんでした。なぜ船の上から落ちてしまったのかとか気になる点もたくさん残されてます。でも、今回は最初からこの話数でと決まっていたようでそこまでは描かれませんでした。

これはきっとおそらく、2時間ものあたりでそのエピソードをやる可能性がありますね。あれだけ余白残してますからw。その時に期待したいと思います。

吉川晃司さんと志尊淳くんという異色の組み合わせでしたが、独特のコンビ感が出ていて非常に面白く違和感なく楽しめました!続きがあれば、俊助君はもう少し麟太郎の役に立てる相棒へと成長してるかもしれませんね。また会いたいです。

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さて、最終回の田辺誠一さん演じる等々力警部ですが、全体的には由利麟太郎先生の冴えわたりすぎる推理力に翻弄されることがほとんどで終わっちゃいましたねw。 「話を聞きに行こう」とだけ麟太郎に告げられて「誰にだ!?」とただ困惑とか可愛かったww。

あとツボだったのが、さくらの”亡霊”が背後に登場するシーン。浅原警部と一緒に歩きながら「(由利が亡霊に興味がないのは)亡霊には理屈が通用しませんからねぇ」と呑気な会話をしていると…彼らの後ろにみんなが騒ぎ立てているさくらの”亡霊”が!!!
ところが、等々力警部と浅原警部が気配を察知して振り返った時にはもうそこにはいなくて・・・

なんだったんだろうね、みたいに二人で顔を合わせながら「さぁ・・・」みたいなポーズしてたの可愛かったよ(笑)。二人とも、天然さんかwww!?ちっとも怖がってなかったからな。
たぶん、千恵子はここには登場してなかったと思う。犯人の可能性、この二人には考えられないからw。ということで、あれはたぶん、二人が同時に感じた”幻想”だろうね。

その後も、小野や千恵子の証言に振り回されっぱなしの等々力警部。あそこで「的を捉えてすべてを見据えていた」のって”ゆりりん”しかいなかったしねw。

志賀が不可解な最期を遂げた現場では、刺さっていたナイフを差し出すように言われた浅原警部が渡そうとした瞬間、ビクッとその身をよじって避ける麟太郎。するとすかさず後ろから”とど”こと等々力警部が「あ!!先端!!」って注意してあげてた。こういう隠れたナイスプレー、好き(等々力さんの姿は映ってなかったけどねw)。

その後、真犯人に辿り着くんですが・・・亡霊では全く動じなかった等々力警部なのに、人質に取られる人物を目の当たりにすると

目を丸くひん剥いてのビビりっぷりwww。亡霊よりもやっぱり人間が一番恐ろしいってことで。

最後の最後の推理は千恵子に託す麟太郎。彼はなにげに千恵子を贔屓目にずっと見てましたよねw。俊助にも指摘されてたけど、実は彼女のファンだったらしい。”とど”ファンとしてはちょっと嫉妬しちゃったシーンでもありました(←変な意味じゃなくてね 笑)。

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ということで等々力警部の主な出番も終了。

今回は同時期にモデルで活躍していた頃からの仲間だった鈴木一真さんも共演していたので、田辺さんも色々と心強いところがあったかもしれません。鈴木さんもオフショット写真とか掲載してくれてて嬉しかったな。

ドラマ『探偵・由利麟太郎』は5話限定の構成だったので、麟太郎にまつわるエピソードが描き切れていませんでした。第3話で等々力警部とコンビ組んだ時に色々とそれにまつわるキーワードはたくさん出てきていただけに、これは続編で描くのかな…なんて思わなくもなかったり。

私個人としては、麟太郎の奥さんとのエピソードを等々力警部に絡めて描いてほしいなぁなんて思ってしまいます。”ゆりりん”と”とど”の出会いエピソードとかもめっちゃ興味あり(笑)。いつかドラマ制作の話が来たら、ぜひともそのあたり、よろしくお願いします。

今回、大きな活躍こそなけれどもドラマの中ではフッと柔らかい空気に変えるような存在感を出していた田辺さん演じる等々力警部。ちょっとコミカルで頼りない部分もあるけれど、麟太郎や俊助をちゃんとリスペクトしているところは全くブレてなくて、とても魅力的なキャラクターだったと思います。
メイキング番組のなかで吉川さんと志尊くんが口をそろえて「田辺さんは誰よりも台本を読み込んでる人」って語っていたのがとても印象的でした。そういった役者としての影の努力が見事にドラマに生きていたんじゃないかなと。ファンとしても嬉しかったです。

田辺さん、素敵な等々力警部をありがとうございました!!

次は『刑事7人』の海老沢さんが待ってますね。パート4と5はDVD購入してしか見てないのでwww、ついにリアルタイムで見るときがきたww。時間があればまたレポしたいと思います。