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【ドラマ】コールドケース2 ~真実の扉~ 第6話

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7月に放送された『不発弾』に続いて再びWOWOWのドラマに村上新悟さんがゲスト出演されました。今回は『コールドケース2』です。

事務所からの放送日の告知がやたら早い時期だったので(汗)、撮影はかなり前に行ったものと思われます。

ちなみに、初回放送前にはいつもだいたい事務所さんが「本日放送」として告知ツイートしてくれるのですが…ちょうどその時期に「西郷どん」出演情報やら栗原英雄さんとのトークショー『とちラブ』やら『夜警』再放送やらのお知らせが立て込んでいてスルーされてしまってました(苦笑)。

まぁでも、WOWOWは見逃してしまったとしても不定期に再放送をやってくれるので見れるチャンスが多いんですけどね。

以前『不発弾』に出演した時もちょこっと触れましたが、村上さんはWOWOWのドラマの雰囲気に合うと思っているので、どんな役にせよ2回目も呼ばれたことは嬉しかったです。いつかメインの役で登場してくれればいいなぁと思ってます。

今回のドラマ『コールドケース』はアメリカの人気シリーズドラマ『コールドケース 迷宮事件簿』のリメイクになります。日本が初めてリメイク権を獲得したのだとか。2018年版はシーズン2となります。

日本版『コールドケース』第1シーズンは2016年に放送。

https://amzn.to/3ajPdLc

ディスク化もされているようなので、興味のある方はチェックしてみては。

『コールドケース 2 ~真実の扉~』 第6話 バブル

連続ドラマW コールドケース2 ~真実の扉~
日本版「コールドケース」待望の第2シーズンがパワーアップして登場!吉田羊をはじめとする豪華キャストが演じる捜査チームが未解決事件の隠された真実を掘り起こす。

初回放送・2018年10月13日(土)~12月15日(土)22時00分~ WOWOW
(不定期にリピート放送あり)

第6話は2018年11月17日 初回放送

主な出演者

  • 石川百合:吉田羊
  • 高木信次郎:永山絢斗
  • 立川大輔:滝藤賢一
  • 金子徹:光石研
  • 本木秀俊:三浦友和

ゲスト出演者

奥田瑛二、金田明夫、水崎綾女、石橋蓮司、村上新悟 ほか

第6話「バブル」 概要と雑感

私はこの手の硬派なミステリーものがちょっと苦手なので毎回は視聴しないのですが(汗)、『コールドケース』は単発もので途中から見ても楽しめるというのがありがたかった。『不発弾』は最初から見ないとストーリーが繋がらないっていうのがありましたからね(汗)。

オリジナルがアメリカの人気ドラマということで、日本版ではそのうちのストーリーを厳選して構成されているそうです。物語の舞台はアメリカでは「フィラデルフィア」設定だったのを日本では「神奈川県」にしているので、今回は横浜の景色がよく出てきました。

おおまかなストーリーの流れは、女性刑事の石川百合とそのチームの刑事たちが未解決になっている事件を解決していくというもの。1話完結なので、毎回新しい事件が取り上げられます。

村上さんが出演した第6話「バブル」は、とある暴力団の栄光と没落がテーマになっていました。

あらすじ

本木が若かりしころ初めて逮捕した暴力団の構成員・金村敦(奥田瑛二)が30年ぶりに出所し、本木のもとへあいさつに訪れる。

1988年、バブル景気がピークだったころ、暴力団の抗争で敵の幹部を殺害した金村は塀の中へ。そんな金村には心から愛した女、クラブ歌手の進藤マリア(水崎綾女)がいたが、彼が服役中だった1995年に何者かに殺害され未解決事件となっていた。

本木は金村のことを案じ、再捜査に乗り出すが……。

公式サイトより転用

このドラマの特徴として、毎話ごとに未解決になった時に流行っていた音楽が流れることになっているようで、第6話は「恋人よ」(五輪真弓)「ANGEL」(氷室京介)「ラヴ・イズ・オーヴァー 」(欧陽菲菲)「とんぼ」(長渕剛)が登場。

私の学生時代と被るので懐かしいと思ってしまったw。

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出所してきた元暴力団員・金村を中心としたストーリー。
金村は親分からの指令で”鉄砲玉”として対立する組の幹部を殺害した罪で30年も服役することになったのですが、その間に恋人が何者かに殺されてしまったり、脳こうそくで倒れて半身不随の体になってしまったりと悲劇に見舞われてしまう。

もともと金村は暴力団の中でも良識派でヤンチャをするタイプではなかった様子。それが大きな悲劇のキッカケになってしまったのかなぁと思うとちょっと切なかったですね。

金村の若い頃のエピソードも随所に挟まれていたのですが・・・演じていたのは、毎熊克哉さん

毎熊さんといえば…NHK朝ドラ『まんぷく』の塩軍団にいた森本さん役やってたその人ではないですかっ!!私、塩軍団メンバーの中では森本さん推しだったのでww、思わぬところで再会できてなんかテンションが上がりました。

毎熊さんの演じる若き日の金村は、目つきは恐いんだけどどこか落ち着いた紳士的な雰囲気のある魅力的なキャラでした。さりげない優しさも見えたりするしね。クラブ歌手のマリアに初めて心惹かれた時の表情も純粋さが垣間見えて印象的でした。

そんな彼が親分の命令で”鉄砲玉”を務めることになってしまう展開は悲しかったなぁ…。思い詰めた顔でクラブを立ち去る金村をマリアが不安そうに歌いながら見つめるシーンは特に切なかった。

それから30年後の服役した金村を演じたのが奥田瑛二さん。『不発弾』の時にも登場されてましたが、やはり奥田さんはこういった硬派なミステリードラマがよく似合う。
若き日を演じていた毎熊さんとも雰囲気を見事に被せてきていたし、体が不自由になった動きもすごくリアルだった。

出所した金村は恋人のマリアがなぜ誰に殺されたのかを未だに知らず、不自由な体となっても犯人を見つけ出して復讐することだけを考えていました。
マリアが殺されたのは金村が刑務所に入ってから7年後。その事実を知ってからずっと復讐だけを心に誓って生きてきたというのが辛い…。

それにしても、周囲が口を割らないからと言って20年以上もよく未解決のままになってしまっていたなと思ってしまった(苦笑)。まぁ、そうならないとコールドケースメンバーの活躍ができないわけですけどw。

そして、百合たちの捜査によって事件は意外な展開を迎えることになります。

犯人の親玉は何となく途中で見当ついたんだけど、実行犯がちょっと意外でした。まぁ、なんとなく予感はあったけど・・・なぜ!?っていうのがクライマックスで明かされるまで分からなかった。

その理由に「バブル」の影響があったわけです。バブルがはじける前は893さんたちもイケイケ状態だったけど、バブル崩壊をきっかけに金回りが悪くなり没落。そこに組長の思惑が絡んで悲劇へと繋がってしまった。

金村が一番気の毒だったな…。彼にとって一番残酷な形で事件が終息したので。その後彼は生きていけなかったのではないかと思うとなおさら切ない。

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村上新悟さん登場シーン

村上さんが演じたのは、金村がいた暴力団の組長・竜崎
これと似たような雰囲気の役をどこかで見たことがあるような気がする…と思ってハッと気が付いたw。『ニワトリスター』桐谷だ。あれよりは今回の方がちょっとマロヤカな感じだったな(笑)。

出番的にはかなり短いし、登場してくるまでに20分以上かかってました。いつも出演ドラマの告知をする時に村上さんが口にする「チラッと」っていうのが今回の作品では当てはまるかもww。

ちなみに、竜崎の現在を演じたのが大ベテランの石橋蓮司さん。雪篷さん(←西郷どん)って真っ先に思っちゃうけどww、蓮司さんの若き日を演じるなんて・・・村上さん、それだけでもすごいって思ってしまった。

この竜崎ってやつは、けっこうブラックな人物なんだけど、前半登場の時にはまぁ、そこまでではないかな的な感じ。

まだ若かった竜崎組長、バブルの波に乗ってかなーーりイケイケ風で登場

クラブのママを侍らせて金ぴかの時計も身に着けて、髪型はリーゼント風ww。シャツもなかなかに高価そうなやつ着てましたわ。メガネ…っていうかグラサン?も、いかにもって感じ(笑)。

そんな竜崎の元に、一人の女子高生が与えられる。それが、金村が愛した女・マリアでした。

マリアの父親は竜崎の組が関わってる闇金に手を出したことで破滅し、娘を組長に差し出したと。なんか時代劇の悲劇のような設定じゃないか(汗)。マリアの運命がキツすぎる…。

でも、竜崎はマリアを一目で気に入ってしまうわけで。

まだ女子学生のマリアに対する食いつきっぷりがすごい竜崎組長(笑)。相当若い子好みって感じでしょうかw。ということで、マリアは即・竜崎組長の愛人ということにされてしまいます。

その後、竜崎は懇意にしてたクラブのママ・ミチコに頼んでマリアを専属歌手として雇わせることに。

そんなマリアを金村は見初めてしまったというわけです。この時金村はマリアが組長の愛人になっていたとは夢にも思っていませんでした。
そんな金村を、マリアも本気で愛してしまいます。竜崎のことは恋愛対象として全く見ていなかったということになりますね。まぁ、こんな経緯があったらそりゃそうなるだろう。でも、これが悲劇の始まりになってしまうとは…。

この後しばらくまた出番がなくて(苦笑)、このまま終わりかと思っていたその約10分後に再び登場。

竜崎は金村とマリアが本気で愛し合っていることをクラブのママ・ミチコから聞いてしまい、嫉妬心から二人を別れさせようとある策を実行します。

それが、金村を”鉄砲玉”として敵対する組織を襲わせることでした。金村がその罪で捕まり投獄されるということを見越したわけです。そうなれば長期間出てくることはないって踏んでのことだったと。

竜崎組長よ、そりゃ、あんまりな仕打ちじゃねーか!!

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この事実を、95年にマリアは知ってしまいました。彼女が竜崎に抗議に訪れたシーンで再び登場。

竜崎は静かに絵画にいそしんでいたわけですが…いやーーー、ビックリするほど佇まいが美しい!!!最初に登場した時の雰囲気とは全く違いますよ。色気もダダ漏れしてるし、パッと見ただけでドキリとするほど綺麗な横顔でした。

村上さん、すごいよ!これは心の中でテンション上がりましたわw。

しかし、ドラマの展開としては非常に緊迫した状況。マリアは竜崎を恐ろしい顔で睨みつけますが、竜崎はそのことに対してもほとんど動揺を見せず…

「どうした?怖い顔をして」

と、優しく振り返る。この時のちょっと温かみすら感じさせるセリフ回しがなんかグッときましたよ。しかも、振り返った仕草もなんか色っぽくてドキリとする。めっちゃセクスィーw。あのちょっと暗い背景と若き日の竜崎の雰囲気とか見事にマッチしてた。

マリアは優しい言葉をかける竜崎に対しても容赦がない。「あんたって男は、最低!!!!」と激しく責め詰ります。そりゃそうだよ、彼女は正しい。

「誰に聞いた?」とあくまでも紳士的に静かに優しくマリアに語りかける竜崎でしたが、彼女は「本気だったのに…」と泣き出してしまいます。このシーンは切ない(涙)。初めて愛した人がそんなひどい仕打ちを受けたと知ったら、そりゃ許せないし悲しくて胸が張り裂けそうになってしまうよ。

それでも竜崎はあくまでも紳士的にマリアに近づいて落ち着かせようとしますが…彼女の怒りのパワーの方が勝り、呆気なく突き飛ばされてしまいました。
竜崎としてはマリアを溺愛してたからそんなに強くは押えきれなかったんだろうけど、あのシーンはちょっと情けなかったかもw。

で、突き飛ばされたところで村上さんの演じた若き竜崎組長の出番終了(笑)

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結局この後、怒り心頭のマリアは組の裏帳簿を持ち出し逃亡したようですが、そのことが看過できなかった竜崎は安野という部下に彼女を始末するよう命じてしまう。しかし安野は自分の手を汚すことを良しとはしなかったため、金村の弟分で金に困っていた橋下にその役目を負わせてしまったのでした…。

バブルの崩壊で金がなく苦しい生活をしていた橋下は、この依頼を引き受け実行。金村がその事実を知ったのは、犯人が安野と思い込んで復讐しに訪れた時のことでした…。舎弟として可愛がっていた橋下の真実を知った金村のシーンはとても切なかったです…。

全ての発端は、竜崎組長による嫉妬心にあったと。竜崎にとってもマリアは本当に大切な人だったのに、彼は愛し方を知らなかったんでしょうね。哀しい悲劇の顛末でした。

で、村上さんのシーンは本当に短かったんですけど、あの色気と佇まいは素晴らしかった。さらに嬉しかったのが、登場時間が短いにもかかわらず…

エンドロールの名前が「ピン」で載っていたこと。これはすごいですよ!?

近い将来、WOWOWドラマで村上さんが上の方にキャスティングされる日が来るかもしれないと思ってしまった。それが実現してほしいです。

今回ちょっと残念だったのは、レギュラー出演している滝藤さんと一緒になる機会がなかったこと。いつかお二人がガッツリ組めるような作品が出てきますように。

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